ジグソウ:ソウ・レガシー

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JUGEMテーマ:Horror

 

ジグソウ

 

「ジグソウ:ソウ・レガシー」

原題:Jigsaw

監督:マイケル・スピエリッグ

   ピーター・スピエリッグ

2017年 アメリカ=カナダ映画 92分 R15+

キャスト:マット・パスモア

     カラム・キース・レニー

     クレ・ベネット

     ハンナ・エミリー・アンダーソン

 

5人の男女が、バケツをかぶせられ、鎖につながれて

密室に閉じ込められている。目の前の壁には丸鋸の歯が

至る所にあり、「罪を告白しろ」というメッセージと

ともに鎖が巻き上げられていく。一方刑事ハロランは

連続して見つかる惨殺遺体から10年前に死んだはずの

ジグソウを思い出すのだった。


<お勧め星>☆☆☆☆ 個人の感想ではすごくおもしろかった。

エンドロールのときによく考えて納得。


「顔」だよ!


「ソウ」シリーズも遂に8作目。大体7作目で終わったと

思っていたからどうやって話が繋がるのか、またあの

パターンかと思ってしまう。もちろん全作見ています。

大好きなシリーズの1つで、ほかには「ファイナル」シリーズ、

「スクリーム」シリーズとパッと口にできるほどです。

ネットの評価を参考にすると「IT」と同じくらいなので、

スティーブン・キング原作映画のいくつかの失敗を考えて無難に

こちらを選択しました。
始まりは予想通り、目覚めた5人の男女が目の部分だけ穴が

開いたバケツをかぶせられ、足を鎖でつながれて見知らぬ小屋

に閉じ込められています。目の前の壁には丸鋸の歯が、あっち

こっちにきらーんと輝いていて、これが動き出すんですよね。

怖いですね。わくわくしますね。鎖が巻き上がる歯車が映ると、

キャーキャーワーワー5人、いや4人が叫びまくります。1人は

気絶したままだったか。
そして一方で、街で発見される惨殺遺体の捜査シーンを映して

いきます。ハロラン刑事との話を望んだエドガーというワルが

「ゲームが始まる」と言い残して警察の銃弾に倒れます。

やっぱり「ゲームかー」そして発見された遺体は、きれいに

(いやきれいではない)上あごから上の顔がそぎ落とされて

いるんです。かぶせられていたバケツを外した時にそれが

現れても、劇場では悲鳴一つ上がりません。レディースデイで、

5分の1ほど埋まった観客席のほとんどが女性なのにですよ。
もちろんわたしも平気でしたが。これが何度も映るんですね。

そして小屋ではゲームが進み、参加者が減るたびに、街で遺体が

見つかるという流れです。もちろん次の遺体も今度は劇薬で顔が

半分以上溶けているんですよ。でもみんな平気。とはいえ、

考えてみると3,4,5作あたりのグロさに比べるとかなり

ソフトであり、血しぶきもそれほど上がりません。R15指定で

したが、これならほかの映画のほうがずっとすごいよなあと

思ってしまう。多く書くとネタバレになるし、そのネタバレを

しっかり理解すると、とても面白いのでお勧めです。人間が

開花したラストで暗転し、エンドロール。その字を見ながら、

考えると、ピキーン!ひらめいた。そうなんですよ、「顔」が

ポイントなんです。そしてあの人がなぜ出てくるのか、出てくる

理由を考えたらやっぱり面白いって。期待を裏切らない映画でした。

 

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ケンとカズ

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JUGEMテーマ:邦画

 

ケンとカズ

 

「ケンとカズ」

監督:小路紘史

2016年 日本映画 98分 PG12

キャスト:カトウシンスケ

     毎熊克哉

     飯島珠奈

     藤原季節

     高野春樹

 

