砂上の法廷

5

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

砂上の法廷

 

「砂上の法廷」

原題:The Whole Truth

監督:コートニー・ハント

2016年 アメリカ映画 94分 PG12

キャスト:キアヌ・リーブス

     レニー・ゼルウィガー

     ググ・バサ=ロー

     ガブリエル・バッソ

 

実の父親を刺殺した容疑者として逮捕された

息子マイクの弁護人となったラムゼイは、一切

口を開かないマイクに手を焼いていた。検察側

有利のまま進行する裁判の過程で、突然マイクが

証言台に立ち、衝撃的な話を始める...。

 

<お勧め星>☆☆☆半 よくできたサスペンスですが、

極上とまではいかないな。

 

「94分、あなたは騙され続ける。」ジャケットに謳って

あるので期待値を上げすぎたかもしれません。

ルイジアナ州の高名な弁護士ブーンが刺殺され、犯人と

して逮捕された息子マイクの弁護を引き受けたのが、

顧問弁護士のラムゼイです。キアヌ・リーブスが、この

映画ではアクションをシャットアウトし、極めて知性に

満ちた弁護士を演じようと頑張っているのがよくわかります。

 

砂上の法廷

 

でもやっぱりスタイリッシュなアクションの方が似合うわ。

マイクの母ロゼッタ役は、劣化が激しいレニー・ゼルウィガー。

 

砂上の法廷

 

あんなにキュートだったお顔がしわくちゃなんです。可愛い顔

は老けるとこうなってしまうのかしら。(まじセクハラ)

さて、凶器のナイフにはバッチリ、マイクの指紋がついているし、

到着した警官には

「もっと早く僕がやるべきだった」

と語ったことから、犯人として息子マイクが逮捕されるのです。

そして未成年でありながら、第一級謀殺罪で、成人同様の裁判を

受けることになります。マイクを無実にしてほしいと願うロゼッタ

と、そのために必死で弁護しようにも、一切口を開かないマイクの

せいで、ものすごく不利な状況で裁判は進んでいきます。

証人達が実際に知っていたことと、口にする証言がかなり異なって

いるのは、証言の間に入り込む映像でわかります。法廷で完ぺきに

真実を述べている人がどれだけいるのか、極めて不審に思えてしまう。

そして弁護側の補佐役としてジャネルという女性が加わり、少しだけ

勢いづいてきた時、突然マイクが証言をする、と言い始めるわけです。

これまでの証言から、ブーンは女好きで、ロゼッタに対し暴言、

暴行を働いていたと陪審員に印象づけてきたし、隠し玉も出して

しまったのに、さてどうしたものか。彼の口から飛び出したのは、

超ド級の内容で、あれなら、悟空のかめはめ波くらいの威力があると

思うけれど、この辺りで、ラムゼイの心の声で「第三者防衛」を

連発するので、なんとなくウラが読めてきてしまうのです。残念。

 

 

ここからはネタバレ

 

 

 

マイクはいったいいつ、ラムゼイの腕時計について気づいたんだろう。

それとマイクの言っていたことが嘘でありながら、犯人は実は本当に

マイクだったという方がひねりがあって面白かったのに。これでは

想定内の結果だわ。マイクが早く帰り過ぎたのが、計画が崩れた原因

なのね。

 

 

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログへ 人気ブログランキングへ

 

 

 

 

 


顔のないスパイ

5

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

顔のないスパイ

 

「顔のないスパイ」

原題:The Double

監督:マイケル・ブラント

2011年 アメリカ映画 98分

キャスト:リチャード・ギア

     トファー・グレイス

     スティーブン・モイヤー

     オデット・ユーストマン

 

ロシアとの関係が疑われていた上院議員が殺害され、

その手口が旧ソ連時代の伝説の殺し屋「カシウス」と

極似していたことから、元CIAのポールに捜査が依頼

される。彼はFBIの新人エージェント、ベンと任務に

あたるが、2人の意見はことごとく対立し...。

 

<お勧め星>☆☆☆ 手に汗を握る雰囲気をあまり

感じない、人間ドラマ主体のスパイ映画です。

 

ずいぶん前に見ていてすっかり忘れていたけれど、

1977年映画「ジャッカル」はリチャード・ギアが

元IRAの囚人デクラン役で出演し、謎の殺し屋ジャッカル

をブルース・ウィルスが演じていました。その原案映画で

ある「ジャッカルの日」(1973)の方がずっと印象に

残っているということは、きっとそれほど面白くない映画

だったんだね。

で、この映画では、リチャード・ギアは元CIAのエージェント、

ポールを演じています。冒頭メキシコ、ソノーラの国境を

超える集団とそこで起きる銃撃戦の意味がわかるのは映画の

後半で、話はその6か月後、上院議員が殺害される事件へと

変わります。ワイヤーで喉を切られるという独特の殺害方法が

旧ソ連時代に活動していた殺し屋「カシウス」と同じものだった

ことから、かつてその仲間を追っていたポールが再び招聘される

のです。

 

