ポーラー 狙われた暗殺者

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ポーラー

出典:IMDb

 

「ポーラー 狙われた暗殺者」

原題:Polar

監督:ヨナス・アカーランド

2019年 アメリカ=ドイツ映画 118分

キャスト:マッツ・ミケルセン

     バネッサ・ハジェンズ

     キャサリン・ウィニック

     マット・ルーカス

 

引退が迫るダンカンは、最後の任務を遂行するため、

ベラルーシへ向かう。しかし彼はそこで自分がターゲット

だったことに気づくのだった..。


<お勧め星>☆☆☆ 強いマッツ・ミケルセンを堪能できます。


ウィンターコーヒー

 

 

<少しネタバレ>

 


最初にチリのどこかで任務を遂行する5人組の男女が、見事な

連係プレイで標的を殺害します。しかしこれは1人に対し

5人がかりという結構な手間暇がかかっていて、手際が良いと

いうわけではなく、ちょっと笑える体勢で殺された標的の方に

目が行ってしまう。この5人とダンカンがいつ関わりを持つのか、

そこが楽しみだし、まずあのへんなメイクの女性を何とかして

ほしいなどと余計なことまで考える余裕があります。
ダモクレス社に雇われているダンカンはブラック・カイザーと

呼ばれ、凄腕の殺し屋なのですが、会社の決まりで50歳にして

定年を迎えるのです。いくつか持っている不動産の1つで暮らし、

悠々自適な年金生活を楽しむ..というには、彼には楽しむ術がない、

つまり家族もいないし、趣味もないのです。この辺りは「そして

僕は途方に暮れる」感が背中にあふれていて、哀愁たっぷり。

 

ポーラー

出典:IMDb

 

そしてなぜか寒くて田舎のモンタナ州の山小屋に移り住みます。

なぜここにしたのかは、「偶然」ではなく「敢えて」である

ことはラストにわかります。それと共にダンカンがしょっちゅう

見る悪夢の内容もそれが原因だったことがわかるのです。

車への銃撃、車内の血まみれの人の姿、後部座席のドアを

こじ開け...そこまでで夢はいつも途切れます。
しかーし、ダンカンのもとに真っ赤な口紅のヴィヴィアンから

仕事の依頼があるのです。この人電話を取ると「スピーク」と

言うんです。いや、あなたから話したら?あれは口癖かしら。

執拗な電話に根負けし、最後の任務のためベラルーシへと

ダンカンは向かいます。ここでの任務を行おうとすると、実は

自分がターゲットであるとわかってしまうんですね。

「誰から頼まれた?」

デブ男をくぎ打ち機で廊下の壁に貼り付けながら問いただすものの、

最後まで聞く前に「ドン」。その前にかなりの相手を射殺して

いますから、もう向かうところ敵なし状態です。これならまだ

現役でやれるんじゃないかしらねえ。
それとマッツ・ミケルセンに勝てそうな相手はリーアム・ニーソン

ではないかと思い、ちょっと調べるとマッツ53歳、身長183cm、

リーアム65歳、身長193cmです。何の比較にもなりません。
ダンカンはモンタナに戻り、向かいの女性カミールにこっそり手を

貸しながら、田舎町での暮らしをそれなりに楽しみ始めます。

カミールに職業を尋ねられると「世界各国を回る葬儀屋」と答えます。
あまりに孤独で人とのかかわり方を知らなかった初老の男性は、

こんな感じになるのかしら。背中に「陰気」と貼ってあるみたい。

それはモンタナ州の寒そうな雪景色も重なり、一層深い哀愁を帯びて

映ります。

 

ポーラー
出典:IMDb

 

一方、ダンカンを狙っていたのは、なんと彼の雇用主の

ミスター・ブルートで、ダモクレス社の資金繰りが悪いのを

改善するため、年金受給者を消すという、大層荒っぽい計画です。

こいつが全身黄色だし、いつも何か塗りたくって肌のマッサージを

されていて、めっちゃ気持ち悪い。金髪の子豚が派手な衣装で

着飾っているみたいです。そしてこのブルートの指示で

ヴィヴィアンはダンカンをおびき出していたわけです。

 

ポーラー
出典:IMDb

 

ベラルーシで失敗したから、次はダンカンの隠居先を探して

暗殺...するはずが、ダンカンはいくつも不動産を持っているし、

そもそも冒頭の5人組は「知恵」が足りない。色気を使おうにも

相手がどこにいるかわからないと来た。

フロリダ、ニュージャージー、テキサスでただ無関係な人たちを

殺していくだけなのです。ちょっとあまりにダンカンと差が

あり過ぎじゃないかしら。ようやくモンタナ州のダンカンを

見つけると、やっぱり色気攻撃からです。あれ?乗っかっちゃうんだ。

その隙に狙撃するはずが、ダンカンですから、女を盾に素っ裸で

銃弾から逃げ、さらには、逆に殺し屋を外から狙い撃ち!!

寒い、寒すぎる。早くパンツをはいて!
この時人質に取られたカミールを救い出そうとして罠にはまった

ダンカンが、例の黄色い男ブルートから受ける拷問は、道具ほど

痛そうじゃないです。ただ、このシーンとその後のトンネルでの

銃撃シーンで彼は疲弊し、しばらく体調が回復しなかったとのこと。

本当に寒い中、裸だったんですね。
こんなに彼を苦しめるなんて、許せないわ!と思った人、安心して

ください。この黄色い男は窓から頭がぶっ飛んできます。惜しい

ことにそのシーンが映らないんです。ただ音がして、道路に頭が
転がってくるのみです。でも気分さっぱり、

しかしダンカンにはもっと大事な秘密があって、それが例の悪夢とも

関係しています。さて静かな隠居生活を送れるのでしょうか。
それにしてもバーボンとメープルシロップ入りのコーヒーを

ウィンターコーヒーというとは初めて知りました。

ちょっと試してみたい気分です。

 

 

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