レッド・スパロー

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JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

レッドスパロー

出典:IMDb

 

「レッド・スパロー」

原題:Red Sparrow

監督:フランシス・ローレンス

2018年 アメリカ映画 141分 R15+

キャスト:ジェニファー・ローレンス

     ジョエル・エドガートン

     マティアス・スーナールツ

     シャーロット・ランプリング

 

舞台中の事故でバレリーナの道を断たれたドミニカは、

叔父の指示でロシア情報庁のスパイ「スパロー」の

訓練を受ける。そして彼女はCIA捜査官ネイトに接近し、

ロシア内の内通者探しの任務を与えられるのだが...。


<お勧め星>☆☆☆半 ひねりにひねったスパイ映画で

ラストはやっぱりあっと驚く為五郎


そんなところにピーラー使ったらあかん!


見終わったときは、ほうほうと感心したものの、あと

からよく考えると、ちょっと納得のいかないシーンも

いくつかあったことに気づきます。それでも

ジェニファー・ローレンス演じるドミニカが果たして、

アメリカとロシアのどちら側についているのか見極めるのと、

彼女の大胆なエロティックシーン、そしてものすごく

痛そうな拷問具に惑わされ、本筋を見失ってしまいました。

トホホ。
まず、冒頭にボリショイバレエ団員のプリマ役でドミニカが

出てきます。しかし「ブラック・スワン」(2010)の

ナタリー・ポートマンと全く異なり、やけにぽっちゃりして

いるんですね。あの体を高々と持ち上げられる

男性バレエダンサーがいるのかしら。

念のため確認するとボリショイバレエ学校の規定には、

158cmなら体重は37.7〜39.7kg、

160cmなら38.5〜40.5kg、

164cmなら42.1〜44.1kgということで、
ローザンヌ出場ダンサー平均の163.8cm・47.8kgと

比べても明らかに細いです。

ここは最初から違和感ありまくりですね。でもあり得ない方向に

足が曲がってしまうという事故で、彼女はバレエの道を

閉ざされるのです。事故のシーンが「痛い、その1」と

したら、治療具がつけられたシーンは「痛い、その2」。

痛いです。
難病の母親を抱え、住居さえ追い出されそうになっている

ドミニカのもとに、叔父ワーニャがやって来ます。この役は

「フランス組曲」(2014)で魅力的なドイツ軍将校を演じた

マティアス・スーナールツ。

 

レッドスパロー
出典:IMDb

 

彼はロシア保安局の幹部であることから、ドミニカを第4学校に

入れるんです。スパイ養成学校であるとはいえ第4学校は

「娼婦養成所」という別名があるほどで、訓練がこれまた

ある意味凄まじいものばかりです。今時こんなハニートラップで

国家機密を聞き出すことがあるんだろうか、と思うと、

2018年に実際にアメリカでロシア人女性が拘束されている

らしい。

 

レッドスパロー

出典:IMDb

 

この訓練所の監督役のシャーロット・ランプリングがこれまた

怖すぎます。皴の1つ1つに厳しさが刷り込まれているよう。

そしてやけに才能を発揮するドミニカには、ロシア高官と

つながりのあるCIA捜査官ネイトに接近し、その高官が誰で

あるか聞き出す任務が与えられるんです。

ネイト役は「ザ・ギフト」(2014)でキモい男を演じた

ジョエル・エドガートン。

 

レッドスパロー

出典:IMDb

 

映画内で何度も「あんなイケメンだから」という会話がされる

けれど、決してイケメンに思えないし、

「CIAはスパイや情報提供者を見捨てない」なんて、にわかに

信じがたいセリフもあって、アメリカで作った映画だから、

ロシア人も英語で話すし、ヤレヤレだぜと少しだけ思ってしまい

ます。英語で統一しているのは、これは仕方ない。
題名は忘れたけれど、ナチスドイツを扱った映画で、フランスから

オランダ、ベルギーまでまたがる話なのに、みんなが英語を話し、

なぜかナイツドイツだけがドイツ語を話していたのは、もっと
おかしく感じたもんな。「チャイルド44」(2015)は

すべて英語だったから、ここはやっぱりストーリーに集中しよう。
しかしドミニカがロシア側なのかCIAに寝返ったのか、幾度も

混乱する内容は本当に見ものです。

ただアクションに関しては「アトミック・ブロンド」(2017)

のシャーリーズ・セロンの方が格段に上だし、冷酷なスパイの

雰囲気が漂うのもセロン姉さんの方に決まっています。そして

やたら出てくるジェニファー・ローレンスのお尻も飽き飽きして

きた頃に、ちょっとだけロシアの拷問にかけられるドミニカは

やはり全裸にさせられるけれど、それほど痛くない。

それより「痛い、その3」はやけど治療器具で皮をむかれる

ネイトの姿ですよ。「これは何か知っているか?」とネイトに

尋ねるマトーリンの顔こそがニヤけているのが怖い。
でもCIAなら知っているはず。だってもっとすごい拷問やって

いるっていうじゃない。有名な「水責め」「睡眠のはく奪」

「小さな箱への監禁」と名前を見ただけでもおぞましい。

「拷問」で「真実」を語るという説はどこから生まれたんだろう。

そんなことを考えながら迎えたラスト付近の空港のシーンは、

あっと驚いたし、あれはいつから始まっていたんだろうと

考えこんでしまいました。プールで本名を書いた時からかなあ。

 

 

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裸になったり拷問されたりもある演技、ハードだねー。
  • 或る日の出来事
  • 2019/01/31 10:39 PM

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