1800cc

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1800cc

「1800cc」
原題:BLEEDING HOUSE
監督:フィリップ・ゲラット
2011年 アメリカ映画 87分
キャスト:パトリック・ブリーン
     アレキサンドラ・チャンド
     ニーナ・リサンドレロ

田舎町である理由から村八分になっているスミス家に1人の
男が車の故障のため、一晩泊めてくれと訪れる。渋々彼を
家に招きいれた夫妻だったが、この男ニックは大きな秘密を
抱えており、実はこの一家にも重大な秘密が隠されていた
のだった。

<お勧め星>☆ 結構面白くなりそうな話なんですが、テンポが
悪すぎて全然盛り上がりません。イライラします。


邦題とかけ離れたストーリーです。誰がどう見ても、血液をだん
だん抜かれていく拷問を受ける話と思ってしまいます。実は
ところがどっこいなんです。血液の話はまあおまけに近い。
冒頭、燃えさかる家が映り、シーンが変わってある一軒の家が
映し出されます。この家の住人はほぼ陰気。
父マット 弁護士らしいけれど、なぜか仕事がない。
母マリリン 屋根裏部屋でペンキ仕事に打ち込む女性。娘とは
上手くいっていない様子。


1800cc

息子クエンティン 唯一まともっぽい。でもアホそうな女を家に
連れ込んでいちゃいちゃしている。
娘グロリア 生き物の標本作りが趣味で明らかに異常な様子。学校
にも行っていない。
この家ではなぜか刃物は使ったらすぐにしまって鍵をかけます。
お肉だって最初から切ってある。おかしい...。
そしてここを訪れるのが、いつの時代のファッションか知らない
けれど、白いスーツ姿のニックです。


1800cc

「車が故障したから一晩泊めてくれ」
どう見ても怪しいし、そもそも近所づきあいができないスミス家で
はこんなことは絶対に無理です。でもなぜか最後には家に招きいれ
るのです。ニックは外科医だと称し、バッグには道具がいっぱい
詰まっています。
てなわけで恐ろしい一夜が始まるわけですが、脚本が悪いのか、
セリフがいちいち鬱陶しい内容ばかりです。ちょこちょこドッキリ
するシーンもあるのに、ニックのベラベラしゃべりで全て台無し。
ダレる、ダレる。
そもそも血を抜く意味が分からないし、それを何に使うのかも不明。
さらにさっさと殺される人もいるから、どこで選別するのかと
思っちゃう。
とりあえずグロリアが不気味な少女でした。



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エクスペリメント6

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エクスペリメント6

「エクスペリメント6」
原題:absolute fear
監督:ジョン・ミルトン・ブラントン
2012年   アメリカ映画   91分
キャスト:ステファニー・ルムラン
     マシュー・アラン
     A・J・ドレイヴン

ジェシカは、恋人デールや彼の友人達とともにセブ島からクルージング
に出かける。そしてデールが目標にしていた地図に載っていない島に
たどり着くのだが、そこには恐ろしい出来事が待ち受けているのだった。

エクスペリメント6

当然のごとく「エクスペリメント」とは何の関係もありません。とにかく忍耐
の必要な映画です。オープニングからとってもチープな映像で、まるで
昔の映画を見ているのかと錯覚してしまうほど。それは単に古臭いだけ
なのです。
くどいくらいに「恐怖は感染する」とモロー大佐とやらが言い続けます。
とにかくくどい。
大海原を救命ボートで漂う女性が、大きな船に助けを求めます。ところが
この女性、女森進一なので、全く声が通りません。それでもすぐに見つけて
もらえます。ついでにこのヒロインの演技がかなり下手です。後で知った
ことですが、この人が、監督兼脚本兼主演だそうです。だとしたら、よくも
こんな映画に出る人がいたもんだ、と思ってしまう。