顔のないスパイ

 

彼の相棒にはFBIの若手エージェント、ベン・ギアリーが抜擢され、

なぜ彼かというと、「カシウス」について修士論文を書いていた

ほどのカシウスオタクだから。もちろん他にもスキルがあるん

だろうけどね。

 

顔のないスパイ

 

時折1988年時代のポールが映り、彼の過去が少しずつ分かる

とともに、誰が「カシウス」なのか、序盤にわかってしまう。

だからスパイ映画の醍醐味というより、ポールとベンとの人間ドラマ

といった趣に変わって来ます。

 

 

ネタバレすると、「カシウス」=ポールであり、彼はソ連時代、

CIAに自分が「カシウス一味を捕まえる」と売り込んだものの、

実は二重スパイであり、最後は家族を同じスパイ仲間に惨殺された

らしいのです。ポールの殺害シーンは、まことに手際がいいけれど、

いかんせんアクションにはめっぽう弱い。走ると息が切れるし、

格闘も一方的に殴られることがしばしばです。でーもー、一旦

ワイヤーを出したら、「チャララーン」的に必殺技を繰り出す

ことができるのです。

「カシウス」について調べていくと、2人の動きが何者かにバレ、

関係者は殺されていく...。さすがのベンもおかしいと気づくわけ

ですよ。いや、カシウスオタクのベンだからこそわかったんだな。

ラスト付近には、実はベンも...という事実がわかってきて、こんな

簡単にスパイに入り込まれるアメリカの脆弱さを実感します。

それでも事実を知っていたベンが、ポールは「カシウス」こと

ボズロフスキーに撃たれながら、喉をワイヤーで切って、共倒れ

になったという苦しい説で押し通すという、男気を見せるのです。

それは持ってはいけない家族を持ち、その家族を殺されてしまった

ポールの二の舞にならないように、と終始ベンを守り続けたポール

への恩返しというわけかな。

ふむふむ、スリルはなかったな。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログへ 人気ブログランキングへ

 

 

 


妻は二度殺される

4

JUGEMテーマ:韓国映画全般

 

妻は二度殺される

 

「妻は二度殺される」

原題:The Phone

監督:キム・ボンジュ

2015年 韓国映画 115分

キャスト:ソン・ヒュンジュ

     オム・ジウォン

     ノ・ジョンウィ

 

1年前強盗に妻を殺害されたドンホは、娘ギョンナム

との暮らしにも慣れ、弁護士事務所に復職が決まる。

しかし1年後の同じ日の朝、ドンスに亡き妻から電話が

かかるのだった。

 

<お勧め星>☆☆☆半 少し辻褄の合わない点もあるけれど、

丁寧なストーリーと人間模様は韓国映画ならではです。

 

’太陽フレア’が起き、全国的に停電や電波障害が起きると

いうニュース映像が流れ、おそらくはそれの影響で時間軸が

ずれるのだと最初に気づきます。それを踏まえたうえで、

コ・ドンホという金設け主義の弁護士一家の2014年5月

16日の朝の回想映像と荒らされた室内に横たわる妻の遺体、

そして肩を落とすドンス、さらにはバイオリンの合宿から急きょ

戻り、泣き崩れる娘ギョンリムを見ると、どうやら妻が強盗に

殺されたらしいと理解できるのです。その前に悪徳企業の

労組委員長暴行シーンをスマホで撮影する何者かも映り、これら

に何が関係あるのか、少しずつ紐解かれていきます。

事件の前のドンスは、家庭を顧みず、金もうけ第一主義の仕事を

こなし、娘にもろくに関心を持っていません。さらに大学病院の

医師である妻ヨンスは、口うるさくギョンリムを叱ってばかり。

そしてギョンリムも両親への感謝の気持ちを表すどころか、親に

反抗してばかりなのです。あの時ああすればよかった、と

いなくなってから気づいても遅いわけで、16日の晩はヨンスと

外食をするはずだったドンスは、飲み会で午前様。そして帰宅

すると、家の中は荒らされ、ヨンスの血まみれの遺体が横たわって

いるのです。後悔先に立たず。そして失意のまま1年が経ち、

同じ日の朝、なんとヨンスからドンホに電話がかかるのです。

それも1年前の朝と同じセリフを言う。

 

妻は二度殺される

 

