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    • 2023.01.12 Thursday
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    ポイント45

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      JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

      ポイント45

      「ポイント45」
      原題:.45
      監督:ゲイリー・レノン
      2006年   アメリカ映画  96分
      キャスト:ミラ・ジョヴォヴィッチ
           アンガス・マクファーデン
           スティーブン・ドーフ
           アイシャ・タイラー

      ニューヨークのスラムの住むアルとその恋人キャットは盗品を売りさばく仕事で
      生活している。そしていつかは海の見える場所に住みたいと夢見るキャットだったが、
      アルの激しい嫉妬と暴力に対して次第に復讐心を膨らませるのだった。

      ポイント45

      冒頭から、キャットを演じるミラ・ジョヴォヴィッチの口から、下品な言葉の数々が
      飛び出します。これはこの映画に出演している人々が皆発っし、それでふざけたり、
      罵り合ったりする、ごく普通の会話なのです。

      ポイント45

      それがニューヨークのスラムに住む人々の日常なのでしょう。いや、ニューヨークに
      限らないか。
      アルは、ビッグ・アルと自称し、スラムのボスであり、キャットという美しい恋人もいる。
      彼らは盗品を売りさばいては、日々の糧を得るという極めて享楽的な生活をしている
      のです。さらに隠れて銃も売りさばいている。ただ45口径の銃一丁が、唯一アルの
      名まえで登録されているのです。で、『ポイント45』なのですねえ。
      アルの母親、キャットの母親、アルの幼なじみのライリー、キャットの友人でレズビアンの
      ヴィックなどがアルと彼女について語りながら、ストーリーは進行していきます。
      強くて何でもできると思っていたアルの度を超す暴力に、遂に警察を呼ぶ羽目になり、
      ボコボコにされたキャットに手を差し伸べるのが、ソーシャルワーカーのリズ。彼女も
      かつてDVの被害者だったのです。
      あれ?ちょっと話がズレてきたみたい。
      アル役は「ソウ3」(2006)に出演していたアンガス・マクファーデン。まさにビッグ・アル
      です。

      ポイント45

      アルは劣悪な環境の下、父親から虐待を受けながら育ち、暴力でしか物事を解決できず
      愛情さえも表現できないのです。一方、キャットもその強引さに惹かれて危険な男アルを
      愛したのですが、髪を切られ、人相が変わるほど殴られた自分を見て、海辺に住むなどと
      いう夢は、かなうはずもないことを悟るのです。
      リズの言葉にピンときたキャットが取った方法は...。



      結局皆同じ穴のムジナというわけですかね。
      「ボスはわたしよ」と最後の方で言い放つキャットの言葉が全てを物語っています。

      <マープルの採点>
      お勧め星   ☆☆
      グロ星
      ハラハラ星
      エロエロ星  ☆
      ダルダル星




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      空が真っ青。いつの間にか蝉の声が聞えなくなった。

      フェイクシティ ある男のルール

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        フェイクシティ

        「フェイクシティ ある男のルール」
        原題:street kings      PG-12
        監督:デヴィッド・エアー
        2008年   アメリカ映画  109分
        キャスト:キアヌ・リーブス
             フォレスト・ウィテカー
             ヒュー・ローリー
             クリス・エヴァンス

        ロサンゼルス市警のラドロー刑事は、強引な捜査で犯罪を暴いてきた。
        その過程での不手際は全てワンダー警部が始末しているのだ。ある日
        彼は強盗に遭遇し、元相棒のワシントンを目の前で射殺されてしまう。
        しかしそれは単なる強盗事件ではなかったのだ。

        フェイクシティ

        目覚ましのアラーム音で起き、まず銃の弾倉を確かめる。銃は念入りに
        磨き、車のトランクに放り込んで、車を急発進させます。わお、走りっぷりは
        田舎のヤンキー並みです。
        そして偽りの取引をした韓国人のアジトに単身乗り込み、銃を乱射。
        キアヌ・リーブス演じるトム・ラドローはめちゃめちゃ強いです。

