アナライザー

5

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

アナライザー

 

「アナライザー」

原題:Interrogation

監督:スティーブン・レイノルズ

2016年 アメリカ映画 87分

キャスト:アダム・コープランド

     C・J・”ラナ”・ペリー

     マイケル・ロジャース

 

FBIの優秀な捜査官ルーカスは、爆弾テロ犯の

取り調べを担当する。彼は次の爆破場所を知るために、

様々な方法で犯人に迫るが...。

 

<お勧め星>☆☆☆ ストーリーはさておき、ラストは

すっかり騙されましたー。

 

プロレス団体WWEが製作した映画なので、主役のFBI捜査官

ルーカス・ノーラン役は元プロレスラー、アダム・コープランド。

↓これが本当の姿。

 

アナライザー

 

この映画では、はち切れそうなシャツを素肌にまとってスーツを

着ている向かって左から2番目。

 

アナライザー

 

〇見どころ

ルーカスの生い立ちは恵まれず、彼の父の教育で視覚的記憶術を

磨いていたということが、途切れ途切れに映り、その記憶術を

駆使するとき、頭の中の図書館に入り込む映像は、なかなか面白い。

犯人の上を行こうと知恵を絞ると、さらに爆発は起こり、この

ノンストップ感は、結構好き。それとちょいちょい見られる

プロレス技も楽しいですよ。

 

●惜しいところ

FBIにも多くの捜査官がいるだろうに、ルーカスが独断で行動し、

勝手に犯人を連れ回しては、事件が起きる。そんなこと許される?

ストーリーはあまりにご都合主義です。

 

アナライザー

 

ラストのオチに気づかせないために、見る側に一切情報を

与えないという映画はこれっきりですね。次は違う話を作ろうね。

 

>ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村  人気ブログランキングへ


DEMON デーモン

5

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

demon

 

「DEMON デーモン」

原題:On the Me/Blackway

監督:ダニエル・アルフレッド

2015年 アメリカ映画 91分

キャスト:アンソニー・ホプキンス

     ジュリア・スタイルズ

     レイ・リオッタ

     アレクサンダー・ルドウィグ

 

実母が亡くなり、実家を相続したリリアンは、

故郷の田舎町で暮らし始める。しかし勤務先の

バーの客に絡まれてから、彼の執拗な嫌がらせを

受けてしまう。彼はブラックウェイと言い、

保安官も恐れる人物だったのだ。

 

<お勧め星>☆☆☆ 思ったほど悪くない内容です。

ラストも気分がいい。

 

アメリカの貧しい田舎町に漂う寂寥感や閉塞感は

「ファーナス 訣別の朝」(2013)

「ウィンターズ・ボーン」(2010)「グランド・ジョー」

(2013)など有名な映画以外でも数多く描かれています。

そこに巣食う「悪」は、極めてつながりの強い、小さな

コミュニティーだからこそ、巨大な力を持つわけで、銃、

ドラッグが絡むと、まさに「死」と隣り合わせの恐怖を感じて

しまうのです。

 

〇見どころ

ヒロイン、リリアン役は「ボーンシリーズ」のニッキーこと

ジュリア・スタイルズ。一目で彼女と気が付く特徴のある

顔立ちです。

 

demon

 

そして彼女を執拗に追いまわし、嫌がらせをする超悪い男

ブラックウェイ役は、レイ・リオッタ。もうぴったりなんだから。

日本で言うと時代劇で、登場した途端に「こいつ悪い」と

思ってしまう悪代官のような感じ。

そして保安官すら見捨てたリリアンに唯一助け舟を出すのが、

妻に出て行かれ、娘をドラッグで亡くしたレスター。

 

DEMON

 

いやいやあんたも結構悪人顔だよ。と思うけれど、この映画では

名前が「レクター」ではないので、人を食べませんよ。

(もうー、まぎらわしい名前)レスターの子分のような若者ネイトは、

言葉がもつれるせいか、ホームスクールで、友人もいないみたい。

この勝てそうにないトリオで、ブラックウェイに立ち向かうのです。

ブラックウェイの居所を捜すのも一苦労なら、怖い会計士マードック

の反撃に遭ったりして、危機一髪のシーンは何度も出てきます。

特に終盤の人里離れた森の中での素早い展開はスリルがあります。

 

demon

 

