キャリー 特別編(1976年版)

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キャリー

「キャリー 特別編【1976年版)」
原題:Carrie
監督:ブライアン・デ・パルマ
1976年 アメリカ映画 98分
キャスト:シシー・スペイセク
     パイパー・ローリー
     ジョン・トラボルタ

高校でいじめられているキャリーは、宗教に傾倒する
母親にも疎まれ、孤独な生活を送っていた。しかし
実は彼女には、ある特殊な能力がそなわっており、自分
でもそれに気づいている。そんな彼女はプロムの夜、
同級生のいたずらでクイーンで選ばれるが...。

<お勧め星>☆☆☆☆ 何度見てもおもしろい。そして
切ないホラーです。


2013年、クロエ・グレース・モレッツ主演でリメイクされ
ていますが、この76年の作品を見てしまうと、到底見る気が
起こりません。シシー・スペイセクの内気で繊細そうな表情
をクロエちゃんができるとは思えないわあ。ちなみにシシー
さんは「ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜」(2011)に出演
していけれど、全然気づきませんでした。画像を見ると全く
変わってしまっているのがわかります。時は残酷だわ。
オープニングクレジットは、体育の授業後、シャワーを浴びる
女生徒の姿が、記録映画のように映されていき、最後に隅で
キャリーが体を洗っています。石鹸でよく洗って...。ところが
彼女の太ももに伝わる赤い血。このシャワー、石鹸、血はラスト
付近でも見られ、何かを象徴するかのような小道具に使われて
います。


キャリー

突然の体の変化にパニックに陥るキャリー。それをあざ笑う
同級生たちの姿は、幼さでは許されない極めて卑劣な行為に
感じ取れます。そんな彼女を唯一かばうのがコリンズ先生
ですが、彼女がキャリーをかばえばかばうほど、一層いじめは
陰湿になっていくことに気づかないのです。
一方自宅では、夫に逃げられた母が、カルト的な宗教に没頭
しており、初潮を迎えたキャリーを「汚らわしい」と責めたて
ます。
ブライアン・デ・パルマ監督特有の効果音は、金属的なもの、
雨、風の音、包丁でたたく音、静かな音楽など、そのシーン
ごとに使い分けられ、映像とうまく組み合わさっています。
またカメラワークも上下、左右、そして遠近を取り入れながら、
キャリーの心の動きを描いていくのです。
キャリーが持ち合わせていた念動力=精神を集中させると物を
動かすことができる力が、少しずつ映されながら、プロムの
パーティーを迎えます。


キャリー

なんだかとってもいいムードのトミーとキャリー。トミーは
本命のスーに頼まれてキャリーを誘ったのですが、まんざらでも
ないようです。懐かしいクルクルヘアー。
このキャリーを毛嫌いするクリスの恋人ビリー役は、若き日の
ジョン・トラボルタです。


キャリー

後半20分の壮絶なシーンの後、真っ赤なドレスで帰宅したキャリー
はゆっくりシャワーを浴びます。そして「抱きしめて」と懇願
した母の手には、定番のピカピカ光る大きな包丁が...。
ラストは絶対にキャーと言ってしまうシーンです。
おもしろかった。


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エビデンス 全滅

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エビデンス

「エビデンス 全滅」
原題:EVIDENCE
監督:オラントゥンデ・ススサンミ
2013年 アメリカ映画 94分 PG12
キャスト:スティーブン・モイヤー
     ラダ・ミッチェル
     トーレイ・デビート
     ケイトリン・ステイシー

ネバダ州で爆発事故が起こり、多数の死傷者が出る。
事件の捜査のため、証拠映像の分析にあたった
アレックス、リース刑事たちは、その映像から、
溶接マスク姿の人物が、バーナーで殺人を犯していった
ことを知るのだった。

<お勧め星>☆☆☆☆ ちょっと突っ込みどころもあり
ますが、目が離せない映像の連続で、おもしろかった。


「瞬きしない目=証拠」というクレジットが流れ、事故の
処理にあたる警察官や消防隊などの静止画像が映ります。
2012年7月27日、ラスベガスに向かう長距離バスが
事故を起こし、その後付近で起きた爆発事故の様子が目に
入って来ます。吹き飛んだ町の建物やちぎれた手、黒焦げの
遺体...。
この事件は証拠映像、つまり被害者たちがVTRカメラや携帯
電話のカメラで撮影していた動画を元に、真相究明を模索する
刑事たちの視線で描かれていきます。女刑事アレックス役は
ラダ・ミッチェル。


