勝手にふるえてろ

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勝手にふるえてろ

 

「勝手にふるえてろ」

監督:大九明子

原作:綿矢りさ

2017年 日本映画 117分

キャスト:松岡茉優

     渡辺大知

     石橋杏奈

     北村匠海

 

絶滅した動物をネットで調べるのが趣味のヨシカは、

中学時代から片思い中の「イチ」と同じ会社で働き、

どうやら彼女に気があるらしい「ニ」という脳内彼氏が

2人いる。彼女はイチと再会したいがために、同窓会を

計画することを思い立つが...。


<お勧め星>☆☆☆☆ おいおいこんなおかしな女子

なのに胸がキュンキュンしてしまうよ。

松岡茉優サイコーです。


赤い付箋


原作は綿矢りさの同名小説で未読です。
最初からどの映像も共感できないものばかりなのに、

なぜか胸がワサワサしてくるのはなぜだろう。特に

ヨシカが胸につけていた赤い付箋が「ニ」の濡れたワ

イシャツの上に落ち、じわじわと水分が広がっていく

シーンの大アップは、いろいろな思いが凝縮されている

ようです。
「こじらせ屋」の映画は

2016年「スウィート17モンスター」でも描かれて

いました。学校ではイケてない部類に入り、あれこれ

ひがみ続けると、あらゆることがつまらくなっていく

んだよ!だから自分が変われよ!なんて思ったものですが、

この映画のヨシカもまさしくそんな感じのまま、あろうことか

大人になってしまったのです。だからかなりややこしい。

 

勝手にふるえてろ
 

そもそも中学時代に同じクラスで少し言葉を交わした男子に

「天然王子」と名付け、自分の頭の中で妄想し、その世界観で

10年生きて、会社員になったわけです。この「イチ」こと

一宮役は「君の膵臓が食べたい」(2017)の北村匠海くん。

結構かっこいいんだよねー。
そしてもう一人、会社でヨシカに気があるらしい「ニ」(霧島)

をヨシカは頭の中で彼氏と決めて、あれこれ妄想するのです。

それは親友クルミと話す時にとどまらず、通勤で会う人、

バスの隣に座るおばさん、コンビニの店員、カフェのウェイトレス

などにあれこれ語り、また励ましを受けている。この突き抜けた

妄想ぶりと松岡茉優さんの振り幅の大きい演技で、先へ先へと

見たくなる内容です。

 

勝手にふるえてろ
 

ヨシカの趣味が絶滅してしまった動物について調べまくること。

もうオタクの極みだし、アンモナイトを注文してるし。というか

アンモナイトの化石って簡単に入手できるんですね。

 

勝手にふるえてろ
 

この映画では笑える個所が幾つもあり、「二」が隠れて設定

した合コンに参加したヨシカと、せっかくホテル街まで来た

のに、「二」はリバースしまくってしまう。その周りの

カップルの会話を聞き逃してはいけません。
しっかり耳に残しておきましょう。また念願の初デートを終え、

夜景の綺麗な場所に2人でたたずんだ時、ヨシカがその景色に

見とれている隙に、必死でリップクリームを塗る「ニ」。

この健気さは認めるけれど、やはり空気の読めない男かもしれ

ないなー。残念だなあー。
そんな笑いの連続の中で、ヨシカはインチキをして同窓会を

企画するのです。そして「イチ」と二人きりで話すチャンスが

やって来たし、彼も絶滅した動物のことが大好きだし、もう万々歳

じゃないの...いやそこで彼女はジェットコースターの急降下に

遭うわけです。
高校時代、学年一イケメン(わたしはそう思っている)だった

男子と同じクラスになって、その子が授業中わたしのことばかり

見つめていると思ったことだって、実はわたしの向こうの誰か

(あの時は窓際の席だったけどね。後ろは外の景色だったけどね)

を見ていたのだろうし、今となっては顔はおろか名前すらも

忘れているだろうな。わたしはフルネームを言えますよ。

風の便りでは、同窓会に奥さんと子供を連れてきて、女子っぽい

奥さん(つまりぶりっ子)とbaby diorの服を着せた赤ちゃんの

世話をかいがいしくしていたとかなんとか(もう妬みの極み)。

○○○君がイクメンなんて信じない!
とりあえず妄想女子ヨシカは、実はプライドが高く、それゆえに

周りの評価を人一倍気にし、自分が「恥」をかくことは絶対に

許せないのです。これは本当に面倒くさい女子だわ。結局どう

収まるかと想像ができないまま話は進み、登場するのが「赤い付箋」

ですよ。やはり「赤」は繋がりを意味するのかしらね。

赤い糸で結ばれた..なんて言うわけだし。
映画内で会社のOLたちのお昼寝タイムがあったけれど、わたしも

ある仕事に就いていた時、あのようなお昼寝タイムがあって、

お弁当を食べた後、あれこれ愚痴や噂話をしてから、「ぐー」。

そして携帯の画面がパッと明るくなり、アラーム機能が作動して

みんな起き上がる、ということを体験したので、あのシーンは

妙にリアルに感じられました。

オカリナを吹く「岡里奈」!!ここも笑える。

 

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