●惜しいところ

どれだけブラックウェイが怖いのかと思ったら、結構あっけなかった。

でも片田舎で威張り散らしている輩の実力はあんなもんだろうね。

井の中の蛙そのものです。

 

ラストに希望に満ちて微笑みあうネイトとリリアンの顔は、ズタボロ

だけれどすごく生き生きしています。それに引き換え、全てに決着を

つけたはずのレスターは、呆けたような顔で、窓から外を見ている

のです。「悪」を駆逐したところで、彼が失ったものは何も戻らない

という喪失感を表すようでした。

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村  人気ブログランキングへ


パッチ・オブ・フォグ 偽りの友人

4

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

パッチ・オブ・フォグ

 

「パッチ・オブ・フォグ 偽りの友人」

原題:A Patch  of Fog

監督:マイケル・レノックス

2015年 イギリス映画 93分

キャスト:コンリース・ヒル

     スティーブン・グレアム

     ララ・パルバー

 

ベストセラー作家であり、TV番組にも出演、さらに大学で

文学を教えているサンディは、スーパーで万引きしたところを

警備員ロバートに見つかってしまう。ロバートは、金で解決

しようとするサンディに対し「友人になろう」と言うのだった。

 

<お勧め星>☆☆☆ 途中までは面白かったけれどラストは

好みが分かれるかな。異色の映画とも言えます。

 

少しネタバレ

 

原題は主人公サンディ・ダッフィが唯一出版し、大ベストセラー

になった小説の題名であり、それは映画全体に立ち込める雰囲気に

とてもマッチしています。

 

〇見どころ

スーパーの警備員ロバートを演じるスティーブン・グレアムが

温厚そうな顔つきの下に、強い執着心と孤独を隠している男を

好演しています。

 

パッチ・オブ・フォグ

 

ベストセラー作家であり超有名人のサンディの弱みを握り、

それを利用して彼と「友人になりたい」と思い始める姿は、

もう鬱陶しいを通り越して恐怖すら感じるのです。

 

パッチ・オブ・フォグ

 

一方TV番組の司会者ルーシーという恋人もいて、裕福で

地位も名誉もあるサンディの唯一の悪癖が「万引き」。

 

パッチ・オブ・フォグ

 

なぜ彼がこの行為に興奮を覚えるのか、その心の闇はラスト

付近に一気に理解できます。その心は霧に包まれており、

抜け出すきっかけが一向に見つからなかったわけです。

サンディとロバートの駆け引きが絶妙な脚本で描かれていきます。

 

●惜しいところ

携帯電話を利用しすぎです。それはラストでも必ず使われると

思ったら、全くその通り。

最も裏切られたのは、ロバートともみ合ったのは、殺す意思が

あったと思ったのに、サンディは「そんなつもりではなかった」

と言ったときです。あそこは確実に殺意がありましたよね。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村  人気ブログランキングへ


ある優しき殺人者の記録

4

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

ある優しき殺人者の記録

 

「ある優しき殺人者の記録」

原題:A Record of Sweet Murder

監督:白石晃士

2014年 日本=韓国映画 86分 R15+

キャスト:ヨン・ジェウク

     キム・コッピ

     葵つかさ

     白石晃士

 

ジャーナリストのソヨンは、幼馴染であり障がい者施設を

脱走して、18人を殺害した指名手配犯、サンジュンに

呼び出される。彼の指示通り、日本人カメラマンを連れて

廃マンションへと向かうが...。

 

<お勧め星>☆☆☆ ラストまで見ると話としては

よくできています。

 

〇みどころ

ラスト10分位の展開はまさに「奇跡」という感じです。

「息もできない」(2008)で少女を演じた

キミ・コッピが成長していてびっくり。

 

ある優しき殺人者の記録

 

廃マンション内での格闘では、韓国映画特有の、包丁、バット、

ナイフが次々に登場します。もうドロドロ感たっぷりです。

 

ある優しき殺人者の記録

 

●惜しいところ

薄暗いマンション内がほぼ舞台であり、その狭い空間で

繰り広げられる暴力とエロスは、かなり過激です。

 

ある優しき殺人者の記録

 

この日本人夫婦の登場で急に気分が悪くなりました。妻役が

AV女優、葵つかさという方で、どおりで脱ぎっぷりがいいし、

その手の演技が卓越していると思いました。でもここは不要

だと思ったけどね。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村  人気ブログランキングへ


クリミナル・ミッション

5

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

クリミナル・ミッション

 

