泣く男

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泣く男

 

「泣く男」

原題:No Tears for the Dead

監督:イ・ジョンボム

2014年 韓国映画 116分 R15+

キャスト:チャン・ドンゴン

     キム・ミニ

     ブライアン・ティー

     キム・ジュンソン

     キム・ヒウォン

 

アメリカのアジアン・マフィアの殺し屋ゴンは、

任務中1人の少女を射殺してしまう。心に大きな

傷を負った彼の次の任務は、ソウルに住む投資会社

取締役モギョンを殺害することだったが、彼女が

少女の母親だと知ってしまい...。


<お勧め星>☆☆☆ 派手な銃撃戦とアクションが

楽しめますが、ストーリーには疑問が残ります。


何に疲れているのか


監督は「アジョシ」(2010)のイ・ジョンボム。

あの映画では、今はとってもきれいな女性に成長した

キム・セロンと甘いマスクのウォンビンが共演し、

もうね、とにかくウォンビンがかっこ良くて、さらに

セロンちゃんの名演技に涙を流した覚えがあります。

孤独な少女ソミとこれまた孤独な男テシクの繋がり方が

極めて自然な流れだったことが、感情移入を誘ったと

思っています。
さて、この映画はどうでしょう。冒頭アメリカでの任務で、

華麗に銃を扱うチャン・ドンゴン演じるゴン。

(タンスにゴンかごんぎつねを思い出すのは日本人だけ)

彼が現場となるバーで最初から1人の可愛い少女に目を

向けることが不自然なのです。そもそもバーに少女がいる

のも不自然だけれど、その後彼の幼い頃の状況をなど

映されても、この少女に目を向ける理由が1つも見当たら

ないのです。

 

泣く男
 

そこは「この少女が純真で可愛いから」と考えたとしても、

たまたま任務中に誤射で殺害してしまったその子への罪悪感

が強すぎる気がします。自分にもこのくらいの娘がいる、とか、

この少女が自分の過去の姿とそっくりだというならまだしも、

ただ危険を感じて銃を発射したドアの向こうに少女がいたと

いうもの。さらに次の任務で韓国にいるモギョンという女性を

殺害することになり、その女性が少女の母親だと知ってからの、

モギョンへのゴンの執着が強すぎると感じてしまう。殺し屋で

あれば、血も涙もなく、色恋も捨てて任務を全うするのが筋だ

と思う。ここに絶対に納得できる「理由」が見当たらないので、

ストーリーの根幹が崩れてしまっています。

 

泣く男
 

モギョン役は「お嬢さん」(2016)のキム・ミニ。

あの映画では体当たり演技ですごかったですねえ。モデル

出身だけあって170cmの長身で颯爽と歩く姿はとても

様になっています。でも投資会社の敏腕取締役、認知症の

母親の介護、離婚した夫の元で暮らす娘がいる母親という

設定が盛りだくさん過ぎるのも確かです。特に認知症の母親

の存在は不要でしょう。

 

泣く男
 

そうそうゴンの仲間のチャオズ役のブライアン・ティーは

「ワイルド・スピード TOKYO TRIBE」(2006)の

タカシじゃないですか。あの日本語が上手くない日本人ですよ。

個人的にはチャン・ドンゴンより彼の方がタイプです。

(誰にも聞かれないけれど強調します)
一方映画内で発生する団地での銃撃戦は、棟をはさんですごい

勢いで撃ちまくるし、屋上にはスナイパー登場、ナイフや

ナタでアキレス腱切りするなど迫力満点、血しぶきオンパレード

です。ここは廃墟ではなく実は人々が多く住んでいるはずなのに、

他の住民は一切登場しないし、これだけの騒動があっても

パトカーが一台も来ないのです。すごく不思議。

 

泣く男
 

さらにどこで手に入れたか、ゴンはC4爆弾を爆破させるんです。

ソウルは無法地帯ですか?終盤のビル内での攻防はもう

「すごい」としか言いようがないです。こんなに大騒ぎに

なっているのに当然警官が1人もやって来ません。まあ、

アクション映像を楽しむのであれば、これで良かったし、

チャオズが銃口の向きをすっと外してエレベーターの

開閉ボタンを押すのもかっこよかった。ゴンがあそこまで

する理由がどうしても納得のいくものが見当たらないのが

残念です。

 

 

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