スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    • 2023.01.12 Thursday
    • -
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

    特攻野郎Aチーム

    0
      特攻野郎Aチーム

      「特攻野郎Aチーム」
      原題:the A-team
      監督:ジョー・カーナトン
      2010年   アメリカ映画  118分
      キャスト:リーアム・ニーソン
           ブラッドリー・クーパー
           クイント・ランペイジ・ジャクソン
           ジェシカ・ピール
           シャールト・コプリー

      米軍の中でAチームと呼ばれるスミス大佐ら4人は、8年で80の作戦を成功させてきた。
      しかし、イラクでの作戦に失敗し、彼らは無実の罪を着せられて収監されてしまう。そんな
      彼らのもとへCIAのリンチがある話を持ちかけるのだった。

      1983年から放映されたアメリカの人気TVドラマ「特攻野郎Aチーム」の映画化です。日本
      でも1985年から放映されていました。
      メキシコのどこかにある倉庫に縛られている男=ハンニバルことスミス大佐はリーアム・ニーソン。

      特攻野郎Aチーム

      メキシコの他の場所でGMのバンを見事奪い取りご満悦の男=B.Aことボスコ・バラカス伍長 。

      特攻野郎Aチーム

      タイヤでぐるぐる巻きにされ危機一髪なのに女性に甘い言葉をかけている男=フェイスマンこと
      ペック中尉はブラッドリー・クーパー。

      特攻野郎Aチーム

      もう1人、メキシコ米軍陸軍病院のH.Mことマードック大尉。

      特攻野郎Aチーム

      この4人は陸軍内で「Aチーム」と呼ばれ、数々の作戦を成功させてきたのです。ところが
      イラクで、ドル紙幣の原版が存在することが発覚し、それを国外に持ち出されるのを阻止する
      計画中、指令したはずの将軍が爆死してしまう。彼ら4人は、軍法会議で不名誉除隊かつ
      重犯罪刑務所に10年収監の判決を受けるのです。
      とにかく冒頭から、テンポが速く、アクションシーン、銃撃シーン、爆破シーン、カーチェイス
      はたまた空中戦など派手すぎるほどの映像の連続です。個性あふれる4人がある時は、
      面白おかしく、ある時は、シリアスに描かれています。
      CIAのリンチにより刑務所を脱走した4人の脱走方法もさることながら、その後のストーリーの
      展開も目が離せません。
      ビルからロープで伝い下りていくシーンは「ミッションインポシブル」みたい。

      特攻野郎Aチーム

      そしてやはりブラッドリー・クーパー演じるペックは女好きで、実は元カノが現在の陸軍中尉
      ソーサです。この2人の関係がキーを握っていることは言うまでもありませんね。
      陰謀、裏切り、駆け引きといったCIAがらみの映画では、必ず出てくるものが、カラっと描かれて
      いて、何も考えずに楽しく見ることができる映画でした。

      <マープルの採点>
      お勧め星   ☆☆☆☆

      ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログへ 人気ブログランキングへ ブログランキング【くつろぐ】

      寒い日は熱燗が飲みたくなるね。

      ANTIBODIE アンチボディ-死への駆け引き-

      0
        アンチボディ

        「ANTIBODIE アンチボディ-死への駆け引き-」
        原題:antikorper
        監督:クリスティアン・アルヴァルト
        2005年   ドイツ映画  123分
        キャスト:ヴォーダン・ヴィルケ・メーリング
             アンドレ・ヘンニック
             ウィレルケ・クルンビーゲル

        13人もの少年を暴行し、殺害したとされる男ガブリエルが遂に逮捕される。しかし彼は
        一向に聴取に応じない。一方、ドイツの片田舎の村の警官ミハエルは、昨年の少女惨殺事件
        の捜査に行き詰まり、ガブリエルに面会にくる。するとなんとミハエルに対して彼が話し始める
        のだった。

        アンチボディ

        まずこのジャケットにびっくりし、さらにオープニングシーンからハラハラシーンが映し出されます。

        アンチボディ

        しかし、このスリリングな映像も、ガブリエルが逮捕されてからは、もっぱら心理戦になります。
        このガブリエルという男は、13人の少年を暴行したあげく、惨殺した罪で逮捕されるのですが、
        事件についてはおろか何の言葉も発しないのです。
        一方、ヘルツバッハ村で農業兼警官をしている(どうやら警官の仕事は片手間のものらしい)
        ミハエルは、昨年村で起きたルシア惨殺事件の犯人を追い続けているのです。
        「おらの村にそんな悪い奴はいねえ。」
        団結が強い田舎では、隣近所の人を疑うこと自体がタブーなのです。なんとか事件を解決したい
        彼は、ガブリエル逮捕の知らせを聞き、彼に疑いをかけてベルリンまでやって来るのです。