「クリミナル・ミッション」

原題:Criminal Activities

監督:ジャッキー・アール・ヘイリー

2015年 アメリカ映画 93分

キャスト:ジョン・トラボルタ

     マイケル・ピット

     ダン・スティーブンス

     クリストファー・アボット

 

友人の葬儀で再会したザック、ブライス、ウォーレン、

ノアは、儲かる株の投資話に飛びつく。しかし株は

暴落し、資金を提供したノアがマフィアから金を

借りていたことで、彼らは窮地に陥るのだった。

 

<お勧め星>☆☆☆ 絶対に何かあると思っていたけれど

まさかの展開には気づけませんでした。

 

〇見どころ

 

クリミナル・ミッション

 

高校時代いじめられていたノア役がダン・スティーブンス。

彼のトロい行動やおしゃべりな姿に本当にイラつきますが、

その演技の上手さにびっくり。

 

クリミナル・ミッション

 

ノアが金を借りた相手でマフィアのボス、エディ役の

ジョン・トラボルタが映画内でダイエット中でまずそうな

青汁みたいなジュースを飲んでいるのも笑えます。

 

●惜しいところ

話はうまく練り込まれていますが、本筋から外れた小話や

登場人物の多さに、1度見ただけでは内容がしっかり理解

できません。

 

クリミナル・ミッション

 

借金の肩代わりにエディから誘拐するように言われた相手は、

黒人ギャングの身内マルケス。こちらもデミトリアスという

激ヤバなボスがいるから、もう4人はビビりまくりです。

この映画はネタバレすると全然面白くなくなるので、そこは

書かないでおきます。ちなみにザック役のマイケル・ピットは

「完全犯罪クラブ」(2002)の時とイメージがほとんど

変わっていません。

 

クリミナル・ミッション

 

それとエディの手下のスキンヘッドのヒゲ面男は、この映画の

監督ジャッキー・アール・ヘイリーで、「エンド・オブ・キングダム」

(2016)にも出演していました。すごく印象深いルックスです。

教訓として言えるのは、いじめられた記憶は、いじめた相手が

忘れてもずっと心に残り続けるということです。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村  人気ブログランキングへ

 

 


ヴィジット 消された過去

5

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

ヴィジット

 

「ヴィジット 消された過去」

原題:Estranged

監督:アダム・レビンス

2015年 イギリス映画 93分

キャスト:エイミー・マンソン

     ジェームズ・コスモ

     ジェームズ・ランス

     アイリーン・ニコラス

     サイモン・ウォーターマン

 

交通事故で記憶をなくしたジャニュアリーは、

恋人カラムを連れて疎遠だったイギリスの実家に

戻って来る。しかしカラムが姿を消し、彼女は

家族に対する違和感を覚え始める...。

 

<お勧め星>☆☆☆ ちょいちょいイラっとする

シーンがありますが、よく考えると緻密なストーリー

です。

 

ネタバレしています。

 

〇見どころ

何と言っても怒涛のラスト付近の映像です。これまでの

不完全燃焼が一気に解消します。

 

ヴィジット

 

冒頭に能天気にバイクを飛ばすカラムは、恋人ジャニュアリー

に言われるがままスピードを上げ、当然衝突事故を起こします。

いかにも人のよさそうなカラムは、ジャニュアリーの実家が

あるイギリスにやってきた後、すぐにドロン。

 

ヴィジット

 

その前に2人を迎える一家がすごく変なんです。暴君のような父、

ど変態っぽい兄、不機嫌な妹。唯一母のみが優しいのですが、

無意味なシーンが長く、重要なシーンはあっという間に進みます。

 

ヴィジット

 

その辺りを我慢するとまさかの展開から、血みどろの終盤へ

突入。ここは今まで無計画だったジャニュアリーの怒りが

爆発したかのように、残酷で潔い。

 

ヴィジット

 

●惜しいところ

記憶喪失になっているジャニュアリーが、切れ切れに思い出す

シーンはありきたりの映像です。それも何度も映るので飽きる。

 

