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- 2023.01.12 Thursday
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映画「血みどろの入江」
監督:マリオ・バーヴァ
1970年 イタリア映画
キャスト:クロディーヌ・オージェ、ルイジ・ピスティッリ
イザ・ミランダ、クリス・アヴラム、ラウラ・ベッティ
屋敷の窓から見える素晴らしい入江。
その持ち主の資産家の婦人が、ある晩殺される。殺害
した夫、フィリッポ伯爵は夫人の遺書を偽造するが、その
直後背後から何者かによって刺殺されてしまう。
数日後、入江の土地開発を進めたい建築家フランクや
資産家夫人の姪レオーナ、アルバート夫婦などが
やって来る。
近所には昆虫研究家パウロとその妻で占い師のアナ、
さらには資産家の私生児のサイモンなど怪しい人物が
たくさん住んでいる。
そんな入江に遊びに来た若者4人が1人、また1人と
殺されていく...。
<マープルの感想>
この作品は「13日の金曜日」シリーズの元ネタと言われて
いるそうです。いろいろな経緯があって、「13日の金曜日」
を製作したカニンガムがほぼパクリの内容にしたとか、
しないとか...。
まあそれはいいとして、ずーっと見たい映画でしたので、期待
大で見始めました
冒頭はヒッチコックの殺人シーンのように映されます。でも
なぜか犯人が映ってしまうのです。なぜなら彼も殺されるから。
しかし、その後は、怪しげな人がどんどん出現して、ストーリー
は二転三転していきます
アホな若者のうち、お色気要員の金髪の女子はなんでパンツ
丸見えの超ミニワンピースなのかしらとか、素っ裸で入江
を泳いでいたら、死体を見つけてしまい、あわてて逃げるに
しても、パンツはき忘れてますよ〜なんて考えていました。
当然死亡フラグ立ってます
製作年度を考えると、前方からナタを顔に一振りしたり、モリ
でカップルを上から串刺しとか、スパッと首が切れたりとアイデア
は斬新だと思います。
あ
タコが死体の顔を這うのは気色悪かったなあ。これは初めて
見ました。
ラストのオチは意味不明です。
<マープルの採点>
お勧め星 ☆☆
グロ星 ☆☆☆
ゾクゾク星 ☆☆☆
切り株が1か所出てきていますね。すごいわ。
映画「死霊のえじき」
監督:ジョージ・A・ロメロ
1985年 アメリカ映画
キャスト:ロリ・カーデイル、テリー・アレクサンダー
リチャード・リバティ、ジョセフ・ピラトー
アントン・ディレオ・ジュニア
近未来、地上はゾンビで埋め尽くされ、軍の基地に人間は
隠れ住んでいた。
ヘリコプターでフロリダ半島を調査に行った女性科学者セイラ、
無線技師マクダーモット、セイラの彼ミゲル、パイロットのジョン
は地上の惨状を目の当たりにして絶望の中、基地へ戻ってくる。
この基地の地下には、他に軍のローズ大尉ら兵士とゾンビ研究家
のローガン博士、助手のテッドがいた。
しかし、狭い空間の中、ゾンビ研究の遅さにいらだつ軍人と科学者
は次第に対立していく。
<マープルの感想>
’68の「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」、’78の「ゾンビ」
に続く”リビング・デッド”3部作の最終作です。
1作目が白黒だったことを除いても、この作品のグロ度は
最高です。しかし、資金不足のため、オリジナル脚本が
大幅に変更され、規模が縮小されたとのことです。
それでも狭い地下壕の中で突然現れる感染者に食い
ちぎられる兵士はかなりリアルですね
今回の最大の進歩は感染者が学習する、ということですね。
これはこの後の作品「ランド・オブ・ザ・デッド」ではさらに
進化を遂げています。
ローガン博士が可愛がって育てたバブは、いろいろな
ことを学びます。
しかし、バブにも食料が必要だったのです。それは...。
科学者と兵士の対立は遂に爆発してしまうのですが、
このいやなローズ大尉の見事な食べられ方はいいですねえ
「俺なんか食ってもうまくないぞ!」
そんなことおかまいなしに食べられちゃいます
この映画の明るいラストはわたしは好きです。
セイラがもう少しきれいだったら、言うことがないんだけど。
前に書いたリメイク版「デイ・オブ・ザ・デッド」のニーナちゃん
は小柄だけどめっちゃ可愛くて強かったからなあ
<マープルの採点 星3つ半>
人間同士の憎み合いが1番怖いですね。