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    • 2023.01.12 Thursday
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    スカイラインー征服ー

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      JUGEMテーマ:SF映画 一般

      スカイライン

      「スカイラインー征服ー」
      原題:skyline
      監督:グレッグ・ストラウス
         コリン・ストラウス
      2010年   アメリカ映画  94分
      キャスト:エリック・バルフォー
           スコッティ・トンプソン
           ブリタニー・ダニエル
           ディヴィッド・ザマス

      友人のペントハウスでの誕生パーティーに参加したジャロッドと恋人のエレインは
      翌朝、ブラインドから差し込む青い光で目を覚ます。その光に当たった者は正気を
      なくし、光の方へ吸い込まれていくのだ。外を見ると、地面から立ち上る無気味な青い
      光と見たこともない宇宙船のようなものが浮かんでいるのだった。

      スカイライン

      多くのレビュー通り、もし映画館で見たなら「金返せ!時間返せ!」と叫ぶであろう映画です。
      ブルックリンに住むジャロッドと恋人のエレインは、ロサンゼルスの友人テリーの誕生パーティー
      にやって来ます。テリーはどうやら事業に大成功したらしく、空港にはお迎えの車まで用意
      してくれています。
      ジャロッド役は「ホースメン」(2009)のエリック・バルフォー。

      スカイライン

      豪華なテリーのペントハウスで酒を飲み、大騒ぎをして酔いつぶれた翌朝、エレインは青い光
      で目を覚ますのです。するとリビングから悲鳴が上がり、友人の1人レイが外へ消えたという
      のです。ここはマンションの最上階...。

      スカイライン

      外を見ると、地面から上っていく青い光、そしてその光はジャロッドにも当たり、みるみるうちに
      ゾンビに感染したような姿に変わります。なんとかその場をしのぎ、何が起こっているのか
      誰もわからないままパニックに陥ります。
      この辺りから、どうやら、外の奴らの目的は、おそらく人間を征服して自分たちと同じ姿に
      変えたいのだということがわかってきます。でもなんでいろいろな姿をしているのでしょう。
      クモであったり、クラゲであったり、ゴジラのようであったり、果てはステルス機のようなもの
      まで兼ね揃えています。ついでにどこまでも伸びる触手と見事な再生機能もあるんです。
      これじゃあ勝ち目はないじゃん。

      スカイライン

      また逃げ続ける人たちに全く感情移入ができないのです。
      「クルーザーで逃げよう」→ガレージから出る前に踏みつぶされます。
      「隠れていれば大丈夫」→マンションのガラスを突き破って触手が伸びてきます。
      だいたい最初の青い光を見つけた時、
      「外の様子を見て来よう。」
      「写真を撮らないと。」
      なんてすっとこどっこいな考えを持っているから、屋上で命からがら逃げ回る羽目になるんです。
      そしてヒロイン、エレインが全くきれいでありません。

      スカイライン

      パーティーの晩に妊娠していることをジャロッドに打明け、何かあるごとに
      「妊娠しているの!」
      と主張するわりには、全速力で逃げています。
      知恵をふり絞って最後の最後まで逃げたけれど、遂に力尽きてしまった。でも心はつながって
      いるんだよ、と言いたかったのかしら。日付がところどころに出てきますが、それを知らせて
      観客に人々の疲弊感を知らせたかったとしたら無意味です。
      VFXの技術の展覧会みたいでストーリーはひどいものでした。BGMも仰々しすぎる。

      <マープルの採点>
      お勧め星   ☆
      グロ星
      ハラハラ星  ☆
      エロエロ星
      ダルダル星 ☆☆☆☆


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      雨上がりの快晴。なぜに頭痛がするのかしら。

      セレブ・ウォーズ〜ニューヨークの恋に勝つルール〜

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        JUGEMテーマ:洋画
         
        セレブ・ウォーズ

        「セレブ・ウォーズ〜ニューヨークの恋に勝つルール〜」
        原題:how to lose friends and alienate
        監督:ロバート・B・ウィード
        原作:トビー・ヤング
        2008年   イギリス映画  110分
        キャスト:サイモン・ペッグ
             キルスティン・ダンスト  
             ミーガン・フォックス
             ジェフ・ブリッジス
             ダニー・ヒューストン