        アンチボディ

        ここでは警察内で手柄をあげたい警官同士の思惑もあって、ミハエルはガブリエルに面会を
        することを許可されます。なんでガブリエルに目をつけたかはラストにわかってくるのですが、
        この時点では全然理解できません。
        この面会の一方で、娘可愛いさのあまり、ムコであるミハエルを罵倒し、嫌がらせをする義父
        やら学校で異常な行動を起こす息子クリスタンやら怪しい人物が浮上します。

        アンチボディ

        そしてガブリエルがミハエルに話すことは、ミハエルの質問とはかみ合わず、意味不明のこと
        ばかり。このイカレ具合をヴォータン・ヴィルケ・メーリングが狂気に満ちた演技で見事に表現
        してます。ちょっとクリスチャン・ベールみたい。
        突然ガブリエルが発した
        「ルシア殺しの犯人を知っている。」
        という言葉にミハエルは勢いづいて、どんどん捜査を進めていく。この2人の駆け引きがスリルに
        満ちており、先の読めない面白さがあります。
        敬虔なカトリック教徒でありながら、人を疑い、そして自らの罪を悔いつつ、それでもあくまでも
        ルシア殺しの犯人を捜査し続けるミハエル。
        そんな彼を遠くから見守るしかない妻ローザ。
        そしてベルリンの連邦警察内での人間模様など様々な事実が混在しながら迎えるラストは、
        納得のできるものでした。中盤少々ダレますが、最後まで見て正解の映画です。

        <マープルの採点>
        お勧め星   ☆☆☆
        グロ星
        ハラハラ星  ☆☆
        エロエロ星  ☆☆
        ダルダル星  ☆



          ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログへ 人気ブログランキングへ ブログランキング【くつろぐ】

        今週も寒いらしい。早くコタツから出られない。



        ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い

        0
          JUGEMテーマ:コメディ映画全般
           
          ハングオーバー

          「ハングオーバー 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」
          原題:the hangover
          監督:トッド・フィリップス
          2009年   アメリカ映画  100分
          キャスト:ブラッドリー・クーパー
               エド・ヘルムズ
               ザック・ガリフィアナキス
               ヘザー・グラハム

          親友ダグの挙式前独身パーティーと称して、友人ステュ、フィル、新婦の弟アランで
          ラスベガスにやって来る。豪華なホテルにチェックインし、楽しい一夜を過ごしたはずだったが、
          翌朝目覚めると、ダグの姿はなく、部屋にはなぜかトラと鶏、そして赤ん坊がいるのだった。

          ハングオーバー

          ハングオーバー=ご存じのとおり二日酔い
          2010年に既に2が製作されています。まだ見てないけど。
          新婦となるトレーシーの父親の愛車メルセデスのビンテージカーを借り、新郎ダグの独身
          パーティーと称して悪友ステュ、フィル、トレーシーの弟アランでラスベガスに出かけます。
          もちろんトレーシーには、ナパのワイナリーを見に行く、なんて大ウソをついています。
          眠らぬ街ラスベガス=酒、ドラッグ、カジノ、女に、一同の心は思い切り解放されて大騒ぎ開始!
          ところが翌朝、頭ガンガンの二日酔いで目覚めたステュはなぜか前歯がない。そしてバスルーム
          にはトラ、クローゼットには赤ん坊、部屋には鶏がいるのです。さらに一緒にいるはずのダグの
          姿はなく、では捜しに行こうとベルボーイに車を回してもらうと、やって来たのはパトカー。
          この状況に至ったことを誰一人覚えていないのです。

          ハングオーバー

          記憶がないほど酔っぱらった後の後悔は、「二度と飲むまい」と決める一瞬の決意を呼び
          起こします。でも回復するとすぐに忘れちゃうんだよな。
          全員の会話が下ネタ満載かつ使ってはいけない言葉も入っています。評価は結構高いの
          ですが、個人的にはあまり好きではないようです。笑いきれないんですよ。アメリカ人受けは
          しても有色人種であるアジア人をコケにしているところもあるし。

          ハングオーバー

          ダグ捜しに奔走するうちに、実は恋人のいるステュがストリッパーと結婚していたこともわかり、
          ひょんなことからチャイニーズマフィアからも追われ、絶体絶命のピンチ!
          ラスベガスのあるネバダ州はいとも簡単に結婚できることで有名ですよね。ほら、最近離婚した
          浜崎あゆみもここで婚姻届を出したし。(でも日本では結婚してなかったけれど)

