ロスト・マネー 偽りの報酬

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JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

ロスト・マネー

出典:IMDb

 

「ロスト・マネー 偽りの報酬」

原題:Widows

監督:スティーブ・マックイーン

2018年 アメリカ映画 129分

キャスト:ビオラ・デイビス

     ミシェル・ロドリゲス

     エリザベス・デビッキ

     シンシア・エルホ

     コリン・ファレル

     リーアム・ニーソン

 

シカゴで4人の強盗犯が逃げ込んだ倉庫の爆発で

死亡する。そしてその金が市議会議員候補ジャマール

のものであったため、強盗の主犯格ハリーの妻ヴェロニカ

は金の返済を迫られるのだった。


<お勧め星>☆☆☆ 豪華な俳優陣に目を見張りますが、

内容は普通。


神父様、あなたはどちらの味方ですか?


1983年放映のイギリスBBC製同名ミニシリーズを

「それでも夜が明ける」(2013)の

スティーブ・マックイーン監督が映画化したものです。

「妻たちの落とし前」という邦題で劇場公開予定でしたが、

中止になりました。「ロスト・マネー 恐怖の報酬」

「妻たちの落とし前」どちらも題名がいまいち。
「それでも夜が明ける」では自由黒人ソロモンの12年間の

奴隷生活を描いていました。ソロモンが騙されて

売り飛ばされ、働かされる農場の監督官役のポール・ダノが

本当に陰湿で、そればかり印象に残っています。
アカデミー賞作品賞を受賞したものの、個人的には

「自由黒人」というものの存在を初めて知った程度の感動しか

覚えませんでした。
さてこの「ロスト・マネー」では、とにかく登場する俳優が

豪華です。シカゴ市議会18ブロック候補ジャック・マリガン役

はコリン・ファレル、その対抗馬ジャマール・マニングの弟役が

「ゲット・アウト」(2017)のダニエル・カルーヤです。

 

ロスト・マネー

出典:IMDb

 

ロスト・マネー

出典:IMDb

 

「ゲット・アウト」は劇場で鑑賞しましたが、(毎度おなじみ

ボッチ鑑賞)「何かがおかしい」というポスターの通り、

最初から違和感を覚え、それがまさかあのような展開に
なっていようとは...。「わたしは全然差別していないのよ」

という温和な顔と裏腹の心の内があのような恐怖になって

現れるなんて...。これぜひとも見てほしい映画です。
そして序盤に派手な強盗シーンを繰り広げる4人の男性の内

リーダー格のハリー役はなんとリーアム・ニーソン。

 

ロスト・マネー

出典:IMDb

 

隠れこんだ倉庫で車ごと大爆発してしまうんです。その前に

映った妻ヴェロニカとのネチネチチューシーンは、

「電車の中のべたべたカップルのキモさ」並みに気色が悪い

けれど、お二人ともきれいだから許す。

 

ロスト・マネー

出典:IMDb

 

そのヴェロニカ役は「ヘルプ〜心がつなぐストーリー」(2011)

のビオラ・デイビス、同じように夫を亡くしたリンダ役は

ミシェル・ロドリゲス、アリス役はエリザベス・デビッキという

素晴らしい顔ぶれです。特にエリザベス・デビッキの190cmと

いう高身長とツイギー人形のように手足が細く長くスタイル抜群の

美人ぶりには目が釘付けになります。彼女の映画内の母親役が

「アニマル・キングダム」(2010)の肝っ玉ばあさん、

ジャッキー・ウィーバーでこの映画では娘にエスコートサービスで

稼ぐように促す腹黒い自己中女性を演じています。怖いんですよ。
彼女たちの夫が強奪した金が、市議会議員候補ジャマールのもので、

それを30日以内に返却するように迫られたヴェロニカが、

ひょんなことで手に入れた夫の犯罪計画ノートを活用して、一攫千金を
狙うというのがこの映画の主要なストーリーです。

 

ロスト・マネー

出典:IMDb

 

中盤以降までそれぞれの境遇や夫との関係、市議会議員候補ジャックと

ジャマールの状況が細かく描かれ、とにかくジャマールの弟の残虐性

にはどきりとさせられてばかりです。ヴェロニカの愛犬をあんな風に

掴むなんて許せないわ!
ところで、ハリーがどんな人物だったのかということについては、

あまり丁寧に説明されず、それほどのワルだったのかとか、なぜ

この地域で勢力を持っていたのかよくわかりません。それと中盤付近に
発覚する事実で、先が読めてしまうのがとても残念です。あれは

最後にわかった方がよかったんじゃないかなあ。
またジャックと父親の対立と彼が何を目的に行動していたのかも

十分理解できませんでした。
それでもアフリカ系住民の貧しくすさんだ生活がリアルに描かれ、

彼らを支配する白人たちの偽善的な行動にも目が向けられた気が

します。しないよりした方がいいに決まっているけれど、それは
現代の奴隷のようなものになってしまうとも思うんですよね。

 

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