実は6年間家族と疎遠だったジャニュアリーが、家出した理由は、

彼女の実父が使用人の女性に子供を産ませ、その娘を自分の

子供として扱ったことに、妻が絶望し自殺。その娘というのが

ジャニュアリーで、それを知ったために家出したというもの。

ところが例の事故で、カラムが実家に連絡したために、「記憶喪失」

を利用して、使用人一家が、実父を殺し、家を乗っ取っていた

わけです。ラスト付近にそれがわかると、なぜ偽母だけが彼女に

優しかったのか納得できるし、偽父がジャニュアリーをレイプし、

妊娠させた理由も理解できます。これが執事トーマスの口から

話されるのに、トーマスはその後ジャニュアリーを残して逃げて

しまう。もちろんカラムは序盤に偽父に殺され、どっかに

埋められた模様。全てが「復讐」だったわけですねえ。でも死体が

3つもある家に腹ボテのまま1人残されたジャニュアリーは

これからどうするんだろう。

それと結構緻密なストーリーで興味深いのに、序盤に飽きるのは

なぜなんだろう。まあ、ビューラーでジャニュアリーのまつげを

カールしてくれる偽妹が、そのまままつげを引っこ抜くシーンは、

なかなか怖かったなあ。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村  人気ブログランキングへ


ガール・オン・ザ・トレイン

4

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

ガール・オン・ザ・トレイン

 

「ガール・オン・ザ・トレイン」

原題:The Girl on the Train

原作:ポーラ・ホーキンズ

監督:テイト・テイラー

2016年 アメリカ映画 105分 PG12

キャスト:エミリー・ブラント

     レベッカ・ファーガソン

     ヘイリー・ベネット

     ジャスティン・セロー

     ルーク・エバンス

 

夫と離婚し、傷心を酒で癒す日々を送るレイチェルは、

毎朝通勤電車の窓から見える「理想の夫婦」に憧れて

いる。しかし、ある朝、彼女はその妻の不倫現場を

目撃してしまい、いてもたってもいられなくなる...。

 

<お勧め星>☆☆☆半 とても上手に映画化されていて、

緊張感のある映像が続きます。

 

監督が「ヘルプ 心をつなづストーリー」(2011)を

手掛けていたことは、映画鑑賞後知りました。あの映画とは

全く異なるサスペンス作品を、原作とは少し異なる展開で

うまく描いています。そこに大きなほころびはありません。

 

〇見どころ

なんといっても3人の美人女優がそれぞれ個性あふれる演技を

見せてくれます。

 

ヒロイン、レイチェル役のエミリー・ブラント

 

ガール・オン・ザ・トレイン

 

子供ができないことから酒に溺れ、離婚したものの前夫に

未練たらたらで、さらにアル中という姿を体当たりで演じて

います。

 

そしてその夫の今の妻アナ役のレベッカ・ファーガソン

 

ガール・オン・ザ・トレイン

 

「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」

(2015)では黒髪だったので、最初誰かわからず、クレジット

を見て、あ〜あ、と納得。

 

さらにレイチェルが「理想の夫婦」と自分で考えている列車の

窓から見える家の妻メガン役はヘイリー・ベネット。

 

ガール・オン・ザ・トレイン

 

個人的にはこの人が一番魅力的でした。「ザ・ホール」(2009)

の時からすごく成長したのね。当然か。

 

レイチェル目線で映画は進行しつつ、他2人の女性の姿も同時に

描いていき、時や場所が異なるシーンを積み重ねていって、

しっかりしたストーリーになっています。

 

● 惜しいところ

映画はそれなりにまとまっていて面白いのですが、全体に暗い話

であることと、登場する男性について十分に描かれていないので、

もう少し細かくしてもよかったかなと思う。

 

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村  人気ブログランキングへ

 

 


ホーンズ 容疑者と告白の角

4

ホーンズ

 

「ホーンズ 容疑者と告白の角」

原題:Horns

監督:アレクサンドル・アジャ

2013年 アメリカ=カナダ映画 120分 R15+

キャスト:ダニエル・ラドクリフ

     ジュノー・テンプル

     マックス・ミュゲラジョー・アンダーソン

 

イグは恋人メリン殺害の容疑者になってしまう。身に

覚えのない罪と、恋人を失った悲しみに暮れる彼の

頭に突然角が生え始め、その姿を見た人は誰もが本音を

語るのだった。

 

<お勧め星>☆☆☆半 予想外のストーリーながら、

実は胸キュン映画でもあるのです。でもグロいよ。

 

 

ネタバレしています。

 