          ハングオーバー

          「ケース39」(2010)ではハチが体中を襲ってきて死んでしまうイケメンを演じた
          ブラッドリー・クーパーが女たらしのフィル役を演じています。やっぱりイケメンだわ。
          各々が知恵を絞り、危険をかわしながら何とかダグにたどり着ける、といったうまい話でも
          あります。
          それにしてもマイク・タイソンは今でもお金持ちなんだね。あんな人に睨まれたら怖い。
          鶏はどこから来たのか、そこは見落としたかな。

          <マープルの採点>
          お勧め星   ☆☆☆



          ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログへ 人気ブログランキングへ ブログランキング【くつろぐ】

          エクソシズム

          0
            JUGEMテーマ:Horror

            エクソシズム

            「エクソシズム」
            原題:la posesion de Emma Evans
            監督:マヌエル・カルバージョ
            2010年   スペイン映画  100分
            キャスト:ソフィ・ヴァヴァスール
                 ダグ・ブラッドレイ
                 スティーヴン・ビリントン

            15歳の少女エマは、ある日自宅で泡を吹きながら倒れ痙攣し続ける。様々な検査の
            結果も異常がなく彼女は帰宅するが、その後幻影、幻聴を体験し、さらに家族や友人にも
            危害を加えるようになる。エマの叔父で神父のクリスは彼女に悪魔が憑りついていると主張し
            悪魔祓いを始めるのだった。

            エクソシズム

            「エクソシスト」のような悪魔祓いが主体の映画化と思いきや、ストーリーにあっと驚くひねり
            が加えてあります。
            泣いている少女エマはバスルームで鏡を割り、その破片で手の平を切ります。流れ出す彼女
            の血...。これが終盤に大きな意味を持ってくるのです。
            15歳の少女エマは、ホームスクール(つまり家庭学習)を両親から受けており、学校には
            通っていません。何やら口うるさい母親と母親の言いなりの父親、そして小生意気な弟が
            います。しかしエマは外部との接点が持ちたくて仕方がないのです。
            とにかく母親ルーシーが過干渉で、そしてエマがいまいち可愛いくないです。それがこの映画を
            面白くさせているのかもしれません。

            エクソシズム

            高校に行くことを許してくれない両親に嫌気がさしていたある日、エマは泡を吹いて倒れ、
            激しく痙攣するのです。病院では異常がなく、心理カウンセラーを受けることになるのですが、
            そのカウンセリング中にカウンセラーは心臓発作で急死。そこへ彼女の叔父で神父のクリスが
            やって来るのです。この人、わりとハンサム。彼には悪魔祓いで失敗し、少女を死なせてしまった
            過去があり、何とかそれを挽回したいと考えているようです。
            しかしエマの両親、特に母親は悪魔の存在そのものも全く信じていません。しかしエマが弟
            マークに危害を加え始めたことから、とりあえず悪魔祓いを試してみようという流れになります。
            目の前で娘が空中浮遊したらそりゃ信じるよねえ。

            エクソシズム

            悪魔祓いの方法もドア超しに聞こえるクリスの声が主体で、悪魔が乗り移った時の得意の
            背面歩きや大暴れをするわけでもありません。しかし転がっていくサッカーボールの小さな
            動きとか突然現れる大量の虫などで静かな恐怖を増長させていきます。
            そしてことごとくクリスの言いつけを破るエマと彼女の行動や言葉に翻弄される両親、友人達
            が次々と映し出されていきます。
            終盤に明らかになっていく意外な真実とそれに伴う大きな秘密は、あっと驚くものでした。

            エクソシズム

            白目、痙攣、空中浮遊、ダミ声、虫などありきたりの方法で悪魔を描いたわりには、結構
            面白くできていました。

            <マープルの採点>
            お勧め星   ☆☆☆☆
            グロ星
            ゾクゾク星  ☆☆
            エロエロ星
            ダルダル星



              ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログへ 人気ブログランキングへ ブログランキング【くつろぐ】

            お父さんトートバッグ、取りに行こうか迷うところ。もらっても使わないよね。

            チェックメイト

            0
               
              チェックメイト

              「チェックメイト」
              原題:5150,rue des ormes/5150 elm's way
              監督:エリック・テシエ
              2009年   フランス映画  110分
              キャスト:マルク=アンドレ・グロンダン
                   ノルマン・ダムール
                   ソニア・ヴァンション

              念願の映画学校に合格したヤニックは、ビデオカメラを片手に街中を撮影していた。
              ところがひょんなことから乗っていた自転車は転倒し、チェーンが外れ、彼もケガを
              してしまう。彼は目の前の家に助けを求めるが、その家の2階から奇妙な声が聞えて
              くるのだった。