エビデンス

一方、ラスベガス行きのバスに乗り込むリアンとレイチェル
そしてリアンにプロポーズして断られたタイラーが、映画
製作を夢見るレイチェルのカメラで映しだされていくのです。
ちなみにこのお姉さんは2人ともなかなか可愛い。


エビデンス

レイチェルの残した映像を再生しながら、そこで何が起きた
のか最初から見ていく刑事たち。したがってP.O.V映像が
多く、それも爆発のせいでとても見づらいのですが、それが
結構スリルを増すのに効果的に使われています。レイチェルの
映像から、途中でバスに乗り込んできたヴィッキーのカメラ
映像に切り替わり、またレイチェルの暗視カメラ映像に切り
替わったりと、見る者をドキドキさせますし、そこにはとても
おぞましいシーンも含まれているのです。
さらに乗客名簿に載っていない謎の女性が、突然バスの座席
に座っていて、大金を持っているし、動きや言動がめっちゃ
怪しい。またそもそもバスはラスベガス直行便のはずなのに
なぜこんな田舎道を走ったのかも不明。刑事たちがあれこれ
調べていくと、2人ともとーっても胡散臭い人なのですよ。
そして遂に溶接マスク姿の人物が、バーナーで乗客を生きた
まま焼いていく映像が映ります。


エビデンス

おぞましい〜。
観客はどんどんミスリードされていくんですが、そこに気づく
のは刑事も同じくらい遅く、ちょっとボンクラね!と思って
しまいます。ラスト付近にはオチの片鱗がわかってくるのに
まだおめでたいアレックス刑事は、頓珍漢な会見をしている。
でもホラー映画としては結構よくできているので、十分楽しめ
ました。細かく書くと面白みがなくなるので、こんな感じです。






 
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ウォーム・ボディーズ

4
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ウォーム・ボディーズ

「ウォーム・ボディーズ」
原題:Warm Bodies
監督:ジョナサン・レビン
2013年 アメリカ映画 98分
キャスト:ニコラス・ホルト
     テリサ・パーマー
     ロブ・コードリー
     デイブ・フランコ
     ジョン・マルコヴィッチ

近未来、人間とゾンビは壁を隔てて敵対していた。ある日、
人間を襲撃に行ったRは、物資を捜しに来ていた美少女ジュリー
と出会う。彼はなぜか彼女を襲わずにゾンビの住む地域へ
連れ帰るのだった。

<お勧め星>☆☆☆☆ ホラーに入れましたが、究極のラブ
ストーリーです。面白かった。


主役の青年ゾンビR役は、「ジャックと天空の巨人」(2013)
のニコラス・ホルト。途中まで全然気づかないほどの立派な
ゾンビメイクを施しています。一般的なゾンビ映画とは違って
グロいシーンはほとんどありませんし、あちこち笑えるシーン
が満載です。ジュリーの父でグリジオ大佐役は
ジョン・マルコヴィッチ。
オープニングは、荒廃した町をさまよう、どこまでも陰気な
ゾンビ青年が映ります。「かつてのことは全部忘れた。名前
すらRしか思い出せない。なんて動きが遅いんだ。この不健康な
姿勢の悪さはなんだ。」自らを卑下し続けるRにも親友Mがいる
のです。


ウォーム・ボディーズ


でも会話ができるわけではなく、見つめ合う、うめき合う、それで
会話が成立するらしい。
一方壁を隔てた向こう側では、人間が感染を恐れつつ、物資調達
のために集団で危険ゾーンへ入ってくるわけです。このゾンビと
人間が鉢合わせするシーンは、よくあるゾンビ映画と変わりは
ありません。しかしジュリーの恋人ペリーの脳みそを食べていた
Rはそこにいたジュリーをなぜか食べずに助けてしまうのです。彼の
心臓は赤く染まってドキリ。あれ?この人死んでいなかったっけ?
ゾンビ区域に連れ帰ったRはひたすらジュリーに気に入られようと

「キモいのだめ」
「言葉を言おう」
必死で努力します。怖がるジュリーにやっとのことで発した言葉は
「safe」
彼の住まいである航空機の中はなかなか豪華で、レコードオタクと
いうステキな趣味も持っています。この音楽がなかなかいいです。
ゾンビの中を歩く時、Rはジュリーに
「死んだフリを」
と言います。このセリフ、聞いたことがあるなあ。