ヨンスが2014年から電話をかけていると確信したドンホは

何とか妻が事件に遭わないようにアドバイスをするのですが、

電波が途切れたり、先回りした犯人がいたりで、なぜか今度は

ヨンス殺しの容疑者になっているドンホがいるのです。これが

「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(2014)なら、もう

1回死んでやり直せばいいけれど、そういうわけにはいきません。

2014年のその日を少し変えたことで、結果が大きく変わって

きたのです。

 

妻は二度殺される

 

ひたすら自転車で逃走するドンホを追い詰めるのは、相変わらず

無能な警察と真の黒幕に雇われた殺し屋で、これがまた警官上がり

ときた。ラスト付近までスリルに満ちていて、どうなるのかドキドキ

したけれど、そうか3度めの正直で、あのような朝になったのですね。

「ディーパンの闘い」(2015)のようなオチでないことことを

祈ります。あれは確かに3回目の2015年の5月17日よね。

 

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログへ 人気ブログランキングへ

 

 

 

 


ロスト・フロア

4

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

ロスト・フロア

 

「ロスト・フロア」

原題:Septimo

監督:パチ・アメスクア

2013年 スペイン=アルゼンチン映画 88分

キャスト:リカルド・ダリン

     ベレン・ルエダ

     オズバルド・サントロ

     ホルベ・デリア

 

ブエノスアイレス在住の弁護士セバスチャンは、

2人の子供と妻とは別居中。そんな彼が子供を学校へ

送るため、自宅に向かい、いつも通り7階から階段競争をさせ、

自分はエレベーターで1階に降りるのだが、いつまでたっても

子供たちは降りてこないのだった。

 

<お勧め星>☆☆☆ 真相がわかってからは好きになれない

夫妻の姿のいらだつばかりでした。

 

ちょっと想像できないようなサスペンスなのですが、最後に

思ったのは、この夫婦嫌いだわ、ということ。

 

ロスト・フロア

 

夫セバスチャン役は「瞳の奥の秘密」(2009)の

リカルド・ダリン。憂いのある瞳を持ち、いかにもスペインの

色男という雰囲気です。そして彼の妻デリア役は「永遠の子どもたち」

(2007)のベレン・ルエダ。若かりし頃のソフィア・ローレンに

少し似ているかな。

 

ロスト・フロア

 

夫妻にはルカ、ルナという息子と娘がいるのですが、ただいま

別居中。夫妻はスペインで知り合い、そこで弁護士活動を

したものの事業に失敗したため、アルゼンチンに移住したらしい。

しかしセバスチャンの度重なる不倫、特にデリアの親友との不倫や、

金儲けのためだけの弁護士活動に、デリアはすっかり彼を見限り、

離婚してマドリッドに戻ろうと考えているらしいのです。

そういえばオープニングから、弁護士事務所のスタッフを

誘っていたなあ。これはもう病気だな。

でも2人とも子供はこよなく愛しているので、今日もセバスチャンが

学校へ送るために、妻のいる自宅を訪れるわけです。

「階段競争はしないでね」デリアから釘を刺されたものの、子供の

せがむ姿に「内緒だぞ」と、子供たちを階段から降ろさせ、自分は

エレベーターで1階まで行き、その速さを競うのです。

このエレベーターがものすごく年代物であり、子供たちが駆け降りる

らせん階段も下から見上げるとくるくる目が回るような代物。

スピードの遅いエレベーターとらせん階段という組み合わせは、

何か起きるな的な不安感を誘います。案の定1度は停止した

エレベータですが、それでも無事に1階に到着します。ところが

子供たちは待てど暮らせど降りてこないわけです。管理人やら

住民を全て疑うセバスチャンは、その日、大口の顧客の弁護に

向かわなければならないから、焦りまくります。

彼の焦る気持ちは、外を行きかう人々の中で途方に暮れるシーンや

1階かららせん階段を上に見上げるシーン、あらゆる住民のドアを

ノックするシーンなどを次々に映し、効果的に描かれています。

3階に住んでいるロサレス警視に話しても「誘拐かも」と言われ、

ますます不安になってしまう。「誰にも言うな」と言われたくせに、

セバスチャンは、疑った人にべらべら話してしまうんですよ。時折

離婚した実妹からの電話がかかったり、その夫からの脅迫メールも

届いたりします。見る側を何とかミスリードしようとする努力は

感じますが、誘拐犯からの身代金要求の電話が入ってからの彼の

行動は、とってつけたようなものばかりで、こんなことで10万ドル

用意できるのかと驚いてしまいました。ルナが飲むはずだった薬の

ゴミから真相がわかるんだけど、結局可哀想なのは、何も知らない

子供たちで、ネタバレになるけれど、「ハーグ条約」に批准している

アルゼンチンとスペインでは、離婚届にサインしてもらわなければ、

子供を国外に連れ出せなかったという大きな理由があったのね。

それにしてもいけ好かない夫婦です。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログへ 人気ブログランキングへ

