クレイジー・リッチ!

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JUGEMテーマ:洋画

 

クレイジーリッチ

出典:IMDb

 

「クレイジー・リッチ!」

原題:Crazy Rich Asians

監督:ジョン・M・チュウ

2018年 アメリカ映画 121分

キャスト:コンスタンス・ウー

     ヘンリー・ゴールディング

     ジェンマ・チャン

     ミシェル・ヨー

 

ニューヨークに住むレイチェルは、恋人ニックが親友の

結婚式のためにシンガポールへ向かうことに同行し、

彼の家族と会うことになる。しかしニックはシンガポールの

超富豪であり、レイチェルの存在が気に入らない母や周りの

人々から様々な嫌がらせを受けるのだった。


<お勧め星>☆☆☆半 ラブストーリーの王道なので楽しい

気分で見られます。


誰に向けての映画?


メジャー配給のアメリカ映画で、主要キャストがアジア系の

俳優で占められているこの映画は、本国では大好評を博した

そうです。それと同時に多くの論争も呼んだようで、多様な

人種が混在し、それぞれの立場からの主張はどれをとっても

難しい物ばかり。例えば単にアジア系といっても、マレーシア系

イギリス人と中国系シンガポール人は違うとか、日系イギリス人

と中国系シンガポール人は違うなど、それがどう違うのか、

それに大きな意味があるのかと思うようなことで論争したらしい。

果てはシンガポールにいる人々が、クイーンズイングリッシュか

アメリカンイングリッシュしか使わないのじゃおかしいなどと

言い始めたらしい。そんな些細なことを気にしていたら、この

映画の大きな目的を見失ってしまうと思うけれど。
私の立場から考えると、個人の幸せを追求するアメリカ人と、

家族や家系のために自らを犠牲にすることもいとわないアジア系

人種の、根本的な考え方の違いの方が大きいと感じました。
オープニングシーンの1995年、ロンドンでのアジア人への

差別行為は、それが金の力で一蹴され、大へん良い気分になります。

小金持ちではなく、超富豪だということが一瞬でわかるのです。
目を吊り上げる行為をして、差別行為だと非難されたスポーツ選手も

存在したほど、欧米では、その行為や言動が大きな非難を浴びるのに、

日本では、それについてはあまりに鈍感というか、緩い感覚を

持ち合わせた人が多いのはとても悲しい事です。

 

クレイジーリッチ
出典:IMDb

 

そして2018年、ニューヨークで、ニック・ヤンは、

レイチェル・チュウとカフェでイチャコラしています。すると、

その姿をスマホで撮影するシンガポール人がいて、あっという間に

動画が拡散されていくんです。すごいですね。

ニックがシンガポールに帰ることを実家に知らせる前に、その

情報は家族のもとに届いているんですよ。やーだ、怖い〜。
レイチェルはニューヨーク大学の経済学の教授であり、それなりの

地位があるのですが、ニックがものすごい富豪の息子だと知るのは、

まずシンガポール行きの飛行機がファーストクラスだったことからです。
ファーストクラスってあんな風になっているのね。まるで空飛ぶ

ホテルみたいじゃない。一度だけサンフランシスコ行きの飛行機の

ビジネスクラスに乗ったことがありますが、羽毛布団とフルフラットの
座席で、まさに爆睡状態の8時間でした。死ぬまでにもう一度乗って

みたいなあ。爆睡していたから、飲み物をあれこれ飲めなくてすごく

残念だと、後から思ったものです。ちぇ。
シンガポールの街並みは本当に華やかで高層ビルが立ち並び、夜は

きらびやかな光に包まれます。行ったことないけど。

そのシンガポールで、ニックの実家は王族並みの富豪だということが

わかります。

 

クレイジーリッチ
出典:IMDb

 

それは大学の同級生ペクリンの説明からなのですが、彼女の家も

ベルサイユ宮殿を模倣した、かなりの大きな邸宅です。ところが

ニックの家は、なんと守衛に軍人さんが立っています。

アンビリーバボー!!

 

クレイジーリッチ
出典:IMDb

 

ここからはラブストーリーの王道で家柄の違いで、レイチェルに

ニックをあきらめさせようとする母エレノアや、元カノでヤン家の

弁護士アマンダ、それとニックの親戚などなどが、あの手この手で
邪魔をしてきます。レイチェルを擁護するものも当然存在し、それが

ペクリンやヤン家の中でもまともなアスリッド。

 

クレイジーリッチ

出典:IMDb

 

ここでコマはそろいましたね。アスリッドには格差婚をした夫マイケルも

存在します。これは余分なエピソードっぽい。
なんせレイチェルは頭はキレるし、心も強いのです。それに加えニックの

愛情の深さは、

「君といる自分が好き」「僕の家族を知らない君が好き」

なんて歯の浮くようなセリフを語ってくれるからもう胸がキュンキュン

してしまいます。親友の結婚式での口パクの「I love you」は半分卒倒

しそうなぐらいシーンでした。
しかし、さらなる障害が起こるわけです。それはレイチェルが全く

知らない事実で、それには彼女も大衝撃を受けます。ニック自身が

幼い頃母親のもとから離れ、祖母と暮らしたことが、今また母親を失うこと
につながることへの罪悪感が彼女の胸を苦しめるのですね。それは自分の

幸せだけを追求するわけではないというレイチェルの中のアジア系の心が

目覚めた時かもしれません。自分のルーツはどこにあるのか、それは

アメリカなのか中国なのか。
映画内でペクリンがレイチェルに

「あんたのことバナナと思っているわよ」

というセリフがあって、それが外見は黄色いが中身は白いという意味で

あり、そういう立場に置かれた人々の苦悩も感じ取ることができました。

それぞれのエピソードが駆け足で語られるのはやや不満でしたが、

懐かしい恋愛映画を楽しんだとともに、マリーナ・ベイサンズの

屋上のプールで泳いでみたいものだ痛感します。

 

クレイジーリッチ

出典:IMDb

 

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