エクスペリメント6

とりあえず登場人物が、男性も女性もスタイルはいいのです。なのでモデル
程度の仕事はしているのかな。
海から救出されたジェシカは、なぜか防護服の人間たちにストレッチャーで
運ばれ、全裸にされ、ホースの水で洗われ、その上で取り調べを受け始める
のです。
これがどうも噛みあわない取り調べであり、その姿とジェシカが海で一人漂う
までの経緯が描かれていきます。それが交互に映りますが、めっちゃダルい。
ジェシカとデールは、恋人同士で、デールは亡くなった父の幻影をしばしば
見るらしい。どうもその父が何かの秘密を知っており、そのせいでジェシカは
尋問されている模様。
そしてフィリピン、セブ島へ行くことに決めたジェシカとデールは、その幻影の
元になっている地図に載らない島を捜そうと考えているのです。フィリピンに
島はどんだけあるんだろう。そこから目的の島が見つかる確率って極めて
低いと思うのですが、そんなことは関係ありません。またデールが見る幻影に
ついてジェシカは、まるで自分が見たかのように良く知っているのです。
そしてセブ島で待ち合わせた仲間の中には、やはり大バカが一人います。

エクスペリメント6

こいつが本当に鬱陶しいし、おまけにカナヅチときた。もうクラクラするストーリー
がこいつの発言や行動でもっとクラクラ。ついでになぜかクルーザーに昔の地図が
あり、それを見たデールは、目的の島まで舵をとるのです。なのに着いた途端
「帰るべきだ。」とのたまう。もうどうかしてくれ!
その間にも「恐怖は感染する」とデールの父の言葉が反芻されます。くどい。
島に到着してからの展開は、全くありきたりで、言葉通り、恐怖が感染するんです。
それもそれぞれ自分が一番怖いと思っている恐怖が襲ってきます。
つまりあれですかね。あの島は秘密の実験をしていたアメリカ海軍の基地で、
その秘密をデールの父が持ち出したというのでしょうか。それを「遠隔操作」とやら
の超能力で、時間を超えてデールに父が送ったというわけですかね。


エクスペリメント6

これは全て自力で推理しなければならず、ラストに至っては、おい、こら、どこへ
行くんだい!という感じです。まあ、皆さんの言う通りあのシーンのために撮った
映画なんでしょう。

<マープルの採点>
お勧め星   ☆
グロ星
ハラハラ星
エロエロ星
ダルダル星 ☆☆☆☆




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エデン

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エデン

「エデン」
原題:Eden
監督:ミーガン・グリフィス
2012年   アメリカ映画   98分
キャスト:ジェイミー・チャン
     マット・オリアリー

1994年、ミューメキシコ州に住むヒョンジェは、バーで知り合った
男にだまされ、拉致されてします。彼女はラスベカスの売春組織で
働かされ始めるが、その知恵を駆使して、組織の中へ入り込んでいく。

とてもよくある人身売買の話ですが、緊張感とか売られた少女の背景
などがほとんど伝わらず、緊張感も悲哀も感じられません。
based a true story
こういう事件を題材にした映画はいくつも見たなあ。
「エデン」というのは、1994年4月にバーで出会った男にだまされて、
売春組織に売り飛ばされた韓国系アメリカ人ヒョンジェの源氏名です。
予告編でこの映画のハイライトシーンは全て映されてしまっており、他の
どうでもいい少女たちの日常風景がダラダラと流されます。
砂漠に転がる発信機をつけた少女の遺体を見つけた保安官と土地の所有者
の男が、いかにも悪徳保安官といったいでたちのボブに、バンバンと射殺
され、とってもわかりやすい悪の構図です。
ついでに監禁した少女達をまとめるボーンという男はジャンキーで、かなり
使えない奴です。さらに少女たちの仕事風景も、とてもソフトに描かれており、
肝心なシーンは一切映りません。
その上、ストーリーはかなり散漫で、ヒョンジェが仲良しだったプリシラが
突然姿を消し、実は彼女は妊娠していて...とか、ヒョンジェのブレスレットを
身につけているスペトラーナが重用される理由、彼女がここへ連れて来られた
理由などただただ食いつきそうな題材を提供しながら、何を訴えたいのか
的が絞りこまれていません。
ラストなどはあり得ないほどあっけない展開です。
ジャケットの説明にあるようにエデンが必死で地位を築いたわけでもなく、
たまたま幸運が重なっただけのことのように思えました。
あ〜だるかった。