 

 

 


シリアルキラーNo.1

6

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

シリアルキラーNO1

 

「シリアルキラーNo.1」

原題:La'ffire SK1

監督:フレデリク・デリエ

2015年 フランス映画 121分

キャスト:ラファエル・ペルソナ

     ナタリー・バイ

     オリビエ・グルメ

     アダマ・ニアン

1991年からパリ市内で連続レイプ殺人事件が

起きる。新人刑事のマーニュは、ブコンのチームの

一員として捜査を担当するが、犯行は一向に収まらず、

犯人逮捕への道のりは険しいのだった。

 

<お勧め星>☆☆☆ 実話に基づいていて、特に創造

された部分がないのか、かなり地味ですが、重みのある

映画です。

 

主演のラファエル・ペルソナは、アラン・ドロンの再来

と言われ「黒いスーツの男」(2012)でもその甘い

マスクを見せてくれました。確かに日本人好みのルックス

です。

 

シリアルキラーNO1

 

2001年、3月、フランスの裁判所にギイ・ジョルジュは

11件の強姦と7件の殺人で起訴されます。この裁判風景と、

ジョルジュが逮捕されるまでの、刑事たちの捜査状況が交互に

映るわけです。

 

シリアルキラーNO1

 

逮捕されたジョルジュの生い立ちは悲惨なもので、アメリカ軍人

だった父は、遊びで母と関係を持ち、彼が生まれる前に家族待つ

本国に帰ってしまった。そして母は彼の養育を放棄し、祖父母も

彼の兄の世話で忙しく、養子に出されるのです。ジュルジュが

「ママ」と呼ぶのはその養母のことで、彼はここで義妹をレイプ

しようとして、施設に収容され、そこでも暴行や強姦を繰り返して

いたらしい。これはもう精神的に問題があるのよね。ところがこの

犯人役の男が、とても穏やかな顔をしているのです。女検事に

厳しい追及に声を荒げた時だけその心の闇の片りんを見せる感じ。

一方、新人刑事としてこの事件の担当チームに配属されたマーニュ

は、犯人と思しき人物を拘束しては、失敗を繰り返し、そこには

警察内特有の縄張り意識も混在して、極めて苦しい捜査を続ける

わけです。最初は新婚だったマーニュも裁判が始まる頃には、

2人の娘の父親になっています。1991年当時採取されたDNAの

鑑定が偽証であったり、目撃者の証言による人相書きが、およそ

アフリカ系に見えなかったり、現場に残された血の付いた足型が

一致する者がいなかったりなど、捜査はどんどん収拾のつかない

状況に陥っていきます。事件にとりつかれたかのようなマーニュの

姿は痛々しいほどです。しかし幾度となく繰り返される殺人は、

強姦、拷問、喉を切るという凄惨なもので、その現場写真が何度も

映るので、被害者やその家族の無念も伝わります。最終的に「SK1」

と名付けられた重要事件は、2001年にジョルジュが逮捕されたことで

一応の解決を迎えるのですが、1991年から続いた事件が全て彼の

仕業だったのか。証言者、手口、現場での証拠採取などに不備は

なかったのか。彼を全ての事件の犯人にすることで被害者家族の

心を平穏にさせたかったのではないか。実話だけに、深く考え

させられるラストになっています。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログへ 人気ブログランキングへ

 

 

 


ニースの疑惑 カジノ令嬢失踪事件

4
JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

ニースの疑惑

 

「ニースの疑惑」 カジノ令嬢失踪事件

原題:l'homme qu'on aimait trop

         In the Name of Daughter

2104年 フランス映画 107分

監督:アンドレ・テシネ

キャスト:カトリーヌ・ドヌーヴ

     ギョーム・カネ

     アデル・エネル

     ジュディット・シュムラ

     ジャン・コルソー

 

1976年、ニースのカジノ経営者、ルネのもとに

離婚した娘アニエスが戻って来る。傷心の彼女は、

ルネの顧問弁護士アニュレの虜になり、やがて母の

経営権を奪うことを彼に助言され、さらに手にした

大金を彼と分配してしまうのだった。

 

<お勧め星>☆☆☆ 真相はもやもやしているのですが、

なかなか興味深いサスペンスになっています。

 

「疑わしきは罰せず」というのが司法の基本なのに

ラスト付近の字幕で、その後事件の審理が二転三転した

ことを知ると、実際の事件の方がはるかにドラマティック

であったと実感します。

邦題の「ニースの疑惑」は、絶対に「ロス疑惑」を意識して

つけたものでしょう。あの事件も、当初は悲劇の主人公で

あった男が、その後の週刊誌の記事で、保険金殺人に手を

染めたことが限りなく事実に思えてくると、極悪人のような

扱いを受けましたね。

さて映画はその金づるとなるべくして登場したかのような

世間知らずのお嬢、アニエスが離婚し、ニースでカジノを

経営する母ルネ・ルルーの元に戻って来るシーンから

始まります。ルネ役は貫禄たっぷりのカトリーヌ・ドヌーヴ。

 