              チェックメイト

              フランスの同名ベストセラー小説を映画化したものです。なんとなくフランス映画らしい
              香りがします。そして子供の映し方もヨーロッパ映画でしかできないものです。(アメリカ
              映画ではありえない)
              ヤニック・ベルベは、酒浸りの父親を持ち、心の闇をかかえながらも、あこがれていた映画学校
              への入学が決まるのです。彼は恋人と大喜びをし、さあ入学だーと新しい町を自転車で
              走りながら、あちこちを撮影し始めます。
              このヤニック役の俳優さんがちょっとタレントのJOYに似ています。

              チェックメイト

              ところがある通りを走っている時、飛び出してきた猫をよけようとしてすってんころりん!彼の
              自転車と携帯電話は壊れてしまうのです。ふと前を見ると、ボーリュー家の表札、そしてその
              家の駐車場にはタクシーが止まっています。
              「助けてくれませんか?」
              「今日の営業は終わったけれど、電話をかけてあげるよ。」
              親切なジャックの言葉に感謝しながら、ヤニックはその家の玄関で待っているのです。ところが
              手や肘から出血しているのが気になる彼は、
              「ちょっとすみませ〜ん。」
              と勝手に家の中に入っていく。おい、こら、アメリカなら撃ち殺されるよ。
              他の電話に出ているジャックは気づかず、このずーずー男はキッチンまで入って行き、勝手に
              傷口を洗っているのです。すると彼の耳に入ってくるのが
              「助けて。」
              という2階から聞こえる男の声です。ずーずー男は2階まで確認に行く。すると大けがをした男が
              一室に閉じ込められています。ずーずー男の好奇心が自らを危険に追い込んだのですね。彼は
              ジャックに見つかり、逆に監禁されてしまうのです。
              監禁の目的は何?
              このボーリュー家には
              長女ミシェル     かなり凶暴につき取扱い要注意

              チェックメイト

              妻モード      一人では生きていけないジャックだけが頼りの女

              チェックメイト

              次女アン     心の病気を持っているが、監禁される前、ヤニックがちょっと親切をしている

              チェックメイト

              と、主人のジャックが住んでいるのです。ジャックのイカレ具合とそれに追従するミシェル。
              そして何とかモードに取り入ろうとすヤニックの姿がテンポよく映し出されます。さらにヤニックの
              心の葛藤や苦しみが映像を使って、極めて抽象的に描かれていきます。
              家族に「おれは正義を行っている」と公言するジャックが、人々を監禁する本当の目的は、
              DVDのジャケットでわかってしまいますね。
              「チェスで1度でも自分に勝てば、キミは自由だ。」
              とチェス名人のジャックは中盤までヤニックよりかなり優位に立っているように見えます。ところが
              ジャックの家庭がヤニックの存在によって少しずつほころび始めていくと、チェスでもヤニックが
              猛追してくるのです。チェスに勝つこと=ヤニックの心の闇を解放する。
              ラストは何となくモヤモヤしたものが残りました。

              <マープルの採点>
              お勧め星   ☆☆☆
              グロ星
              ハラハラ星  ☆☆
              エロエロ星
              ダルダル星



              ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログへ 人気ブログランキングへ ブログランキング【くつろぐ】

              今日は少しだけ寒さが和らいだかな。でも日本海側はすごい雪。

              ダスク・オブ・ザ・デッド

              0
                JUGEMテーマ:Horror
                 
                ダスク・オブ・ザ・デッド

                「ダスク・オブ・ザ・デッド」
                原題:splinter
                監督:トビー・ウィルキンス
                2008年   アメリカ映画  92分
                キャスト:パウロ・コスタンゾ
                     ジル・ワグナー
                     シェー・ウィガム

                テントが壊れ、キャンプをあきらめたセスとポリーの車の前に見知らぬ男女が現れる。
                男は彼らに銃を突きつけ、無理やり車に乗り込んでくるが、その後何かを踏みつけ
                タイヤがパンクする。さらにラジエターも故障し、修理のために立ち寄った
                ガソリンスタンドには誰もおらず、血まみれの男が転がっているのだった。

                ダスク・オブ・ザ・デッド

                暇そうなガソリンスタンドの店員が外に出て、さて客でも来るのを待つか、
                という具合に椅子に座っていると、後ろの草むらで何かの音がするのです。
                「なんだ?」すると瞬時に何かが彼を襲ってきます。速い動きです。
                そのシーンとオープニングクレジットが交互に映し出され、
                これがこれから始まる恐怖の正体であると想像できるのです。
                さてポリーはアウトドア大好きな体力自慢の女性、そして同棲相手のセスは、
                生物学を学ぶ頭でっかちな軟弱な男性。この2人が森の奥へキャンプに来る
                のですが、案の定セスがテントを壊してしまう。「モーテル、モーテル!」と
                2人は車を走らせます。
                「この木は樹齢300年以上あって...。」
                「お願いだから少し黙ってくれる?」
                そんなやり取りをしていると、目の前にいかにも怪しげな女が現れます。
                車を止めると同時に隠れていた男が銃を突きつけ、彼らは車を乗っ取るのです。

