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    フレンチ・ラン

    4

    JUGEMテーマ:アクション映画全般

     

    フレンチ・ラン

    出典:IMDb

     

    「フレンチ・ラン」

    原題:Bastille Day

    監督:ジェームズ・ワトキンス

    2016年 イギリス=フランス=アメリカ映画 

    92分 PG12

    キャスト:イドリス・エルバ

         リチャード・マッデン

         シャルロット・ルボン

         ケリー・ライリー

     

    革命記念日を目前に控えたパリ市内で爆弾テロ事件が

    発生する。監視カメラからアメリカ人マイケルが

    容疑者として浮かび上がり、CIAのブライアー捜査官が

    彼の行方を追うが、実はそこには全く違う事実が

    隠されているのだった。


    <お勧め星>☆☆☆半 バディムービーの王道を行く

    内容なのに目が離せないシーンの連続でした。


    まさにタイムリーなフランスでのデモ


    バディムービーで一番好きなのは

    「ホット・ファズー俺たちスーパーポリスメン!−」

    (2007)です。町山智浩さんが、

    「田舎の駐在さん版ダイ・ハード」と大へん上手く表現

    していました。まさにその通りの内容で、アヒルや

    馬がのどかに庭先を歩く田舎町で起きた殺人事件に立ち

    向かうおまぬけな2人の警察官が描かれ、次第に事件の

    全貌が明らかになっていくと..
    おお、これはすごい内容です。口チャック。

    とにかく派手なアクションや爆発シーンなどないのに

    スリルと笑い満点の映画でした。
    もう1つは「デンジャラス・バディ」(2013)。

    下品で暴力的で不良警官とくそ真面目なFBI捜査官の

    凸凹コンビが事件を解決していく姿は、その2人が

    メリッサ・マッカーシーとサンドラ・ブロック
    という女性の組み合わせであることも加わって痛快に

    感じられました。
    もちろん「48時間」(1982)

    「リーサル・ウェポン」(1987)

    「ラッシュアワー」(1998)も外せませんが、今回の

    「フレンチ・ラン」もその名作の1つに入るのではないと

    思うのです。
    テロリスト6人を証拠なしに射殺し、その結果潜入捜査官

    の命を奪うことになってしまった作戦を実施したCIAの

    捜査官ブライアーは、パリに左遷されてきます。パリが

    左遷の場所というのも少し引っかかるけれど、彼は

    取り扱い要注意人物らしい。

     

    フレンチ・ラン
    出典:IMDb

     

    一方マジシャンのようなテクニックを駆使してスリを行い、

    換金する生活をしているアメリカ人、マイケル。この2人の

    接点は、パリにおける爆発事件だったのです。この時に

    たまたま他の監視対象を映すカメラにマイケルの顔が残り、

    CIAはフランス警察より先に彼を追い始めます。

    CIA凄すぎる。

    つまりフランス国内の出の監視活動はフランス当局には

    知らされておらず、ブライアーがマイケルの尋問に使った

    部屋は、CIAの取調室だということですね。

     

    フレンチ・ラン
    出典:IMDb

     

    実はマイケルはゾーエという女性の荷物を置き引きしたに

    過ぎず、

    「ちぇっ、ぬいぐるみかい!」

    と違う場所に置いた直後に爆発したわけで、マイケルが

    テロリストであるはずもないのです。ではゾーエがテロリスト

    なのか。そういえば冒頭にゾーエにそのかばんを託す

    怪しげな男(たぶん恋人)がいたわねえ。
    CIAから情報を得ることがないまま、フランス警察は独自の

    捜査でマイケルを爆弾テロ犯として追うわけです。この

    警察官たちがまた人相が悪いったらありゃあしない。
    そんな人物相関図を覚えながら、目の前で繰り広げられる

    逃走シーンはめちゃくちゃスリルがあるんですよ。

    「007 スペクター」(2015)のように華麗ではない

    けれど、屋根の上を駆けて行くマイケルとそれを追う

    ブライアー。

    「アルティメット」(2006)のダビッド・ベルのように

    パルクールを繰り出すか!いやそれもない。

    しかし屋根から建物の中へ、そしてマーケットの人ごみの中へと
    連続する逃走シーンは目が離せない展開です。得意のスリで

    バイクのキーを盗み、さあ発進と思ったところで..。
    またブライアーを襲う集団との格闘シーンもキレキレですね。

    ブライアー強いぞ。
    クライマックスでは、殺陣における「間」のように、沈黙の後、

    一気に始まる銃撃、爆発、騒乱は、その前の静けさがあった

    からこそ引き立ち、そして再び目を惹きつけます。
    ゾーヤに爆弾を持たせた人物が実は...だったとか、フランス

    警察があまりにお粗末で逆にCIAが優秀過ぎるとか、あそこで

    あの人を射殺していいの?とかいろいろ気になることも
    ありましたが、2人のバディと1人のレディが大活躍し、

    大きな犯罪を防いだという気分爽快の映画でした。

     

    フレンチ・ラン
    出典:IMDb

     

    今フランスでデモが起きているけれど、この映画のようにある

    組織が扇動していて、全く他の目的があるのかも?という

    ことを否定できないような世界になってきた気がします。

     

     

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