ニースの疑惑

 

彼女の顧問弁護士モーリス・アニュレ役は「ザ・ビーチ」

(2000)でレオさまとパラダイスビーチに向かったカップル

の片割れ役のギョーム・カネ。マリオン・コティヤールと

交際し、長男をもうけています。このアニュレは、見た目は

穏やかだし、ルネも信頼を置いているけれど、さすが年の功。

少し力を与えると、さらに上を目指そうとする強欲さに、

少し距離を置くのが身のためと確信しているのです。

 

ニースの疑惑

 

話はカジノの経営権を巡り、アニュレと良好な関係にあった

ルネが、社長になった途端、アニュレは自分をルネの右腕に

するように売り込んだことを拒否したことから始まります。

仕事を解雇されたアニュレをとても気に入っている娘アニエスは、

翌年の株主総会で、ルネを解任し、マフィアにその経営権を

売り渡してしまう話に乗るわけです。アニュレはもちろん妻子が

いるし、おまけにズーヌなんて愛人もいる。最初はソフトに

近づき、自分から離れられなくする手腕は、天性の才能だろうし、

世間知らずのお嬢などイチコロなんです。

そこには、実の母と娘の間にある深い確執も描かれていて、

アニュレにとっては絶好の金づるなんだなあ。結局カジノの

経営権を売り渡した金を2人で分配し、2人しか引き出せない

口座を開設し、そこに入金。

で、案の定、金の切れ目が縁の切れ目を絵に画いたような

シーンが始まるのです。

「俺はキミほど愛していない」久しぶりに逢瀬を楽しんだ後、

アニュレに言い放たれ、涙にくれるアニエスは自殺を図ります。

あとで気づくんだけど、この異変に気付いたアニュレは、

最初違う住所を警察に伝えるのです。これってきっとこのまま

死んでくれたらいいのに、という彼の冷酷な思いの表れだったのね。

辛うじて助かったアニエスと週末旅行を計画するアニュレ。

後の裁判では違う愛人ズーヌとも週末旅行を計画していたと言う。

どこまでクズなんだろう。

とはいえ、アニエスはそれっきり姿を消し、彼女の金は全て

アニュレが引き出すのです。肝心のシーンは一切描かれず、

20年後、警察に彼を告訴する年老いたルネに変わります。

彼女は全ての財産を使い、娘の行方を探し続け、アニュレを

罰することだけを生きがいに生きてきたのです。不仲だった

とはいえ、実の娘を愛する気持ちは、他の母親と全く異なる

ものではなく、もしもアニエスが生きていたら、きっと母との

関係も改善されていたでしょうね。その後の開かれた裁判では、

「アニエスは殺された」けれど、犯人はアニュレではない。

と陪審員は評決を出します。しかしその後の字幕で、最終的には

アニュレの実の息子の証言で、アニュレは有罪となり、懲役刑に

なったということです。それも両親から、アニエス殺しを

聞かされていた息子が、父を告発したというもの。この辺りまで

映画にしたらもっと面白かったかもしれません。アニュレと

アニエスのラブシーンが多く、R指定にしてもいいくらいでした。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログへ 人気ブログランキングへ

 

 


プリズン・サバイブ

4
JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

プリズン・サバイブ

「プリズン・サバイブ」
原題:Felon
監督:リック・ローマン・ウォー
2008年 アメリカ映画 104分
キャスト:スティーヴン・ドーフ
ヴァル・キルマー
マリソル・ニコルズ
アン・アーチャー

会社経営も軌道に乗り、一人息子もいるウェイドは
妻との結婚式を控えていた。ところが彼の家に強盗
が侵入し、家族を守るため、犯人を家の外でバット
で殴ったところ、運悪く犯人は死亡。彼は殺人犯と
なってしまう...。

<お勧め星>☆☆☆ 暴力と不条理を感じつつ、ラスト
は何気に感動します。


つくづく不運な男の話なのです。たら、れば、で言うと
犯人が彼の家を選ばなければ、犯人を家の中で殴っていれば、
せめて犯人の足を殴っていたら、そして最終的に彼にお金が
あったら、こんなことにはなっていないのです。
一人息子マイケルと未入籍の妻ローラと暮らすウェイドは、
会社経営も移動に乗り、念願の結婚式を控え、銀行からの
融資すら決まり、幸せの絶頂にいるのです。しかしある晩、
彼の家に侵入した強盗から家族を守るため、彼は犯人を家の
外まで追いかけ、バットで殴ると、運悪く犯人は死亡。
殺人罪で起訴されたあげく、全然やる気のない国選弁護人と
検察との取引で過失致死罪となり懲役3年の判決を受けます。
明らかに人を殺していても無罪にできるほどの有能な弁護士を
雇える裕福な人間もいれば、ウェイドのような人間もいるのが
アメリカなんですね。