<マープルの採点>
お勧め星   ☆
グロ星
ハラハラ星
エロエロ星
ダルダル星  ☆☆☆



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朝から病院をはしご。何であんなに待つんだろう。

デッド・レーン

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    デッド・レーン

    「デッド・レーン」
    原題:shuttle
    監督:エドワード・アンダーソン
    2008年   アメリカ映画  107分
    キャスト:ペイトン・リスト
         キャメロン・グッドマン
         カラン・ダグラス

    メラニーとジュールスは、カリブで休暇を楽しんだ後、アメリカへ
    戻ってくる。空港からのシャトルバスに乗り込んだ2人は、他の
    3人の男性と共にダウンタウンへと向かう。しかし、バスは突然
    パンクし、その後恐怖の時間が始まるのだった。

    デッド・レーン

    始まってほどなくして、ピンと来てしまいました。そしてオチも大体
    読めてしまうという、ものすごく残念なストーリーなのに107分も
    あります。
    金髪で男好きなジュールスと親友で婚約を取りやめたばかりの
    メラニーは、カリブでの休暇を満喫し、アメリカへ戻ってきます。
    メラニーは飛行機に酔ってしまい、めちゃくちゃ体調が悪い。そんな
    2人に目をつけたのが、これまた女好きなセス。くそまじめな友人
    マットをたきつけながら、色目を使うジュールスに早速声をかけます。
    そんなことより私の荷物はいずこへ〜?そう、最後までメラニーの
    スーツケースが出てこないのです。これって最悪じゃない。その上、
    空港からのシャトルバスの最終便も今まさに出ようとしているし、
    土砂降りの雨が降っています。

    デッド・レーン

    「2人で30ドルにまけとくよ。」
    ぜーったいに怪しい後ろのシャトルバスのドライバーの声に誘われ、
    女子2人が乗り込むと、後からセスとマットも無理やり乗り込んで
    来ます。バスの中には、あらあら気弱そうな中年男が先客だわ。
    はい。アラーム点滅しましたね。
    「あの道は一方通行、その道は通行止め、だからこの道を行くよ。」
    バスを降りてからのお楽しみを期待する男女を尻目に、ドライバーは
    人気のない道へと走っていくのです。

    デッド・レーン

    と、突然一台の乗用車の嫌がらせから、バスはパンクしてしまいます。
    人気がない、携帯の電波が届かない、パンク。場所が一応町の中ですが
    これだったら、砂漠の中と変わらないですね。お決まりのパターンです。
    タイヤ交換を始めたドライバーを手伝っていたマットの指の上に、ガシャン
    とバスの車体が落ちます。あわれ、マットの4本の指は転がってしまうのです。
    どんだけ鈍くても気づき始めたこのバスの異変に、みんなが必死で抵抗
    を試みるも、ことごとく失敗。セスは顔を切られ、ATMでみんなのキャッシュカード
    を使ってお金を引き出すジュールスは、なぜか火を放ちます。これ意味不明。
    自分が窒息するって!
    大体ちょっと考えたらわかる事実を見過ごしすぎです。なんで逃亡計画が
    失敗したのか、考えてみたら、おのずとその原因がわかってくるのにねえ。

    デッド・レーン

    この辺りはダラダラと続き、一人また一人と仲間が減っていくのです。
    オープニングの空港のシーンで、メラニーが手話を使って、少女と話して
    いましたね。立ち寄った防犯カメラに向ってその手話でSOSを求め、
    店員にメモを渡すも全く生かされません。あの時別に店員に助けを求めて
    もよかったんじゃないかしら。

    デッド・レーン

    わお。こう考えると突っ込みどころ満載だ。
    頑張って最後まで見ましたが、船旅中に猫トイレで用を足すのはつらいね。
    ラストは一つだけ空港の荷物受取場のレーンを流れてくるスーツケースが
    映ります。ふーん。で、どうだってーの!

