ケンとカズ

4

JUGEMテーマ:邦画

 

ケンとカズ

 

「ケンとカズ」

監督:小路紘史

2016年 日本映画 98分 PG12

キャスト:カトウシンスケ

     毎熊克哉

     飯島珠奈

     藤原季節

     高野春樹

 

ケンとカズは自動車修理工として働く陰で、

覚せい剤の売人をしている。しかしケンは恋人に

子供ができたことから、その仕事から足を洗おう

とするが...。


<お勧め星>☆☆☆ 底辺ヤクザの暗く地味な世界を

とことん暗く描いています。


無機質な中の愛情


低予算であるのは一目瞭然。ヤクザと言って現れる

のがたった二人ずつだけだったり、シーンもどこかの

脇道と自動車修理工場とケンとカズの自宅、そして

堤防の上です。出演者も誰一人として知った顔はいません。

だからこそ演技に新鮮味があり、またカメラの多種多様な

映し方によって、極めてリアルな映像になっています。
カズ役の毎熊克哉が、もうね、ピッタリなんですよ。こう

いう不良というかチンピラをどこかで見かけたら、絶対に

お手を触れて...違う、絶対に目を合わせてはいけません。

前から歩いてきたら進路を開けましょう。
一方カズ役のカトウシンスケは、結構普通のお兄ちゃんで、

彼が先に覚せい剤の売人の仕事をしていて、カズを誘った

とは到底思えないんです。この辺りも細かい説明がない

ので推測するしかないのですが、多分少年鑑別所かなにかで

知り合って、出所後自動車修理工場に一緒に働き始めたものの、

ケンの先輩で末端ヤクザのボス、藤堂から売人の仕事を持ち

掛けられたのでしょう。(違うかも)ヤクザといえども

ピラミッドの底辺にはうじゃうじゃこんな人たちが蠢いている

わけで、ケンとカズの下にはテルという後輩もいるし、彼らが

同じようにテルを顎で使う。どうも見ていて気分のいいもの

ではありません。まあ、こういう所に街でたむろっている

10代のアホチンが入り込んでいくのでしょうね。

声を大にして言いたい。もっと語彙を増やそうぜ。
で、この2人に共通するのは「金が必要」なことなんです。

ケンは恋人が身ごもったことで、まとまった金を持ってこの

世界から足を洗いたいし、カズは認知症の母を施設に入れる

ためにの費用がいるわけです。だったら普通に汗水たらして

働こうという考えは起こることなく、手っ取り早く「売人」と

いう仕事で金を稼いでいる。カズの成育環境は劣悪で、まあ彼が

このような暴力的な性格になってしまったのも理解できるの

です。しかし前にも書いたように、ケンについては、割と

いい人だし、恋人もいる。かつてワルだったのかしらねと

思うけれど、決定的な説明シーンは見当たりまでんでした。
映画全体から漂う、無機質な空気感は、殺伐とした風景と

相まって登場人物の心中を描いているように見えました。
でもね、やっぱり勉強しようよ。そして働こうよ。

そうしないとこうなっちゃうよ。

ラストの車の座席のシーンは結構良かったです。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村  人気ブログランキングへ

 

 


コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

カレンダー

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>

ブログランキング

今日のわんこ

powered by 撮影スタジオ.jp

アマゾン

遊びにきてくれてありがとう!

カウンター

死語レッスン

最新記事

categories

過去の記事

コメントありがとうございます!

トラックバックありがとうございます!

recommend

お友達

ミス・マープルについて

書いた記事数:3070 最後に更新した日:2019/11/14

あの映画を探そう!

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM