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- 2023.01.12 Thursday
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JUGEMテーマ:Horror
出典:IMDb
「ゾンビランド:ダブルタップ」
原題:Zombieland:Double Tap
監督:ルーベン・フライシャー
2019年 アメリカ映画 99分 R15+
キャスト:ウディ・ハレルソン
ジェシー・アイゼンバーグ
エマ・ストーン
アビゲイル・ブレスリン
ゾンビが蔓延する世界を「73のルール」なるものを
作って生き残ってきたタラハシー、コロンバス、
ウィチタ、リトルロック。しかし10年経ち、突然
ウィチタ、リトルロック姉妹が姿を消すのだった。
そしてウィチタが、男と姿を消したリトルロックを探す
ため舞い戻ってくる...。
<お勧め星>☆☆☆☆ テンポの良いゾンビ映画のトップ
です。前作よりもパワーアップしました。
ホーミー(仲間)が大事
「仲間がいないとゾンビとかわらない」と
前作「ゾンビランド」(2008)のラストに語り合った
4人、タラハシー、コロンバス、ウィチタ、リトルロックが
再び登場します。一番変わったのがリトルロック役の
アビゲイル・ブレスリンですね。
「リトル・ミス・サンシャイン」(2006)で幼児体型
スーツを着たとはいえ、ぽっちゃり少女を演じた時とあまり
時期が違わなかった前作に比べ、10年経つとこうも成長
するものかと感激?いや驚愕にも近い思いを抱きます。
胸の谷間が...。もう23歳になります。
コロンバスと恋人同士になったウィチタと、タラハシーと
父娘関係のようになったリトルロックは、ぞれぞれ不満を
抱きつつあるのです。そしてある日、世界でも群を抜く
安全な隠れ家=ホワイトハウスから姉妹は突如姿を消します。
このセキュリティー万全、ホスピタリティー最高の場所から
ですよ。プロポーズするコロンバスに「結婚は離婚の始まり」
と語るウィチタって、結婚に対して何かトラウマがあったっけ?
いつまでもリトルロックを子ども扱いし、あれこれ束縛する
タラハシーに対し、成長した彼女が反抗するのは理解できます。
冒頭から派手にゾンビを倒していく4人のゾンビへの戦いぶりは
かなりスキルが上がり、一瞬の隙もなく安心して見られるので、
首が飛ぼうが顔が潰されようがゾンビに対して、特に何の感情も
抱きません。単なるゾンビです。
ここで、何か過去に関係のなった人がゾンビになって現れて、
ウルウルしてしまうような、もたつきは一切ないのです。
したがって2人が姿を消すと、この話はどうなるのかと思って
しまいます。さらに食糧を取りに行ったモールで、マディソンと
いう少々おつむの弱そうな、でもサヴァイヴァルには長けている
女子を拾ってしまうのです。
出典:IMDb
コロンバス、彼女の誘惑にあらら〜。そこにウィチタが戻って
きたからとても気まずいのですよ。
出典:IMDb
リトルロックは、道中に知り合ったバークレー男(ヒッピー風)と
どこかに逃げてしまったらしい。バークレー男は非暴力、武器
不携帯をモットーにしているので、とても心配なわけです。さらに
ゾンビも進化し、T-800と名付けた突然変異体が出現していると
聞きます。
今までののんびりゾンビではなく、すばやく移動し、なかなか倒
れないのです。巨匠ロメロ監督の映画内のゾンビは動きは
速くならなかったものの「学習する」という能力が身について
いました。やはり進化していくのです。
時折CMのように入り込むのが「今週のゾンビ殺し」で、いかに
ダイナミックに、そしていかに知恵を絞ってゾンビを倒したかが
競われています。はい、質問していいですか?この動画を
どうやって見ているのでしょう??
出典:IMDb
さて、リトルロック捜しの途中で、彼らはグレイスランドに
立ち寄ります。そこはプレスリーの聖地であり、タラハシーは
プレスリーに心酔しているのです。そこで出会う、ネバダと
いう強い女性とタラハシー、コロンバスとクリソツな性格の
2人の男性、アルバカーキ、フラッグスタッフは、同じように
「戒律」を作って生き残ってきたと言います。やはり、敵と戦う
ためには、それなりのマニュアルが必要なのですよ。場当たり的
なものや同調者ばかりで作ったルールでは、何の成果も上がらない
のです。
とか言っているうちにゾンビ化してしまう人や、ゾンビになったと
して捨ててきた人が、実はナッツアレルギーだったとかで、話は
あれこれと進んでいきます。そして目指すはリトルロックのいる
「バビロン」という場所です。
ここはまさに「ヒッピーの聖地」のようなパーラダイスであり、
非暴力、武器放棄主義を貫いています。これが生き延びた人々の
行きつく先なのかと、なんとなく違和感を覚えつつ納得していると、
T-800の大群がその地に向けて押し寄せていることがわかります。
出典:IMDb
やはり世の中はそんなに甘くないのです。ここからの4人の
戦いぶりはあっぱれです。さらに、あの人までも参戦..。
最後まで楽しめました。
なんとビル・マーレイ本人登場の「マーレる」の再現シーンは、
大爆笑です。
ビル・マーレイは、いつも笑わせてくれますねえ。
(^-^)