不倫期限

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    JUGEMテーマ:洋画
     
    不倫期限

    「不倫期限」
    原題:marti,dupa cracium/Tuesday,after Christmas
    監督:ラドゥー・ムンテアン
    2010年   ルーマニア映画  99分
    キャスト:ミミ・ブラネスク
         マリア・ポビスタス
         ミレーラ・オプリショル

    パウルは、娘が通う歯科の女性医師ラルーカと不倫関係にある。一時の気の迷いだと
    思っていたこの気持ちが、実は彼の本心であると気づいた時、パウルは妻に全てを
    告白するのであった。

    不倫期限

    原題は英語題名そのまま「火曜日、クリスマスの後で」という意味だそうです。
    オープニングから、かなりきわどいシーンの連続で、これはちょっと見るのをやめようかな、
    と思ってしまいましたが、それ以降は意外と心地よいストーリーです。
    ジャケットの女性はラルーカで、お尻の上に「皮」という刺青が彫ってあります。彼女の部屋
    の様子からも、日本好きなのが伺えます。

    不倫期限

    結婚10年目の中年のごく普通の男性パウルは、、娘マーラが通う歯科の医師ラルーカと
    不倫関係にあります。一方では、妻娘とごく普通に暮らしながら、時間を見つけてはラルーカと
    逢引きをしているのです。そして日増しに彼女への思いが高まっていく。
    そんな時、マーラの治療に、たまたま妻アドリアナもやって来ます。ラルーカから娘の治療方針
    を聞くシーンでは、パウルの居心地の悪さとラルーカの表面には出さない嫉妬心が画面から
    伝わってきます。別にこれといった動きもないのですが、全てを知っている観客にはなぜか
    スリルが感じられるのです。

    不倫期限

    そしてその後パウルはラルーカに必死で電話をかけ続け、ようやく電話に出てくれたラルーカに
    「よかった。電話に出てくれて。」
    と胸をなでおろすような、優しい、いや優柔不断で気の弱い男の典型でもあります。
    「買い物をして帰る。何かいるものはある?」
    妻と電話で話しながら、ラルーカの実家へ彼女に会いにパウロは向かいます。この気持ちの
    切り替えはどうやっているんだろう。

    不倫期限

    男のずるさとそれを知っていて許してしまう女の弱さ。
    と思いきや、誠実?なパウロは妻に全てを告白します。
    「今、恋をしているんだ。」
    (多分私に対してだわ。)という感じで微笑む妻アドリアナ。
    「好きな女がいるんだ。」
    この告白から唐突に訪れるエンディングまで、淡々と描かれていきます。この後どうなるのか
    そんなことは一切触れていません。このエンディングには、え?と思わされます。でもこの映画
    にはぴったりのものじゃないかな。
    結構好きな映画です。

    <マープルの採点>
    お勧め星   ☆☆☆
    エロエロ星  ☆☆

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    茶々姫、食欲ありすぎ。そしてジャンプ力はすごい!

    ボローニャの夕暮れ

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      ボローニャの夕暮れ

      「ボローニャの夕暮れ」
      原題:il papa di Giovanna
      監督:プピ・アヴァティ
      2008年   イタリア映画  104分
      キャスト:シルヴィオ・オルランド
           フランチェスカ・ネリ
           エッジオ・グレッジオ
           アルバ・ロルヴァケル

      イタリア、ボローニャで高校の美術教師をしているミケーレには、妻と一人娘
      ジョヴァンナがいる。彼は内気な娘をこよなく愛し、彼女のために様々な
      アドバイスし続けている。しかしある日、娘の友人が学校で殺害され、彼女に
      疑いがかかるのだった。

      ボローニャの夕暮れ

      原題は「ジョヴァンナの父」。まさにそのままのストーリーです。
      1938年、ナチスの台頭で一挙にファシズムが蔓延して行ったヨーロッパ。
      イタリアでは、ムッソリーニが指導者として政権を制圧しつつあったのです。
      その時代、高校の美術教師ミケーレ・カサーリは、17歳の一人娘ジョヴァンナが
      大切でならないのです。