        ロンドンの小さな出版社の社長、シドニーは、ニューヨークの一流雑誌シャープスの
        社長にスカウトされる。期待に胸を膨らませてアメリカにやって来た彼だったが、
        ニューヨークのセレブや編集部の雰囲気に全くなじめないのだった。

        セレブ・ウォーズ

        ファッション誌「GQ」「VOGUE」などを発行する出版社のジャーナリスト、
        トビー・ヤングのノンフィクショ小説を基に作られた映画です。
        主人公のシドニー役は「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004)の
        サイモン・ペッグ。映画の中では「気持ちが悪い訛りの英語を使っている」
        なんて言われています。アメリカ人はクイーンズ・イングリッシュを聞いた
        ことがないのかしらん。
        彼は相変わらずハイテンションで、空気が読めない男を演じつつ、実は結構落ち込む、
        といういつものパターンの役です。
        一方、ロンドンのちっぽけな出版社の社長をスカウトしたニューヨークの
        超一流誌シャープスの社長クレイトン役は「トルー・グリット」(2010)
        のジェフ・ブリッジス。

        セレブ・ウォーズ

        あの爺さんとはうって変わって、お洒落な雰囲気を醸し出しています。
        そしてセクシーな姿を披露して人気を得ようとする新進女優ソフィ役は「ジェニファーズ・ボディ」
        (2009)のミーガン・フォックスです。

        セレブ・ウォーズ

        こんな風にして大女優になっていくのかと思うと、涙がちょちょぎれますね。
        まあ、どこの国でも下積み時代は、変な役やしょうもない仕事をしているものですが。
        そしてシドニーの上司で、シャープス社の社主の娘と結婚しているイヤな男ローレンス役は
        「ロビン・フッド」(2010)のダニー・ヒューストン。存在感があります。

        セレブ・ウォーズ

        ニューヨークに来て、周囲から浮きまくり、恋人どころか友人さえできず、仕事にも
        行き詰ったシドニーの唯一の理解者?が同僚のアリソンです。しかし、実は彼は
        ローレンスの愛人で...。

        セレブ・ウォーズ

        アメリカとイギリスの文化や考え方の違いを皮肉りながら、純粋な心を持つシドニーの
        ハチャメチャぶりに笑わせてもらいました。
        サイモン・ペッグはやっぱり最高です。

        <マープルの採点>
        お勧め星   ☆☆☆☆



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        やっぱり雨が降っている。確か今日は大阪マラソン。

        バレッツ

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          バレッツ

          「バレッツ」
          原題:22  bullets
          監督:リシャール・ベリ
          2010年   フランス映画  115分
          キャスト:ジャン・レノ
               カド・メラッド
               ジャン=ピエール・ダルッサン

          シャリルはマフィアから足を洗い、家族と平穏に暮らしていた。しかしある日、
          8人の男に襲撃され、22発もの弾丸を浴びてしまう。かろうじて生き延びた彼は、
          犯人を捜し始めるのだった。

          バレッツ

          マルセイユ、2月1日。息子を降ろし、駐車場に入っていくボルボ。
          かつてマフィアのボスだったシャルリ・マッティは車から降りた途端、何者かの襲撃を
          受け、全身に22発もの弾丸を浴びてしまう。薄れていく意識の中で逃げ去る男たちの
          姿が目に映ります。

          バレッツ

          彼の手術中に1つ1つ弾丸が取り出されていくシーンが大アップで映し出され、それにしても
          よく生きていたものだと実感します。
          奇跡的に命を取り留めたシャルリは、彼を襲った犯人を捜し始めるのです。かつてアフィアだった
          男ですから、その方法は拷問に近いです。しかし今は足を洗った身。彼は真犯人を突き止めても
          旧友を制止して、復讐をしないことにするのです。