ウォーム・ボディーズ

しかしゾンビにはもう一つの敵がいて、それは「ガイコツ」という
凶暴な連中です。人間からすると同じだけれど、ゾンビ的には
「ガイコツ」になったらおしまいらしい。
ジュリーに見られたくない姿を見られ
「死にたい気分。死んでいるけど」

この辺りから、Rの心に少しずつ変化が見られるのです。つまり
消え去っていた人間としての心を取り戻し始めたということかな。
心を通わせ、手をつなぐ2人を見てから、他のゾンビもなぜか心臓
がドキン。またRの体は少しずつぬくもりを感じ始めます。
まさしくwarm bodyになってきたのです。
ハラハラドキドキするゾンビ映画とは全く異なるライトな雰囲気の
ラブコメディでした。でも見終わって気分がいいですよ。




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死霊館

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死霊館

「死霊館」
原題:The Conjuring
監督:ジェームズ・ワン
2013年 アメリカ映画 112分
キャスト:ヴェラ・ファーミガ
     パトリック・ウィルソン
     リリ・テイラー
     ロン・リビングストン

悪魔研究家のエドと透視能力を持つ妻ロレインは、全米の
心霊現象解決の手助けを行っている。そんな彼らの元へ
キャロリンという女性が、自分たちの住む家で起こる怪奇
現象から家族を助けてほしいと申し出るのだった。

<お勧め星>☆☆☆☆ 予告編からめちゃめちゃ怖かったけれど
本編も同じく怖いです。


これは知り合いが絶対に怖い!と勧めてくれた映画です。もう期待
に胸を膨らませて鑑賞。
監督は「ソウ」シリーズのジェームズ・ワン。ホラー映画の定番で
ある血しぶきやえぐりだされる内臓などはあえて使わず、観客の
恐怖をいかに高めるか知恵を絞ったそうです。確かにちょっと血が
にじむ程度で、血が怖い人でも大丈夫。その代わりに人間が最も
怖いと思う自分の背後を映すために、俳優の後ろから映す手法を
多く活用したとのこと。これって確かに怖いよね。また暗闇、音、
囁き声、笑い声などがまことに上手に使われており、どこを触れば
人が怖がるかをよく心得ていると感じられました。

主役のエド役はパトリック・ウィルソン。あのもみあげはつけ毛
かな。そして妻ロレイン役はヴェラ・ファーミガ。実際に存在した
ウォーレン夫妻の体験の中で、誰にも語られることのなかった事件
ということで、このロードアイランド州の一家の出来事が描かれて
いきます。


死霊館

一家7人で古い一軒家に引っ越してくるシーンから映画は始まります。
まあ娘ばかり5人という子宝家族は、にぎやかそのもの。初日に末娘
エイプリルが庭で不気味なオルゴールを拾うのです。これがネジを
回すと、ピエロが顔を出し、蓋の裏側の鏡がグルグル回るという
極めて怪しげな代物です。この小道具はあちこちで使われ、まあ、
わかっていてもこわいったらありゃあしない。
3:07で止まる家中の時計から始まり、予告編でも怖かった
かくれんぼのシーン、夜中に足を引っ張られるクリスティーン、
タンスの上に乗っかっている不気味な人影など、恐怖は少しずつ
積み重ねられていくのです。


死霊館

この怪奇現象とともに母親キャロリンのからだには、覚えのない
痣が増えていきます。
終盤のたたみかけるような展開は、一瞬たりとも目が離せません。
普通は怖い顔を映すはずが、あえてそれを映さず、誰かを傷つける
ことによって観客に恐怖を植え付けようと考えたのも効果的です。
様々なテクニックを駆使しつつ、あえて古典的なホラー映画に
したような秀逸な作品でした。続編ありきと感じられましたが、
いかがでしょうか。








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チャイルド・プレイ 誕生の秘密

5
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チャイルド・プレイ

「チャイルド・プレイ 誕生の秘密」
原題:Curse of Chucky
監督:ドン・マンシーニ
2013年 アメリカ映画 97分
キャスト:ブラッド・ドゥーリフ
     フィオナ・ドゥーリフ
     ダニエル・ビスッティ
     ブレナン・エリオット

足の不自由なニカは母サラと2人暮らし。ある日サラの元に
差出人不明の無気味な人形が送られてくる。その晩、サラは
謎の自殺を遂げ、ニカの身を案じた姉一家が彼女の元を訪れる
のだった。