ワンカット削除されているというので、どこかと思って

いたら、ラスト付近にメリンの父がライフルで頭を吹き

飛ばされるシーンでした。どう見てもそこをカットした

のがわかるので、周りの反応でどうなったのか想像できて

しまう。これくらいいいんじゃないの?的な人体破壊

シーンです。

 

〇 見どころ 

主人公イグの恋人メリン役のジュノー・テンプルが、

「トランストリップ」(2013)で内気なアリシアを

演じたのと同様に線の細い役を演じ、それでいて結構

大胆なラブシーンも見せてくれます。さらに真犯人捜しに

なぜか「角」が登場し、その角を見ると誰もが本音を語る

から超簡単。幼馴染の保安官がゲイで相棒と行為に及ぶのは

笑えるけれど、両親や兄から語られることは辛い話ばかり

です。サスペンスからオカルトっぽくなり、ファンタジー

でもありつつ恋愛映画でもあるという様々な要素が楽しめます。

終盤火をつけられて車ごと海に落ちても、しぶとく生還する

イグの姿は復讐の鬼というかものすごい姿ですよ。

 

 

● 惜しいところ

最初から誰が怪しいかすぐにわかってしまう。ただなぜ彼が

真実を言わないのか、その謎が十字架のネックレスというのは

宗教的な要素が濃い気がします。

 

 

ホーンズ

 

冒頭とラストに流れる「死ぬまで愛し続けるよ」と言うイグと

少し間をおいて「私が死ぬまでで十分よ」と答えるメリンの

会話が、意味合いが異なってくるのがわかると究極の恋愛物と

思ってしまいました。

 

ホーンズ

 

角が生えたイグ。

 

ホーンズ

 

往生際が悪いリー。

 

 

 

>ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村  人気ブログランキングへ

 

 


少女は悪魔を待ちわびて

4

JUGEMテーマ:韓国映画全般

 

少女は悪魔を待ちわびて

 

「少女は悪魔を待ちわびて」

原題:Missing You

監督:モ・ホンジン

2016年 韓国映画 109分 R15+

キャスト:シム・ウンギョン

     キム・ソンホ

     ユン・ジェムン

 

殺人罪で15年服役したギボムが出所する。彼が

他の殺人事件の犯人であると確信するデヨン刑事は、

彼を執拗に追い続けるが、彼を追う人物は他にもいる

のだった。

 

<お勧め星>☆☆☆ 雰囲気や設定は期待を高めますが、

かなり無理のあるストーリーになっています。

 

とりあえず韓国警察の無能さを、もうこれ以上ないくらい

酷く描いています。有能な人材っていないと思えるほど、

映画で無能な警察官を見てきたので、本当にそうなのかと

思ってしまう。情報の共有どころか、機密事項はダダ漏れ

だし、緊急配備のノロいことといったらありません。証拠

より自供を優先していたのは15年前で、今は科学捜査の時代

だそうです。じゃあ思い込み捜査や暴行は許されるんかい。

肝心のストーリーは、4人の人物が絡み合って進むのです。

 

少女は悪魔を待ちわびて

 

1人目は、15年前刑事の父イルヒを何者かに殺害されたヒジュ。

彼女はそれ以前に母親が男と逃げ、父と2人暮らしであり、事件

以降、警察署の人々に助けられて暮らしてきたみたい。今は

警察署の掃除をしたり、書類整理を手伝ったりしてお小遣い稼ぎ

をしているのです。とても可愛いけれど、少し精神年齢が低い

感じで、署員にピンクのリボンを配る表情は子供のよう。でも

家で深く考えるシーンでは、大人の表情に変わるんです。

そして2人目はイルヒの部下で今は班長を務めるデヨン。彼は

出所したギボムがイルヒ殺害犯と確信し、ずっと彼を追い続けます。

デヨンをはじめ警察署員はヒジュにメロメロ。

3人目は殺人罪で15年服役したギボム。

 

少女は悪魔を待ちわびて

 

この人の体はすごいです。鍛えすぎて体脂肪がなくなったみたい。

さらに4人目は、出所したギボムが買った女やそのドライバーを

殺害する謎の男ミンス。ギボンは刺すのが得意で、肉屋をしている

ミンスは切断するのが得意...って怖いよ。この2人が実は幼少期

同じ施設で暮らし、同じ女性を好きになったらしいというのは、

映像や会話からわかるけれど、なぜこういう人間になったのかは

一切説明がありません。4人目を入れたことで話が中途半端に

なってしまった気がします。殺害シーンは極めて残酷であり、

韓国映画ならではのナイフや包丁、それに加えて岩まで登場。

かなりリアルなので覚悟して見ないといけません。

ラスト付近は雰囲気があるのに、なぜか満足感を得られない映画

でした。

 