        フェイクシティ

        この確実に違法な捜査を隠ぺいしてくれるのが、ラドローの唯一の理解者
        ジャック・ワンダー警部で、フォレスト・ウィテカーが演じています。この人が
        真剣にラドローを守ろうとすればするほど、なんか怪しい。

        フェイクシティ

        そしてかつての相棒ワシントンが、内部調査部へチクっていると聞きつけ、
        ラドローは彼の後をつけるのです。一発ぶん殴ろうと思ったのに、彼が
        入ったコンビニへなんと強盗が押し入り、銃を乱射。ワシントンはハチの巣に
        されてしまいます。何もできなかったラドローの不手際は、すぐにワンダーが
        カバーしてくれます。彼は親のような存在です...。
        銃撃戦は派手だし、撃たれていく人々はリアリティにあふれているんですが、
        ストーリーがもう使い古されたものなのですねえ。
        終盤ラドローと行動を共にするディスカント刑事は「PUSH 光と闇の能力者」の
        クリス・エヴァンス。

        フェイクシティ

        でも出番はわずかです。もったいない。
        フォレスト・ウィッテカーは「ラストキング・オブ・スコットランド」を思い出す
        シーンがしばしば出てきました。本当に芸達者です。
        これだけわかりやすいストーリーだと、何の驚きもなく、どんでん返しもなく
        ラストを迎えられます。いやあれがどんでん返しだとしたら、単純すぎる。
        気楽に見てください。ちょっとグロい所もありますが、大したことないです。

        <マープルの採点>
        お勧め星   ☆☆
        グロ星    ☆
        ハラハラ星  ☆☆
        エロエロ星
        ダルダル星


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        朝から洗車したら、滝のように汗が出た。倒れそうだった。

        ストーン

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          ストーン

          「ストーン」
          原題:stone
          監督:ジョン・カーラン
          2010年   アメリカ映画  109分
          キャスト:ロバート・デ・ニーロ
               エドワード・ノートン(2008年「幻影師アイゼンハイム」)
               ミラ・ジョヴォヴィッチ
               フランセス・コンロイ(2009年「シェルター」) 
               エンヴァー・ジョカ

          仮釈放管理官をしているジャックは、定年も近いある日、いつものように1人の
          囚人と面談する。彼の名はジェラルド。彼は散々悪態をついたあげく、自分の
          妻を利用してジャックに接近することを試みるのだった。

          ストーン

          デトロイトで毎日仮釈放の面談をしているジャック役は、ロバート・デ・ニーロ。
          定年を間近に控え、結婚43年目を迎える妻、マデリンと毎週教会へ通う熱心な
          キリスト教信者である。この辺りで既に違和感を感じ始めます。
          そして彼が担当したジェラルド・クリーソン、通称ストーン役はエドワード・ノートン
          です。ブルーの瞳がとてもきれい。

          ストーン

          彼は従弟ともに自分の祖父母を殺害、家に放火した罪で8年間服役しているのです。
          仮釈放の面談でも反抗的で、ジャックに対して心証が悪い彼は、ミラ・ジョヴォヴィッチ
          演じる妻ルセッタを利用して、色仕掛けでジャックに取り入ろうと画策します。

          ストーン

          いやだ、ミラに口角をちょっこり上げて微笑みかけられたら、どんな堅物もイチコロじゃん。

          ストーン

          結構頑張ったジャックも遂に陥落〜。
          毎日車の中で、神の教えを聞くジャックの心にたったさざ波は、冒頭の若かりし頃、家を
          出ようとした妻に抵抗した時に聞こえたハエの羽音につながっているのでしょうか。
          ハエは閉じた窓に押しつぶされ、それと同時に夫婦の本音も押しつぶされてしまったのかな。
          一方、ストーンは新興宗教にはまり、自ら悟りを開いていく。今まで通り奔放なルセッタとは
          違う世界に行ってしまったようです。
          そしてジャックとマデリンの亀裂が決定的なものになる。43年も辛抱して、なぜ今頃?と
          思ってしまいます。