ケンとカズは自動車修理工として働く陰で、

覚せい剤の売人をしている。しかしケンは恋人に

子供ができたことから、その仕事から足を洗おう

とするが...。


<お勧め星>☆☆☆ 底辺ヤクザの暗く地味な世界を

とことん暗く描いています。


無機質な中の愛情


低予算であるのは一目瞭然。ヤクザと言って現れる

のがたった二人ずつだけだったり、シーンもどこかの

脇道と自動車修理工場とケンとカズの自宅、そして

堤防の上です。出演者も誰一人として知った顔はいません。

だからこそ演技に新鮮味があり、またカメラの多種多様な

映し方によって、極めてリアルな映像になっています。
カズ役の毎熊克哉が、もうね、ピッタリなんですよ。こう

いう不良というかチンピラをどこかで見かけたら、絶対に

お手を触れて...違う、絶対に目を合わせてはいけません。

前から歩いてきたら進路を開けましょう。
一方カズ役のカトウシンスケは、結構普通のお兄ちゃんで、

彼が先に覚せい剤の売人の仕事をしていて、カズを誘った

とは到底思えないんです。この辺りも細かい説明がない

ので推測するしかないのですが、多分少年鑑別所かなにかで

知り合って、出所後自動車修理工場に一緒に働き始めたものの、

ケンの先輩で末端ヤクザのボス、藤堂から売人の仕事を持ち

掛けられたのでしょう。(違うかも)ヤクザといえども

ピラミッドの底辺にはうじゃうじゃこんな人たちが蠢いている

わけで、ケンとカズの下にはテルという後輩もいるし、彼らが

同じようにテルを顎で使う。どうも見ていて気分のいいもの

ではありません。まあ、こういう所に街でたむろっている

10代のアホチンが入り込んでいくのでしょうね。

声を大にして言いたい。もっと語彙を増やそうぜ。
で、この2人に共通するのは「金が必要」なことなんです。

ケンは恋人が身ごもったことで、まとまった金を持ってこの

世界から足を洗いたいし、カズは認知症の母を施設に入れる

ためにの費用がいるわけです。だったら普通に汗水たらして

働こうという考えは起こることなく、手っ取り早く「売人」と

いう仕事で金を稼いでいる。カズの成育環境は劣悪で、まあ彼が

このような暴力的な性格になってしまったのも理解できるの

です。しかし前にも書いたように、ケンについては、割と

いい人だし、恋人もいる。かつてワルだったのかしらねと

思うけれど、決定的な説明シーンは見当たりまでんでした。
映画全体から漂う、無機質な空気感は、殺伐とした風景と

相まって登場人物の心中を描いているように見えました。
でもね、やっぱり勉強しようよ。そして働こうよ。

そうしないとこうなっちゃうよ。

ラストの車の座席のシーンは結構良かったです。

 

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ある戦争

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JUGEMテーマ:洋画

 

ある戦争

 

「ある戦争」

原題:Krigen

監督:トビアス・リンホルム

2015年 デンマーク映画 115分

キャスト:ビルウ・アスベック

     ツバ・ノボトニー

     ソーレン・マリン

     ダール・サリム

 