さらに護送中のバスでの暴動から、ウェイドは、重警備棟
(SHU)行きとなってしまいます。どれもこれも彼に落ち度は
ないのに荒くれ者の中に放り込まれた羊のように彼は右往左往
するのですよ。


プリズン・サバイブ

こういう場所につきものの悪い看守は、この映画では、
黒人副看守長ジャクソンであり、彼は1日に1時間だけ
外での運動を許された囚人たちの喧嘩の勝敗に金を賭けたり、
むやみにゴム弾を発砲したり、時には実弾を撃ち込むのです。
署長は知っていながら、見ないふり。彼に言わせると、
「クズ」には相応の対処をするべきだとのこと。


プリズン・サバイブ

そこへヴァル・キルマー演じるジョン・スミスという終身刑の
男が移送されてきて、ウェイドと同じ房になるものだから、
ウェイドはビビりまくります。ヴァル・キルマー貫禄たっぷり。
しかしウェイドはジョンの過去を知り、彼の悟りきった言葉を
聞くと刑務所内での身の処し方を少しずつ理解していきます。
でーもー、刑務所内のギャングを守ったことで、ジャクソンに
にらまれ、彼の刑期はどんどん延びていくのです。


プリズン・サバイブ

TVドラマ「24−TWENTY FOUR」シリーズの
マリソル・ニコルズ演じるきれいな妻ローラは長引く夫の服役に
経済的にも精神的にも追い詰められていくんですよ。本当なら
会社経営の夫と結婚式を挙げて、家も買い替えていたはず...。
そんな夢はすべて消え、仕事も家も車すらも失ってしまった。
遂には彼女の母の助言もあり、別れを告げる手紙を一方的に送り
つけてくるのです。ウェイド、もう人生どん底状態。その一方で
刑務所内で体を鍛え、なんとかジャクソンの悪行を暴こうとジョン
と計画を練っていき遂に実行に移します。これがあっと驚く手法
なんですが、その成功と引き換えにジョンは命を落とします。
でも家族を殺害され、その犯人だけでなく、一族を全て殺害した
ジョンは死刑を望んだものの死刑制度がないため、終身刑で毎日
過去と暮らす日々だった彼にとって、それは自ら望んだこと
だったのでしょう。ラストに幸せそうに笑い合うウェイドとローラ、
息子マイケルを見ると少しだけ感動します。








  ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログへ 人気ブログランキングへ


セイフ ヘイヴン

4
JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

セイフヘイヴン

「セイフ ヘイヴン」
原題:Safe Haven
監督:ラッセ・ハルストレム
原作:ニコラス・スパークス
2013年 アメリカ映画 116分
キャスト:ジョシュ・デュアメル
ジュリアン・ハフ
コビー・スマルダーズ
デヴィッド・ライオンズ

サウスポートで雑貨店を営むアレックスは、突然
町に住み始めたケイティに心を惹かれる。2人は
次第に親しくなるが、ある時、アレックスは、ケイティ
が殺人事件で指名手配されていることを知ってしまう。

<お勧め星>☆☆☆半 ラストにあっと驚く展開が
あって、これは予想外でした。


ホラー映画さながらの、何かから逃げている女性が近所
の家に助けを求めるシーンから始まります。その女性
エリンは、その後パーカーをかぶって長距離バスの
ターミナルに姿を見せ、周りを気にしながらチケットを
購入。一方ボストン市警の刑事が彼女の行方を必死で追う
姿が、監視カメラ映像も含めて映し出されていきます。
お決まりのバスに乗り込んで、さあ、見つけた!という
相手は全く異なり、出発したバスの中で次第にくつろいで
いくエリンの姿へと変わっていくのです。彼女はいったい
どんな罪を犯して刑事に追われているのでしょう。
さらに、刑事が近所の人に聞き込みに行っても、誰もが
エリンの存在を知らないというのはなぜでしょう。この
謎は終盤に一気に解けるのです。

ジャケットが「きみに読む物語」に似ていると思ったら、
原作者が同じニコラス・スパークスでした。あれはラブ
ストーリーの王道を描いていたし、結構胸キュンもの
だったけれど、これは全く異なり、サスペンス色を漂わせ
つつ、ラブストーリーを展開していきます。