      ボローニャの夕暮れ

      全編を通して感じられるのは、子供への深い愛情と過干渉は紙一重だということ。
      そして戦火の中では、人々は他人への愛でしかつながることができなかった、という
      ことです。
      ジョヴァンナが心を寄せているらしき男子生徒ダルマストリに、ミケーレは及第点を
      あげるから娘を傷つけるな、という脅しともとれる方法で接するのです。



      一方母親デリアは、スタイルが良く、美人で周りの人々に好かれている。彼女が
      「あの子は問題を抱えているのよ。」
      と言った言葉は、ジョヴァンナの危険な精神状態をさしていたのでしょう。女性だから
      理解できたのか、それとも娘への愛情がミケーレほど強くなかったから、客観的に
      判断できたのでしょうか。

      ボローニャの夕暮れ

      そしてジョヴァンナの友人マルチェッラが、高校の体育館で刺殺体で発見されます。
      そういえば家の洗面所のタオルや壁に血がついていたなあ、でもまさか...。いやこんな
      純粋で優しいジョヴァンナに限って心配はない。この親バカ父さんは、裁判で事実が
      明らかになっても彼女を擁護し続けるのです。
      彼女の精神状態が誰から見ても異常であるのに、
      「真実は一つだ。」と。

      ボローニャの夕暮れ

      施設送りになった娘に、必死で会いに行くミケーレの姿は、穏やかな表情と小柄な体型
      と相まって、なぜか切なくも感じられます。
      一方デリアは1度も娘に面会をすることもなく、さらにミケーレに指摘された通り、彼の
      親友セルジョ警部の元へと去って行きます。
      このあたりの2人の心の動きは私には理解できません。
      戦争が終わり、新しいイタリアが誕生した時、偶然映画館で再会した父娘と元妻は、ほどなく
      一緒に暮らし始めます。やっと母と娘の心がつながったのでしょうか。
      最初と最後のナレーションはジョヴァンナが行っています。ジョヴァンナ役のアルバ・ロルヴァケル
      の演技が光っていました。

      <マープルの採点>
      お勧め星   ☆☆☆



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      週末、高速走行だけど、混んでるだろうなあ。いやだなあ。

      「クィーン」

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      JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

      クィーン

      「クィーン」
      原題:the queen
      監督:スティーヴン・フリアーズ
      2006年   イギリス映画  104分
      キャスト:ヘレン・ミレン
           ジェームズ・クロムウェル
           アレックス・ジェニングス

      1997年8月7日、パリでダイアナ元皇太子妃が
      交通事故死する。
      長年女王の頭痛の種であったダイアナは既に
      王室を去り、無関係であると女王は考えていた。
      しかし日毎に増す国民の声は王室への批判へと
      変わっていく。
      時の首相ブレアは、国民と女王の融和を模索
      し始めるのだった。

      クィーン クィーン

      「消されたヘッドライン」のヘレン・ミレンが女王を
      演じています。気高く誇り高く、威風堂々としている
      姿は素晴らしいです。

      クィーン

      一方、労働党の若き首相ブレアを「ブラッド・ダイアモンド」
      のマイケル・シーンが演じています。本物によく似ています。
      とにかくイギリス王室のみならず、イギリス人の国民性、
      控えめで品位を大切にする習性がよくわかります。
      「しきたり」が一番であり、「しきたり」に従わず、「ハート」で
      行動するのは下品に値するのでしょう。日本でもそういう面が
      あるよねえ。
      淡々としたストーリーの中で、どこまでが真実なのか伺いかね
      ますが、アメリカ人とは全く違う国民性であることは確かですね。
      「全くもって美しい」と感動した鹿が、鹿狩り仕留められてことを知り、
      それに心を傷める女王は、一人の人間としての本来の姿なのでしょう。
      それとダイアナを重ね合わせているとしたら、あまりに失礼だけど。

      クィーン

      何のサスペンス要素もありませんが、ダイアナが亡くなった後の
      女王と民衆、そして首相、取り巻く人々の心の駆け引きがとても
      おもしろいです。

      <マープルの採点>
      お勧め星   ☆☆☆
      グロ星
      ハラハラ星  ☆
      エロエロ星
      ダルダル星



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