          バレtッツ

          それが彼の純粋なところというか、かなり甘ちゃんなところですね。
          ジャン・レノがシャルリを演じています。「レオン」の時のように、確実に対象を仕留めていく。
          その腕前はピカイチですし、あれ?と振り返るとそこにいたりして、彼の動きは人間離れ
          しています。ちょっと間の抜けたような顔は優しさを表しているようでいて、実は心の奥底の
          強い信念を物語っています。
          ところが旧友カリムが惨殺されると、彼の復讐心に火がつくのです。シャレリは正々堂々と
          報復を宣言し、1人ずつ頭と胸に弾丸をぶち込んでいきます。これは彼の流儀だそうで。
          過去の事件で夫を亡くしたゴールドマン刑事も加わり、マフィアの大抗争に発展します。

          バレッツ

          その上、彼の息子が誘拐されてしまう。ここで彼の信念は完ぺきに崩れ去りました。

          バレッツ

          ラスト付近の裏切った友人ザッキアにかつての友情を期待するシャレリには、かなり
          イラつきますね。マフィアはそんな甘くないでしょう。ここまで犠牲を払って、まだ友情
          というのは、ちょっとおかしい。

          バレッツ

          もっと残酷で裏切りの連続が普通ではないでしょうか。ちょっと期待外れの映画でした。

          <マープルの採点>
          お勧め星   ☆☆☆
          グロ星    ☆
          ハラハラ星  ☆☆
          エロエロ星
          ダルダル星



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          今朝も涼しいね。でも明日は雨みたい。

          ペイン〜pain〜

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            JUGEMテーマ:Horror

            ペイン

            「ペイン〜pain〜」
            原題:scar   R-15
            監督:ジェド・ウィントローブ
            2007年   アメリカ映画  83分
            キャスト:アンジェラ・ベティス 
                 ベン・コットン

            かつて起きた連続拷問殺人事件の唯一の生存者であるジョーンは、事件後
            初めて故郷を訪れる。しかし、その夜から、地元の高校生が次々と姿を消し、
            昔の事件と同様の手口で殺害されていくのだった。

            ペイン

            ジョギング中の女性。この人、牧瀬里穂に似ています。そして右顎に傷があり、
            時折恐ろしい記憶がフラッシュバックします。
            実は彼女は10数年前、コロラド州で起きた、連続拷問殺人事件の唯一の生存者
            なのです。彼女ことジョーン・バロウは、葬儀屋ビショップの家を友人スーザンと
            覗き見しているうちに、彼の獲物になってしまうのです。
            ジャケットのようなシーンはそれほど続きませんが、メスやカミソリで切り刻まれていく
            映像は見ているだけで痛いです!

            ペイン

            その過去の事件のシーンと現在のシーンが交互に映し出されます。
            まず、「切られたくなかったら、彼女を殺せと言え」。血まみれのスーザンと並んで
            ストレッチャーに拘束されているジョーンの姿。
            そして現在、ジョーンの姪オリンピアの友人が魚祭りの前夜祭を境にどんどん姿を
            消していく。

            ペイン

            突然水中から現れるオリンピアの友人サンドラの傷だらけの遺体や庭の木にぶら下がって
            いるブライアンの遺体には、ドキリとさせられます。
            ジョーンがあの事件で亡くなった犯人ビショップが、未だに事件を起こしていると言い張るのは
            PTSDなのでしょう。それにしてもなんでこんな町へ戻って来たのかしらん。
            ラストのオチは何となく途中から読めてきます。でもジョーンが手錠を外すために行った行動は
            普通できないよねえ。

            ペイン

            ホームセンターの電動ネジ回しでの血しぶきは、さすがスラッシャー映画と言えるものでした。

            <マープルの採点>
            お勧め星   ☆☆
            グロ星    ☆☆
            ゾクゾク星  ☆☆
            エロエロ星  ☆
            ダルダル星


