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    マイ・プライベート・アイダホ

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    JUGEMテーマ:洋画

     

    マイ・プライベート・アイダホ

     

    「マイ・プライベート・アイダホ」

    原題:My Own Private Idaho

    監督:ガス・ヴァン・サン

    1991年 アメリカ映画105分 PG12

    キャスト:リヴァー・フェニックス

         キアヌ・リーヴス

         ジェームズ・ルッソ

         ウィリアム・リチャード

     

    ポートランドで男娼をして暮らすマイクは親友の

    スコットと共に自らの母親を探す旅に出る。しかし

    母親はイタリアに渡っており、彼らはイタリアへ

    向かうのだったが...。

     

    <お勧め星>☆☆☆ 残酷で切ない青春映画です。

     

    ボクの未来は変われるのか?

     

    ナルコレプシー=発作的睡眠

     

    マイ・プライベート・アイダホ

     

    ストレスを感じると発作的に深い眠りに落ちてしまう、

    という持病を持つマイク役は、撮影当時19歳の

    リヴァー・フェニックス。そして彼の親友で市長を父に

    持つ裕福な家庭に育ったものの親への反発から、マイク達

    と行動を共にしているスコット役は、当時24歳の

    キアヌ・リーヴス。本当に端正な顔立ちなんです。この後

    激太りしたり、「ノック、ノック」(2015)でトホホな役

    まで演じる俳優になるとは想像もできません。

    マイクが今にも壊れそうなガラス細工のような美しさだと

    すると、スコットはギリシャ彫刻のような存在感のある美しさと

    いう感じです。

    家庭的に恵まれず、男娼をしたり盗みを働いて生活している

    マイクは、ボブというホームレスに誘われてこの道に入った

    スコットを愛しているのです。

     

    マイ・プライベート・アイダホ

     

    彼がスコットに本心を打ち明けるシーンはまことに切ない。

    マイクはホモセクシャルであるのに、スコットはそうでは

    ないのだとお互いに知っているからこそ切ないのです。

     

    マイ・プライベート・アイダホ

     

    さらにマイクの母親探しの旅に向かったアイダホでは、

    実兄ディックと話すとなぜかマイクは発作を起こします。

    その理由をマイク本人はとっくに知っていた。

    じゃあなぜ向かったのだろう?

    そして実母がいると聞いたイタリアへ向かう2人ですが、

    スコットは現地の女性カルミラと恋に落ちます。さらに

    マイクの母は既にアメリカに帰ったという事実を突き

    つけられた時、マイクは大泣きするんですよ。スコットの胸を

    借りて大泣きするのに、スコットは「しばらく別行動しよう」

    と語ります。しばらくじゃないことなんて誰だってわかります。

    結局2人の境遇は全く違うものであり、マイクはどこまでも続く

    アイダホの一本道のような人生を進み続けるしかない。

     

    マイ・プライベート・アイダホ

     

    他に選択肢はないのです。一方、スコットは単に若気の至りで

    この期間を追終え、亡き父の遺産を相続し、政界への道を進む

    かもしれない。あらゆる可能性を持っています。

    それを知った後アイダホの路上で発作に襲われ、今度は一人で

    倒れるマイクを見ると、23年という短い人生を終える

    リヴァー・フェニックスの人生と重なり、とてつもなく胸が苦しく

    なる映画でした。

     

     

     

     

     

     

     

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      コメント
      みんな若いですね。たまには昔の映画を改めて見るのもいいですね。R・フェニックスは繊細な謎めいた役がお似合いですね。切ない青春で、ほろ苦い出思い出となってしまった映画ですね。
      • あちゃ丸
      • 2017/08/18 7:56 PM
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