セイフヘイヴン

このラブストーリーはよくあるパターンで、妻に先立たれた
シングルファーザーのイケメン男と、いかにも訳あり感を
漂わせながら、町に突然住みついた美女という組み合わせ。
これがどちらかが不細工だったら話は進まないだろうなあ。
冒頭のエリンは、この町ではケイティと名乗り、町の
レストランで働き始めるのです。アメリカってこんな簡単に
人を雇っちゃうんだ。そして家まで借りられちゃう。
とりあえず身の回りの物を買い出しに行った雑貨店で、
レクシーというおませな女の子と仲良しなると、その父で
店主のアレックス登場。もちろんフォーリンラブ!
でもそこに行きつく前に、ケイティが住む森の中の一軒家の
そばにジョーという女性が住んでいて、彼女にあれこれ指南
します。


セイフヘイヴン

「隣なんて家はないのにどこにいるの?」
「すぐそばにいるのよ」
とりあえずいい人らしい。
一方エリンの後を追っていた刑事ケヴィンは、執拗に彼女の
行方を捜し、「第一級殺人」の指名手配書をあちこちにFAXする
わけです。え?エリンは殺人犯なの?怖いよ〜。
この真相は終盤に繰り出される映像で、明確にされていき、
ラブストーリーは再びサスペンス調になります。


セイフヘイヴン

そしてまさかのラスト。ここはすっかり騙されていました。
アレックスの亡き妻が、家族にあてたその時が来た時に開封
すべき手紙の束は、心の琴線を揺さぶりますが、はて固定電話
しかない時代の映画なのだろうか。そこはもういいかな。


  ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログへ 人気ブログランキングへ


ザ・ビーチ

4
JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

ザ・ビーチ

「ザ・ビーチ」
原題:The Beach
監督:ダニー・ボイル
1999年 アメリカ映画 118分
キャスト:レオナルド・ディカプリオ
ティルダ・スウィントン
ヴィルジニー・ルドワイヤン
ロバート・カーライル

自由を求めてタイへ向かったリチャードは、安宿で
ダフィという男から楽園「ビーチ」への地図を受け
取る。リチャードは同宿のカップルと共にその島へ
向かうことにするが...。

<お勧め星>☆☆☆ 若い頃のレオ様のサヴァイヴァル
は芋虫を食べるだけ。生ぬるいなあ。


見終わった時はドキドキの後の平穏な感じが面白かった
けれど、よく考えるとそれほどでもない気がしてくる。
ロケ地となったタイのピピ島は、とても美しい海と白い
砂浜が広がっていて、まさに楽園なんだけれど、そこでの
生活に「楽園感」を感じたのは、序盤だけです。

ストーリーは、バンコクに降り立つレオ様演じるリチャード
の姿から始まります。いわゆる非日常を求め、自分探しの旅
に出たらしいリチャードは、周りでありきたりのバカ騒ぎを
している人々をどこか蔑んでいる。こういう時期ってあるの
よね。そしてそんな彼が宿泊した安宿で、ドラッグ中毒の
ダフィという男から「ビーチ」への地図をもらうのです。
この「ビーチ」は楽園らしい。そして翌朝ダフィが血まみれの
自殺死体で見つかると、彼はなぜか同宿のフランス人カップル
エチエンヌとフランソワーズを誘ってその「ビーチ」へと行く
ことにするのです。ふふん、フランソワーズ狙いだというのは
手に取るようにわかります。


ザ・ビーチ

適当な地図の割にはわりとすんなりと島に泳ぎ着いたものの、
そこには大麻畑が広がっていて、そこを現地の農民が銃を構えて
守っています。ここはほふく前進でひたすら逃げる3人。
そしてティルダ・スウィントン演じるサルが率いる共同体の
存在を知るわけです。昔懐かしいヒッピー生活のような人々が
明るく楽しく自給自足生活をし、「旅人たちの共同体」として
そこを故郷にしていると皆さま断言されます。これ、ちょっと
カルト教団っぽいね。

もちろんこの中でリチャードはフランソワーズをゲーット!
さすが人気俳優だけあってゲーム好きの変わり者の設定なのに
すぐに恋人ができちゃいます。
ところがリチャードはサルからも好意を寄せられ、買い出しに
行った町でいけない関係を結ぶからもうだらしないったらないの。
そもそも文明を嫌って自給自足の生活をしている人々が、やれ
シャンプーだのやわらかいトイレットペーパーだの要求するのが
おかしい。


ザ・ビーチ

でももっと大変だったのは、リチャードがビールのお礼に島の
地図の写しを置いてきたサミー達に再会したことなんです。
なんでも島の農民とは、これ以上人を増やさないという条件で
折り合いをつけて生活をしているらしい。だったら買い出しに
なんか行かなきゃいいのよね。