    <マープルの採点>
    お勧め星  ☆
    グロ星   ☆
    ハラハラ星 ☆
    エロエロ星
    ダルダル星 ☆☆☆☆




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    つる忍がだいぶ伸びてきた。また暑い夏になるのかな。

    バイオレンス・ブルー 真夏の完全犯罪

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      バイオレンス・ブルー

      「バイオレンス・ブルー 真夏の完全犯罪」
      原題:slave
      監督:ダーリン・W・ウェルチ
      2009年   スペイン映画  85分
      キャスト:ナターシャ・マルテ
           サム・ペイジ
           デヴィッド・ガント

      デヴィッドは婚約したばかりのジョージーを父親に紹介するために、スペインへ
      やって来る。明るい南欧の日差しの元、彼らは解放感に浸るが、到着した晩に
      出かけたクラブで、ジョージーは姿を消してしまうのだった。

      バイオレンス・ブルー

      この邦題、ジャケットはめちゃくちゃ偽りありです。水上バイクでの逃走や爆発シーンなど
      アクションも期待してはいけません。もちろん原題の「slave」でさえ、全然合っていません。
      地中海で実際に起こった事件を元に製作されたそうです。よくある実話ベースの駄作の
      典型です。
      オープニングのクレジットで背後に浮かび上がる水中の女性。半裸の彼女は砂浜に
      打ち上げられていきます。そう、この映画はバストだけはふんだんに出てくるのです。
      そして主人公デヴィッド・ダンスモアのナレーションが意味深な言葉を発しながら流れます。
      「人生にはその先を決める瞬間がある」...はあ?
      デヴィッドは、女好きで暴力的な父と別れた母とともにアメリカにやって来たのです。そんな
      彼が美しい女性ジョージーと婚約し、その彼女を父に紹介するためにスペインへやって来ます。
      たった7日間だけの予定で。まあ、その前にデヴィッドは勤務先をクビになったことは彼女
      には内緒です。なんでクビになったのかは全然わかりません。

      バイオレンス・ブルー

      このいちゃいちゃカップルはところ構わず戯れます。
      「あなたの家系を知りたいの。」
      なんてよくわからない理由で、わざわざ疎遠になっていた父の住むスペインに向かうのも
      どうも不思議です。
      ただスペインの明るい日差しと真っ青な空、透き通るように美しい海は、2人を解放的に
      させるのです。でもこういうところには危険がつきものですね。
      めっちゃ怪しげな父の運転手サリムのお迎えでメルセデスに乗り込むクラブへ出かける
      2人。帰りはタクシーで帰るだのクラブの入口でちょっと押し問答があったり、もうどうでも
      いい状況ばかり映ります。つまりここが危険の入口なんでしょう?
      クラブのマネージャーに勧められたドラッグを口にし、
      「ジョージーが1番きれいだな。」
      なんてデヴィッドが鼻の下を伸ばしているうちに、あれ?ジョージーがいない!俺は2分ほど
      トイレに行っただけなんだ。
      周りの人々も店のマネージャーさえも彼女自体を見ていないというのです。あら?こんな話
      どこかで見たわねえ。ついでに警察もまともに取り合ってくれません。


      バイオレンス・ブルー

      「この辺りではよくあることだよ。」
      そうかなあ。
      彼女が消えた時点で、ストーリーが大体わかってくるのですが、なんせテンポが悪いので
      あくびが連発して出ます。
      ジョージーが逃げ出そうと使った水上バイクのスピードに至っては、ママチャリ並みです。
      そして救出に向かうデヴィッド達のボートのスピードもこれまた遅い。なのでクライマックス
      であろうシーンも思い切り盛り下がり、アクションも全然映されません。なんでこんなつまらなく
      映画を作ることができるのかなあ。とか言ってみたくなります。
      そうそう、ホワイトアラブとやらの金持ちじいさんの言っているセリフがこれまた意味不明です。

      <マープルの採点>
      お勧め星   ☆
      グロ星    ☆
      ハラハラ星  ☆
      エロエロ星  ☆☆
      ダルダル星 ☆☆☆


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      今週はゴミ当番。6時前にゴミ出しする人がいるのにびっくり。