<お勧め星>☆☆☆☆ 見事に原点回帰しましたね。チャッキー
の本来の姿を堪能できます。


「チャイルド・プレイ」(1988)の続編PART6になるそうです。
2〜5もそれなりに楽しめたけれど、コメディ・ホラーに変わって
いったので、ここは仕切り直しということでしょうか。


チャイルド・プレイ

ヒロインで足の不自由なニカ役は、チャッキーの声
ブラッド・ドゥーリフの実の娘、フィオナ・ドゥーリフが演じて
います。ふむふむ絶叫クイーンっぽいルックスでなかなかいい感じ。
チャッキー人形が届いたその晩、母サラが謎の自殺を遂げ、翌日
姉のバーブ、その夫イアン、姪のアリス、ベビーシッター、ジル、
そして神父のフランクが彼女の家を訪れます。姉には実は腹黒い
魂胆があるのですが、そこにジルの存在もなんか怪しい。ジルを
気にしすぎるイアンも変。
ニカがアリスと共に作った食事に、チャッキーが殺鼠剤を入れ、
丸いテーブルのどの皿かわからないのは、ロシアンルーレット
みたいです。でもよく見ているとどの皿かわかるんだって。
口、料理、柱時計を順に映して、ちょっとしたフェイントも
入れながら、さあ、チャッキーの暴走開始です。汗をこぼし、
車で帰路についた神父は、無残な事故死を遂げます。首も手首も
切れちゃった!

一方邸では、チョコチョコ小さな足で動き回り、狡猾な表情をし、
汚い台詞を吐くチャッキーはもうやりたい放題です。
揺れるシャワーカーテンを開けると、誰もいない。でも閉めると
また揺れる。足の不自由なニカのためのエレベーターは停電で
何度となく止まる。固定電話はつながらず、携帯も圏外。もう
怖がらせまくりです。(いやあまり怖くないか)
イアンが「人形にカメラを隠したんだ」と言ったので、てっきり
ジルの持っているたくさんの人形の中の一つにかと思ったら、
おいおいそこですか。ここからの映像もなかなか見ごたえがあり
ます。


チャイルド・プレイ

そして1作目の冒頭のシーンにつながるチャッキー誕生の秘密が
きれいに理解できます。あの小汚い男はブラッド本人だそうです。
「チャイルド・プレイ チャッキーの花嫁」(1998)そして
「チャイルド・プレイ チャッキーの種」(2004)の
ジェニファー・テイリーがやや老けながらも終盤にチラ映り。
そしてエンドロール後には懐かしいアンディがおっさんになって
登場するなど忘れられないメンツもしっかり揃えてくれました。



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ポゼッション

4
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ポゼッション

「ポゼッション」
原題:the possession
監督:オーレ・ボールネダル
製作:サム・ライミ
2012年  アメリカ映画  92分
キャスト:ジョセフ・ディーン・モーガン
     キーラ・セジウィック
     ナターシャ・カリス

3か月前離婚したばかりのクライドは、週末に
2人の娘と過ごすのが楽しみである。しかし、
ある日、下の娘エミリーが、ガレージセールで古い
木箱を買い、その直後から様子がおかしくなっていく。

ポゼッション


ツタヤだけ!には何度もがっかりさせられていますので、
今回は慎重に、他の方のレビューをチラ見してからレンタル。
あれ?思ったよりおもしろいじゃない!ということで星が
1つ増えています。
実話に基づく29日間の出来事とのことですが、かなり
フィクション化されているもよう。実際は、ebayに出品
された箱から始まっているようです。

この映画では、冒頭、老婦人が木箱を壊そうとして
大きな力でこてんぱんに叩きつけられるシーンが
映し出されます。そしてこの箱がガレージセールに出され、
不運にもクライドの次女エミリーがそれを買ってしまうの
です。その家の窓から、包帯でぐるぐる巻きにされた女性が
「それはダメよ!」
と叫びます。エミリーが静かに窓に近づいていくと、突然
女性がこちらを向き、叫ぶという、大きな動きに変わり、
見ている側の恐怖を駆り立てる手法はうまいです。
クライド役は、ジェフリー・ディーン・モーガン。