アフガニスタンの平和維持のため巡視任務に

あたるデンマーク軍のクラウス率いる部隊は突然

敵襲を受ける。瀕死の重傷を負った部下を救うため、

彼は敵を確認しないまま空爆を指示するが、そこで

民間人が犠牲になり、軍事裁判を受けることになって

しまう。


<お勧め星>☆☆☆☆  全てを見終えたとき虚無感と

いう何とも言えない思いが残ります。


世界が望まない方向へ行かないために


デンマークは幸福度ランキングではトップに挙げられる

国であり、日本から見ると高福祉高負担国家と、まさに

恵まれた国であるかのように思えます。しかしながら

18歳〜32歳の男子に徴兵制があり、4か月の兵役が

あることは全然知らなかったです。また平和維持活動に

積極的に参加しており、対テロ戦争にも多くの人員、物資を

供給しているのです。だから遠く離れたアフガニスタンに

主人公が「巡視」として派兵されるのも当然なのですね。

また成文憲法を長期間改正していない国としては1946年

以来の日本に次いで、1953年以来という2番目という

事実もあります。
さて、この映画では、前半がアフガニスタンにおける

平和維持活動を行うクラウスの部隊の日常が映し出され、

冒頭若い兵士がIED(即席爆発装置)で両足を吹き飛ばされ

命を落とします。彼らは「巡視活動」しているはずなのに、

ですよ。現場は常に緊張感に包まれており、それは本国で

夫のいない生活を送るクラウスの妻子の日常生活において

ギリギリ保てる平静さと同じレベルで感じられるのです。

夫婦は電話を通しては互いに「何もなく平和だ」と語ります。

胸の内など語れるはずもないのです。
後半は、突然攻撃を受けた部隊は、隊員の1人が瀕死の重傷を

負い、敵の位置確認をしないまま空爆を要請したことで、

クラウスは軍事法廷で裁かれることなる風景と変わります。

そう、隊員は空爆の後のヘリの到着で命は助かったものの

空爆により、アフガニスタンの民間人が11名亡くなったこと

への起訴なのです。軍事法廷に立つクラウスに問われる質問は

ただ一つ「敵が空爆地区、つまり第6地区にいたのを確認したのか」

その場の混乱する姿を見ている側としては、真実を語りたい

クラウスの気持ちも手に取るようにわかります。しかしそうする

ことで、クラウスは犯罪者となり懲役刑をうけることになるし、

クラウスの家族をさらに追いつめることになるのです。また部隊

の名誉も損なわれてしまう。
検察側の尋問は厳しく、犠牲者の中に子供がおり、その遺体写真

まで見せます。

「あなたの指示でこんなことが起きた。たとえ事情があろうとも

国際人道法に例外はない」
実際のところ、裁判自体は形式的に行われ、仲間の証言が決定的な

証拠となって、クラウスは無罪となります。民間人への誤爆に

対する責任を追及したという姿勢を見せることが必要であり、

それが国や軍隊の立場を守ることにつながるのだなあと思って

しまう。それは法廷にいたすべての人々が知っていることなのでしょう。
しかし無罪を獲得し、晴れて帰宅したクラウスは、息子ユリウスを

寝かしつけるのですが、その時、小さな2本の足に目が留まる

のです。それは、タリバンに襲われるからかくまってほしいと

訴えたアフガニスタンの一家に対し、「翌日向かう」と伝えた後、

その翌日銃殺された姿で見つかった一家の息子の足。そして

クラウスが空爆を指示したことで犠牲になった少女の傷ついた足

と何も変わらない、同じ子供の足なのです。
戦争に善悪などない。戦地、いや緊張はあるけれど戦闘状態に

ないかもしれない地域に派兵された兵士たちは、敵と遭遇すれば

戦うことが「使命」であり、そうしなければ自らの命を失うことに

なるのです。日本では1993年、カンボジアへPKO部隊として

赴任していた文民警察官が現地の身元不明武装勢力に殺害される

事件が起きました。最近になってNHKスペシャルでその真相が

報道されましたが、文民でいられなくなる緊迫した状況下であり、

現地で秘かに武器を購入していたことを知りました。「平和維持」

などときれいな文字で語られようが、正当化する理論を

ふりかざそうが、現実はそんなものではないことを実感します。

こんなこと皆知っているのに。
興味深いのは、最終法廷で、検察側、弁護側の主張の最後が全く

同じこと「世界が望まぬ方向に向かってしまう」を訴えたことです。

結局は何かの犠牲を伴って幸福を得ている国が世界に数多く存在

することを知らされ、無力感に包まれてしまいました。

 

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マグニフィセント・セブン

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    JUGEMテーマ:アクション映画全般

     

    マグニフィセント・セブン

     

    「マグニフィセント・セブン」

    原題:The Magnificent Seven

    監督:アントワン・フークア

    2016年 アメリカ映画 133分

    キャスト:デンゼル・ワシントン

         クリス・プラット

         イーサン・ホーク

         ビンセント・ドノフリオ

         イ・ビョンホン

         ヘイリー・ベネット

     

