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- 2023.01.12 Thursday
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JUGEMテーマ:サスペンス映画全般
「13時間 ベンガジの兵士」
原題:13 Hours:The Secret Soldiers of Benghazi
監督:マイケル・ベイ
2016年 アメリカ映画 144分
キャスト:ジョン・クラシンスキー
ジェームズ・バッジ・デール
デビッド・デンマン
マックス・マーティーニ
2012年9月11日、リビアのアメリカ領事館が
民兵の襲撃受ける。現地のCIA秘密基地から特殊部隊
GRSが救援に向かうが、相手の兵力に圧倒され撤退。
さらにGRSが戻った先のCIA基地まで襲撃されるのだった。
<お勧め星>☆☆☆ 映画の大半が戦闘シーンであり、
その迫力はすさまじいです。
監督は「トランスフォーマー」シリーズのマイケル・ベイ。
なので、爆発満載の迫力満点映像満載の映画になっています。
ただこれが劇場公開されず、DVDスルーとなったのは、
内容に政治的なメッセージが入っていないにもかかわらず、
それを感じさせてしまう大統領選挙や国際情勢の動きが
あったからかもしれません。
〇見どころ
ほぼ全編にわたって繰り広げられる戦闘シーンの迫力は想像
以上です。GRSというCIAに雇われた軍事組織のメンバー6名が、
CIAのエージェントたちを守り続けるため、雨あられと降り注ぐ
弾丸やRPGの発射の中、ひたすら撃って撃って撃ちまくります。
カダフィ亡きあと、「平和国家」になったはずのリビアでの混乱を
よそに、なぜかのんびり活動するCIAや、のこのこ訪れるアメリカ大使
の姿がこれから起こるであろう恐ろしく長く感じられる時間を予想させ、
序盤から緊張の連続です。
●惜しいところ
事実に基づいているだけあって内容は単調であり、ドンパチの迫力を
もってしても中盤やや飽きます。
リビアの独裁政権を倒し、民主的な国にさせるはずが、いまや
ISの拠点化している。そもそも中東という自国と全く関係のない
諸国への介入によって今の世界の混乱が引き起こされたことを
気づいているのでしょうか。リビアで命を落としたリビア人の
家族の悲しむシーンもしっかり伝えており、行く必要なない戦いの
不条理さを痛感せざるを得ません。