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    • 2023.01.12 Thursday
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    「ハンニバル ライジング」

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      JUGEMテーマ:Horror

      ハンニバル・ライジング

      「ハンニバル ライジング」
      原題:hannibal rising
      監督:ピーター・ウェーバー
      2007年   アメリカ、イギリス、フランス映画  121分
      キャスト:ギャスパー・ウリエル
           コン・リー
           リス・エヴァンス

      1944年、リトアニア。
      レクター一家はドイツ軍の爆撃を受け、父母は死亡。
      ハンニバルとミーシャ兄妹は山小屋に隠れていた。
      そこへ脱走兵グルータス達が現れ、妹ミーシャは
      彼らに食べられてしまう。かろうじて生き残った
      ハンニバルは彼らへの復讐を固く心に誓うのだった。

      ハンニバル・ライジング ハンニバル・ライジング

      ハンニバル・レクター」シリーズ4作目のトマス・ハリス
      原作小説の映画化ですが、ストーリー的には
      「ハンニバル・ライジング」→「レッド・ドラゴン」→「羊たちの沈黙」
      →「ハンニバル」という順です。
      ナチスから逃れるレクター一家をソ連軍の戦車と空からは
      ドイツ軍の戦闘機が襲います。父母を失い、生き残った
      ハンニバルとミーシャの元へ脱走兵グルータス達が現れる。
      極寒の冬。食糧は底をつき、彼らのギラついた眼差しの先に
      あったのはミーシャでした。
      ハンニバル博士の幼少期から青年期を描いているのですが、
      そこへ彼の叔母にあたるフランス在住のレディ・ムラサキという
      日本人女性が出現。

      ハンニバル・ライジング

      鎧、兜、刀、能面、浮世絵、剣道といったいかにも日本人らしさ
      (欧米人の考え付くもの)を家のいたるところに飾っています。
      しかし、生け花をカッターのようなものでするのは、かなり奇妙。
      この人広島の原爆で家族を失ったという方ですが、そういうくだりは
      必要なのでしょうか。
      戦争犯罪は許せない、ということも言いたいのでしょうか。
      また、「さらし首」を模倣して復讐する相手の首を切り取り、飾る
      という行為もどうも理解しがたいです。

      ハンニバル・ライジング

      妹を食べられ、そのスープを知らずに自分も飲んでいたことを知り、
      さらには唯一心を許したレディ・ムラサキに去られて「モンスター」
      となったというのでは、レクター博士への道のりが短絡的すぎます。
      この映画だけなら結構おもしろいです。
      そしてギャスパー・ウリエルがきれいな顔立ちをしています。

      <マープルの採点>
      お勧め星   ☆☆☆
      グロ星    ☆☆☆
      ゾクゾク星  ☆☆
      エロエロ星
      ダルダル星

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      「狼の死刑宣告」

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      狼の死刑宣告

      「狼の死刑宣告」
      原題:death sentence
      監督:ジェームズ・ワン
      原作:ブライアン・ガーフィールド
      2007年   アメリカ映画  106分
      キャスト:ケヴィン・ベーコン
           ケリー・プレストン
           ジョン・グッドマン

      投資会社の副社長、ニックは妻と息子2人の
      一家4人で幸せに暮らしていた。ある日、上の
      息子ブレンダンのホッケーの試合の帰り道、
      立ち寄ったガソリンスタンドで強盗に襲われ、
      息子が刺殺されてしまう。
      捕まった犯人は釈放され、ニックは自らの手で
      復讐を企てるのだった。