ポゼッション

優しくて家族思いの父親役がぴったり。彼がバスケのコーチ
の仕事に没頭し、家庭を顧みなかったのが離婚の原因らしい。
クライドは、離婚からたった3か月で、妻が恋人と暮らし
始めても、そこは彼女の幸せになるからと、にこりと笑い
ます。アメリカではそんなもんでしょうかね。
さて、エミリーは、その木箱が大変気に入ったのですが、
なかなか開けられません。ダディも無理。でも彼女が夜中に
ごそごそしていると、なんと隠しカギがあるじゃありませんか。
「わあ〜」

と喜色満面の彼女が見ているのは、その箱の中のガラクタ。
みょうちくりんな指輪を早速はめちゃいます。このガラクタ
でも彼女にとっては宝物に見えたようです。
このエミリー役のナターシャ・カリスは、こんな可愛いお顔。


ポゼッション

でもとっても演技が上手で、こんな姿もできるんです。

ポゼッション

映画の中で、大量の蛾が(2000羽)飛びますが、あれは
CGではなく、本物を飛ばしたそうです。顔や手に張り付いて
めっちゃ気持ち悪かっただろうなあ。
音楽も効果的に使われ、サム・ライミ特有の風やそれに
飛ばされる木の葉などが無気味さを増長させています。
クライマックスシーンがあっという間なのがやや残念です。
でもラストのバッドエンディングで次の恐怖へとつながって
いきました。

<マープルの採点>
お勧め星  ☆☆☆☆
グロ星   ☆
ゾクゾク星 ☆☆☆
エロエロ星
ダルダル星

寝不足。とにかく疲れた。







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パーフェクト・トラップ

5
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パーフェクト・トラップ

「パーフェクト・トラップ」
原題:the collection
監督:マーカス・ダンスタン
2012年  アメリカ映画   82分
キャスト:ジョシュ・スチュワート
     エマ・フィッツパトリック
     リー・ターゲセン
     クリストファー・マクドナルド

友人とクラブに遊びに出かけたエレナは、突然フロアに仕掛けられた
罠によって、多数の客が死んでいくのを目にする。友人も亡くなり、
彼女は犯人によって箱に入れられ連れ去られてしまう。一方、エレナ
に箱を開けてもらったアーキンは、エレナ救出のために、治療中の
病院から連れ出されてしまうのだった。

パーフェクト・トラップ

「ワナオトコ」(2009)の続編ですが、それと気づかない邦題に変わって
います。配給会社が変わったからだと聞いたような気がするけど違った
かな。続編は死者の数、規模、派手さがぐ〜んとアップ!

パーフェクト・トラップ

前作でも思いましたが、一人でどうやってこんな仕掛けをしたのか、なんて
野暮なことは考えなくてもいいんです。それは「SAW」同様にどんな殺人方法
が行われていくかということだけが重要なのです。
前作からどのくらいたったのでしょうねえ。映画内のニュースで、50人以上が
行方不明となっていて、1つの事件で必ず1人は生かしておくという、極めて
異常な殺人鬼が野放しになっていることがわかります。はい、これが例の
「コレクター」のことですね。確か害虫駆除業者が犯人だったような覚えがあります。

パーフェクト・トラップ

そして前作の最後でやっと救急車に乗せられたアーキンが、再び箱に閉じ込め
られ、「殺してやる!」と叫んでいましたが、その後、かなり酷いことをされたらしい。
そして血まみれの姿で箱に入れられています。それが置いてある部屋のある邸が
「秘密のクラブ」らしく、合言葉「never more」を言ってエレナ、ミッシー、ジョシュ
が入ってきます。エレナは交通事故で耳が不自由だけれど、とってもお金持ち。
この耳が不自由なことって映画に必要だったのかな。まあ、補聴器がワナの上に
落ちて、それを取る時、ドキドキしたけど。さて彼女はそのクラブで恋人の浮気現場
をばっちり見てしまうのです。
「うわーん!」
とばかりに他の部屋に駆け込むとそこにあったのが例の箱です。エレナがその箱を
開け、アーキンが出てきた頃、ダンスホールでは巨大なコンバインのような歯が動き
始め、バリバリと人々が刈られていきます。ジョシュ君お陀仏。次には辛うじて逃げた
ミッシーたちが檻に閉じ込められ、天井に押しつぶされていきます。前作は痛いシーン
の連続でしたが、今回はそんなこと思う間もなく、バッタバッタと人が死んでいきます。
そしてエレナは犯人に捕まり、箱に入れられ、連れ去られるのです。アーキンは
それを救うこともなく、エレナの元カレをクッションにして窓からダイブ。
この後病院に運ばれたアーキンの姿と箱の中のエレナの姿が交互に映ります。

