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- 2023.01.12 Thursday
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JUGEMテーマ:サスペンス映画全般
「ハイヒールを履いた女」
原題:I,Anna
監督:バーナビ・サウスコーム
2012年 イギリス=ドイツ映画=フランス映画
93分
キャスト:シャーロット・ランプリング
ガブリエル・バーン
エディ・マーサン
ジョディ・メイ
ロンドンで1人の男が遺体で見つかる。捜査に向かった
バーニー警部は、そのマンションで1人の女性とすれ違い、
心を惹かれ彼女に接近しようと考えるが...。
<お勧め星>☆☆半 謎めいた展開の割にはわかりやすい
オチだし、謎が残ったままでそれが余韻にもなっていません。
シャーロット・ランプリングは年齢相応の顔立ちで、いつも
不機嫌そうですが、「さざなみ」(2015)同様に味わい
のある雰囲気を持っています。ハイヒールを履いた足がとても
細くきれいなのは魅力的です。監督はランプリングの実子の
バーナビ・サウスコーム。初監督映画だそうです。
〇見どころ
公衆電話、自宅の固定電話、バスタブ、骨折した手のギブス、
ベビーカー、ブランコなど、ヒロイン、アンナの謎を紐解く
手掛かりになりそうなものが、しばしば登場し、これが意味
するものが何だろうか、見ている側は好奇心にかられます。
殺人事件の捜査を担当するバーニー警部役はガブリエル・バーン。
彼の部下でフランクス警部補役はエディ・マーサンと実力派を
そろえています。
●惜しいところ
殺人事件の被害者ジョージの元妻の子供スティービーやアダムの
存在は必要だったんだろうか。さらにバーニーは、睡眠薬だか
精神安定剤だかを飲んでいますが、その理由はわからないし、
映画には全く関係なし。このバーニーが「任せろ」なんて独自に
捜査をしていくのは、すごく不思議。大体、一目ぼれしたアンナの
個人情報を私用に活用するなんて、アウトでしょう。いろいろな
小道具に深い意味がないところも残念でした。深読みしすぎたな。