                ダスク・オブ・ザ・デッド

                凶悪犯らしき男デニスと絶対にドラッグ中毒らしい女レイシー。
                へっぽこセスはポリーの車がマニュアル車のため運転できず、ついでに
                何かを踏んでパンクしたタイヤ交換さえできません。
                まあ、こういう場合女性ができない部分を補うから、これはこれで
                いいカップルかも、なんて思ったりして。
                それはそうとパンクの原因の謎の物体がなにやらトゲトゲで動いているのです。
                「ジンジャーよ!生きているわ。」
                レイシーがセスに救出を頼みますが、いやいやどう見ても肉片にトゲトゲが
                ついて動いているだけでしょう。それをぶつくさ解説するセスもえらいねえ。
                そしてラジエターまで故障し、立ち寄ったガソリンスタンドには店員の姿が
                見えません。悪党の割には、律義にお金を払おうとするデニスは、実はいい人
                なのかしら?ところがトイレに行ったレイシーが見たものは、あり得ない
                方向に手が曲がって転がっている血まみれかつトゲトゲだらけの男です。

                ダスク・オブ・ザ・デッド

                トゲトゲだけは大映しになり、結構力を入れて描写しています。
                「キャー」
                というレイシーの悲鳴を聞きつけた3人が見たものは、トゲトゲに
                襲われていく彼女の無残な姿です。逃げ込んだガソリンスタンドの
                ドアガラスに何度でもぶつかり、もうぐちゃぐちゃのレイシー。
                そしてそれに向かって
                「まだ動いているんだ。生きている。」
                とデニスは悲痛な叫び声をあげます。
                ここからはトゲトゲVSポリー、セス、デニスの戦いです。体育会系の
                ポリーはなぜかデニスと気が合い短絡的な方法で助かろうとします。一方
                セスはこの謎の生物をあれこれ解説する。
                「それより助かる方法は?」
                なんてポリーに叱られてしまう始末です。
                トゲトゲは店内にも入り込み、異様な形で彼らを襲います。

                ダスク・オブ・ザ・デッド

                この動きもなかなかよくできていますよ、
                最初は武闘派の2人に引きずられた形のセスでしたが、終盤では知力で
                物を言わせます。自らの命の危険を冒してまで、車を取りに行こうと
                考えるセスはえらいよ!だけど「巨人の星」で伴宙太が、飛雄馬の
                大リーグボールを打つことができたのに、1塁ベースまで走ることが
                できなかったように、彼も走れないんですよ。そこは知力だけでは
                乗り越えられない壁ですね。

                ダスク・オブ・ザ・デッド

                登場人物は約5人。シーンも森の中とガソリンスタンドだけという低予算の
                映画ながら、一気に見ることが出来も面白さでした。約5人と書いたのは、
                もう1人女性保安官が出ていますが、
                あっという間に犠牲になり、体が上下真っ二つになってしまったので、
                数に入れませんでした。
                ちなみに原題「splinter」は「とげ、破片」という意味です。ゾンビとは
                一切関係ないので、この邦題はダメダメですね。この邦題で見るのをやめる
                人が増えたと思うわ。

                <マープルの採点>
                お勧め星   ☆☆☆
                グロ星    ☆☆☆
                ゾクゾク星  ☆☆
                エロエロ星
                ダルダル星


                 ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログへ 人気ブログランキングへ 

                オープン・ウォーター 第3の恐怖

                0
                   
                  オープンウォーター3

                  「オープン・ウォーター 第3の恐怖」
                  原題:la piel azul/blue skin
                  監督:ゴンサーロ・ロペス=ガイェゴ
                  キャスト:ミゲル・アンヘル・ムニョス
                       アレハンドロ・アルバラシン
                       マヌエラ・ベイチェス

                  ヘルマンは、親の主有するヨットで、恋人、友人達とともにセーリングに出かける。
                  見渡す限りの大海原で全員は船上の生活を満喫していたが、ヘルマンのいたずらから
                  梯子を下ろさないまま皆が海に入ってしまうのだった。

