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    ジュラシック・ワールド/炎の王国

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    JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

     

    ジュラシックワールド

    出典:IMDb

     

    「ジュラシック・ワールド/炎の王国」

    原題:Jurrassic World:Fallen Kingdom

    監督:J・A・バヨナ

    2018年 アメリカ映画 128分

    キャスト:クリス・プラット

         プライス・ダラス・ハワード

         レイフ・スポール

         ジャスティス・スミス

     

    インドミナス・レックスとT-REXの戦いで崩壊した

    ジュラシック・ワールドのあるイスラ・ヌブラル島は

    火山噴火の危機に瀕していた。恐竜たちを救出するか

    そのまま放置するか議論が割れる中、かつてのパークの

    責任者クレアは、恐竜行動学者だったオーウェンと共に

    島を訪れるが..。


    <お勧め星>☆☆☆半 「ジュラシック・パーク」を思い

    出すようなシーンが随所に見られ、迫力あふれる映像の中で

    強いメッセージを感じます。


    過去には戻れない


    邦題の副題を「炎の王国」としてあるので、火山の爆発で

    1つの王国ができがってしまったのかと思うと、いやいや

    原題の副題を見てよ、と思います。

    「Fallen Kingdom」=崩壊した王国です。
    かつてジュラシック・ワールドがあったイスラ・ヌブラル島の

    火山が今にも噴火しようとしており、そこにまだ生存している

    恐竜たちをどうするかという議論から始まります。

    マルコム博士は「噴火で全滅するのも運命だ」
    と一見残酷に思える意見を述べますが、実はそれこそ「正論」

    なのです。元々絶滅していた恐竜を人間のエゴで再生し、

    それに対処できなくなって放棄した人間が再び保護を主張する

    のは、あまりにも利己的な主張なのに、「恐竜保護」という

    言葉で、それはカバーされてしまう。「正論」を「異論」に変

    えてしまうのは、小さなエゴの集結ではないかと感じてしまいます。

    マルコム博士は「ジュラシック・パーク」時代からずっとそれを

    訴え続け、それなのに耳を貸さない人々のせいでどれだけ被害を

    被って来たのか。
    かつてパークの責任者だったクレア役は、前作と同じく

    ブライス・ダラス・ハワード。一回りほど大きくなっていますが、

    今回はハイヒールで走り回らず、最初からスニーカーを履いて

    いるので、私的には好感度アップです。クレアで思い出すのは、

    恐竜の飼育係をしていたオーウェンで、この役も前作と同じで

    クリス・プラットが演じています。

     

    ジュラシックワールド
    出典:IMDb

     

    クレアの属する恐竜保護団体のジーアとフランクリンも加わり、

    ジュラシック・パーク創設者の一人ロックウッドの財団の

    代表ミルズの好意的な援助で、彼らは島へ向かうのです。同行

    する探検隊隊長ウィートリーたちがやけにいかめしい姿だし、

    かなりの数の部隊がいるのはなぜだろう。ってもうここで誰が

    「悪」なのかわかってしまいます。それも黒幕までわかると

    いう親切な説明シーンが流れ、疑心暗鬼になることは一切なく、

    島でのウィートリーたちの蛮行や遂に噴火した火山の噴石や

    溶岩流から逃れようとする4人の姿に、ただハラハラするの

    です。前作でパークを回るために使われた丸い移動器具が今作も
    一応大活躍?

     

    ジュラシックワールド
    出典:IMDb

     

    活用したい恐竜のみ捕獲するという人間の強欲さが既に目に

    焼けつけられているのに、それが終盤にはこれでもかと見せられ

    続けます。
    一方騙されて島に行ってしまったクレアたちは、なんとか船で

    一緒に戻ることができたのですが、そこからミルズたちと4人の

    対決が始まるのです。そこにはロックウッドの孫娘メイジーを

    加わっており、彼女がちょいちょい聞き耳を立てたり、邸の

    地下室に忍び込んだりして、ミルズの悪業を知っているので説明は

    不要。

     

    ジュラシックワールド

    出典:IMDb

     

    ジュラシックワールド
    出典:IMDb

     

    前作では「ものすごく大きい」インドミナス・レックスが

    作られていたけれど、実際にT-REXと戦っていた時には、その

    大きさが全く感じられませんでした。今作は大きさではなく、

    戦闘能力にたけたインドラプトル(名前からして何と何を

    掛け合わせたかわかるという)が試作されているのです。これを

    何に使うかはいわずもがなですね。
    猛獣を子供の頃から育て、それをハンティングするという残酷な

    行為を遊びにしている大金持ちが存在するように、お金が有り

    余った人、もっとお金が欲しい人の考えることは、たいていろく

    でもないことだと思います。「ホステル」参照。
    それでも勧善懲悪のストーリーなので、もう愉快爽快!!

    とはいえラストにマルコム博士の語った言葉は重いです。それと

    三部作の二本目ということなのか、冒頭のインドミナス・レックスが

    その後登場しなかったことは説明がなかったです。助かったと

    思ったところを大きな口がパクリとか、突然背後に姿が浮かび上がる

    恐竜、という驚かし方はわかっていてもスリルがあります。

     

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