          ストーン

          表向きは更生を信じて囚人を仮釈放し、1か月後にはほとんどが刑務所戻り、という仕事を
          こなす虚しさに耐えてきたジャック。
          それと実は彼の信仰心が薄く、妻の言葉に耳を傾けなかった夫に耐えてきた妻マデリンの
          忍耐の限界。
          わかるようでわからない2人の心の動きでした。
          また、なぜジャックがいつも通り毅然とした態度をとれなかったのか、宗教絡みなだけに理解
          に苦しむストーリーでした。

          <マープルの採点>
          お勧め星   ☆☆
          グロ星    ☆
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          今日は立秋らしい。どこに秋があるのかしら。

          ジャーロ

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            ジャーロ

            「ジャーロ」
            原題:GIALLO
            監督:ダリオ・アルジェント
            2009年   アメリカ=イタリア映画  92分
            キャスト:エイドリアン・ブロディ
                 エマニュエル・セニエ
                 エルサ・パタキ

            モデルをしているセリーヌは、姉のリンダと再会する約束をした晩、突然失踪する。
            リンダはエンツォ警部と彼女の所在を捜し始めるが、実はタクシー運転手による
            外国人美女連続殺人事件が絡んでいた。

            ジャーロ

            ジャーロ

            ↑ この人エイドリアン・ブロディだそうです。つまり2役しています。
            彼が製作に加わり、監督はご存じダリオ・アルジェント。
            舞台はイタリアですが、なぜか全員英語を話します。そして、冒頭の日本人と思われる
            女性2人のうち1人が どうみても日本人ではないのですねえ。「ケイコ」と呼ばれているところ
            を見ると、まあ日系かハーフと思うことにします。彼女たちは演技がめっちゃ下手で日本語の
            会話もどうもおかしい内容。そこもポイントじゃないから見過ごしますか。
            ケイコがクラブから帰ろうとすると、突然雨が降ってくる。そこでタクシーを拾い、滞在先の
            ホテルを告げるのですが、あれ?道が違う!そしてドアはロックされ、トンネルの前で停止。
            息で曇ったウィンドガラスに「助けて!」(かなり変なイントネーション)と叫ぶ女性の姿が
            映ります。怖いですね〜。ちょっと期待しちゃいますねえ。
            さてモデルの仕事を終えたセリーヌは、ニューヨークからイタリアへやって来た姉リンダと
            夕食を共にする約束をします。そしてタクシーを拾うとなぜか運転手は違う方向へ向かい、
            姉と携帯で話していたセリーヌは異変に気づくのです。ここまではハラハラします。
            そして監禁されたセリーヌの目の前で、先ほどのケイコの唇などが切られていく。音と悲鳴
            だけが響き渡ります。

            ジャーロ

            しかしそれ以降、エイドリアン・ブロディ演じるエンツォ警部と姉リンダの捜査が始まると
            ダレるんです。

            ジャーロ

            その間も犯人はセリーヌの指を切り落としたり、ケイコの無残な遺体が発見されたりして
            ドキリとはしますが、それで終わり。死んでいるかと思ったケイコが最後に発した言葉の
            翻訳をした鮮魚店の店員も明らかにおかしな内容を語っています。どこに仏教の言葉が
            含まれていますか〜?

            ジャーロ

            5人も殺されたのに変人警部1人に捜査を担当させ、現場へ素人の女性を連れて行くとか、
            エンツォの身の上話も極めてあり得ない設定で、チープすぎます。
            そして犯人=イエロー。これが意味するものは...。

            ジャーロ

            ギャラの未払いでエイドリアン・ブロディがやる気をなくした、という話は本当のような気が
            してきました。
            ラストは「サスペリア」時代を思い出させるレトロな雰囲気です。ストーリーをしっかり
            組み立てれば面白くできたと思うのに、すごく残念な映画でした。

            <マープルの採点>
            お勧め星   ☆☆
            グロ星    ☆☆
            ハラハラ星  ☆
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            昨晩も涼しかった。つる忍を買ってみた。涼しげです。

