ヒッチハイク・キラー

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JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

ヒッチハイクキラー

出典 IMDb

「ヒッチハイク・キラー」

原題:Road Games

監督:アブナー・パストール

2015年 イギリス=フランス映画 95分

キャスト:アンドリュー・シンプソン

     ジョゼフィーヌ・ドゥ・ラ・ボーム

     フレデリック・ピエロ

 

フランスの田舎でヒッチハイクをしているイギリス人

ジャックは、同じくヒッチハイクをしているフ

ランス人ベロニクと出会う。2人は意気投合し、

一緒に行動していると一台のトラックが止まり、

その車に乗せてもらうことになるのだったが..。


<お勧め星>☆☆ 言葉が分からないのは本当に

困るわあ。本当のことが分からないんだから。


「生まれ変わった」


誰がどう見ても遺体の包みを車の荷台から降ろす

男の足(靴)が映り、それから穴を掘り、なぜか

バラバラにして埋めるらしいシーンがオープニング

です。目を開いたままの遺体の瞼をゴム手袋の手が

そっと閉じさせている。この動作の意味が終盤に

わかるんです。よーく覚えておきましょう。

きっと忘れるけれど。
そしてなぜか「ヒッチハイカーを乗せないこと」と

いう立て看板のある道でヒッチハイクをする若者が

映ります。

「Youは字が読めないのかい?」

ええ、読めないんです。彼、ジャックはイギリス人で
ニースで恋人と待ち合わせるはずが、親友に恋人を奪われ、

ついでに荷物を一切合切盗まれたウルトラ不幸な人物。

 

ヒッチハイクキラー

出典 IMDb

 

その目の前に、車から放り出される金髪美女が登場

します。彼女はベロニクと言い、意気投合して一緒に

行動することになるのですが、朝になると全裸で池で

泳ぐという超大胆な女性です。ちなみにジャックは

パンツを履いたまま水に入ります。思うのですが、

映画内でよく川や湖に飛び込む若者ってなぜに全裸に

なるのでしょう。せめてパンツを履いていてもいいのに。

ああ、濡れたパンツを履くのが気持ち悪いからかしら。

この件はいろいろな意見があるだろうから一度話し

合ってみたいわ。
この2人の前に、遂に止まってくれる車が登場するんですよ。

イギリスナンバーだけれど、フランス人の男性で妻は

イギリス人だと言う。名前はグリザード。彼が車の中で

怪しい視線をベロニクに送るんです。

 

ヒッチハイクキラー
出典 IMDb

 

さらに大きな屋敷に着くと不機嫌そうな妻メアリーが出迎えて

くれます。そうそう屋敷に着く前にうさぎを撥ねてしまい、

その死体を片づけるときやはりゴム手袋をはめるんです。

おおぅ!既に怪しさ100倍!
屋敷の中もどうも不穏な雰囲気だし、案内された部屋は2人が

別々だし、夕食時に話題に上った

「ヒッチハイカーを狙うシリアルキラー」

(ベロニクは何度も「シリアスキラー」と発音する)で夫妻は
一気に険悪になってしまうのです。その上「部屋の鍵をかけて」

とメアリーはジャックに言うのです。理由を言いなさい。
翌日フェリー乗り場に送ってくれるはずが、フェリーの乗組員の

ストライキでフェリーが出港しないと言う。この港がカレーと

聞いて思い出すのは「ダンケルク」(2017)で描かれた

ダンケルクの戦いでの、ダイナモ作戦を成功させるために、

ドイツ軍をひきつけて置く理由から一切救出行動が実行されなかった

その場所です。「ウィストン・チャーチル ヒトラーから

世界を救った男」(2017)でもチャーチルの決断の電報を

読み絶望する、ドイツ軍に包囲されたカレーにおける将校が

映っていました。
さて鍵がかけてあったはずの部屋になぜか侵入したベロニクと

熱い一夜を過ごしたジャックは、翌朝彼女の姿が見えない

ことに動揺します。頻繁に縛りなおしていた頭のリボンが

残されたままなんです。
怪しい..。ここからどんどん怪しくなる夫妻と、さらにもう

一人グリザードの友人らしきデラクロワという男性が登場

します。これがまたウルトラ(2回め使用)怪しいのです。

なんせジャックは簡単なフランス語しか理解できないし、

この田舎のフランス人は英語がほとんどできないので、会話と

いうものが成立しません。そこで数々の誤解が生まれるし、

憶測を呼んでしまうのです。
またジャックはかなりのチキンなのであまり役に立たず、

かえってベロニクの方が勇敢と来た。逃げるなら隠れる

場所がある方向へ向かえばいいのに、草原に行ってしまったり、

せっかくライフルを持ったのにそれを捨ててナイフに

持ちかえてしまったり、あれこれぎこちない展開の後、

そうだったのかー。
ラストにフランスの田園地帯の一本道を走って行く車の

能天気な雰囲気と最後のワンカットを見ると、さあ

これからが新しい展開なんだぜと思ってしまうのでした。

つまり怖くなかった。

 

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