                  オープンウォーター3

                  「オープン・ウォーター2」(2006年 ドイツ映画)の続編ではなく、途中までは、ほぼ同じ
                  ストーリーです。なのであれ?リメイクかしら、と思ってしまうほど。リメイクするほどの映画でも
                  なかった気がしますが。
                  地中海にセーリングに出かけたヘルマン、恋人アマヤら7人は、例のごとく、酒を飲み、バカ話
                  をし、中にはお楽しみを始める者、はたまたレズってしまうものまで出現します。ドイツ映画と
                  違うのは、船上に一人残っていたのが、赤ちゃんではなく、つわりのカルロタだったことです。
                  しかしその彼女がせっかく手にした梯子もろとも海に落ちてしまいます。

                  オープンウォーター3

                  まずアホの第一人者ヘルマンがどんなに頑張っても船にははい上がれず、さらにせっかく
                  水着を脱いでまで作ったロープさえ、全て船に投げ込んでしまうドジなベルもいます。この辺りは
                  とても速く描かれているので、緊迫感があまり伝わらず、ヘルマンのアホさだけが目立ちます。

                  オープンウォーター3

                  ここまではドイツ映画と同じ展開なので、さあ、サメが来るのか、嵐が来るのかと考えてしまい
                  ます。サメではなく大クラゲ、それも1つだけ登場し、ベルはアナフィラキフィキシー症候群を
                  起こしてしまう、さらには末期ガンのソフィが泳いで助けを呼びに行く=死へと向かいます。
                  う〜ん。人の減り方が速いなあ。

                  オープンウォーター3

                  すると近くを一隻のボロ船が通りかかるのです。乗っている黒人たちは、どうやら不法移民の
                  ようですね。これが海賊ならもう少し面白いのに。
                  彼らのおかげで何とか海から上がることができたのに、「俺の船だから俺が指示する」なんて
                  息巻くヘルマンと「助けるからにはボスはわしだ」という移民との間で大きな不信感がうごめく
                  のです。
                  海上に取り残されていた時に起こったののしり合いが、船内でも仲間同士で起こり、遂には...。
                  かすかな希望の灯を自ら消していくヘルマンの姿は、まさしく人間の醜さそのものです。
                  映画的にはドイツ映画よりも少しおもしろかったかな。だったら後半のボロ船が通りかかる
                  シーンを主体にすればよかったのに、とも思います。
                  そうそう、お決まりのビキニを脱ぐシーンでは、スペインの女性の美しいバストがバッチリ
                  見られます。

                  <マープルの採点>
                  お勧め星   ☆☆
                  グロ星 
                  ハラハラ星  ☆☆
                  エロエロ星  ☆
                  ダルダル星


                  ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログへ 人気ブログランキングへ ブログランキング【くつろぐ】

                  アーバン・エクスプローラー

                  0
                    JUGEMテーマ:Horror

                    アーバン・エクスプローラー

                    「アーバン・エクスプローラー」
                    原題:urban explorer
                    監督:アンディ・フィッチャー
                    2011年   ドイツ映画  88分
                    キャスト: ニック・エヴァスマン
                         カトリーヌ・ドゥ・ラン
                         ナタリー・ケリー
                         ブレンダ・クー
                         マックス・メルト

                    デニスと恋人ルシアは、旧ドイツ軍の地下トンネル探検ツアーに参加する。他2名の
                    女性と共にガイドに従ってトンネルを進んでいくが、思わぬ事故からガイドが重傷を
                    負ってしまう。助けを求めに行った女性2人は戻らず、見知らぬ男が救出に来るのだった。

                    アーバン・エクスプローラー

                    ベルリンには今なお25000以上の地下トンネルが残っている。というオープニングです。
                    閉所恐怖症にわたしには到底理解できないそんなトンネルの探検ツアーに、デニスとルシア、
                    そしてハイク、オリンピアが参加します。ガイドはダンテというこのトンネルを遊び場にしていた
                    男です。

                    アーバン・エクスプローラー

                    探検の途中、落ちていた空の薬きょうを拾うデニスに、ダンテが
                    「拾うと悪運を呼ぶ」
                    なんて意味深な発言をします。悪運が来るのはわかってますよ。
                    そこへマッチョな男2人が現れ、彼らを脅し、
                    「後で会おうぜ」
                    なんて言って、結構簡単にその場を去っていきます。ホッ。
                    そしてようやくたどり着いた目的の壁画を見て全員で記念写真を撮り、
                    「じゃあクラブへ戻ろう」
                    と来た道を戻るのですが、狭い鉄板の上を歩くダンテに
                    「ダンテ!」
                    なんてふざけて声をかけ、カメラのフラッシュをたくハイクによって、彼はあわれ、よろめいて
                    まっさかさまに落ちてしまうのです。ここからが恐怖の始まりですね。
                    彼が重傷であることを知り(結構リアルに解放骨折を描いている)ハイクとオリンピアが助けを
                    呼びに行きます。残ったデニスとルシアの元へ、小汚いオヤジが助けに来るんです。すごく
                    準備が良くて、担架までそばに持ってきている。
                    それでもオヤジに言われるまま、オヤジの部屋にダンテを運ぶと、部屋の中にはおいしそうな
                    煮込み料理ができています。怪しい...。そう、彼らは当然のごとくオヤジの餌食になろうと
                    しているのです。
                    この映画の特徴でしょうか一つ一つの動きが踏ん切りが悪く感じてしまいます。もう少しさっさと
                    シーンが変わってもいいのになあ。