            フォーリン・ボディ 陰謀のカルテ

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              フォーリン・ボディ

              「フォーリン・ボディ 陰謀のカルテ」
              原題:foreign body
              監督:ダグラス・チェニー
                 クリス・ハンペル
                 クリス・マケイレブ
                 ライアン・ワイズ
              2008年   アメリカBee TV映画  105分
              キャスト:プラニディ・ワシュネイ
                   ウエス・マッギー
                   テレイサ・リヴィングストーン

              医療技術の進歩に加え、費用の安さから、アメリカ人がインドで病気の治療を
              受ける「治療ツアー」が人気を呼んでいた。
              しかしアメリカ医療界では、患者たちを取り戻すためにカルという男にプランを
              立てさせるのだが...。

              フォーリン・ボディ

              フォーリン・ボディ

              Bee TVという携帯向けに配信されたTV映画です。CMをカットしたかのように
              しばしば画面が暗転します。
              アメリカではワルゼウスキー医師らが推奨するインドへの治療ツアーが大人気
              になっていた。しかし、国内での治療患者を回復したいスーペリア・ケア社は、
              カルとペトラを雇ってプランを立てさせる。
              彼らはインドから看護師を連れてきて、アメリカの有名病院に配属させ、インドでの
              治療データを盗み出す、ということを考えていた。何も知らない彼女たちが病院の
              PCからデータを抜き取るシーンはドキドキです。
              美しいヴィーナ達は、本当の目的を知らされないまま、アメリカでの研修と聞かされ、
              胸を躍らせやって来るのです。ヴィーナ役の女優さんは瞳が大きく東洋的な美女です。

              フォーリン・ボディ

              一方、カルはその名の通り?かるーい男。チャラいがふさわしいですね。

              フォーリン・ボディ

              このチャラ男が、終盤、「俺がキミを守る」とか言うので、いささか興ざめします。
              ヴィーナと共にアメリカを訪れた親友サミーラは、到着早々、男たちに色目を
              使い、下着姿で泳ぎ始めたり、遂にはカルの友人ダレルとデキてしまいます。

              フォーリン・ボディ

              かたや、ヴィーナはどうやら父親に性的虐待受けており、金銭的搾取もされている
              という二重苦を背負っているようです。インドに残してきた3人の妹の身も案じています。
              ここまでくると、昼ドラめいてきますね。
              そんなこんなでやっと手に入れたデータが、実はツアーの大成功を証明している。
              これじゃあ困る、ということで、新たなプランが考えられるのです。
              実はここまでくるまでにストーリーのテンポの悪さにあくびが出てばかり。
              内容はとてもおもしろいのですが、無駄なお色気シーン、それも中途半端なものが
              幾度となく出てきます。さらに映画の組み立て方が悪いので、先が読めてしまったり、
              意味不明になっていたりします。
              的を絞って作らないと安っぽい2時間ドラマになってしまう、の典型ですね。

              <マープルの採点>
              お勧め星   ☆☆
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              今日は小ぬか雨だって。きれいな響き。

              ザ・ナースキラー

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              ザ・ナース・キラー

              「ザ・ナースキラー」
              原題:Chicago Massacre:Richard Speck
              監督:マイケル・フェイファー
              2007年   アメリカ映画  92分
              キャスト:コリン・ネメック
                   アンドリュー・ディヴォフ
                   トニー・トッド
                   デビー・ロコン

              テキサス州に住むリチャード・スペックは、2年間に36回もの逮捕歴を持つ
              札付きのワルだった。彼は故郷を去り、シカゴへ向かうが、そこで知り合いの
              看護学生の寮に侵入し、8人を暴行、殺害する。

              ザ・ナース・キラー

              「これを知れば俺を釈放したくなる。」
              冒頭のリチャード・スペックの言葉です。
              based on a true story
              1966年7月13日、イリノイ州シカゴのジェフリー・マナー看護婦寮で
              8人の学生が暴行、殺害された事件を描いています。