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            今日は快晴。しかしなぜか腰が痛い。重いテーブルをさげたからなあ。

            チェーン 連続呪殺

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              JUGEMテーマ:Horror

              チェーン

              「チェーン 連続呪殺」
              監督:本田隆一
              2005年   日本映画  71分
              キャスト:沢井美優
                   三浦 葵
                   山本浩司
                   中島宏海

              亜佐美達4人の女子高生は大の仲良し。そして片時も携帯電話を離さないでいる。
              そのうちの1人、頼子の元へ無気味なチェーンメールが送信されてくる。それを無視
              した彼女は何者かによって襲われるのだった。

              チェーン

              女子高生役の女優?さんがみんな演技が下手くそです。これなら今の子役の方が
              ずっと上手ですねえ。主人公サキを演じる沢井美優は、モデル出身で「セーラームーン」
              実写版の月野うさぎを演じたそうです。確かに可愛いし、スタイルもいいけれど、演技が
              イタイ!
              ストーリーは、都市伝説のようなもので、仲良し4人組の女子高生、サキ、亜佐美、千花、
              頼子のうち、頼子の元へあるチェーンメールが送信されてきます。
              「12時間以内に9人の人にメールを回さないと殺される」
              そうそう、そんなメールが届くことがありました。それって昔の『不幸の手紙』携帯版ですね。
              当然4人は「イタズラと思い、無視します。ところがその晩、頼子の元へ
              「キミが犯人?」
              というメールが届き、続いて
              「あなたが犯人に決定。もうすぐ死にます」
              と送信されてきます。すると突然ベッドの下から血まみれの手が出てきて、彼女をベッドの
              下へ引きずり込むのです。おお、怖い!
              次は千花。残った3人で渋谷に行く約束の前日同じメールを受け取ります。彼女は駅のトイレで
              必死でメールを送信しますが、一人送信に失敗しちゃうんだなあ。あ〜あ、彼女の顔は切り取られ、
              トイレの鏡に張り付けられてしまいます。これ結構グロいです。
              一方、彼女達の担任のエロ教師役は山本孝司。

              チェーン

              発信元を特定するから、ヤラせろ」
              おい!教育者たる者の発言かい!教師は仮の姿らしいです(+o+)
              発信元を突き止めたものの、そこは精神病院で、送信していた患者の少女と無気味な女医
              は何なのでしょう。女医役は中島宏海でかなりきれいです。山本と中島だけがまともな演技を
              していますね。
              ラストはどんでん返しに続くどんでん返しで、訳がわからなくなります。ただ、首を切られた
              女子高生やバラバラになった女医など、映像的には凝った作りになっています。これで
              ストーリーと俳優の演技力がしっかりしていれば、もっと怖かったでしょう。

              <マープルの採点>
              お勧め星   ☆☆
              グロ星    ☆☆☆
              ゾクゾク星  ☆☆
              エロエロ星
              ダルダル星


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              襲撃者の夜 食人族 the final

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                JUGEMテーマ:Horror

                襲撃者の夜

                「襲撃者の夜 食人族 the final」 
                原題:offspring
                2009年   アメリカ映画  100分
                監督:アンドリュー・ヴァン・デン・ハウテン
                原作:デヴィッド・ケッチャム
                キャスト:アート・ヒントル
                     ポリアンナ・マッキントッシュ
                     アナ・テスラー

                メイン州に住むディヴィッドは、ある晩庭で薄汚れた裸の少女を見かける。
                翌朝、妻と笑い話にした彼だったが、友人クレアとその息子のルークが訪れた晩、
                見たこともない連中に、突然襲撃されるのだった。