      狂気の行方

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        狂気の行方

        「狂気の行方」
        原題:my son,my son,what ye done
        監督:ヴェルナー・ヘルツォーク
        製作総指揮:デヴィッド・リンチ他
        2009年   アメリカ=ドイツ映画  91分
        キャスト:マイケル・シャノン
             ウィレム・デフォー
             クロエ・セヴィニー
             ウド・キア

        サンディエゴで、ある女性が隣の家で殺害される。ヘイブンハースト刑事らが現地へ
        向かうと、容疑者である彼女の息子が2人の人質をとって、自宅にたてこもる事件に
        発展していた。

        狂気の行方

        製作総指揮にデヴィッド・リンチが加わっており、ちょっとイヤな予感。監督は
        「バッド・ルーテナント」(2009)のヴェルナー・ヘルツォークです。あの映画は結構
        見ごたえがありました。
        主役のブラッド・マカラムは、最近見たばかりの「ロシアン・ルーレット」(2010)で、
        とても印象に残る、ゲームの進行役を演じたマイケル・シャノンです。明らかに狂気に
        満ちていました。
        本作は実話に基づく...とクレジットが流れますが、へ〜?これが?という感じの内容
        となっています。
        サンディエゴ市内をパトロール中のヘイブンハース刑事達。ヘイブンハース役は
        「インサイド・マン」(2006)のウィレム・デフォー。好みの分かれる顔立ちです。

        狂気の行方

        パトカーに市内で殺人事件発生の入電があり、2人の刑事は現地へ直行します。
        被害者は、ブラッド・マカラムという男の母親で、容疑者は当の息子なのです。
        ブラッドは大胆にも隣の家で、それも隣家の母娘の目の前で母親を刺殺したのです。
        そして現場検証のシーンから、急にブラッドが2人の人質をとって自宅に立てこもる事件
        へと変わります。
        まあ、ここまでは何とかストーリーについていけます。しかし、現在の状況とブラッドの
        知り合いが語る、最近の彼の状況が入り乱れて映り始めると、おいおい、いったい
        どういうこと?と思い始めます。
        母親と異常なほど強く結びついているブラッドは、婚約者イングリッドという存在が
        現れてもなお、母の支配下にあるのです。イングリッド役は「実験室 KR-13」(2008)
        のクロエ・セヴィニー。細い体ですが、結構グラマーです。

        狂気の行方

        彼女の話では、ブラッドは滞在先のペルーから戻ってから、大きく変化したと言うのです。
        「これからは心の声のみに従う」
        「すべては一言で言い表せる‘今’だ」
        「僕が最後に殺した一番大きい動物は鳥だ。母を殺すまでは」
        ブラッドが所属していた劇団の主宰者リー・マイヤースも登場して彼の最近の姿を話し
        始めると、もうすっかりさっぱりです。リー役は「イリュージョン・ホテル」(2006)の
        ウド・キア。この独特の風貌は一度見たら忘れられませんね。

        狂気の行方

        あ〜、この観念的なセリフは彼が主役を演じるはずだった劇のものと同じじゃないですか。
        それが何か意味あるのかしら?ダチョウとフラミンゴとボールは、何を象徴しているんですか?
        これって自分で考えなさいとお題を出された感じです。
        結局ブラッドはペルーに行って、おかしくなってきたってことですか?その頭の中身を映画に
        するとこうなったのかしら。
        プッ!やっぱり見なきゃよかった...。

        <マープルの採点>
        お勧め星   ☆
        グロ星
        ハラハラ星
        エロエロ星
        ダルダル星 ☆☆☆☆☆

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        北風小僧の貫太郎が吹いている〜。

        クリムゾン

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          クリムゾン

          「クリムゾン」
          原題:Kemper
          監督:リック・ビッツェルバーガー
          2008年   アメリカ  88分
          キャスト:クリストファー・ステイプトン
               リック・ビッツェルバーガー
               ロバート・シスコ