              ザ・ナースキラー

              映画は、殺人事件の捜査の進行とスペックの犯した殺人事件のシーン、
              さらに彼の過去が互い違いに映し出されます。どれも中途半端なので
              彼の心境やこの事件に影響を及ぼした生い立ちなどは全くわかりません。
              刑事ジャック役は「ボストンストッキングキラー ボストン連続絞殺魔」で刑事を
              演じたアンドリュ・ディヴォフ。監督も同じですね。あの映画も肝心のシーンが
              暗くてよく見えませんでしたが、今回も悲鳴や血しぶき、音などがほとんどです。
              スペックはにきび面ということで両頬にその跡があります。でもこれがいかにも
              偽物です。

              ザ・ナース・キラー

              後半は、自殺を図って捕まった彼の裁判シーンになり、唯一生き残った
              アジア系のブサイクな女性が証言します。

              ザ・ナース・キラー

              時々スペックの頭の中を描いているのか、意味不明なシーンが映るので
              少々ダレますね。
              彼の声は映画の中では、ヒキガエルのようで耳障り、かつ食べ方は汚く、
              16歳の若い妻にDVをふるう最低男だったのです。継父に虐待されたことや
              アル中だったこと、港での仕事にあぶれたことなどは、1,2度出てくるだけ
              なので、彼のゆがんだ心がどうやって形成されたのかは、想像するしか
              ありません。

              ザ・ナース・キラー

              離婚された妻に似ていたということで、殺害した看護学生のうち、1人だけを
              暴行した、という話もあります。
              裁判では当初、死刑を宣告されましたが、その後懲役1200年になりました。
              1991年に50歳で心臓発作によって死亡しますが、その5年後、刑務所内の
              スペックの姿がビデオ公開されて話題になりました。
              彼はホルモン注射により、胸が膨らみ、SEXとドラッグに明け暮れていたそうです。
              実際の事件を調べると、映画よりずっと恐ろしいものだったことがわかります。

              <マープルの採点>
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              今日もいい天気じゃん!

              クリミナル・サイト〜運命の暗殺者〜

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                JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

                クリミナル・サイト

                「クリミナル・サイト〜運命の暗殺者〜」
                原題:the merry gentleman
                監督:マイケル・キートン
                2008年   アメリカ映画  96分
                キャスト:マイケル・キートン
                     ケリー・マクドナルド
                     トム・バストウネス

                紳士服縫製職人フランクは、もう一つの顔、暗殺者、を持っていた。
                ある晩その仕事をしている時、一人の女性が目に留まる。
                彼女は右目に殴られたようなあざを持つ、同じように謎めいた女性
                であった。

                クリミナル・サイト

                冒頭、クリスマス前の街を公園から市中へ歩いていく男、フランク・ローガン。
                「サイレント・ノイズ」のマイケル・キートンです。あの映画もいまいちでした。
                ちなみにこの映画では、監督もしています。
                フランクは物陰から男を見張り、車に乗り込んだところを射殺する。
                彼は暗殺者なのです。

                クリミナル・サイト

                一方殴られた右目を洗面所で冷やす女性、ケイト・フレイジャーは「ノー・カントリー」の
                ケリー・マクドナルドです。
                殴った男は銃とバッジを携えて家を出ていく。そしてその後すぐに彼女も家から
                逃げ出します。DV夫から身を隠すのですね。
                彼女は、自分では運びきれないほどの大きさのツリーを買ってアパートに入る時、
                倒れた木の下敷きになったところを、彼に助けられたことから出会うのです。
                「なかなか心を開かない者同士ね。」
                その間に割って入ってくるのが暗殺事件を捜査するアル中、デブ、バツイチ、愛煙家の
                刑事です。

                クリミナル・サイト

                邦題からどんな盛り上がりがあるのか期待しましたが、淡々と抒情詩のように
                ストーリーは進み、特にドキドキすることなく、ハラハラすることもなく、エンディング。
                ラストの意味も理解できませんでした。

                クリミナル・サイト

                そうそう後半、突然ケイトの家に現れたDV夫マイケルが、
                「神に導かれてきた。」
                と言ったときにはもうこの映画から関心は薄れていました。