                襲撃者の夜

                「隣の家の少女」のジャック・ケッチャム原作の映画です。デビュー作「オフシーズン」の
                11年ぶりの続編小説だそうですが、1作目は映画化がとん挫したままだそうです。
                そして「隣の家の少女」も実話をベースにしていたように、この「offspring」もスコットランド
                の人喰い族と呼ばれた一族をヒントにしているそうです。なんともまあ、偏った趣向です。

                襲撃者の夜

                またジャック・ケッチャム自身もメガネの検死官役で出演しています。
                1858年メイン州デッドリバーで灯台守一家が行方不明。そういう見出しの新聞記事から
                始まり、次々とこの地域で起こった失踪事件、殺人事件の記事が映し出されていきます。
                どうやらある一族がこの事件を起こしているようです。
                そしてある晩、ロンリーという女性の家が襲われ、全ての肉片をえぐりとられた姿で発見
                されます。グロさ、血しぶきはたっぷり。

                襲撃者の夜

                「11年前と同じだ。」
                どうやら原作「オフシーズン」でこの11年前の事件が描かれているようですね。
                そして前日の晩、無気味な全裸の少女を庭で見かけたディヴィッドの家に、夫と離婚の
                話し合い中のクレアと息子ルークがやって来ます。ディヴィッドには妻エイミーとメリッサ
                という赤ちゃんがいるのです。そこへ襲撃者がやって来ます。

                襲撃者の夜

                哀れディヴィッドは腹を裂かれ、内臓を食べられてしまいます。そしてエイミー、クレアは
                彼らに捕まり、洞穴へ連れて行かれるのです。
                一方、11年前の事件との関連に気づき、襲撃者の追跡を始めた保安官たちも襲われて
                しまいます。かなり弱い。

                襲撃者の夜

                ただ全てにおいてあまり怖くないんですよね。ゾンビ映画でおなじみの内臓シーンはかなり
                ソフトだし、血のりはとってもきれいな絵の具色です。ストーリーのテンポも遅い。
                唯一目に留まったのは、クレアの夫スティーブ(これが最低男なんです!)の頭をスパっと
                切って、脳みそをすするシーンかな。食人族の数少ない食べているシーンですね。
                子どもが大人を殺したり、子供が殺されるのは、見ていて気分がよくないです。まあ、原作者の
                本はどれも気分が悪くなる内容ばかりだけど。

                <マープルの採点>
                お勧め星   ☆☆
                グロ星    ☆☆☆
                ゾクゾク星  ☆
                エロエロ星  ☆
                ダルダル星


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                今朝は結構冷たかった。だんだん寒くなるのかな。

                秘密のかけら

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                  秘密のかけら

                  「秘密のかけら」
                  原題:where the true lies   R-18
                  監督:アトム・エゴヤン
                  2005年   カナダ=アメリカ=イギリス映画  108分
                  キャスト:ケヴィン・ベーコン
                       コリン・ファース
                       アリソン・ローマン
                       レイチェル・ブランチャード
                       ディヴィッド・ヘイマン

                  1957年、ラニーとヴィンスのコンビは、人気絶頂のエンタテイナーであった。
                  しかし、宿泊先のホテルで女性の変死事件が起き、コンビは解消となる。
                  15年後、ジャーナリストのカレンがその事件を調べるために2人に接近するだった。

                  秘密のかけら

                  フロリダ州マイアミビーチでポリオ・テレソンが開催されていた。そこでは大人気のコンビ
                  ラニーとヴィンスが巧みな話術で募金をどんどんふやしている。

                  秘密のかけら

                  ラニー・モリス役はケヴィン・ベーコン。役の上ではユダヤ系アメリカ人ということですが、
                  陽気で派手なジョークを飛ばしながらも実は繊細な心を持つ優しい男を演じています。
                  一方ヴィンス・コリンズ役は「英国王のスピーチ」(2010)のコリン・ファース。この映画でも
                  上品でウィットに富んだ英国紳士を演じています。しかし役の上では、彼は実は自堕落で
                  暴力的でもあるのです。
                  彼ら2人のコンビは、滞在先のホテルの部屋で女性の変死体が発見されたことで、急に
                  解散してしまうのです。
                  15年後の1972年、カレン・オコナーというジャーナリストがラニーに対する特別な思いを
                  秘めながら、コンビ解消のきっかけとなった事件を取材し始めます。
                  カレン役は「スペル」(2009)のアリソン・ローマン。