          ヒッチハイク中の女性を狙った連続猟奇殺人事件が起こる。刑事のトムは友人エド
          のアドバイスを受けながら、事件の捜査を進めるのだが...。

          クリムゾン

          これは新作でレンタルしたんです。ショック。
          1970年代にアメリカで実際に起きた連続猟奇殺人事件をモチーフにして製作された
          作品です。
          殺害現場に到着した刑事トム・ハリスの目に映ったのは、首を切られ、頭をキッチンの
          オーブンに入れられた女性の遺体...。冒頭はショッキングなものです。
          そしてトムが警察には内緒でアドバイスをもらっているのが、友人で窃盗癖のある
          エド・ケンパー。原題はここから来ているのですね。エドは暴力的な母親と住んでいるのです。

          クリムゾン

          連続する殺人とその犯人像を推理するエドですが、開始から20分ほどで犯人はバレます。
          別に驚くような人物ではありません。あとはダラダラと観念的なセリフや映像の垂れ流し
          です。少々グロテスクなシーンを織り交ぜてラストを迎えます。

          クリムゾン

          面白くなるかなあ、と思うと幾度となくさし水が入るーそういうストーリー展開って監督、脚本
          どちらもだめなのでしょうね。
          またトム自身も緊張感に欠ける姿勢が随所に見られます。

          クリムゾン

          猟奇殺人の犯人ならば、もっと内に秘めた恐ろしさをうまく表現できる俳優を起用しないと
          見ている側になんの恐怖も伝わりません。

          <マープルの採点>
          お勧め星   ☆
          グロ星    ☆☆
          ハラハラ星
          エロエロ星
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          「リミッツ・オブ・コントロール」

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            リミッツ・オブ・コントロール

            「リミッツ・オブ・コントロール」
            原題:the limits of control
            監督:ジム・ジャームッシュ
            2009年   スペイン=アメリカ=日本映画  115分
            キャスト:イザック・ド・バンコレ
                 アレックス・デスカス
                 ジャン=フランソワ・ステヴナン
                 工藤夕貴
            PG-12

            ビジネスクラスのラウンジで「自分こそ偉大だと思っている男を墓場に送れ」
            という任務を与えられた一人の男。
            彼が向かったスペインでは様々な人物が接触してくるのだった。

            リミッツ・オブ・コントロール

            リミッツ・オブ・コントロール

            かなり気合を入れてみないと眠くなります。
            「スペイン語を話すか?」という質問と2カップのカプチーノを目印にして
            人々と会っていく男。
            まずこの男に名前がありません。
            そして彼は全く無表情かつ寡黙なんです。
            赤いマッチ箱からメモを取り出すと、それをカプチーノで飲み込み、想像力を
            駆使して次の地点へ向かう...。そして青いマッチ箱と交換し、またその中にメモが。

            リミッツ・オブ・コントロール

            これが永遠に続くくらい何度も映し出され、時に無駄にセクシーな女性が現れます。
            透明のビニールのレインコートしか身につけていないんです!

            リミッツ・オブ・コントロール

            そうそう何番目かの女性は工藤夕貴です。流暢な英語を話しています。

            リミッツ・オブ・コントロール

            男は精神を集中する時、太極拳の様なトレーニングをします。それで自分の
            主観を研ぎ澄ますのでしょうか?
            スペインの美しい風景を見る余裕もなくなるほどだるい映画でした。

            <マープルの採点>
            お勧め星   ☆
            グロ星
            ハラハラ星
            エロエロ星  ☆☆
            ダルダル星 ☆☆☆


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            眼がまたかゆい!

            「トウキョウ アンダーグラウンド」

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              JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

              トウキョウアンダーグラウンド

              「トウキョウ アンダーグラウンド」
              原題:stratosphere girl
              監督:M・X・オバアーグ
              2004年   ドイツ映画  85分
              キャスト:クロエ・ウィンケル
                   ヨン・ヤン
                   レベッカ・パルマー

              ベルギー人のアンンジェラは、卒業パーティーのDJとして知り合ったヤマモトの
              勧めで、東京へやって来る。
              しかし、彼の紹介してくれた水商売は、外国人地下組織とつながっており、
              ポーランド人のラリッサという女性が行方不明になっていることを知る。