                <マープルの採点>
                お勧め星   ☆☆
                グロ星
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                久しぶりに雨が上がったけど、少し涼しいね。

                「ゼロデイ」

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                  JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

                  ゼロ・デイ

                  「ゼロデイ」
                  原題:zero  day
                  監督:ベン・コッチオ
                  2003年   アメリカ映画  92分
                  キャスト:カルヴィン・ロバートソン
                       アンドレ・クーチェック
                       レイチェル・ベニチャック

                  平凡な高校生、カルヴィンとアンドレは、「ゼロデイ」ミッションを2人だけで
                  遂行するために、毎日準備に励み、それをビデオ撮影していた。
                  彼らの「ゼロデイ」とは恐るべき計画だったのだ。

                  ゼロ・デイ

                  1999年、コロラド州のコロンバイン高校で起きた少年による銃乱射事件を
                  モチーフにしています。
                  同じ事件を元にしたドキュメンタリー映画「ボーリング・フォー・コロンバイン」
                  がありますが、それとは全く違う内容です。
                  全編がハンディカメラ映像なので、途中で目がくらくらしてきました。
                  2000年6月23日から、カルヴィン・ガブリエル(通称キャル)とアンドレ・クリーグマン
                  の「ゼロデイ」計画が開始されます。実際の事件では「トレンチコート・マフィア」と
                  称するコロンバイン高校生エリックとディランによる銃乱射事件でしたが、
                  この映画ではその犯人の心理を探る狙いがあるようでした。
                  ただ日付と2人の行動を淡々と映しているので途中で飽きてきます。

                  ゼロ・デイ

                  また背景にあったとされる高校内での人気集団からのいじめ、そしてそれから
                  身を守るために自警団「トレンチコート・マフィア」を結成していたことなどは一切
                  描かれていません。あくまでも2人だけの秘密の計画になっています。
                  冒頭1シーンだけアンドレへのいじめが映るだけです。
                  そのために襲撃直前の2人が「何の問題もない、理由もない、罪の意識もない、
                  僕たちは神になる。生き残った者は僕たちに感謝する=究極の愛の形である」
                  と語った姿のみを見せられると、彼らがイカれていたとしか考えられないのです。

                  ゼロ・デイ

                  なんとなく薄っぺらさを感じさせる映画でした。

                  ゼロ・デイ

                  カルヴィン役の少年はふわふわブロンドの髪をして、とてもきれいな子です。

                  <マープルの採点>
                  お勧め星   ☆☆
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                  また黄砂が飛んでいるから、目が腫れてきたー!

                  「運命のボタン」

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                  運命のボタン

                  「運命のボタン」
                  原題:the box
                  監督:リチャード・ケリー
                  2009年   アメリカ映画  115分
                  キャスト:キャメロン・ディアス
                       ジェームズ・マースティン
                       フランク・ランジェラ
                       ジェームズ・レブホーン

                  1976年、ヴァージニア州に住むルイス一家の元へ1つの箱が
                  届けられる。箱の中にはボタンがついた奇妙なものが入っていた。
                  そして添えられていたメッセージ通りに夕方見知らぬ男が家を
                  訪れる。彼はそのボタンを押せば誰かが死ぬが、100万ドルを
                  手に入れることができると話すのであった。

                  運命のボタン

                  1976年の設定だけあって車(コルベットがかっこいい!)、ファッション
                  (股上の深いズボンやマキシ丈のコート)など懐かしいものばかりです。
                  12月16日朝5時45分に、ルイス一家の元へ届けられた1つの箱。
                  夫アーサーはNASAに勤務して宇宙飛行士を夢見ているが、不合格を
                  告げられる。そして教師をしている妻ノーマは子供の学費割引中止を
                  告げられていた。愛する1人息子を抱え、生活の苦しさゆえにボタンを
                  押す選択をします。