                    アーバン・エクスプローラー

                    「必ず、脱出しよう!Promise!」     byデニス
                    やっとオヤジの部屋から逃げられたと思ったら、ドジなルシアが穴に落ちてしまう。
                    「戻ってロープを取ってくるよ。Trust me!」      byデニス
                    死亡フラグが思い切りはためくデニスとくねくねピーピー泣きわめくルシアにイライラしながらも
                    その先に起こるショッキングシーンにはびっくり仰天です。見ていて正解だった。

                    アーバン・エクスプローラー

                    そしてホラーの王道というべき、暗い方ばかりへ逃げるルシアはえらいよ!
                    ところで始めの方で再会を約束?したマッチョな2人組は、結局なんだったのでしょうか。
                    まあそれは目をつぶってもいいですけど。

                    <マープルの採点>
                    お勧め星   ☆☆☆
                    グロ星    ☆☆☆
                    ゾクゾク星  ☆☆
                    エロエロ星
                    ダルダル星 ☆


                    ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログへ 人気ブログランキングへ ブログランキング【くつろぐ】

                    今日は寒い朝。茶々はフミフミしながらチュチュ吸ってくる。

                    ウソツキは結婚のはじまり

                    0
                      JUGEMテーマ:コメディ映画全般
                       
                      ウソツキは結婚のはじまり

                      「ウソツキは結婚のはじまり」
                      原題:Just Go With It
                      監督:デニス・デューガン
                      2011年   アメリカ映画  116分
                      キャスト:アダム・サンドラー
                           ジェニファー・アニンストン
                           ブルックリン・デッカー
                           ニコール・キッドマン

                      美容整形外科医のダニーは偽りの結婚指輪を武器に美女をナンパしては一夜を
                      共にしている。しかし彼はパーマーという女性に本気で恋をしてしまう。彼女と結婚を
                      考えるダニーだったが、例の結婚指輪を見られ、逆にフラれてしまうのだった。

                      ウソツキは結婚のはじまり

                      2011年、ビバリーヒルズ医療センターの美容整形外科医ダニーは、独身にもかかわらず
                      結婚指輪をちらつかせ、相手を信用させて一夜を共にする、という毎日を送っています。
                      ダニーの助手キャサリン役はジェニファー・アニンストン。2人の子供を持つシングルマザー
                      です。上の娘マギー役は「マイブラザー」(2011)でイザベル役を演じたベイリー・マディソン。
                      この子の口の動きってすごく特徴的です。

                      ウソツキハ結婚のはじまり


                      さて、運命の人パーマーに出会ったダニーは、たまたまいつもの小道具である結婚指輪を
                      外してしたこともあって、独身だと思われてしまうのです。独身だけど。ところがお熱い一夜を
                      過ごした翌朝、彼のポケットに結婚指輪が入っているのをパーマーが見つけ、逆にフラれて
                      しまうのです。パーマー役のブルックリン・デッカーは超ナイスバディ!
                      「既婚者だが、妻とは別れる寸前なんだ。」
                      なんて常套文句も通じません。それでもあきらめきれないダニーのアタックに
                      「あなたの奥さんに会いたいわ。」
                      とパーマーが言い始めるのです。え、奥さんって言われても本当は独身なのに。じゃあ手ごろな
                      ところで、キャサリンに妻役を演じてもらおう。
                      とストーリーはテンポよく進み、癖のある子どもやこれまた癖のありすぎるダニーの弟エディ
                      まで巻き込んでハワイ旅行へ出かけることになってしまいます。

                      ウソツキは結婚のはじまり

                      とてもよくあるコメディで先が読めてしまってもついつい笑ってしまう。
                      特にハワイのホテルで、よりによってキャサリンの学生時代の天敵だったダブリンに出会って
                      しまう時は、ダブリン役にびっくりです。なんとニコール・キッドマンがダブリン。

                      ウソツキは結婚のはじまり

                      彼女に対してダニーが
                      「キミは二の腕をいじったね。」
                      なんて言っちゃうところは、ニコール自身の痛いところをついているようで、ちょっとハラハラ
                      ものです。
                      このダブリンという名前をダニーの偽の妻の名前として使っていたことから、話はどんどん
                      ややこしくなります。コメディの王道を行く展開ですね。
                      何も考えずに笑いたいときに見たらいい映画だと思います。