                  秘密のかけら

                  この人いつもかなり胸が開いたドレスや体型がばっちりわかる衣装を身に着けています。
                  そのわりにはいまいちスタイルが良くないんですよね。バストも貧弱だし。
                  さてストーリーは現在と15年前が錯綜し、時々混乱しながらも事件の概要がわかってきます。
                  ニュージャージーのホテルのバスタブで発見されたモーリーンという女性は、実はマイアミの
                  ホテルの客室係のアルバイトをしていた女子大生だったのです。その彼女がなぜニュージャージー
                  のホテルにいたのか、それも全裸で。

                  秘密のかけら

                  またラニーとヴィンスがその事件直後にコンビを解消したのはなぜだったのか。
                  その真相を追及するカレンも危険な世界に入り込んでいきます。

                  秘密のかけら

                  R-18なのでしばしばお子ちゃまはダメよ、シーンが出てきますが、今回もコリン・ファースの
                  お尻を見てしまいました。「シングルマン」で嫌というほど見たのに...。ただ、それほどハード
                  なシーンはありません。
                  ラストはちょっと予想外でしたね。

                  <マープルの採点>
                  お勧め星   ☆☆☆
                  グロ星
                  ハラハラ星  ☆
                  エロエロ星  ☆☆☆
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                  今日は北風小僧の貫太郎が吹くかも...。

                  ネスト

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                    JUGEMテーマ:Horror

                    ネスト

                    「ネスト」
                    原題:the new daughter
                    監督:ルイス・ベルデホ
                    2009年   アメリカ映画  118分
                    キャスト:ケビン・コスナー
                         イバナ・バケロ
                         ガトリン・グリフィス
                         サマンサ・マシス

                    作家のジョージは、妻に逃げられ、娘、息子とともにサウスカロライナの森の一軒家に
                    引っ越してくる。家の周りには一面に茂みが広がり、裏庭には無気味な塚ができていた。
                    そしてそこへ上って遊んでいた娘の様子が次第に変化していくのであった。

                    ネスト

                    原題は「the new daughter」
                    サウスカロライナ州マーシーという田舎町へジョージと娘ルイーサ、息子サムが引っ越して
                    きます。ジョージ役はこの映画がデビュー30周年記念作となるケビン・コスナー。

                    ネスト

                    結構ふけましたねえ。
                    マーシーの町からさらに車で森の奥深くに進んだところに新しい屋敷があるのです。
                    周囲は深い茂みと森ばかりでお店からも商品を配達してくれないほどの僻地。いやだわ、
                    なんでこんな薄気味悪い場所へわざわざ引っ越してくるのかしら。それも親子3人で住むには
                    異常に広すぎる屋敷です。まあ、若い男に妻を奪われたジョージの心の傷を癒すのには
                    こういう場所がよかったのでしょう。執筆活動も進むだろうし。
                    引っ越してきた日の晩にルイーサは、家の外から変な物音がするのを耳にします。
                    「あれ?何かしら?」
                    と自分の部屋の窓から外をのぞくと、何も見えませんが、その脇の外壁をはい上がる何かが
                    映ります。ゲゲゲー。

                    ネスト

                    そして次の日、裏庭を探検している子供2人が大きな塚を見つけるのです。
                    「パパ来て!」
                    こんな無気味な塚に上って喜んでいるルイーサを尻目に男2人は
                    「上らない」
                    と家に戻っていきます。これは怪しい。
                    それからルイーサの様子が変化していくのです。学校では孤立し、帰宅すると塚の上に
                    寝そべる毎日を送りはじめます。そして泥だらけの姿で家に入ってきたり、首筋から背中に
                    かけて無気味な水泡ができ、見たこともないワラ人形を手にして眠っているのです。
                    実はこの屋敷の元持ち主には、大きな秘密があり、それを知ったジョージはなんとか娘を
                    救おうとするのですが...。