                  運命のボタン

                  ノーマの押し方がめっちゃ速いです。悩む夫を尻目にポンとボタンを
                  押すキャメロン・ディアス演じる妻ノーマ。こういう時は女子の方が
                  踏ん切りがいいのでしょう。
                  実はノーマは幼い頃医療事故で右の足指を無くし、その手術も
                  したかったのです。

                  運命のボタン

                  誰かに不幸が起こることを知りつつ、目先の欲にとらわれたことへの
                  後悔の念は消えることがないとは思いますが、その苦悩が重すぎる気が
                  します。

                  運命のボタン

                  NSA(国家安全保障局)、NASA...はぁ?
                  ちょっと意味が分からなくなったんですけど。
                  ルイス一家の元を訪れたアーリントンという謎の男の左頬がそげている
                  のはかなりびっくりします。
                  でもなぜ突然鼻血を出す人が現れるのか、他にも???がいっぱい。
                  ラストはもうダレました。

                  <マープルの採点>
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                  「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」

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                  インシテミル

                  「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」
                  監督:中田秀夫
                  原作:米澤穂信 「インシテミル」
                  2010年   日本映画  106分
                  キャスト:藤原竜也、綾瀬はるか
                       北大路欣也、石原さとみ 
                       平山あや、片平なぎさ
                       武田真治、阿部 力
                       大野拓朗、石井正則

                  コンビニでアルバイト情報誌を見ていた結城は、須和名という
                  美しい女性に時給112000円という魅力的な仕事を紹介される。
                  彼を含めて10人がその仕事に就くために人里離れた建物へ
                  連れて来られた。ところがそのうちの1人が殺されたことから、
                  彼らは疑心暗鬼になっていくのだった。

                  インシテミル

                  インシテミル

                  結城理久彦   藤原竜也   なかなかイケメン。でも肩幅狭い!
                  須和名祥子   綾瀬はるか  「おっぱいバレー」で好きになりました。
                  安東吉也    北大路欣也  貫録ありすぎで、この映画ではもったいない。
                  橘若菜      平山あや   バカっぽい役はぴったり。
                  関水美夜    石原さとみ   最近演技力がグレードアップした気がします。
                  西野宗広    石井正則    この人、脇役ではいろいろ出ていますよね。
                  渕 佐和子   片平なぎさ   2時間ドラマの女王健在!
                  大迫雄大    阿部 力    「悪夢のエレベーター」はよかったな。
                  岩井荘助    武田真治    サックスを吹く姿が大好きです。
                  大野拓朗    真木雪人    この人初めて見るわあ。

                  そうそうたる顔ぶれですね。ところが映画の中では10人が全員
                  怪しげな人ばかりです。
                  実務連絡機構の実験ということで時給112000円というあり得ない額の
                  アルバイトに参加した10人。この時給なら誰でも参加するよね。

                  インシテミル

                  到着した10人は持ち物は全てロッカーに預けさせられ、これから
                  不穏当かつ非倫理的なことが発生すると説明されます。
                  そして「そして誰もいなくなった」みたいに10体並んだインディアン人形が
                  目の前にあります。なかなか興味深い始まり方ですよね。ガードなんて
                  見回りのロボットまでいます。
                  さあ、どうやってストーリーが進んでいくのかとワクワクしながら見ていると、
                  1人目の犠牲者が...。
                  しかし、それからが結構ダルいんですよね。「カイジ」の時同様、藤原竜也は
                  すぐに泣くヘタレ役だし、イケメン代表みたいな武田真治は狂気に満ちている。
                  あ、これはよかったけど。

                  インシテミル

                  インシテミル

                  「信じ合おう」とか「武器を捨てよう」とかはヘタレが言ったって聞く人は
                  いないんじゃないかなあ。
                  各々に与えられた個室の中にそれぞれ武器があって、ミステリー小説に
                  なぞらえてあるのに、それは映画には全然反映されていません。だったら
                  こんなもんなくてもいいじゃん。
                  せっかくの10体のインディアン人形も人が死んでも一向に減らないし、
                  置いておく意味あるのかしら。
                  原作は未読ですが、きっと原作をダメにしたのでしょうねえ。

                  <マープルの採点>
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