パーフェクト・トラップ

エレナは箱の隙間から、ものすごい光景を目にするわけですよ。一方のアーキンは
借金をこさえて彼を窮地に陥れる原因を作った元妻リサと感動の再会?ちょっと
ここはおかしいなあ。なんか妻扱いになってるし。まあいいか。
せっかく生き延びたのに、エレナの父が雇ったエレナ救出軍団によって、監禁場所
へ逆戻りさせられるアーキン。この救出軍団はどういうレベルなんでしょうかねえ。
アーキンは金庫破りだけでなく、監禁場所へ行く道筋をしっかりからだに刻んで
いるんです。結構頭いい。
たどり着いた廃ホテルで、結局救出作戦に組み込まれるアーキンは、かなり学習
しているので、ちっぽけなワナには引っかかりません。しかーし、救出軍団はめっちゃ
弱い奴がいて、格闘で、大きな釣り針で、そして上から倒れてきた杭で、どんどん
減っていくのです。この人選は誰がしたんだろう。今回ゾンビのような人々の大群
がいたのは、拷問され、ドラッグをうたれ、イカれちゃったということですかね。そこは
銃であっという間に退治します。さらにアビーなるこれまた危なそうな女子が、中世
の拷問具のようなものでバシ!一人の若者は全身爆発!おお、派手ですねえ。
アーキン君は、コソ泥から人間的にもかなり成長し、ラストには、前言通りの行動を
するわけですよ。でもこのエンディングってまだ先がありそうな予感がするなあ。
題名がthe collectorからthe collectionに変わったのは、ある意味内容に合って
います。

<マープルの採点>
お勧め星   ☆☆☆☆
グロ星    ☆☆☆☆
ゾクゾク星  ☆☆
エロエロ星
ダルダル星






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テール しっぽのある美女

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テール

「テール しっぽのある美女」
原題:Thale
監督:アレクサンデル・ノラス
2012年   ノルウェー映画   75分
キャスト:モルテン・ネルボル
     シリー・ライナモ

犯罪現場の後処理の仕事をしているエルヴィスとレオ。彼らがいつもの
ように仕事にやって来た山奥の一件の家に秘密の地下室があることに
気がつく。エルヴィスがその奥の扉を開けると、突然バスタブから全裸の
美女が襲ってくるのだった。

テール

北欧には森林が多く、そこで様々な精霊の話が存在します。今回はネタバレ
この映画ではその中の『フルドラ』という森の精霊の話です。この精霊は普段
は美女の姿をしているのですが、怒ると醜く変身するそうです。
冒頭エルヴィスがバケツを抱えてリバースするシーンが映ります。その横で
血やら肉片やらを片付けるレオ。2人は「サンシャイン・クリーニング」でヒロイン
がしていたような犯罪現場の後片付けの仕事をしているのです。チラチラ映る
何かわからない赤い物体を見てはまたまたリバースするエルヴィス。この仕事
に向いてないんじゃない?

テール

さて、ある時仕事にやってきた森の中の古い民家の床下に、隠し入口があることに
エルヴィスは気づきます。こういう時はなぜか勇敢な彼は、「仲間を待とう」という
レオの声に耳を貸さず、中へと入って行き、そこにあった秘密の扉を開けるのです。
何やら古い研究室らしき場所には、古い缶詰やら実験道具やらが散乱しています。
すると背後にあったバスタブの中から突然全裸の美女が現れるのです。その前に
古いカセットテープから流れる博士らしき男の声で、彼が何かと生活していたこと
はわかっています。それがまさかこれ?
一方外の風景は森と湖に囲まれた自然豊かなもので、BGMもとても静かで美しい
です。なので全裸の美女が現れても特に怖くはありません。いや、彼女がかなり
豊満であり、かつ恐怖に満ちたつぶらな瞳がとても可愛いです。マスカラをして
いるのがやや違和感あり。
この女性は、テープによると「ターレ」という名前らしく、言葉は話せないけれど、人の
話は大体理解できるようです。ホコリにまみれたテープを聞くうちに次第にわかって
くるターレの謎が、エルヴィス、レオがお互いに隠していた秘密とともに露呈していき
ます。レオについては結構ベタな秘密なんですが、これがターレの持つ力に関係
してくるので必要条件なのでしょう。
時にP・O・V映像になり、時にす速いカメラワークになり、緊張感を高めていきます。
そして冷蔵庫の中にあった物を見てまたまたリバースするエルヴィスと「なるほど」
と頷くレオ。
それと同時にかなり速い段階で、外の森を何かが駆けています。これが結構安っぽい
CGなのが残念ですが、まあそれがはっきり映るのはラスト付近なのでまあいいでしょう。

