母の残像

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JUGEMテーマ:洋画

 

母の残像

 

「母の残像」

原題:Louder Than Bombs

監督:ヨアキム・トリアー

2015年 ノルウェー=フランス=デンマーク

=アメリカ映画 109分

キャスト:ガブリエル・バーン

     ジェシー・アイゼンバーグ

     イザベル・ユペール

     デビン・ドルイト

     デビッド・ストラザーン

 

交通事故死したカメラマン、イザベルの遺品整理に

やって来た息子ジョナは、1枚の写真を見て母の

浮気を知ってしまう。一方彼の弟コンラッドは母の

死後、殻に閉じこもり、ゲーム三昧の日々を送り、父を

拒絶し続けるのだった。


<お勧め星>☆☆半 評価は高いのですが、わたしの

好きな内容ではなかったです。


それぞれの思い


監督ヨアキム・トリアーは、「メランコリア」(2011)、

「アンチクライスト」(2009)、「ドッグウィル」

(2003)などで有名なラース・フォン・トリアー監督の

甥だそうです。ちなみにこの3作品の中で唯一私が好きな

映画は「ドッグウィル」。一見善良そうに見える村人の心の

闇を、かなり変わった演出方法で描いていました。
「母の残像」の原題「Louder Than bombs」の意味を

考えた時、それは何を呼ぶのかまで思いを馳せた時、

ストーリーが確実に理解できるのかもしれません。わたし

にはそれができなかったのかな。
戦場カメラマンとして有名なイザベルが交通事故で亡くなり、

それが事故なのか自殺なのかという疑惑があり、それを

夫ジーンと息子ジョナは下の息子コンラッドに秘密に

しているのです。「動揺させたくない」

 

母の残像
 

一方コンラッドは、母との思い出を考え続け、父に心を

開こうとせずゲーム、それもシューティングゲームばかり

している。「息子は何かするのではないか」
しかしコンラッドだけがイザベルを愛していたかというと

そうではなく、ジーンもジョナも彼女を深く愛していたの

です。それは所々で見せる微妙な表情に浮かび上がり、形は

違えど3人3様にイザベルを愛していたことが見てとれます。

しかし逆にイザベルはどうか。彼女が自宅にいるときに見せる

虚無感の漂う表情はなにを意味しているのだろうか。この

辺りはさすがイザベル・ユペールです。笑顔でいてもその下に

隠された何かの気持ちを見事に感じさせてくれます。

 

母の残像

 

映画内でイザベルが実はジャーナリストのリチャードと

浮気していたことがわかってしまうのですが、それは

カメラマンとして家を出ている時だけのことで、家に

戻ったときに自分の居場所がない、つまり家にいることの

居心地の悪さの裏返しだったのかもしれません。この家族に

自分のいる必要性があるのかどうか。
息子の担任と交際しているジーン、チアリーダーの女子に

恋をするコンラッド、自分の出世や妻の妊娠を素直に喜べない

ジョナ。

 

母の残像

 

3人の気持ちがイザベルでつながっていたと気づいた時、

彼らは新しい形で再生していくのかもしれません。
とか書いたけれど、実は見終わってもモヤモヤして、見る側

にどう考えるのかを委ねた映画はあまり好みではないなと

思ってしまいました。

 

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