                      <マープルの採点>
                      お勧め星   ☆☆☆


                      ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログへ 人気ブログランキングへ ブログランキング【くつろぐ】

                      甲山のあたりの雲が真っ黒。あれは雪雲だな。

                      サンクタム

                      0
                        サンクタム

                        「サンクタム」 
                        原題:sanctum
                        監督:アリスター・グリアソン
                        製作総指揮:ジェームズ・キャメロン
                        2010年   アメリカ映画  109分
                        キャスト:リチャード・ロクスバーグ
                             リース・ウェイクフィールド
                             ヨアン・グリフィス
                             アリス・パーキンソン
                             ダニエル・ワイリー

                        ジョシュは、探検家の父フランクのいる洞窟へ父のスポンサーであるカールと彼の恋人
                        ヴィクトリアと共に向かう。彼らが洞窟に下り立った時、地上ではサイクロンが襲来し、
                        大量の水が流れ込んでくるのだった。

                        サンクタム

                        監督アリスター・グリアソンはジェームズ・キャメロンが見染めた方らしいです。
                        パプアニューギニアの孤島で、有名な洞窟探検家フランクはエサーラ洞窟の未知の水路を
                        探しているのです。そのスポンサーは実業家のカールで、いわば金持ちの道楽として探検を
                        させています。
                        そしてカールと恋人ヴィクトリア、フランクの息子ジョシュが現地にやって来ます。洞窟内での
                        大規模なチームでの計画と裏腹に彼らは物見遊山といった感じ。かなり違和感を覚えます。
                        概してカールやヴィクトリア的な存在はいずれ大きな邪魔になるであろうと想像できますね。


                        サンクタム

                        一方、ジョシュと父フランクの間にも大きな溝があるようです。
                        「冒険家たる者は...。」二言目には言い始める父は、ジョシュにとってうっとうしい存在にしか
                        映りません。そして「いつからそんな人間になったんだ。」などと甘っちょろい考えを真剣に
                        訴えたりします。ここでも有名な探検家と素人の息子とが対等に言い合う、というちょっと
                        緊張感に欠けすぎたシーンが連続して映ります。

                        サンクタム

                        そして地上ではサイクロンが到来し、連絡用の無線の不具合から、彼らは大量に水に
                        よって、帰る道を阻まれてしまうのです。別の出口を探すにはフランクの経験に頼るしか
                        ないのですが、ここで何か行動を起こすたびに、必ず事故が起こり、人が死んでいくのです。
                        思いがけない事故であったとしても、あまりに杜撰じゃなしですか?
                        するとフランクは「ルールを守らなかったからだ。」なんて言う。ストーリーが盛り上がりかけると
                        しょうもないセリフで興ざめします。これは脚本が悪いのか、それともセリフの翻訳が悪いのか。
                        また、地底の水の中、暗い闇の中がどれも中途半端に描かれています。潜水シーンもスリル
                        があるな、と思っているとあっという間に終わってしまうのです。狭い洞穴のシーンは「ディセント」
                        の方がずっと迫力があったなあ。

                        サンクタム

                        映画の途中から、父と息子の絆を取り戻す映画に変わってしまったのがとても残念です。
                        カールの存在は予想通りでしたが。
                        日本での劇場公開は、時期を考慮して見送られたそうです。別に劇場に行くほどでもなかった
                        と思います。もちろん3Dで見るほどでもなかったのでは?

                        <マープルの採点>
                        お勧め星   ☆☆
                        グロ星    ☆
                        ハラハラ星  ☆☆
                        エロエロ星
                        ダルダル星 ☆☆

                        ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログへ 人気ブログランキングへ ブログランキング【くつろぐ】

                        天気予報は曇りだけど、晴れてるなあ。


                        PR

                        カレンダー

                        S M T W T F S
                        1234567
                        891011121314
                        15161718192021
                        22232425262728
                        293031    
                        << January 2012 >>

                        ブログランキング

                        今日のわんこ

                        powered by 撮影スタジオ.jp

                        アマゾン

                        遊びにきてくれてありがとう!

                        カウンター

                        死語レッスン

                        最新記事

                        categories

                        過去の記事

                        コメントありがとうございます!

                        トラックバックありがとうございます!

                        recommend

                        お友達

                        ミス・マープルについて

                        書いた記事数:3431 最後に更新した日:2023/01/12

                        あの映画を探そう!

                        others

                        mobile

                        qrcode

                        powered

                        無料ブログ作成サービス JUGEM