テール

この時も袋をかぶせられたエルヴィスの袋の中からの視点という映像で、見る者
をドキドキさせます。

テール

ただターレを進化させたとはいえ、あれがターレの仲間というには大きな隔たりが
ありすぎますね。怒っているから醜いのかな。でもターレは怒っても醜くならない
なあ。と思いつつ、ラストのわかっているけれどハッピーな展開に心が明るくなる
映画です。

<マープルの採点>
お勧め星    ☆☆☆☆
グロ星
ゾクゾク星   ☆
エロエロ星   ☆
ダルダル星


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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら

4
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タッカーとデイル

「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら」
原題:Tucker and Dale vs Evil
監督:イーライ・クレイグ
2010年   カナダ映画   88分   R15+
キャスト:アラン・デュディック
     タイラー・ラビーン
     カトリーナ・ボウデン

念願の別荘を手に入れてタッカーとデイルは、親友同士。休暇を
利用してその別荘へ向かう。同じ頃、そこへキャンプにやって来た
大学生グループが、なぜか彼らを殺人鬼と勘違いしたことから、
事態はどんどん悪い方向へ向っていくのだった。

タッカーとデイル

冒頭のP.O.V映像は思わず、違う映画の予告編かと思ってしまう
ほど雰囲気が違います。「REC」だな。
さて、3日前、ウエストバージニア州アパラチア山脈へキャンプに
向かうチャド、アリソン達9人の大学生の車が映ります。例のごとく
アホ全開の会話です。と、1台のボロくてノロい車を追い越すと、その
中には無気味な2人の男が乗っているのです。この2人がタッカーと
デイルという全く女っ気のない田舎者で、夢に見ていた別荘をやっと
購入し、そこへ向かう途中なのです。心はウキウキ。でも立ち寄った
ガソリンスタンドで女子に声をかけても、人とうまく話せないデイルは
ものすごく怖い存在に思われてしまいます。確かにあのルックスで
強さを誇示するために大きな鎌を持って近づけば怖いわ。既に勘違い
の連続が開始されました。でもバカバカしすぎないので、飽きることは
ありません。
そして夜釣りを楽しむ2人に驚いたアリソンが湖に転落し、溺れてしまう。
その彼女を助けに行ったのに、なぜかタッカー達は大学生から、彼女を
連れ去った殺人鬼、と思われてしまうのです。まあ、わからないでもない
けれど。ここは恒例の全裸水浴シーンが見られるかと思いきや、ひとりの
バストが遠目に見られたぐらいですねえ。
「山に住む殺人鬼」=「クライモリ」
「実は20年前にここでは大虐殺があったんだ。」
チャドがこんな話をするからビビりまくる学生たち。
一方、2人は大喜びだけれど、実はボロボロの別荘は手入れがものすごく
必要なんです。で、タッカーは、チェーンソーで木を切り始めると、そこには
蜂の巣があり、蜂の襲撃を逃れるために、チェーンソーを持って走り始め
ます。
「殺人鬼が襲ってきた!」
逃げ惑う大学生。「悪魔のいけにえ」だな。
逃げながら自ら木に体を突き刺してしまう者や、ウッドチップを作っている
タッカーに襲いかかろうとして、その機械に飛び込んでしまう者。

タッカーとデイル

「自殺志願者の集団だ。」
今度はタッカー達が勘違いするのです。この辺りもテンポよく描かれ、
結構グロいけれど楽しく見られます。第一、大学生が名前を覚える間も
なく死んでいくので、何の思い入れもないのです。それに2人のアホさも
いいころあいで抑えてあるので、呆れることもありません。
別荘の中では何度も気を失うアリソンとゲームに興じるデイル。
外では何とか助けを求めようとする大学生が、保安官を連れてくるのですが、
これまたあえなく撃沈です。

タッカーとデイル

タッカーとデイルには罪はないのです。すべて不運なのです。
とにかく誤解から始まったからと、大学で心理学を学ぶアリソンが、チャドと
デイルの話し合いの場を設定するのですが、これまた大笑いのシーンです。

タッカーとデイル

全て心理学の本の通りに進めるアリソンとそれに大して全くかみ合わない
2人の話、さらに外で見ている女子学生クロエが
「あれはストックホルム症候群なのよ。」
とまで言い始める始末。
終盤のたたみかけるようなグロシーンとそれでも揺るぐことのないタッカーと
デイルの友情。ラストはハッピーな気分で終われました。たまにはこんな話も
いいんじゃない?

