イン・トゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり

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JUGEMテーマ:洋画

 

イントゥザスカイ

出典:IMDb

 

「イン・トゥ・ザ・スカイ 

気球で未来を変えたふたり」

原題:The Aeronauts

監督:トム・ハーパー

2019年 アメリカ=イギリス映画 

101分

キャスト:フェリシティ・ジョーンズ

     エディ・レッドメイン

     フィービー・フォックス

 

19世紀のイギリス、ロンドン。気象科学者の

ジェームスは、天気は予測できると主張し、気球に

よる調査飛行の協力を募る。ようやくスポンサーが

見つかったジェームスは、気球操縦士アメリアとともに
気球に乗り込み、高度の世界記録に挑戦し始めるが...。


<お勧め星>☆☆☆☆ 上って降りるだけの内容かつ

狭い籠の中が主体の映画なのに、そこから見える光景の

美しさや人間同士の心の交流などで、ラストは幸せを

感じます。


空は開かれている


主役のエディ・レッドメインとフェリシティ・ジョーンズが

どこかで共演していたなと思ったら

「博士と彼女のセオリー」(2016)で夫婦役を演じて

いました。

今回は全くの赤の他人かつ恋愛には一切発展しません。
まるでショーでも始まるかのように人々が気球の前に集まり、

その出発を待つ冒頭のシーンは、スポンサーの貴族をなだめる

ジェームス・グレーシャーとその友人ジョンが映る一方で、

現地に向かおうとする緊張した面持ちのアメリアが見られます。

しかし現地に着くと彼女はまるでサーカス団のように壇上で

くるくる回転し、これから始まる冒険が楽しくて仕方がないと

いうようにふるまうのです。
そして気球は上昇し始めます。この気球飛行の目的は、

ジェームスが主張する

「天気の予測はできる」

という説の裏付けのためのデータ集めでしたが、それでは

スポンサーはつかず、高度の世界記録を目指すという目的が

加わります。さらに気球に乗ったことがないジェームスは、

かつて夫婦で気球飛行を繰り返し経験していたアメリアに、

気球の操縦を依頼するのです。

 

イントゥザスカイ
出典:youtube

 

この気球飛行までの経緯は実際に上昇していく気球から

見える景色とともに描かれ、また気球の姿は高度と時間を

グラフにした絵の上に乗せられます。3分で340m、

19分で1600m...。
「天気の予測」の話は王立協会員に一笑に付され、誰にも

相手にされません。またアメリアは、夫ピエールを気球飛行中

に亡くし、その喪失感から立ち直れないでいたのです。

中盤までは、気球の上から見る街並みから雷雲に入り込み、

その中で急降下した後に見られる雲に映る光の環など、

劇場公開はIMAX上映があるということで、それで体験したら

音や映像が数倍楽しめただろうというものばかりです。

 

イントゥザスカイ
出典:IMDb

 

ただの科学者に過ぎないジェームスは、その計測にばかり

集中し、気球の危険な状況に気が付きません。一方の

アメリアは、かつて夫を亡くしたのは、気球の墜落を避ける

ために、彼が自らの身を気球から減らすことで軽くしたと

いう辛い体験から、研究バカの危機管理能力の欠如に

イライラしっぱなしなのです。
雷雲を避けるための上昇に成功すると、そこには蝶の大群が

飛び交っています。ここは5230mの世界。ジェームスの

友人ジョンが唱えた

「昆虫は気流に乗って移動する」

と説の確証が得られます。
気球はさらに上昇を続けるのですが、今現在普通に考えたら、

高度が高くなるほど、気温は下がるし、酸素も薄くなることは

誰でも知っています。ジャンボジェットが実現してくれた

人類の夢、高度10000mを超える空の旅を誰も知らなかった

時代、二人、特にジェームスはさらに上昇して、気圧や気温、

湿度の測定にこだわるのです。7010mという今までの

最高高度に達した時には、彼らの息は白く、気温も氷点下の

世界になりますが、研究バカのジェームズはレインコートすら

持たず、震えながら測定を続けます。見ているだけで寒い。

 

イントゥザスカイ
出典:youtube

 

イントゥザスカイ

出典:IMDb

 

この後気球は上昇を続け、幾度かのアクシデントと酸欠と

低体温で、ジェームスが絶賛気絶中の中、アメリアはそれは

それは果敢に行動します。この撮影は実際に900m上空を

飛ぶ気球の上で行われたそうで、フェリシティ・ジョーンズは

高所恐怖症ではないことが判明、いや彼女の真に迫る演技が

堪能できます。
11277mの世界からいかにして降下していったか、これは

彼女の行動なくしては成功しなかったことなのですが、実際

にはジェームスとヘンリー・コックスウェルという男性が

行ったフライトであり、アメリアという人物はコックスウェルや

ソフィー・ブランシャール(プロのガス気球飛行士になった

初めての女性)などの実在する飛行士を手引きに創作された

架空のキャラクターであるとのこと。(Wikipediaより)
個人的には、この変更はとても好ましく、凍える手でロープを

掴んで気球の上の上っていく姿がとても勇敢に思えました。

何回も言いますが、科学バカは、その時絶賛気絶中ですからね。
降下中に見える雪もまた美しく、そこからスリル抜群の映像に

変わる展開の速さには目が離せません。
当時の人々が誰も見たことがなかった高度10000mの空の

世界をスリルと人間ドラマとともに楽しめる映画だと思います。

 

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