アウトレイジ 最終章

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アウトレイジ

 

「アウトレイジ 最終章」

監督:北野 武

2017年 日本映画 104分 R15+

キャスト:ビートたけし

     西田敏行

     大森南朋

     ピエール瀧

     松重 豊

     塩見三省

 

済州島に身を隠していた大友は、花菱会、花田に

よって手下を殺されてしまう。彼は市川と共に

復讐のため日本に帰国した頃、花菱会では新会長の

下で抗争が起きようとしていた。


<お勧め星>☆☆☆ 相変わらず悪い奴ばかり登場

しますが、何となく前2作に比べると薄味に感じて

しまいます。


会長にヨロシク


済州島ののどかな海で釣りを楽しむシーンから始まる

この映画は、すぐに海面に向かって発砲する大友の

暴力的な姿へと変貌します。
「アウトレイジ」(2009)「アウトレイジビヨンド」

(2010)と続き遂に最終章。登場人物も多くが変わり、

1から出演している俳優たちもかなり年をとってきたと

感じます。そしてこれはとても大切なことなんですが、
この映画を見る前に絶対に前2作を復習しておくべきだと

いうことです。「なんだ、バカヤロウ」「てめえ、コノヤロウ」

というセリフは幾度となく聞いたことを覚えていても、

人物相関図がかなり複雑であり、あとから文字で見ただけ

ではすっかりさっぱり。
かすかな記憶をたどると「アウトレイジ」ではとにかく

銃だけでなくナイフ、ロープなどといったあらゆる武器が

用いられ、残酷極まりない映像が次々と繰り出されました。

特に椎名桔平演じる水野の最期は凄まじかったです。そして

山王会傘下の大友組が数々の陰謀に操られ、分裂し、大友は

刑務所に収監されてしまう。
「アウトレイジビヨンド」はその大友を利用する刑事が登場し、

刑事とインテリやくざとなった山王会VS関西花菱会の

対立抗争が激しく描かれました。突出しているのは、加瀬亮

演じる石原が椅子に拘束され、ピッチングマシーンのボールを

受け続けるシーンでした。いつまでも響くボールが飛ぶ音と、

それが石原に当たる音が耳に残っています。

 

アウトレイジ
 

しかしながら最終章は主人公が大友であるものの、花菱会の

内部抗争に大友が関わるのは、大友自身の復讐を遂げるためで

あり、昔気質のやくざの姿を見ているような気がするのです。

義理、人情がなによりも優先であり、私利私欲とは無縁と

いう感じかな。

 

アウトレイジ
 

今作で最も目に付くのは冒頭から登場する花菱会、花田役の

ピエール瀧の演技です。ものすごい存在感があって「凶悪」

(2013)でリリーフランキーと並んで見せてくれた薄ら

笑いを浮かべつつ、ある時急に罵声を浴びせるような心底怖い

男を演じています。猫なで声と怒鳴り声の落差が激しく、

それだけでビクリとなってしまう。彼への大友の仕打ちは、

音だけですが、すべてが想像でき、そこに至るまであげ続ける

花田の悲鳴が、なんとも爽快というか、当然のように思えて

しまうから暴力の世界は怖い。

 

アウトレイジ
 

やくざの世界は、映画やテレビドラマなどで知るのみですが、

大友のような、つまりかつての任侠映画に登場するような人物

が今でも存在するのでしょうか。いや、これは一生知りたくない。
ラスト付近に大友が鉄工業者を殺害したのは、2作目のケジメ

だと後で知り、彼の執念深さを思い知るのです。これぞ

「ザ・ヤクザ」なんじゃないのかしら。いや、知りたくない。

 

 

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