      狼の死刑宣告 狼の死刑宣告

      チャールズ・ブロンソン主演の懐かしい映画「狼よ、さらば」
      の原作者が書いたものを映画化した作品です。
      最近は悪役が板についたケヴィン・ベーコンが自らの正義
      を貫こうとする父親ニック役を演じています。いつまでも
      若さがあふれています。
      ニック一家はアメリカの典型的な富裕層で、上の息子は
      アイスホッケーの花形選手でMVPにも輝いています。
      その分、下の息子ルーカスには手を焼いているのですが。
      そして会社では「良識」を守ることに徹しているのです。
      そんなニックがブレンダンの試合の帰り道、無灯火の車
      を見つけ、パッシング。その後、ガソリンスタンドに立ち寄った際、
      先ほどの車が現れ、店主とブレンダンを襲うのです。
      その理由が「ギャングに入るための殺人」。
      希望の星を失った上に、さらに予審では、目撃者1人の殺人
      では、無罪になる可能性があるから取引せよ、と弁護士に
      言われてしまう。アメリカならではの「犯罪の根本には貧困
      や差別がある」という論理を振りかざされるのです。 
      そしてニックは復讐の鬼となります。ラスト間際には髪の毛
      さえ剃っちゃう。

      狼の死刑宣告 狼の死刑宣告

      ギャングのボス、ビリーが「あんたも俺たちと一緒だぜ。」
      と言うのも皮肉が効いています。
      ケヴィン・ベーコンの個性的な顔立ちが復讐者にはぴったり
      でした。
      また駐車場での逃走劇や銃撃戦は見ごたえがあります。
      ジェームズ・ワン監督ならではのグロさもバッチリです。

      <マープルの採点>
      お勧め星   ☆☆☆
      グロ星    ☆☆☆
      ハラハラ星  ☆☆
      エロエロ星
      ダルダル星


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      「サークル」

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        JUGEMテーマ:Horror

        サークル

        「サークル」
        原題:circle
        監督:マイケル・W・ワトキンス
        2008年   アメリカ映画  98分
        キャスト:サイラス・ワェイア・ミッチェル
             ジェーソン・トンプソン
             エリン・ミシェル・ロキッソ

        犯罪者の幼少期を調査するために大学生6人が
        ベネットという殺人鬼の生家にやって来る。
        時を同じくしてベネットは収容施設内で5人を殺害し、
        脱走していた。
        ベネットを捜す保安官とFBI捜査官キャシーは、彼の
        行方を必死で追うのだった。


        椅子にくくりつけられ、刺された男女5人。生き残っている
        1人の男に煙草を渡し、そして千枚通し彼を刺す。それも
        ゆっくりと...。
        ドキドキする始まり方です。
        一方、筋肉エロ馬鹿男のトリスタン達6人が犯罪者の
        心理を研究するため、ベネットの生家を訪れます。
        そしてこのベネットの家に着いてからもトリスタンとブリッド
        はエロ度全開。でもかなりソフトです。トリスタン役の
        俳優さんは、サービスシーン専門のようで、素晴らしい
        体つき。腹筋はバッチリ割れています。
        肝心のストーリーは儀式殺人ーそれもギリシャ人ピタゴラス
        の数字432に基づいて行われ、「死ぬ前の喜ばしき儀式」
        と考え、ベネットが行っているのです。そこはおもしろいはず
        なのですが、いまいちなんだなあ。
        収容施設のグリーン博士や大学のマッカダムス教授、そして
        保安官、FBIのキャシーなどいろいろな人物がどれも
        中途半端な描かれ方なのです。
        ラストも続編があるよ的なものでしたが、そうでなきゃ話が
        よくわからないよね。
        おまけですが、5人も殺した殺人鬼相手に保安官1人とは
        かなり無理があります。エロ度もグロ度も不十分な映画でした。

        <マープルの採点>
        お勧め星   ☆☆
        グロ星    ☆
        ゾクゾク星  ☆
        エロエロ星  ☆
        ダルダル星
         

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        「88 ミニッツ」

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        88ミニッツ

        「88 ミニッツ」
        原題:88 minutes
        監督:ジョン・アヴネット
        2007年  アメリカ映画  107分
        キャスト:アル・パチーノ
             アリシア・ウィット
             エイミー・ブレネマン

        ジャック・グラム博士はノースウエストワシントン大学で
        法精神学を教えている。その一方で鑑定医として裁判で
        ある連続女性殺人事件の容疑者フォスターに不利な
        証言をし、彼は死刑判決を受ける。
        しかし、フォスターの死刑執行の日、ジャックは奇妙な
        電話を受けるのだった。

        88ミニッツ 88ミニッツ

        1997年9月1日、ダイアナ元皇太子妃が事故死した日、
        ジョーニーとジェイニー姉妹が襲われ、 ジョーニーは
        惨殺される。その手口は、片足で逆さづりにされ、脇に
        裂き傷、ハロタンを吸わされるというものだった。
        その容疑者フォスターを死刑判決に導いた法精神科医が
        アル・パチーノ演じるジャック・グラムです。ずいぶんふけました。
        はっきり言ってジジイです。

        88ミニッツ

        でもこの博士、女性好きでかつ恋愛恐怖症だそうで、一晩を
        過ごした女性の名前も忘れてしまう始末。アイタタ...。
        ところが突然彼のもとへ
        「お前は午前11時45分に死ぬ。あと88分の命だ。チクタクチクタク。」
        という電話が入るのです。この88分という時間にも意味があるの
        ですが、彼の周りのみんなが怪しい行動をするので、まさに
        疑心暗鬼状態です。
        そして新たな殺人の現場にはなぜか博士の指紋がべたべた残っている。
        博士の教え子のローレンは「ロードキラー」のリリー・ソヴィエンスキー。
        この人、デカイです!

        88ミニッツ

        一方、大学の学生部長キャロルはデボラ・カーラ・アンガー。
        脇役はしっかり固めています。
        なかなかおもしろいサスペンスでした。

        <マープルの採点>
        お勧め星   ☆☆☆
        グロ星    ☆
        ハラハラ星  ☆☆
        エロエロ星
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        「インセプション」

        4
        インセプション

        「インセプション」
        原題:inception
        監督:クリストファー・ノーラン
        2010年   アメリカ映画  148分
        キャスト:レオナルド・ディカプリオ
             渡辺謙
             ジョセフ・ゴードン=レヴィット
             マリオン・コティヤール

        コブは他人の夢の中に侵入し、情報を抜き取る
        仕事を請け負っていた。しかし、妻殺しの罪で
        指名手配される身となってしまう。
        そんなコブに他人の夢に侵入し、情報を植え付ける
        (インセプション)という難解な仕事が舞い込むのだった。

        インセプション インセプション

        浜辺に流れ着いた男。彼は拳銃を所持しており、
        兵士に捕まってある男のもとへ連れてこられる。
        そこにはかなり年老いた男が...。あ!渡辺謙だ。
        英語がなんて流暢なんだろう...。
        そしてシーンが変わり、モルに裏切られ襲われる
        コブ。これは夢です。夢の中で殺されれば夢から
        覚めるのです。この辺りからしっかり見ていないと
        ストーリーから取り残されそうになります。
        幸い登場人物がレオ様をはじめとして、区別がつけ
        やすいので、そこは心配ご無用。
        コブの妻モル役は「パブリック・エネミーズ」でデリンジャー
        の恋人役を演じたマリオン・コティヤールです。
        う〜ん、きれいだわ〜。

        インセプション

        コブのところへ舞い込んだ、というより脅迫まがいの方法で
        任せられた仕事は他人の夢を乗っ取り、潜在意識を
        植え付けるというもの。
        しかしコブには妻モルとのある事情が邪魔をし、任務
        遂行中にたびたび中断があるのです。

        インセプション インセプション

        夢の中での時間は現実より長くなり、現実の5分が
        夢の1時間。さらに夢の階層が第一、第二と進むにつれて
        その長さが長くなる。また夢の世界では重力が狂っている。
        斬新なアイデアが満載です。
        カーアクション、爆発、雪山での逃走、銃撃戦など派手な
        アクションも楽しめ、さらに無重力の世界も楽しめる映画です。

        <マープルの採点>
        お勧め星   ☆☆☆☆
        グロ星 
        ハラハラ星  ☆☆☆
        エロエロ星
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        「ザ・ダーク」

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        JUGEMテーマ:Horror
         
        ザ・ダーク

        「ザ・ダーク」
        原題:the dark
        監督:ジョン・フォーセット
        2005年   アメリカ映画  93分
        キャスト:マリア・ベロ
             ショーン・ビーン
             ソフィー・スタッキー

        アデルと娘サラは、ニューヨークから父親の住む
        ウェールズへやって来る。
        海辺にある父親の家は屠畜場だった納屋があり、
        どこか無気味であった。そしてある日、海辺で
        娘サラが失踪してしまう。

        ザ・ダーク

        「一人死ぬと一人よみがえる」
        50年前ウェールズにあった孤立した村の特殊な
        宗教の教え。それをよく心に留めておくとストーリー
        が十分理解できます。
        父の住むウェールズの田舎町へやって来たアデル
        と娘サラは、まず田舎の道で迷います。(よくあること)
        そして大雨が降り、泥に埋まってしまった車に乗った
        まま居眠りしてしまい、目が覚めるとサラの姿はなく、
        海の方へ向かっている。そして娘が消え、母はガケから
        突き落とされる。これは悪夢なのですが、この後の
        展開を十分示唆しています。
        そして忽然と姿を消してしまったサラ。
        なぜ?
        またアデルとサラの間にニューヨークで何があったのか?
        アデルが幻覚で見るエブリスは誰?

        ザ・ダーク

        「アンタン」というウェールズ語で死後の世界という意味の
        言葉の存在。
        「サイレント・ヒル」にも似ていて、どれが現実か戸惑いますが、
        まあおもしろい終り方でした。

        ザ・ダーク

        但しアデルの短気で暴力的な性格にイラつくのと途中
        ストーリーがちょっともたつくのが気になりました。

        <マープルの採点>
        お勧め星   ☆☆☆
        グロ星    ☆
        ゾクゾク星  ☆
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        「エド・ゲイン」

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        JUGEMテーマ:Horror

        エド・ゲイン

        「エド・ゲイン」
        原題:Ed Gein
        監督:マイケル・フェイファー
        2000年   アメリカ映画  90分
        キャスト:ケイン・ホッダー
             エイドリアン・フランツ
             マイケル・ベリーマン
             ショーン・ホフマン

        1957年、ウィスコンシン州、プレーンフィールドに
        住むエド・ゲインは、墓を掘り返しては遺体を解剖
        していた。
        しかし、彼は次第に生きている人間を殺して解剖
        するようになるのだった。

        エド・ゲイン 

        ‘Based on a true story’
        よくある始まり方です。レビューの評価はかなり低く、
        実際のエド・ゲインとはかけ離れすぎているそうです。
        すすり泣く女性。目を開くと大きな釣り針のようなもので
        両首の皮を使ってぶら下げられている。
        周りには人の首や肉片、ナイフなどが散乱...。
        エド・ゲインは、ジャックと共に墓を掘り返し、遺体の解剖
        をしているのです。エド役は、「ジェイソンX」や「ハチェット」
        のケイン・ホッダー。かなり屈強です。

        エド・ゲイン

        そして最初は相棒だったのに、エドの行為を止めようとして
        逆にスコップで殴り殺されてしまうジャック役がマイケル・ベリーマン
        です。

        エド・ゲイン

        ジャック殺害後、再び墓を掘り返しているところを墓守に
        見つかり、彼を太い木の枝で殴り殺す。
        さらに行きつけのバーの女主人スーを自らの母親と
        重ね合わせてしまい、絞め殺す。スーもどこかで見た顔
        です。
        ここまでは結構おもしろいのですが、郡の副保安官に
        なったボビーが一番有能なはずが、パトロール中に彼女
        エリカといちゃいちゃしたり、無線の使い方を覚えられない。
        そして勤務中にエリカと過ごしていて、母親の失踪を知り、
        現場へ向かう車のスピードを出しすぎてで故を起こして
        しまうのです。エリカが何度も「危険よ!」と叫んでいるのに。