              トウキョウアンダーグラウンド

              トウキョウアンダーグラウンド

              アンジェラは化粧気がなく、ブロンドの童顔で、いかにも日本人に好まれそうな
              タイプです。
              彼女の描く絵が映画のシーンに変わり、また映画のシーンが絵に変わり、と
              真実と虚構の世界が入り乱れて交錯します。
              親にも内緒で東京にやって来たアンジェラ。彼女は卒業パーティーのDJヤマモト
              (これが日本人の設定なのですが、明らかに英語が堪能な中国人)にモニカという
              女性を紹介され、水商売に足を踏み入れるのです。

              トウキョウアンダーグラウンド

              始まりが終わりにつながる」
              なんだか意味深なセリフですが、特に意味を持っていないような気がします。
              日本の男は昼間一生懸命働き、夜は女にチヤホヤされたがる、そして従順な
              女が好まれる。このあたりは当たっていますかねえ。でも客の英語がうますぎ
              ます。
              唐突に行方不明のポーランド人ラリッサを捜し始めたり、その一方で水商売仲間の
              いじめや醜い争いを描いたりとストーリーがちりじりばらばらの感じがします。

              トウキョウアンダーグラウンド

              特にサスペンスでもないような映画でした。
              ただ幻想的な画像はきれいだったかな。

              <マープルの採点>
              お勧め星   ☆
              グロ星
              ハラハラ星  ☆
              エロエロ星  ☆☆
              ダルダル星  ☆☆


                   
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              「死刑台のエレベーター」

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                死刑台のエレベーター

                「死刑台のエレベーター」
                監督:緒方 明
                2010年   日本映画  111分
                キャスト:吉瀬美智子、阿部 寛
                     北川景子、平泉 成
                     玉山鉄二、りょう
                     津川雅彦

                時藤は、手都医療グループの医師である。彼は不倫関係にある
                手都会長の妻、芽衣子と逃亡するため、会長を射殺する。計画は
                無事に終了するが、終業時間により、下りのエレベーターが突然
                停止してしまうのだった。
                一方、手都の車を盗んだ警官赤木は、もう一つの事件に手を染めていた。

                死刑台のエレベーター

                こちらがオリジナル版です。

                死刑台のエレベーター

                ルイ・マル監督、モーリス・ロネ主演の1957年製作映画「死刑台のエレベーター」
                のリメイクです。オリジナルはモノクロでストーリーがかなりスリリングだった記憶が
                あります。面白かった。
                オープニング、携帯で話す男女。男が電話を切ると黒人の男性が現れて、女からの
                プレゼントだと言って、拳銃と手紙を手渡すのです。手紙の内容といい、二人の会話
                といい、なんか自分の世界に浸りすぎている気がします。いまいちな始まり方です。
                そして帰宅するふりをして再びビルに戻った時藤が駐車しておいた車を盗む警官
                赤木と美容師美加代。北川景子ってどうも好きになれないんですよね。

                死刑台のエレベーター

                この2人の行動が完璧だった時藤らの計画を台無しにしてしまうのですが、2人の
                行き当たりばったりの行動が全く納得できないものなのです。突っ込みどころも
                いっぱいあるし。美加代は、役柄、オツムが少々弱い女を演じているのでしょう。
                でも人殺し=死刑って考える若者が今の世の中に何人いますかねえ。
                また、エレベーターに閉じ込められた時藤の緊迫感が全く伝わってこないんですよ。
                必死でエレベーターから出ようと試みますが、どれも中途半端です。あきらめが
                ものすごく早いです。
                オリジナルが名作だっただけに、それを台無しにした映画だと思います。

                死刑台のエレベーター

                吉瀬美智子がほとんど唇を少し開き、ヒステリックで、さらに眉間にしわを寄せて
                ばかりいるのがとても気になりました。彼女も好きな女優ではないです。
                時藤と芽衣子の回想シーン、そしてラストはダルいだけです。
                長い111分でした。

                <マープルの採点>
                お勧め星   ☆
                グロ星
                ハラハラ星
                エロエロ星
                ダルダル星 ☆☆☆☆


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