    ボーグの暴力的な支配下で絶望的な生活を送る

    ローズ・クリークの町民。ボーグに夫を殺された

    エマは、賞金稼ぎのサムに町を救うように依頼すると、

    彼は7人の仲間を連れて来るのだった。


    <お勧め星>☆☆☆☆  時代劇と西部劇をうまく

    融合させた見ごたえのある映画です。


    崇高な男の姿


    黒澤明監督の「七人の侍」(1954)、それの

    ハリウッドリメイク「荒野の七人」(1960)は

    いずれも未見。つまり全く前知識のないままの鑑賞です。
    最近では最も敏感に扱われる人種面では、ボスとなる

    サム役がデンゼル・ワシントン、ナイフの達人ビリーが

    イ・ビョンホン、ほかにも先住民族、ヒスパニックなど

    7人のうち白人は、ファラデー役のクリス・プラット、

    グッドナイト役のイーサン・ホークというバランスを

    とった構成です。また紅一点、依頼者である未亡人エマも

    戦いに参加するという、前2作にない設定も出てきます。

    エマ役はどこかで見たと思ったら

    「ガール・オン・ザ・トレイン」(2016)で殺されちゃう

    メガンを演じたヘイリー・ベネット。勇敢な女性なんだ

    けれど、やっぱりドレスのバスト部分が開きすぎよね。

    色恋が一切描かれない内容なのでそこだけがサービスなの

    かしら。
    ストーリーは私欲を肥やすために、善良な町民を襲う

    「悪者」ボーグ(ピーター・サースガード)を追い払うために、

    賞金稼ぎを雇い、彼らとともに死闘を繰り広げて、遂には

    町に平和を取り戻すという勧善懲悪物なのです。つまり内容は

    いたって単純。しかしながらCGをできるだけ少なくしたと

    いう戦いのシーンは本当に見ごたえがあります。序盤から

    手配書きの人物を捜し酒場にやって来たサムが銃に手を

    かけるシーンが大写しになり、そこから絶妙な間で撃ち合いが

    始まり、そして静けさが戻るというのは、西部劇の真骨頂の

    ようです。時代劇なら刀に手をかけて、間合いをとって一気

    にスパリかしら。(実は時代劇は全然好みでない)
    銃でナイフで弓矢でナタ?で相手を倒しつつ、終盤に登場する

    ダイナマイトの爆発は勝利を確信するのですが、そこに黒光り

    する「ガトリング・ガン」投入。この銃は当時ダントツの

    威力を誇っており、ばたばた人が倒れていくのです。

    ずるいよ、ずるいよ。お金がある者はこんな武器まで手に

    入れちゃうんだよ。
    しかーし、そこは知恵と根性を振り絞るファラデーの捨て身の

    行動が、実を結び、遂には、へん!この諸悪の根源ともいうべき

    ボーグをサムが教会に追いつめるのです。ここはこの町が

    ボーグの手に渡った最初の場所であり、本来なら神聖な場所で

    あるはず。そこで神に赦しを請うボーグがいかにさもしいことか。

    いやここでサムの私怨が露呈するんだけどね。つまりは町を

    救うという目的以前に自分の恨みを晴らすということが根底に

    あったことがわかっちゃう。
    少し残念だったのは、7人の集まり方があまりに唐突だったことで、

    馬を取り戻す金が欲しいファラデーにしても、サムについて行かず

    とも馬は取り戻せたわけだし、それぞれの心情がもう少し描かれ

    てもよかったかなと思います。エンドロールに流れる

    エルマー・バーンスタイン作曲の「荒野の七人」はものすごく

    かっこよかったです。

     

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    怒り

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    JUGEMテーマ:邦画

     

    怒り

     

    「怒り」

    監督:李 相日

    原作:吉田修一

    音楽:坂本龍一

    2016年 日本映画 144分 PG12

    キャスト:渡辺 謙

         森山未来

         松山ケンイチ

         綾野 剛

         広瀬すず

     

    八王子で夫婦惨殺事件が起き、現場に「怒」と

    いう血文字が残されたいた。事件から1年後、

    千葉では娘愛子が、よそ者の田代と恋仲になった

    ことを心配する父洋平の姿があり、東京では死期の

    近い母親を持つ優馬が直人と深い仲になる。


    <お勧め星>☆☆☆☆ 原作が未読なので真相が

    わからずかなり見ごたえのある映画でした。


    信じることの難しさ


    「愛とは決して後悔しないこと」は1970年映画

    「ある愛の詩」の名ゼリフです。もうね、この映画は

    涙なしに見られる内容じゃないって最初から分かって

    いるんですよ。それでもやはり見てボロボロに泣いて

    しまった覚えがあります。そんな純粋に人を愛することの

    難しさがこの映画から伝わってきます。さらに「怒り」、

    それは自分に対してか他人に対してかそれぞれ形を変えて

    いるけれど、同時に描くことで人間として生きることの

    難しさを実感するのです。
    血生臭い殺害現場に入り込む警察官。ピエール瀧と三浦貴大

    というコンビは犯人と警官のように思えますが、違うんですね。

    一応同僚らしい。床一面べっとり血がついている映像と、

    セミの鳴き声、額や頬、首筋から噴き出る汗が、そのまま

    臭いとして漂ってきそうなシーンが続きます。そして壁に

    血で書かれた「怒」という文字。これは何を意味すのでしょうか。
    新宿の風俗店から連れ戻された愛子は、父だけでなく周りの

    誰もが気づくように、少し幼稚っぽい。あの清純な

    宮崎あおいさんが、風俗店勤務だなんて...と思ったら、

    まあそこまでですよね。ロングの毛の先が色が剥げている

    あたりが、彼女のすさんだ生活を物語るくらいです。そして

    彼女が好きになるのが、田代という「素性のわからない流れ者」

    で、小さな漁師町では、よそから来たものへの猜疑心が簡単に

    消えるものではないと実感します。だから「東京で穢れた愛子」

    とお似合いとなるのだろうか。まことに狭い世界観だ。ここに

    暮らす者の地縁血縁の強さは、逆に言うと息苦しい閉塞感に

    他ならないことに気づくことはないのでしょうね。
    東京では母親がホスピスに入っている優馬が、ゲイの集う

    場所で直人という見知らぬ男と親しくなります。

    「俺お前のこと全然信用してないから」あくまでもスマートに

    振舞う優馬と何かを隠している直人のガラス細工のように

    今にも壊れてしまいそうな関係が描かれます。
    そして沖縄。本土から移り住んだばかりの泉が辰哉に連れられて

    離島に遊びに来ると、そこには田中という、これまた見知らぬ男

    がいるわけで、見知らぬ、得体のしれない男が、それぞれに

    何の関係のないまま同時期に3人登場するのです。
    ではこの3人を結びつけるのは何かといえば、それは冒頭の

    殺人事件の容疑者の顔写真であり、この山神一也が整形を

    施した顔がテレビで流れると、「うわ!どれもくりそつじゃん」

    と思うわけですよ。「未解決事件を追え!」的な番組で犯人が

    見つかった事件をありました。あの犯人は幾度も整形し、

    時効間際まで逃亡し続けたものの、この手の番組がきっかけで

    逮捕されたのを覚えています。なので1000の情報の中に

    1つでも有効なものがあればそれを執念で追っていくのが

    警察なのですね。そう信じています!
    ここで最も信用してあげるべき人間が疑ってしまうんですよね。

    信じたいから本当のことを知りたい。しかしそれは相手を

    追いつめることになると気づいていても、どうしても行動

    してしまう、言ってしまう。そこが人間の性なのかもしれません。
    原作が未読なので終盤が映画でどのように脚色されたのか

    わかりまえせんが、山上の「怒り」は、どこにでも起きうる

    ことのように思えて怖くなりました。
    坂本龍一さんの音楽がとてもきれいです。

     