彼らがビーチを見つけ(簡単に来れるんだ)サルから、彼らが
コミュニティに近づかないように見張りをさせられてから、急に
リチャードはアホになるんです。狂気の世界というにはあまりに
分かりづらく、多分大麻で頭がおかしくなり、森で1人戦闘態勢
をしたり、罠を仕掛けたり、農民の銃を触ってみたり、ついでに
芋虫を生きたまま食べます。「レヴェナント」の原点ここにあり。
大麻畑で大騒ぎするサミーたちを射殺した農民は、サルの共同体
にやってきて「リチャードを撃つか、島を去るか」を選択させる
のですが、こんなややこしいことをしなくてもいいのにと思うほど
優しいのですよ。ロシアン・ルーレット状態の銃を渡すの。

そういえば映画の中盤あたりでサメに襲われたゲイのカップルの
傷がまことにリアルなのは、「28日後...」(2002)や
「127時間」(2010)のリアルな映像につながっているの
でしょうか。「トレインスポッティング」(1996)のような
ドラッグ中毒状態の人間の姿をダフィ役のロバート・カーライル
がものすごく上手に演じています。彼の死にざまもすごいです。


ザ・ビーチ

ラストは普通の生活を送り始めたリチャードのもとに「ビーチ」
での記念写真付きのメールがフランソワーズから送られてきて
「love」なんて書いてある。どこまでも甘いラストでした。


  ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログへ 人気ブログランキングへ


無頼漢 渇いた罪

5
JUGEMテーマ:韓国映画全般

無頼漢

「無頼漢 渇いた罪」
原題:無頼漢 The Shameless
監督:オ・スンウク
2015年 韓国映画 119分
キャスト:チョン・ドヨン
     キム・ナムギル
     クァク・ドウォン
     パク・ソンウン

ある殺人事件を捜査するジェゴンは、容疑者ジュンギル
の恋人であるヘギョンに接近する。身分を偽りヘギョン
の経営するバーに勤務し始めたジェゴンは、彼女へ愛情を
感じ始め、ヘギョンも彼に心を許していく...。

<お勧め星>☆☆☆ 映画全体に漂う雰囲気が重苦しく、
ラストまでそれが続きます。


ヒロインのキム・ヘギョン役は「シークレット・サンシャイン」
(2007)、「ハウスメイド」(2011)「マルティニーク
からの祈り」(2014)のチョン・ドヨン。彼女の表情豊かな
演技は、怒り、悲しみ、寂しさ、希望などを自然に感じられる
ものとなってます。さすがカンヌ映画祭で主演女優賞を獲得した
だけあります。


無頼漢

一方の刑事チョン・ジェゴン役は「生き残るための3つの取引」
(2010)のキム・ナムギル。ハンサムだし、アクションも
かっこいいけれど、どうしても三善英史に見えてしまう。(古)
ストーリーは、殺人事件の犯人として追われるジュンギルと恋人
ヘギョン、そして犯人を追いつつ、次第にヘギョンに心を奪われて
行くジェゴン刑事の姿を様々な視点から描いていきます。ヘギョン
はジェイ投資会社専務の愛人だったが、ジュンギルと逃げるために
金を持ち出し、大きな借金を背負っていること。そしてジュンギル
はカジノ賭博の金づるとしてヘギョンを利用しているらしいこと、
さらにジェイ投資会社からジェゴンの元先輩刑事に、ジュンギルを
見つけ出し、足を撃って走れなくすることという指示が入ることなど
ドロドロした人間関係が映し出されていくのです。映像が闇夜や

明け方の青みがかった色合いが多く、どこか絵画のような雰囲気が
漂います。そしてこの映画内では純粋な人物は1人も出てきません。
登場人物のそれぞれの過去は、正確には描かれないので、映画内の
会話を聞いては、見る側が推測するしかないのです。


無頼漢

相手を拘束するシーンもほぼ銃は使われず、警棒や素手での格闘、
さらには包丁といった凶器が用いられ、シュッシュという空を切る
音や、スパと切れる音などが、スリルを感じさせます。
仁川の美しい近代的な街並みとは対照的に、暗い団地の一室や路地
裏の家の姿が映り、光と闇が混在する世界観を描き出しています。


  ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログへ 人気ブログランキングへ



カレンダー

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< March 2017 >>

ブログ村

今日のわんこ

powered by 撮影スタジオ.jp

Amazon

遊びにきてくれてありがとう!

カウンター

お天気

最新記事

categories

過去の記事

コメントありがとうございます!

トラックバックありがとうございます!

recommend

お友達

ミス・マープルについて

書いた記事数:2567 最後に更新した日:2017/03/20

あの映画を探そう!

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM