1922

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JUGEMテーマ:Horror

 

1922

出典:IMDb

 

「1922」

原題:1922

監督:ザック・ヒルディッチ

原作:スティーヴン・キング

2017年 アメリカ映画 102分

キャスト:トーマス・ジェーン

     モリー・パーカー

     ディラン・シュミット

 

1930年、ホテルの一室でウィルフレッドは

かつて自分が犯した罪を告白する手紙を書いていた。

彼は1922年、妻が親から相続した土地で農業を

営んでいたが、その土地を売却しようとする妻と
対立してしまい..。


<お勧め星>☆☆☆ あ〜不気味だ。気色悪いわ。

見終わって気分もよくならないわ。


ネズミ駆除には何が効果的?

 

 

 

<ネタバレしているかも>


2010年に出版された「Full Dark,No Stars」と

いう小説に収められた短編の内の1つです。

スティーヴン・キングの小説は数多く映画化されていて、

その中で最も好きなのはもちろん

「スタンド・バイ・ミー」(1980)
です。音楽もよかった。そして何より今は亡き

リバー・フェニックスの美少年ぶりに目を奪われました。

シシー・スペイク主演の1976年映画「キャリー」は

ヒロインの線の細い少女役にシシーがぴったりで70年代

特有のホラーの雰囲気もあって怖いけれど切なかったです。

ほかにも「シャイニング」(1980)

「デッド・ゾーン」(1983)

「ミザリー」(1990)

「ショーシャンクの空に」(1994)
などなど何度でも見たい映画が(いや「ミザリー」の

キャシー・ベイツは1回見ればいい。)数多く作られて

います。「It」(1990)は2017年にリメイクされ

ましたが、なんと珍しくリメイク版の方が怖いのです。

そして続編というかオリジナルでは成長後まで描いていたのに、

2017年版では少年少女時代のみだったので、その後の

映画がまた公開されるということで、期待が高まります。
こんなにピエロを怖い存在にしてそれでも誕生日会に

呼ぶのかしら。ピエロに扮した人が来て子供たちを

楽しませたら、そのメイクが取れなくなってしまわないか

心配だわ。それは「クラウン」(2014)。
さてこの映画の主役ウィルフレッド役は「ミスト」(2007)

でも主人公を演じていたトーマス・ジェーンです。

「ミスト」(2007)に関しては、原作「霧」の方が

100倍怖くて、映画になったらなんだか違う雰囲気の話に

変わっていた気がします。これは個人の好みなので気に

しないでね。
時は1922年、世界恐慌が始まる1929年から遡ること

7年。農業分野でも不況であった時代、ネブラスカ州の田舎で、

ウィルフレッドは妻アルレット、息子ヘンリーと農業をして

暮らしているのです。

 

1922
出典:IMDb

 

1922

出典:IMDb

 

見渡す限り広がる農場は妻が親から受け継いだもので、妻は、

農業を嫌い、土地を売却して街で暮らしたいと願っています。

結構手際がよく売却先も決めて来たし、弁護士も雇っている。

しかしウィルフレッドにとっては、大事なのは「この土地」と

「息子」で、アルレットの話に耳を傾けるはずもないのです。

冒頭に農作業の合間に、アルレットの作ったレモネードを

ウィルフレッドとヘンリーが飲み、アルレットはその姿を
穏やかな表情で見つめています。彼らが本当に幸せそうで、

背景の農場も夕日に輝いて美しく見えるのを目に焼き付けて

おくといいと思います。なぜならここからどんどん暗い話に

なっていくからです。

 

1922
出典:IMDb

 

息子ヘンリーは隣家(と言っても視界に入らないくらい遠い)の

娘シャノンと恋仲になり、ウィルフレッドはそれを利用しようと

考えるんですね。醜いですね。
「お前、母さんはこの土地を売って街へ引っ越すぞ。そしたら

シャノンとは終わりだな」
ウィルフレッドの悪魔のささやきを聞かされ、さらにアルレットに

シャノンを侮辱されたヘンリーは、ウィルフレッドの妻殺し計画に

加担するのですよ。これがまあ、枕で押さえつけるとか綺麗に

済ませるのではなく、包丁でグサグサ指していくという残虐極まり

ない方法です。小説ではどんな風に描写されていたのか読みたく

ないけれど、ちょっと読んでみたい。

そして遺体を庭の井戸に放り込むんです。ところが翌日血で汚れた

シーツなどを放り込もうとすると、山ほどネズミがたかっていて、

アップになったアルレットの口からはゆっくり尻尾から大きな

ネズミが出てきます。ぎょえ〜。
この時からチューチュー声を出すネズミの存在がウィルフレッドの

頭から離れなくなるんです。殺鼠剤ってまだ存在しなかったのかな。

いやそんなもので退治できるはずもない。
ストーリーは予想通り、どんどん悪い方向に展開していきます。

だいたいスティーヴン・キングの映画で全員がハッピーなラストを

迎えるものってあったかしら。
 

1922
出典:IMDb

 

「死んだ妻だけ知る秘密」を地下室で耳元で囁かれるづける

ウィルフレッドの姿はもう不気味極まりないし、囁くアルレット

の顔はネズミにかじられているし、これはどこまでが夢でどこまでが

現実かわかりません。
ラストシーンも「結局は誰も逃げられないのだ」という絶望しか

残らず、あの時の違う選択をしていたら、家族3人仲良く

暮らせたのに..などという後悔の念ばかりが漂っていました。最も

大事にしていた「農場」も「息子」ももう戻らないし、それは全て

彼の蒔いた種なのです。

 

 

 

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