「私がクマにキレた理由」
原題:the nunny diaries
監督:シャリ・スプリンガー・バーマン
ロバート・プルチーニ
2007年 アメリカ映画 106分
キャスト:スカーレット・ヨハンソン
ローラ・リニー
アリシア・キーズ
ポール・ジアマッティ
アニーはニュージャージーの大学を優秀な成績で卒業し、ニューヨークで
仕事を探し始める。
しかし、ひょんなことから子守(ナニー)として雇われ、グレイヤーという子供の
世話をすることになるのだった。
全米でベストセラー小説になった「ティファニーで子育てを」の映画化です。
アニー・ブラドッグ役は「アイランド」のスカレーット・ヨハンソン。元気いっぱい
若さいっぱいのピチピチお姉ちゃんといった感じです。
彼女が看護師の母親の期待を背負い、ニューヨークへ出てきて仕事を探す
のですが、「自分は何なのか?」という疑問にぶつかってしまうのです。
途方に暮れてセントラルパークに行くと、グレイヤーという腕白坊主と出会い、
彼の母親、ミセスXに「アニー」と「ナニー」を聞き間違えられ、なんとナニーに
なってしまうのです。
ミセスXは「エミリー・ローズ」のローラ・リニー。
超セレブなアッパーイースト・サイドの女性はナニーに子育て、教育係をさせ、
自分たちは、若さと美貌を保つために、日々磨きをかけ、ボランティアだの
買い物だのに明け暮れる日々を送っているのです。
これやってみたい!
最初はあっけにとられたアニーもグレイヤーと心を通わせるうちに、彼の寂しさ
そしてミセスXの苦悩の日々を理解してくるのです。
お金があっても得られないものはあるのねえ。
ちなみにミスターXは「ヂュプリシティ~スパイはスパイに嘘をつく~」のポール・ジアマッティ。
富と地位はあるけれど全然イケてない男役がぴったりですね。
同じアパートの12階に住むセレブなイケメンとの恋もあり、遂にアニーはブチ切れます。
なんで「クマ」にキレたのかは見ればわかります。
よくあるストーリーでしたが、テンポよく描かれていておもしろかったです。
<マープルの採点>
お勧め星 ☆☆☆☆
今日もいい天気!
お手伝いがいる家で育ったから、無理難題な事言っても、当たり前にやってもらってきたんでしょうねえ〜。肉体的より精神的ダメージが大きくて、辞めました。そこの歯医者の歯科助手も泣かされて、すぐ辞める人、多かったみたいです。
結局、娘さんも、すぐに家を出ちゃって、戻ってこないんですって。分かるョ〜。カネ持ってる人は「心」がないのか!
(みんながみんな、そうじゃないですが)だいぶ、話が脱線しましたネ。失礼しました<(_ _)>だから「私がこの映画を観ない理由」はイヤな記憶が蘇るからです<`ヘ´>イケメンとの出逢いもなかったしナ〜(−−〆)