        エド・ゲイン

        その時の無線でさえ、エリカの方がよく聞き取れるなんて
        アンビリーバボー!めちゃくちゃイラつきます。
        当然ながらほかの保安官はみんな無能です。
        ダレダレ...。
        ラストもかなりいうっとうしい。昼ドラじゃないのよ。
        唯一の救いはエドの狂気みなぎる表情やスーの皮を剥いで
        自ら身に着け、鏡に映してみる。この辺りは結構いけています。

        エド・ゲイン

        単にエド・ゲインの犯罪を描いた方がずっとおもしろかった
        のでは?ボビーの話は邪魔くさいです。

        <マープルの採点>
        お勧め星   ☆☆
        グロ星    ☆☆☆
        ゾクゾク星  ☆
        エロエロ星
        ダルダル星 ☆☆



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        「ソルト」

        2
        ソルト

        「ソルト」
        原題:SALT
        監督:フィリップ・ノイス
        2010年   アメリカ映画  100分
        キャスト:アンジェリーナ・ジョリー
             リーヴ・シュレイバー
             キウェテル・イジョフォー

        イヴリン・ソルトはCIAの諜報部員。しかしある日、
        オルロフと名乗る亡命者が訪れ、彼女が二重スパイ
        であると暴露する。自らの嫌疑を晴らすため逃走を
        図るソルトだったが、行く先々には数々の敵が
        待ち構えていた。

        ソルト ソルト

        アンジョリーナ・ジョリーが派手なアクションを見事に
        演じきっています。
        遡ること2年前、北朝鮮でスパイと間違われ、拘束、
        拷問を受けたソルト。捕虜交換で解放され、マイクという
        夫とも結婚し、再びCIAの任務を請け負っている。
        ところがオルコフと名乗る男によって、二重スパイの
        疑いをかけられ、自らが追われる身となるのです。

        ソルト

        CIAの建物(ガードがめちゃめちゃ固い)から逃走し、
        自宅へ戻り、追手から逃れるため高い階の窓枠をつたう。
        (これスタントですよね?)橋からトラックの荷台に落ち、
        タンクローリーに乗り移り、次は小型トラック、バイク、と
        次々とめまぐるしいアクションの連続です。

        ソルト

        特に見どころは、ホワイトハウスのエレベーター通路内で
        下へおりていくところかな。
        アンジーのきれいな顔がいつも傷だらけになってしまうのが
        可哀そうだったけど、とても楽しめる映画でした。
        当初ソルトは男で、トム・クルーズ主演だったらしいです。
        でも降板し、女性に変えてのストーリーにしたそうですが、
        全く正解です。能天気な男より、はるかに素晴らしい演技でした。

        <マープルの採点>
        お勧め星   ☆☆☆☆
        グロ星
        ハラハラ星  ☆☆☆
        エロエロ星
        ダルダル星


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        「サイレント・ノイズ」

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        JUGEMテーマ:Horror
         
        サイレントノイズ

        「サイレント・ノイズ」
        原題:white noise
        監督:ジェフェリー・サックス
        2005年   アメリカ映画  101分
        キャスト:マイケル・キートン
             チャンドラー・ウェスト
             デボラ・カーラ・アンガー

        建築家のジョナサンは息子マイケルを連れて
        作家アンナと再婚した。新しい命も授かり、幸せ
        の絶頂にいたが、ある日アンナが姿を消し、パンク
        した車が川沿いで発見される。そんな彼のもとへ
        アンナの声を聞いた、という男がやって来るのだった。