                    ネスト

                    恐怖を次第に強めていくストーリー展開は結構おもしろいです。但し、そこにいた何かの姿は
                    かなりずっこけます。「サイン」でずっこけたのと同じ気分です。
                    ついでにラストも救いようがないですしねえ。
                    これが30周年記念作品って、ちょっと残念じゃないですか?

                    <マープルの採点>
                    お勧め星   ☆☆
                    グロ星    ☆
                    ゾクゾク星  ☆☆
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                    月曜日は快晴であってほしいな。今朝もどん曇り。

                    赤ずきん

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                    JUGEMテーマ:Horror

                    赤ずきん

                    「赤ずきん」
                    原題:red riding hood
                    監督:キャサリン・ハードウィック
                    2011年   アメリカ=カナダ映画  100分
                    キャスト:アマンダ・サイフリッド
                         ゲイリー・オールドマン
                         ヴァージニア・マドセン
                         シャイロー・フェルナンデス
                         マックス・アイアンズ

                    満月の夜、生贄を捧げることで狼との共存を続けてきた小さな村。そんな村に住む
                    ヴァレリーの姉が突然狼に殺されてしまう。折しもヴァレリーは、意にかなわぬ婚約
                    を免れるため、幼なじみのピーターと駆け落ちを企てていた。

                    赤ずきん

                    童話「赤ずきん」を基にしてデヴィッド・レスリー・ジョンソンが脚本を書き、ディカプリオ
                    率いるアッピアン・ウェイ・プロダクションが製作した映画です。監督は「トワイライト〜
                    初恋〜」(2008)のキャサリン・ハードウィック。
                    映画で赤いマントをまとったヴァレリー役を演じるのは「ジェニファーズボディ」(2009)の
                    アマンダ・サイフリッドです。白い肌とブロンドの髪、そしてつぶらな瞳がとても魅力的!

                    赤ずきん

                    ヴァレリーの母スゼット役を演じているのが「エクトプラズム 怨霊の棲む家」(2009)の
                    ヴァージニア・マドセン。なかなかダイナミックな体つきです。

                    赤ずきん

                    さて、ヴァレリーと幼なじみで木こりのピーターは相思相愛の仲でしたが、 彼女はお金の
                    ために裕福なヘンリーと勝手に婚約させられてしまうのです。

                    赤ずきん

                    「2人でこんな村を出よう!」
                    と誓ったその日、ヴァレリーの姉ルーシーが狼に殺害されてしまう事件が起きます。
                    20年、満月の夜に生贄を捧げることで共存してきた狼がなぜ?村人たちは狼狩りに出かけ
                    その頭を見事持ち帰るのです。
                    どこの国か、いつの時代の話かわからない設定が童話というイメージを崩していません。
                    しかしそこへゲイリー・オールドマン演じるソロモン神父一行がやって来ると事態は一変します。
                    彼は悪い役をやらせたら横に並ぶものがいないほど素晴らしい演技をしますね。

                    赤ずきん

                    今回は本当に悪人なのではなく、正義のために、いや正義を振りかざしながら、自らの妻の
                    死を招いた『人狼』をとことん追い詰めていくのです。どんな残虐な方法も躊躇しません。
                    そして罪もない人々の死も「必要な犠牲」で片付けてしまうのです。
                    終盤魔女の疑いをかけられたヴァレリーが赤いマントと狼型の鉄の仮面をつけられ、『人狼』
                    をおびき出すエサとして差し出されます。降り積もる雪と赤いマントが印象的です。
                    「狼の臭い」...獣臭のことかしら。
                    巨大で強い『人狼』の姿とそれへの恐怖、一方では美しいヴァレリーの姿が対照的でかつ
                    ピーターとの純愛も胸にキュンとくるホラー映画でした。

