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- 2023.01.12 Thursday
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JUGEMテーマ:アクション映画全般
「バーフバリ 伝説誕生」
原題:Baahubali:The Beginning
監督:S・S・ラージャマウリ
2015年 インド映画 138分 R15+
キャスト:ブラバース
ラーナー・ダッグバーティー
タマンナー
巨大な滝の下の村に住むシブドゥは滝の上に
上ることばかり考えて育つ。そしてある時遂に
滝の上にたどり着くが、そこで見かけた美しい
女戦士アバンティカに恋をしてしまう。しかし
彼女は大きな敵に戦いを挑む集団の1人だった..。
<お勧め星>☆☆☆☆半 もう映像に歌に地響きに
圧倒されます。
なにはさておきバーフバリ!
古代インドの叙事詩「マハーバーラタ」を元にした
歴史アクション大作でインド史上最大の製作費を投じ、
かつ歴代興行収入最高額を記録したというこの映画を
知ったのは、ほんの2か月前くらい。今月初めの
「バーフバリ 伝説誕生」「バーフバリ 王の凱旋」の
一挙上映のチケットは、ネットではあっという間に
売り切れ、早朝から窓口販売の列に並んだものの、
前の人で完売という悔しい思いをし、さらにアンコール
上映もネットでは秒で完売ということで、ようやく
雪辱を果たし鑑賞できました。ふふん。
いつもはそれほど賑やかではない劇場が人であふれて
おります。「お席は決まっておりますので、早く
入られる必要はありません」その通りです。そのお席が
取れなくて3度目にして獲得したのです!
この映画の監督は「マッキー」(2012)の
S・S・ラージャマウリ。
恋人を横取りする富豪によって惨殺された男が
なぜかハエに生まれ変わって(ウジ虫も出てくる
のよ。きも!)その男に復讐をするという奇想天外な
話です。なぜ奇想天外かということはラストに
しっかり説明されており、人が嫌うハエの習性を丁寧に
描いていてめちゃくちゃ笑えました。「マッキー、
マッキーマッキーマッキーマッキー」だったかな。
その歌が当分頭から離れなくなります。
肝心の「バーフバリ 伝説誕生」は、冒頭スリリングな映像
から始まります。かなり高貴な方と思われる女性が背中に
矢を受けた状態で川に逃げてきます。両腕には赤ん坊を
抱えており、背後から追手が迫るのです。なぜ彼女が
このような状況に追い込まれたのかは「王の凱旋」の終盤
まで持ち越しというとっても上手な作り方。
そしてその赤ん坊は小さな村の村長夫妻に助けられ、シブドゥと
名付けられて、順調に成長するのですが、なぜかこの男、
「滝の上に上りたい」という気持ちが抑えられません。
そこに滝があるから、なんて理由ではないことは確かです。
滝に上るシーンでは、VFX映像が駆使され、水滴の1滴1滴
まで本物のように描かれています。さらに成長したシブドゥの
マッチョな肉体には、速攻ロックオン!すごいんです。でも
お茶目なところもあって、遂に上った滝の上で見かけた
女戦士アヴァンティカにちょいちょいいたずらするシーンは、
「いたずらするほど好きな証拠」的に微笑ましく感じられます。
この肉体とのアンバランスな姿にまたまた胸キュンとなるの
です。細かく書くと楽しみが失せるのでカッツアイしますが、
後半の怒涛の戦闘シーンの迫力は、ハリウッド超大作のはるか
上をいくものだと感じたら、なんと3万人のエキストラを
使っていたとのこと。さらに戦術も正当な根拠に基づくもので、
その場しのぎの戦い方ではないのです。ここは絶対に目が
離せなくなること間違いなしです。
余談ながら「バーフバリ 伝説誕生」を観てから「王の凱旋」を
鑑賞すると、登場人物の顔と名前とその立場がよりよく把握
できます。もちろん単体で見ても楽しいですが、「伝説誕生」
のみでは絶対に終われない内容になっています。(続く)
なにはともあれ バーフバリ!ですね。
王の凱旋ではさらに凄い事になっていそうで
感情的にはもう「バーフバリ!」の連呼だというし、楽しみにしています
(札幌でも1劇場やっていたのだけど…やっぱり勇気だして見に行けばよかった。と後悔)
インド映画のどこか悠々とした感じがいいですよね。マッチョな肉体もみものですが、やはりこの前編では、後半の戦闘シーンが素晴らしかった。