        サイレントノイズ サイレントノイズ

        「E.V.P」=電子音声現象。
        つまり霊との交信をすることなのですが、そもそも
        霊というものが存在しないと考えるとこの映画は
        すべてがつまらなく思えます。
        ジョナサンは再婚相手、アンナの妊娠を知り、大喜び
        した晩、彼女を祝うために花とシャンパンを用意して
        帰宅を待つ。しかし彼女は一向に戻らず、遂に遺体で
        発見される。その間に午前2時30分になるとラジカセの
        電源がONになったり、時計が止まったりと何らかの
        メッセージを送るかのような現象が起こっているのです。

        サイレントノイズ サイレントノイズ

        そこへ現れたレイモンドという男は「霊との交信ができる」
        と言う。あ〜胡散臭い男。しかもめっちゃ太っている。
        ところが突然ジョナサンの携帯へアンナから着信があった
        ことからにわかに信憑性を帯びてくるのです。
        訪ねたレイモンドの家にいたのは、サラという女性で、
        彼女も8か月前にフィアンセを亡くし、彼との交信がたった今
        できたと言う。このサラ役が「サイレント・ヒル」や「ザ・ウォール」
        のデボラ・カーラ・アンガー。本当に個性的な顔立ちです。

        サイレントノイズ

        途中から妻との交信より、死にかけている人を救う使命に
        燃えるんだけど、そのあたりはよくわからない。
        ただ時折現れる悪霊はかなり怖いです。

        <マープルの採点>
        お勧め星   ☆☆
        グロ星    ☆  
        ゾクゾク星  ☆
        エロエロ星
        ダルダル星 ☆


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        「ギャザリング デラックス版」

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        ギャザリング

        「ギャザリング デラックス版」
        原題:the gathering
        監督:ブライアン・ギルバート
        2002年   イギリス映画  101分
        キャスト:クリスティナ・リッチ
             ヨアン・グリフィズ
             ケリー・フォックス

        イギリス郊外の村、グラストンベリーで、キャシーは
        マリオンの運転する車にはねられてしまう。マリオンは
        罪の意識から、かすり傷ですんだものの記憶をなくした
        キャシーを家に連れて帰る。しかし、キャシーは時々
        フラッシュバックする幻覚や悪夢に襲われる。ところが
        マリオンの義理の息子マイケルも同じ思いをしている
        ことを知るのだった。

        ギャザリング ギャザリング

        祭りの夜、丘の上に登っていくカップル。ふと振り返ると
        彼の姿はなく、彼女が捜し始めると、あっという間に
        地面の割れ目に落ちてしまう。そこで見つけたのは、
        串刺しの彼と不気味な顔の像が埋め込まれた古い
        教会跡だった...。
        宗教色の強い映画ですが、十分おもしろいです。
        偶然発見された古い教会跡。それと同時にマイケルと
        継母マリオンの乗った車が1人の女性をはねてしまう。
        彼女、キャシーは一切の記憶がなく、かすり傷で
        すんだため、マリオンは家に連れて帰ります。
        このキャシー役のクリスティナ・リッチがキュートです。
        一方、マリオンの再婚相手でマイケルの実父が古い
        美術品の修復を行っているサイモンなのです。
        そしてサイモンが友人ルークに依頼され、修復を
        行っているのが例の古い教会。
        このように人物がうまくつながり、ストーリーもわかり
        やすいです。
        人類の悲劇の現場に何度もいた人々を「集う者たち」
        (ギャザリング)と呼び、彼らは呪われた人々で、ずっと
        悲劇を見続けなくてはならない、という苦痛を与えられて
        いるのです。
        このあたりはキリスト教信者でないとわかりづらいですね。

        ギャザリング ギャザリング

        でもラスト付近のあっと驚く真実やトウモロコシ畑
        (ホラーでしばしば出てきます)を逃げるキャシー達と
        そこへ集う者たちは空恐ろしく感じました。

        <マープルの採点>
        お勧め星   ☆☆☆
        グロ星    ☆
        ゾクゾク星  ☆☆
        エロエロ星
        ダルダル星



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