<マープルの採点>
お勧め星   ☆☆☆☆
グロ星    ☆☆
ゾクゾク星  ☆
エロエロ星
ダルダル星



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今日は歩きすぎの筋肉痛。

ラブド・ワンズ

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JUGEMテーマ:Horror

ラブド・ワンズ

「ラブド・ワンズ」
原題:the loved ones
監督:ショーン・バイエル
2009年   オーストラリア映画   84分
キャスト:ロビン・マクレビー
     ブザビエル・サミュエル
     ビクトリア・タアイン
     ジェシカ・マクナミー

父を自らが運転する車の事故で亡くしたブレントは、失意のまま母と
暮らしている。そんな彼がプロムを迎え、ローラという女性の誘いを
断り、ホリーとパーティーに出席する約束をする。しかし彼は一人で
ロッククライミングに出かけたまま戻らないのだった。

ラブド・ワンズ

久々にインパクトのある映画を見ました。イカれた一家の行う残虐行為を
描いた映画は良く見かけますが、強いきずなで結ばれた父娘の完璧なまでに
イカれた姿を見たことはないのでは?と思います。 
ヘビメタ大好きのブレントはなかなかのイケメンです。しかし、父を乗せて車を
走らせている時、血まみれの男が飛び出してきて、それをよけようとした車は
木に激突し、父は亡くなってしまうのです。この伏線もよくできています。
この事故から立ち直れない母は酒とたばこに溺れ、くらーい日々を送り、ブレント
自身も自傷行為をするという深い心の傷を抱えているのです。そんな暗い男が
迎えたプロム前日、よくあるイケてない友人ジェレミーは、これまた暗い女子
(この理由も納得できます)ミアにO.K.をもらい有頂天。一方、ブレントには
ローラという田舎臭いぽっちゃりさんが近づくのです。
「ごめん。ホリーと約束しているんだ。」
ブレントのこの断りの言葉でアラーム点灯!
時々流れるヘビメタと乙女チックな歌のギャップがいいですねえ。そしてブレント
は何者かに拉致されるのです。無駄なシーンやストーリーのほころびはほぼ
見られません。
そして大好きなパパから靴とドレスをプレゼントされたローラはやっぱりぽっちゃり
さん。でもパパの前で着替えるってちょっとおかしい。そして彼女はものすごく怖い
んです。

ラブド・ワンズ

目覚めたブレットはなぜか正装させられ、椅子に拘束されています。ハンマーで
脅しながら、チキンを口に押し付け、ローラの指をなめさせ、尿意を訴えるブレント
には、彼女が牛乳を飲みほしたコップをあてがい、10秒以内に出せ、さもないと
ハンマーで釘を打ち付けちゃうぞ。なんてのたまいます。おお、怖い。
ブレントだって必死で逃亡を試みるんですが、このイカれ父娘に再び捕まり、足を
ナイフで床に打ち付けられるんです。パパとの共同作業をしながら、ブレントの
あげる悲鳴には
「We can't hear you~!」
このシーンとは別に、ジェレミーとミアのプロムへ向かうシーン、ブレントを心配する
母やホリー、そしてミアの父親で保安官の姿も映しだされていきます。

ラブド・ワンズ

本当のプロムのパーティーとローラとパパのプロムが交互に映るのは、時間の
流れを感じさせとてもおもしろかった。で、ジェレミーってブレントのことを全然
心配しないで、ミアと結構よろしくしているんですよね。こんな機会はそうそうない
もんね。
ところがローラの家の地下はものすごいことになっているんです。これは想像だに
しませんでした。
電動ドリル、斧、包丁、石、車とあらゆるものを駆使して、ラストへ一直線。傷口に
塩をぶっかけるのはやめてー!

ラブド・ワンズ

包丁を支えに、ずるずる這い続けるローラの姿はこの世のものとは思えませんでしたね。
ところで、途中ローラが語った、逃げてしまったミアの兄さんはどこへ行ったのでしょう。
まあ、そこはいいか。あんな田舎だもんね。行き倒れもありますよね。

<マープルの採点>
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グロ星    ☆☆☆
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