                    <マープルの採点>
                    お勧め星   ☆☆☆☆
                    グロ星    ☆
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                    今週は雨が降らないみたい。きっと涼しくなるのね。

                    オープンウォーター2

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                    JUGEMテーマ:Horror

                    オープンウォーター2

                    「オープンウォーター2」
                    原題:open water2/adrift
                    2007年   ドイツ映画  94分
                    監督:ハンス・ホーン
                    キャスト:スーザン・メイ・プラット
                         リチャード・スパイト・ジュニア
                         アリ・ヒルス
                         エリック・デイン

                    エイミー、ジェイムス夫妻は、旧友ザックの誕生パーティーに参加するため、
                    メキシコ湾にやって来る。彼らは友人の中で大金持ちとなったダンの所有する豪華ヨットに
                    乗り込んで、クルージングに出発するが、ダンの悪ふざけから、全員が海に入ってしまい、
                    ヨットに上がれなくなってしまった。 

                    オープンウォーター2

                    前作「オープンウォーター」(2002)では、ダイビングツアーに出かけた夫婦が乗って来た
                    船に置いてきぼりをくらい、サメがうようよいる大海原に漂い続ける、というストーリーでした。
                    これは実話をもとにしていたそうですが、今回も
                    based on true events
                    エイミー、ジェームス夫妻と赤ちゃんのサラは、旧友ザック、ローレンと共にメキシコ湾に
                    やって来ます。

                    オープンウォーター2

                    そこには出世して大きなヨットを所有しているダンが待っているのです。彼らは、クルージング
                    しながら、ザックの誕生日パーティーを行う計画のようですね。しかし、ヨットに乗り込んだ友人が
                    見たのはお楽しみ中のダンとオツムが弱そうな金髪女ミシェル。イヤな予感がする...。
                    エイミーは過去のトラウマから海に対して大きな恐怖感を持っているらしく、ライフジャケットを
                    身に着けているのです。
                    さて沖まで行くと
                    「ねえ、暑いわ。」
                    と例のミシェルが言い始め、
                    「じゃあ海に入ろう!」
                    とどんどん海に飛び込んでいきます。気持ちがいいですねえ。空も海も真っ青です。
                    ここから恐怖がスタートします。
                    サラの世話もあるし、海が怖いエイミーが甲板にいると、やはりアホなダンが突然彼女を抱えて
                    海に飛び込むのです。エイミー、こんな男と別れて正解だったよ。

                    オープンウォーター2

                    この頭の中が空っぽのダンは、ヨットに戻る梯子を出すことなんて考えていませんでした。
                    (あとで、その理由もわかりますが)ヨットと言ってもフェリーみたいに大きいわけでもなく、
                    大人が6人力を合わせれば、上れそうな気がしますが、意外と難しいのです。
                    「探偵ナイトスクープ」で実験しても無理だったようです。
                    当然みんなダンを責め、いじけるダン。シンクロの組み立てのようにしても体がつるつる滑る。
                    じゃあ、水着を結んで紐にしよう。あらあら皆素っ裸です。

                    オープンウォーター2

                    ここでなぜか上ろうとするのが一番体の大きなザック。せめて体重の軽い女性にさせたら
                    良かったのにね。当然途中で切れます。
                    そうこうしているうちに疲労や事故やらで仲間が1人また1人減っていくのです。今回は
                    大海原になんの敵も来ないのです。あるのは各々が持つ心の闇とただ一人ヨットに残された
                    赤ちゃんサラの存在ですね。
                    悪ふざけというにはあまりに悲しい結果を招いてしまった、という恐怖と悲惨さを物語る映画
                    でした。

                    <マープルの採点>
                    お勧め星   ☆☆☆
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                    昨日はライブ。今朝は疲労困憊です。ノリすぎた...。


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