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    溺れるナイフ

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    JUGEMテーマ:邦画

     

    溺れるナイフ

     

    「溺れるナイフ」

    監督:山戸結希

    原作:ジョージ朝倉

    2016年 日本映画 111分

    キャスト:小松菜奈

         菅田将暉

         重岡大毅

         上白石萌音

     

    少女雑誌のモデルだった夏芽は、親の都合で田舎の

    旅館に引っ越してくる。彼女は海岸の岩場で1人の

    少年を見つけ、その神々しさに惹かれていく...。

     

    <お勧め星>☆☆ これはいけない。全然おもしろくない。

    登場人物の誰にも感情移入できません。


    「神」さんは航ちゃん?


    「神」さんという言葉がしばしばでてくるのですが、当然

    Godのほうの「神」ですよね。当然、髪さんでも紙さんでも、

    カミさんでもないのです。それが微妙はイントネーションで

    「神」と気づけないところもある。それは私の方言なのかしら。
    原作はあったり前田のクラッカーの未読のコミック。

    こんな話読むかいな!
    まずティーン雑誌のモデルだった夏芽が、父親の実家である旅館

    のある町に戻ってくるシーンから始まります。人気モデルだった

    のになぜ?まあそこはいいとして、モデルだったらから、

    掃き溜めに鶴のように可愛いし、スタイルも抜群。級友である

    カナ役の上白石萌音ちゃんが、いかにもいも姉なので差がつく

    というもの。しかし上白石さん、演技力は素晴らしいです。
    さてそもそもの人物設定が口での説明程度で唐突に航一朗を見つけ、

    彼の神々しさに惹かれていくのはかなり無理があります。そりゃ、

    田舎の中学生で髪の毛がパツキンなら光り輝くというものです。

    さらに、学校に居場所がないと打ち明ける夏芽の言葉の裏付けは

    一切なくて、大人気じゃなかったですか〜。それが居場所が

    ないということかしら。
    そして、映画の話が持ち上がった時、レイプ未遂事件に巻き込まれ、

    2人は別れる...らしい。ここの省略具合が大きすぎて、一気に

    高校生になっている夏芽を見て、おお、時間がたったのだなと

    気づく程度です。推理するに守ってほしかった夏芽と守り切れ

    なかった航一朗の気持ちがすれ違ってお互いのプライドが、二度と

    会わなくさせてしまったんだろうね。(極めて大雑把な推理)
    高校生になってもずっと夏芽に優しい大友役は、ジャニーズWEST

    の重岡大毅君。こんなにいい子を弄んじゃいけない。
    退廃的な姿を見せる航一朗役の菅田将暉が、桃太郎の鬼ちゃんの

    ように身軽に動き、光を浴びたり、水中の中では繊細さを感じ

    させる少年を好演。同時期に公開された

    「ディストラクション・ベイビーズ」でも小松さんと共演して

    いましたね。彼が踊る火祭りのシーンのみ渾身の力が込めて

    作られているようで、実際に起きたことんなのかどうか、夢か

    現実か曖昧でありつつ、やはり事実なのだとわかるのは上手かった。

    ここでも上白石さんの演技が光りました。
    撮影機関が17日という短さの中で、これだけのものを作れたのは

    素晴らしいというべきか。いやもったいないなあ。  

     

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    エンドレス 繰り返される悪夢

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    JUGEMテーマ:韓国映画全般

     

    エンドレス

     

    「エンドレス 繰り返される悪夢」

    原題:A Day

    監督:チョ・サンホ

    2017年 韓国映画 91分

    キャスト:キム・ミョンミン

         ピョン・ヨハン

         シン・ヘソン

         チョ・ウヒョン

     

    国際協力に参加する外科医ジュニョンは、

    久しぶりの帰国で、娘ウンジョンとの再会を

    楽しみにしていた。しかし待ち合わせ場所に

    向かう途中、彼は交通事故現場に遭遇し、そこの

    息絶えたウンジョンを見つけてしまう。そして

    その後再び着陸の近づく航空機内で目覚めるのだった。


    <お勧め星>☆☆半 ストーリーはよくできているの

    ですが、冗長なシーンが気になりました。


    タイムループの原因は?


    韓国映画に出てくる子供ってなぜに親に溺愛され、

    そして逆にマナーの悪いタイプが多いのでしょう。

    血縁を大事にするお国柄なのに、親への尊敬はいつ

    芽生えるのかしら。もっと素直にならんかい!

    大体お菓子を食べながら、ヘッドホンを耳にはめて

    道を歩くんじゃない!

    親からのメールはすぐに返信すること!

    電話を無視するんじゃない!(あ、これは日本も同じか)
    いわゆる紛争地での人道的な支援を行っている外科医

    ジュニョンが、娘の交通事故現場に遭遇し、その死を

    嘆いていると、あららという間に時間が戻って航空機の

    中に座っている。さすがに幾度か繰り返すうちに、夢で

    はなくこれは現実が何度も再現されているのだと気づく

    わけです。じゃあどうするか。娘を事故に遭わせない

    ようにする。高速道路の料金を踏み倒し、一方通行逆走、

    スピード違反をしてもやはり間に合わない...。そこに

    登場するのが第二の人物なんですよ。そうか彼も同じ

    身の上だったのか、と二人でなんとかその事故を阻止

    しようとするけれど、どれだけやってもやはり事故は

    起きるんです。このあたりのテンポの良さはいいですね。

    次々と繰り返され、ことごとく失敗する。

    「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(2014)のように

    戦闘と死を繰り返し、戦闘技術を磨いていくという単純な

    ものではないのです。
    そうなんです。実は第三の人物がいるわけですよ。それは

    二人のどちらにも関係している人物で、しかし多分その存在を

    忘れられている人物。けれど第三の人物こそ最もこの

    タイムループの根源に関わっており、彼も繰り返される事故に

    絶望的な気持ちに追いやられているのです。その「絶望」は

    ジュニョン、第二の人物ミンチョルとは真逆のものかもしれ

    ません。このからくりは興味深かったです。なぜにジュニョンが

    大学病院の教授を辞め、紛争地の人道支援に回ったのかという

    理由にもつながってきます。ではどうこの事故を止めるのか、

    そもそもこの無限タイムループをどうやって止めるのか。

    ラストには例の小生意気なウンジョンが可愛いく見えてくる

    から不思議なものです。繰り返される事故現場やその他の

    シーンでも結構血みどろ連続なので、ファンタジーなんて

    期待していたらびっくりすること間違いなし。それと邦画

    によく見られる冗長なシーンがしばしばあり、そこはあくびが

    出てしまいました。

     

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    ラビング 愛という名前のふたり

    4

    JUGEMテーマ:洋画

     

    ラビング

     

    「ラビング 愛という名前のふたり」

    原題:Loving

    監督:ジェフ・ニコルズ

    2016年 イギリス=アメリカ映画 122分

    キャスト:ジョエル・エドガートン

         ルース・ネッガ

         マートン・ソーカス

         マイケル・シャノン

     

    多くの州で異人種間の結婚が禁止されていた1958年、

    黒人の恋人ミルドレッドの妊娠を知った白人のリチャードは、

    ワシントンD.C.で結婚する。しかし故郷に戻ると保安官に

    逮捕され、2人は25年間州外追放処分となってしまうの

    だった。


    <お勧め星>☆☆☆☆  淡々としたストーリーでありながら、

    ラストには静かな感動の波が押し寄せます。


    彼が私を守った


    予告編は実に動きのあるもので、州法で禁じられた異人種間

    の結婚をしたカップルが、逮捕され、非情な判決を受け、

    それに耐え、そして闘うかのように思われました。しかし、

    本編では、逮捕され、裁判を受けるシーンも淡々と描かれ、

    それを2人は不当と思いながらも受け入れています。法律で

    決まっていることに立ち向かおうとする姿などはみじんも

    感じられないのです。
    そもそも内容の多くが、リチャードとミルドレッドの日常生活を

    映すもので、故郷バージニアに思いを馳せながらも判決を受け入れ、

    10年近くワシントンで暮らし、その後、秘密裏に州へ戻り、

    周囲から身を隠すように暮らすこととを選びます。それがなぜ、

    急に動き出すかというと、そこにはいわゆる「人権派の弁護士」

    の姿があるわけで、この後沸き起こる公民権運動の先駆け裁判と

    して、最高裁に上告を受理してもらうことが最終目的だったの

    かもしれないし、世間に注目させる目的も含んでいたのかも

    しれません。

    主役リチャードを演じるのは「ザ・ギフト」(2015)の

    ジョエル・エドガートン。いかにも武骨で、優しい心を持って

    いるけれど、その感情をほとんど表に表さない男性を好演。

    「ザ・ギフト」のウルトラ怖いおっさんとは大違いです。中盤、

    雑誌ライフの記者役で

    「ドリームホーム 99%を操る男たち」(2014)の

    マイケル・シャノンが登場するので、何か魂胆があるのかと

    思うけれど、それはないです。しかし彼が書いた記事は

    「結婚という名の犯罪」というセンセーショナルな題名を

    つけられており、表面的には何もなかったかのように

    振舞っているリチャードの職場の誰かが、その記事をレンガに

    張り付けて車に放り込んでします。表面的に「差別はしない」

    と口にする人たちの心の奥底が見えたようでここは怖かった。

    またかつては親しかったリチャードの故郷の黒人たちから

    「お前は白人ではなくなったんだ」と言われる姿も辛かった。

    その気持ちは理解できるけれど。ここでリチャードは初めて

    大泣きするんですよ。ミルドレッドの腕の中で。自分は何一つ

    変わっていないのに周囲はどんどん変わっていくのです。
    英雄視されることを嫌ったミルドレッドの気持ちを生かす形で、

    (リチャードは裁判の数年後に事故死)静かなストーリーを

    展開し、ラストに大きな余韻を残す内容になっていました。
    人種などという人間というくくりの中の些細な事柄で分類する

    ことが、いかに愚かで悲しいことか。ほんの50年前の裁判で

    勝ち取った権利がどれだけ重要なものであったのか。それらを

    踏まえてみてほしい映画です。
    「異人種間結婚の脅威」という考えを作り上げたのは、

    誰だったのか、そもそも「脅威」など存在したのか。いろいろ

    考えると怒りがこみ上げますが、人種問題を扱った映画は、

    美談として演出されがちで、それはややもすると不快にも

    感じ取れてしまう。それが一切なかったこの映画は極めて

    秀逸だと思うのです。

     

     

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    エンド・オブ・トンネル

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    JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

     

    エンド・オブ・トンネル

     

    「エンド・オブ・トンネル」

    原題:Al final del tunel

    監督:ロドリゴ・グランデ

    2016年 アルゼンチン=スペイン映画 120分

    キャスト:レオナルド・スバラーリャ

         クララ・ラゴ

         パブロ・エチャリ

         フェデリコ・ルッピ

     

    事故で妻娘を失い、車いす生活を送るホアキンの家の

    2階を、ベルタとその娘が借りることになる。地下室で

    仕事をするホアキンは、ある時壁越しに「銀行強盗計画」

    の話を耳にし、彼らがトンネルを掘っていることを知って

    しまう。


    <お勧め星>☆☆☆半 いろいろ惜しいところもあるけれど、

    ハラハラドキドキさせられました。


    女か運で全てが決まる


    酷評してあるレビューもあるのですが、個人的には小さな

    伏線をしっかり回収していて丁寧に作られた映画だなと

    思っています。まあ、主人公のホアキンが車いす生活で

    ある必然性とか、間借りするベルタがストリッパーの設定

    なのに最初のほうでちょっとだけ踊るのみというのは、

    納得がいかないことでもありますが。
    冒頭、絶望的な表情で衰弱している愛犬カシミーロを見つめる

    ホアキンは、クッキーに薬を注射するのです。(なぜにこの家

    には注射器がたくさんあるのだろう。彼の痛み止めでも打つ

    ためか)もちろん愛犬を安楽死させるためなのです。ホアキンの

    今の状況は映画ではほとんど説明されず、廃れた庭の草の中

    に子供用の滑り台があったり、一家3人の写真が飾ってある

    ことなどから、事故で妻子を失い、彼は下半身が不自由に

    なったのだと勝手に(そう作品紹介に書いてある)納得します。

    ここは何かで説明が欲しいところ。

    さて、そんな陰気な彼の家に、図々しいベルタという女性が、

    娘ベティを連れて間借りを申し込み、勝手に荷物まで運び入れ

    ちゃうし、あちこち家の中を探索し片づけたりするわけです。

    この女おかしい..。でもこのやけにラテンのノリの女性は

    もしかしたら奇跡的にも本当に存在するかもしれないと思う

    のは偏見だろうか。
    そして毎日地下室で仕事をするホアキンは「耳」を使う仕事

    なので、壁越しの変な音に気付くんですね〜。

    ここ上手いです。どうやら壁越しに、銀行強盗を計画する

    悪い奴らがトンネルを掘っているらしいと気づくと、

    「!」

    金を奪ってやろう、そして競売にかけられそうなこの家を

    守ろうと考えるのかな。ちょっとこの辺りのホアキンの心が

    読めませんでした。ここでこの映画でラスト付近と並ぶ

    インパクトのある映像が出るんですねえ。仲間を裏切って

    女と連絡を取っていた強盗の1人が、ボスのガレリトに

    殺害されるんです。すごいんです。まず体を横たわらせて

    手足を縛り、足を刺した後、頭に毛布をかぶせてつるはしで...。

    少しずつ毛布が赤く染まり、ピッピッと血の点々が飛ぶ

    のです。ここは誠にリアル(本物を見たことないけど)。
    ところがそのガレリトとベルタの関係をホアキンが知り、

    なぜ彼女が無理やりこの家に住み着いたかすっかりわかって

    しまうと、ベルタに薬を打ちさらに縛り上げるんです。でも

    何かをするわけではありません。何かをさせないためなんです。

    ホアキンはベティがなぜ口を利かなくなったのかその理由を

    知ると、失った自分の家族と勝手に重ねあわせてしまう。

    えっと、そこはベルタの了解はなかったような。
    トンネル内をほふく前進、後退で移動するホアキンは、何度も

    強盗団に見つかりそうになるし、なぜかかくれんぼう好きな

    ベティが、強盗団のアジトに行ってしまったりして、もう

    ドキドキなんですぅ。
    でもやはり下半身は動かなくとも(これ本当に関係ない)

    頭のさえたホアキンと、暴力で人を支配するガレリトでは、

    見ている側は、金をパクろうとしていたにしろ、ホアキンを

    応援するというもの。

    ホアキン、がんばれ!
    題名の「トンネルの出口」は、かつて家族で暮らした家を出て、

    新しい人生を始めることも意味するのだなと知り、少し感動します。
    毒入りクッキー、腕時計、強盗団のメンバーの名前...頭脳プレイ

    にたけた男の勝利ですね。しつこいようですが、

    下半身不自由の設定にする必要はあったのだろうか。大体、

    ジャケットみたく銃を構えたカッコい姿なんてなかったしね。

     

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    九龍猟奇殺人事件

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    九龍猟奇殺人事件

     

    「九龍猟奇殺人事件」

    原題:Port of Call

    監督:フィリップ・ユン

    2015年 香港映画 98分

    キャスト:アーロン・クォック

         エイレン・チン

         パトリック・タム

         ジェシー・リー

         マイケル・ニン

     

    2010年、香港でバラバラ殺人事件が起こる。

    被害者は、モデル死亡の16歳の女性で、犯人は

    すぐに自首するが、犯行の動機が一向にわからない

    のだった。


    <お勧め星>☆☆半 いまひとつ入り込めない映画

    でした。


    孤独の共有は愛なのか


    ちょうど世間で猟奇的な殺人事件が騒がれているときに

    こんな映画を見ちゃってどうかしてる...。見終わって

    まずそう思ったのと、香港のスラム街の酷さを実感しました。

    観光で見る香港のきらびやかな風景とは全く異なり、

    ヒロインのように夢を抱いて大陸から移住した人々が

    行き着く先は、落ちて行って二度と這い上がることの

    できない人生しかないのかと絶望感に包まれます。
    映画は2009年のワン・ジェイメイの姿、高校に通う

    ちょっとかわいいけれど誰にも心を開かない女の子と

    2010年、香港でボロアパートの1室から大量の血痕が

    見つかった事件が続いて映り、あの可愛い子が被害者なの

    だなと知るのです。このアパートが本当にボロい。

    わたしが学生だったうん十年前、トイレ、洗面所共同と

    いうアパートがたくさんあったけれど、それよりもボロイと

    思うな。ああ、そういえば、1階が何かのお店で、2階を

    貸し部屋にしているところに住んでいる学生もいて、

    玄関には住人の靴が散乱していたっけ。あんな感じ。

    (と言っても伝わらないよなあ)
    そして犯人ティンはすぐに自首するので事件はあっという間に

    解決...というわけにはいかず、まず遺体がない。被害者の

    身元は血液型や遺留品で判明したのでしょうか。それでも

    犯人探しというサスペンス要素はなく、ティンとジェイメイ

    (英語名カマ)の過去や、なぜか担当刑事チョン達の姿が

    細切れに描かれるのです。チョン刑事が離婚している話は

    いらないでしょう。
    この映画ですごいのは2点。ヒロイン、ジェイメイを演じる

    ジェシー・リーの脱ぎっぷりの良さと、後半裁判で明らかに

    なる、犯人ティンが彼女をどのように殺害し、どのように

    解体したのかが、まことにリアルな映像です。これはちょっと

    苦手な人には無理かも。
    ジェイメイはものすごく孤独であり、また背が低いことで

    モデルの夢をあきらめざるを得なかった、さらになぜに

    いくつも仕事を掛け持ちしていたのかがわかると、彼女に

    同情しか覚えないのです。
    ラストのチョン刑事とどうやらいい仲になったらしい

    ジェイメイの姉の姿は余分だよなあ。作り方を変えたら

    もっと面白くなったのに、これが香港では賞を獲得していたと

    知ると、共感を覚える部分が多いのでしょうね。

     

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