 

 

ネタバレ文句

 

大の大人の男をあの娘がどうやって運んだんだろう。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村  人気ブログランキングへ

 


ザ・トライブ

4

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

ザ・トライブ

 

「ザ・トライブ」

原題:PLEMYA/THE TRIBE

監督:ミロスラコヴ・スラボシュビッキー

2014年 ウクライナ映画 132分 R18+

キャスト:グレゴリー・フェセンコ

     ヤナ・ノヴィコヴァ

     ロザ・バビィ

 

ろうあ者であるセルゲイは、教師までも腐敗している

寄宿学校へ入校する。彼は仲間に従って犯罪に関わるが、

リーダーの恋人であり、売春をしているアナに恋心を

抱いてしまい...。

 

<お勧め星>☆☆☆半 こんな映画もできるのだと強烈な

衝撃を受ける作品です。

 

ジャケットにある文句が映画の冒頭に字幕で出たきり、

映画内では一切のセリフはなく、すべて手話で語られ、

それに字幕は付きません。したがって登場人物の名前さえ

エンドロールを見て初めて知るという具合です。

車のエンジン音、バスの停車、発車の音のみが聞こえる中、

1人の少年がどこかへ行く道を尋ねています。このセルゲイは、

どうやら職員までもろうあ者である寄宿学校へ向かうらしい。

最近、「感動ポルノ」というものへの批判があがっていますが、

この映画はそんな内容と真反対のものであり、教師までも腐敗

しきった寄宿学校の日常を描いていくのです。

手話を頻繁に使っているのに、意味が全く分からないのは、

まるで違う国に来たかのようです。しかしそれ以上に「声」の

ない映像は、それに集中させるためにどれだけの工夫を

凝らしたかと考えずにはいられません。

序盤に授業をしていた頭の毛の薄い男が、夜には女子生徒を

バンに乗せ、トラック運転手相手の売春に向かうことから、

この学校のすべてが腐敗しきっていることをすぐに理解します。

生徒は暴力、窃盗、強盗、飲酒、喫煙、売春などあらゆる犯罪に

手を染めており、その元締めはどうやら学校関係者のようです。

(誰かわからなかった)

当然セルゲイもその仲間に入るのですが、映画内でバックして

きたトラックに気づかず、轢かれてしまう生徒が映ります。彼の

代わりにトラック運転手に声をかける仕事が回って来るのです。

このシーンは犯罪をしているけれど、彼らの置かれた状況を

痛ましく思ってしまう。

しかしセルゲイは根っからの悪い男ではなかったのでしょう。

金を払って関係を持ったリーダー役の少年の恋人で売春をしている

アナに恋をしてしまいます。

 

ザ・トライブ

 

WOWOWで鑑賞したのでボカシだらけで何にもわからなかった。

まあ何をしているかは想像できるけれど。アナはセルゲイをどう

思っていたのか全くわかりませんが、ただ組織のリーダーの誘いで

イタリアに行けることをものすごく喜んでいたから、何も思って

いなかったんだろうね。

 

ザ・トライブ

 

その矢先にアナは妊娠してしまい、モグリの女に中絶手術を

行ってもらうのです。医療器具はおろか麻酔すらない不潔な場所で、

行われる行為に、この映画で初めて「声」を聞きますそれが痛みに

耐えきれない悲鳴なのです。

 

ザ・トライブ

 

ラストは「音」が聞こえないからこそ、あのような反撃ができた

わけで、セルゲイの「怒り」が頂点に達した瞬間だったと感じます。

とてもすぐれた演出であり、セリフがなくともストーリーが十分

すぎるほど伝わる内容でした。

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村  人気ブログランキングへ

 

 



カレンダー

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< June 2017 >>

ブログ村

今日のわんこ

powered by 撮影スタジオ.jp

Amazon

遊びにきてくれてありがとう!

カウンター

お天気

最新記事

categories

過去の記事

コメントありがとうございます!

トラックバックありがとうございます!

recommend

お友達

ミス・マープルについて

書いた記事数:2618 最後に更新した日:2017/06/26

あの映画を探そう!

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM