ラスト・リベンジ

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JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

ラスト・リベンジ

 

「ラスト・リベンジ」

原題:Dying of the Light

監督:ポール・シュレイダー

2014年 アメリカ映画 94分 R15+

キャスト:ニコラス・ケイジ

     アントン・イェルチン

     アレクサンダー・カリム

     イレーヌ・ジャコブ

 

CIA功労賞を受けたエヴァンも暗に退職を

ほのめかされる。彼は22年前に拷問を受けた

相手バニールの死が偽りであるという情報を得て、

彼への復讐を企てるが、実はエヴァンは重い病に

冒されており...。

 

<お勧め星>☆☆ 認知症CIA VS 難病テロリスト。

この設定に意味あるの?

 

ラスト・リベンジ

 

Rotten Tomatoesの評価は9%。納得の評価です。

監督と脚本のポール・シュレイダーは、「自分の手を

離れた映画」と言い、元々監督予定の

ニコラス・ウィンディング・レフンは、他の映画のため、

製作総指揮に回ってしまい、製作サイドでのごたごた

続きが全て映像に現れてしまった悲惨な作品です。

 

〇 見どころ

ニコラス・ケイジ演じるCIA調査員エヴァンの

元妻ミシェル役のイレーヌ・ジャコブが「エレニの帰郷」

(2008)のエレニ役の時とほぼ変わらない美しさです。

 

ラスト・リベンジ

 

それと亡きアントン・イェルチンの姿も見られます。

 

● 惜しいところ 

認知症の症状が現れた時のエヴァンの表情は、呆けた

ニコラス・ケイジがとても上手い!というかそのままじゃん。

ところが難病に冒された宿敵を前にして、まさかのノープラン。

 

どうしたろうかしゃん

 

もう「どうしたろうかしゃん」状態。そしてそれが原因で

起きた無差別テロに条件反射するエヴァンは、やっとこ復讐を

するけれど、あんたのせいで民間人がたくさん犠牲になった

からね。

 

ラスト・リベンジ

 

22年前の恨みを晴らすために、民間人を犠牲にするなんて

誰にも同情されないと思うわ。

 

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カイト/KITE

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kite

 

「カイト/KITE」

原題:KITE

監督:ライフ・ジマン

2014年 南アフリカ=メキシコ映画 

90分 R15+

キャスト:インディア・アイズリー

     サミュエル・L・ジャクソン

     カラン・マッコーリフ

     カール・ボークス

 

経済が崩壊し、荒廃した社会では、ギャングが

少年少女を人身売買組織に売る行為が横行している。

サワは両親を殺害され、その復讐のために、警官

だった父の相棒アカイの手を借りて、組織に近づいて

いくのだった。

 

<お勧め星>☆☆ アクションのキレも悪く、無駄に

グロいだけでおもしろくないです。

 

オリジナルは18禁アニメ「カイト」(1998)で、

映画化にあたって監督だったのは「セルラー」(2004)

などのデヴィッド・エリス。しかしこの撮影に訪れていた

南アフリカで急死したため、監督が変わったそうです。

ヒロインの少女サワ役のインディア・アイズリーはなんと

オリビア・ハッセーのお嬢さん。

 

kite

 

面影があるようなないような...。

 

〇見どころ 

孤児となったサワの保護者兼アンプなる薬を与える

警官アカイ役のサミュエル・L・ジャクソンがしょっぱなから

胡散臭い。それと体内爆裂銃という銃弾で破壊される人間の

姿は凄惨であり、それがR15になったのかと。

 

kite

 

●惜しいところ 

無駄に残酷シーンが多く、キレの悪いアクションしか

見られないので、かなりがっかりします。ストーリーも最初

から概ね読めてしまうのも残念。おまけにものすごく大物の

割にかなり弱いので、拍子抜けしてしまいます。オリジナルの

アダルトな部分を抜くと、こんなつまらなくなるんだな。

 

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サスペクツ・ダイアリー すり替えられた記憶

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サスペクツ・ダイアリー

 

「サスペクツ・ダイアリー すり替えられた記憶」

原題:The Adderall Diaries

監督:パメラ・ロマノウスキー

2015年 アメリカ映画 87分

キャスト:ジェームズ・フランコ

     エド・ハリス

     アンバー・ハード

     クリスチャン・スレイター

     ウィルマー・バルデラマ

 

幼少期、父親から受けた虐待の体験記を出版し、

有名になったスティーヴンの朗読会で死んだ

ことになっている父親が現れる。彼は窮地に陥り、

自らの過去を証明する記録を探し始めるが...。

 

<お勧め星>☆☆ サスペンスかと思ったら、

ヒューマンドラマでした。

 

主役のスティーヴン役は「127時間」(2010)の

ジェームズ・フランコ。そして映画内で彼の恋人に

なる記者ラナ役は、ジョニー・デップと離婚した

アンバー・ハードです。

 

サスペクツ・ダイアリー

 

前はかなり可愛いと思ったのに、なんかいまいちになりました。

脱ぎっぷりはいいですが。そして体験記で悪者扱いされる

スティーヴンの父親ニック役はエド・ハリス。

 

サスペクツ・ダイアリー

 

他にも映画内で妻殺しの容疑者となるIT企業社長ハンス役は

クリスチャン・スレイターと豪華な顔ぶれです。

 

〇 見どころ

「記憶は自分の都合で書き替えられる」冒頭とラストに

出てくるこの言葉は、胸にズシンと来ます。スティーヴンが

父から虐待を受けていたと思っていたのは、実はドラッグに

溺れ、自死願望のある息子を救うための行為であったという

のは、1つの事象例で、父に車の運転を習ったのが青い

マスタングだったと思い込んでいるスティーヴンと、赤い

マスタングのコンバーチブルだったと語る父。どちらの記憶が

正しいのだろうと思い、「記憶」というものの曖昧さを実感

させます。

 

● 惜しいところ

映画内で、妻殺しの容疑者となったハンスの裁判での姿を

自らの父親の姿に重ねたり、裁判所で出会った記者ラナとの

恋愛が、話の本題とどうつながるのかわかりづらい。特に

ラナがトラウマとして持っている継父との記憶や、ラナに

SMプレイを要求したり、すぐにドラッグに走るスティーヴン

を描くことは、彼の内面の脆さを映したかったのかどうか、

全く分からず。ただの変態甘ったれじゃん。

 

全体としてキャストが素晴らしい割には、話がつまらなく、

全然内容に合っていない邦題に期待して鑑賞するとがっかり

します。

 

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パーフェクト・プラン

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パーフェクトプラン

 

「パーフェクト・プラン」

原題:Good People

監督:ヘンリク・ルーベン・ゲンツ

2014年 アメリカ映画 90分

キャスト:ジェームズ・フランコ

     ケイト・ハドソン

     オマール・シー

     トム・ウィルキンソン

 

アメリカからイギリスに移住したトムとアナ

夫妻は、経済的に困窮し、念願の子供も

授かれずにいた。そんな時階下の男が薬物死を

遂げ、部屋の天井から大金を発見してしまう...。

 

<お勧め星>☆☆ そもそも対抗できるはずの

ない相手と戦う設定がおかしい。

 

 

ネタバレしています

 

シカゴで仕事を失い、妻アナは流産をし、心機一転、

トムの亡き祖母の家があるロンドンに移住したものの

イギリス政府が移民の取り締まりを強化し始めていて、

ろくに仕事が見つからないから、祖母の家の修理も

終われないし、住んでいるアパートの家賃も払えない。

って、この夫妻のこれからの行動を全て凝縮しているか

のように、準備とか計画とか一切なく、行き当たり

ばったりなんです。

 

○見どころ 

「127時間」(2010)のジェームズ・フランコが、トムを

演じ、あの映画同様に痛い思いをします。階下を貸して

いる住民ベンが、仲間からパクったお金を、そのままパクリ、

それがバレて指を折られるは、ボコれるは、腹を刺されるは。

でもギャングを相手にして、嫁アナと共に戦うのです。

アナが強い。それと大工仕事が得意のトムはくぎ打ち機攻撃

なんてホラー映画並みの対抗策を取るのです。

 

パーフェクトプラン

 

事件の担当ではないのに、なぜか話に絡んでくるホールデン

警部補役はトム・ウィルキンソン。娘がギャングの売った

麻薬で死んだらしい。

 

パーフェクトプラン

 

その縄張りに侵入してくるフランス系ギャングのボス役は

「最強のふたり」(2011)のオマール・シー。

 

パーフェクトプラン

 

● 惜しいところ

ドラッグ絡みの金とは知らなかったとはいえ、他人の金を

くすねて、それを家賃やらローン返済やら、はたまた

不妊治療やらに使う夫妻には同情できず。またその相手が

ギャングなのに、対等に戦おうとするのはにわかには信じら

れません。警察内のトップとギャングがつながっているなんて、

出来過ぎた話だし、ラストに至っては、夫妻も警部補も無事で、

2つのギャングは倒されている。ええ〜!仲間の報復があるん

じゃないのかしら。あまりに能天気過ぎだし、同時に妊娠が

わかるなんて、つまらない終わり方だわ。

 

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リベンジ・トラップ 美しぎる罠

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リベンジ・トラップ

 

「リベンジ・トラップ 美しすぎる罠」

原題:Return to Sender

監督:フォアド・ミカティ

2015年 アメリカ映画 94分

キャスト:ロザムンド・パイク

     シャイロー・フェルナンデス

     ニック・ノルティ

 

有能なナース、ミランダは、友人の紹介と勘違い

した男にレイプされる。犯人ウィリアムは捕まるが、

彼女はなぜか彼に面会を求める手紙を送り続けるの

だった。

 

<お勧め星>☆☆ ロザムンド・パイクは怖い。

でももう少し丁寧な説明がないとねえ...。

 

ナースのミランダは超潔癖症らしく、自分専用の

ボールペンでないとサインすら嫌がるし、同僚ナンシー

が、お菓子を食べた手でつかんだ受話器なんか、汚物

扱いです。でもそれに何か意味があるのかというと、

よく分かりません。

オペ専門のナースを目指すミランダは実は、人を切る

ことに快感を覚えるのではないか?と思うのは、序盤に

ステーキを喉に詰まらせた男性の首にナイフを刺して救う

シーンを見てからです。さらにミランダの母は彼女の

目の前で亡くなっていて、父ミッチェルはそのことを

気にしているけれど、家族間、特に母親と何があったのか

全然分かりません。ミッチェル役のニック・ノルティは

さすがの貫禄です。

 

リベンジ・トラップ

 

そしてブラインド・デートの日、その相手ケヴィンと勘違い

して家に招き入れた変態男に、なんとミランダはレイプされます。

 

リベンジ・トラップ

 

このシーンは短いながらロザムンド・パイクの表情で何が

起きたか想像できるというもの。その後の放心状態の彼女の

演技は、本当に素晴らしいです。でも一番怖いのは、彼女が

冷たく本心を言い放つシーンですかね。笑えば可愛いし、

すませば美人、そして心底怒ると、無表情になる、そんな

七変化が見られます。

ただ、邦題からすっかりネタバレしているんだけど、ミランダは

当然ウィリアムに復讐を計画しているんです。それがまことに

回りくどい。

 

リベンジ・トラップ

 

刑務所に収監された犯人ウィリアムに面会を求める手紙を

書き続け、遂に面会できると、まるで彼に心を寄せているか

のようのふるまうミランダ。実はレイプの後遺症で手の震えが

止まらず、オペ専門ナースの道は閉ざされてしまっています。

一方の変態男ウィリアムは

「俺と一度関係を持つと忘れられなくなるんだ」

なんて、同房で多分彼が暴行した男性に自慢げに言うの。

バカじゃないの?ただとても小賢しいウィリアムは、模範囚で

すぐに仮釈放されるのです。

「修復してもらわないと」

ミランダはミチェルに、ウィリアムの存在を問い詰められると

答えます。

原題の「Return to Sender」は、刑務所のウィリアムに宛てた

手紙が受け取られず、家に戻ってくるときに押されている文字で

あり、それは当然、他の意味、つまりミランダの心の修復も

意味するのは、当然のこと。

甘ーいレモネードが甘すぎたのは...。ラスト付近は突然ホラー

映画並みの恐怖を味わえますが、それもこれもすべて

ロザムンド・パイクの演技力によるものでした。ミランダに

ついて過去に遡って丁寧に描いたらもっと面白かったのに。

 

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ブラック・ハッカー

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ブラック・ハッカー

 

「ブラック・ハッカー」

原題:Open Windows

監督:ナチョ・ビガロンド

2014年 アメリカ=スペイン映画 100分 

PG12

キャスト:イライジャ・ウッド

     サーシャ・グレイ

     ニール・マイケル

 

人気女優ジルの追っかけブログを主宰している

ニックは、彼女とのディナーが中止になり、さらに

コードと名乗る謎の人物から指示を受け始める。

コードの指示は次第にエスカレートしていき...。

 

<お勧め星>☆☆半 途中で内容がよくわからなく

なってしまいました。

 

主役のニック・チェンバース役は

「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの

イライジャ・ウッド。

 

ブラック・ハッカー

 

全てパソコン画面とwebカメラを使った映像で構成されていて、

他人のパソコンや携帯電話にいとも簡単に侵入し、メールや

通話を盗み聞きし、逆に本人の映像を撮影してしまうことが

できるなんて、大こわ!この構成はかなり斬新です。

オープニングの映画のプレミア試写会で主演女優ジルとして

紹介されるのが、肌を露出しない有名女優の設定なのに、

実際はポルノ映画出身のサーシャ・グレイというのも皮肉

めいています。きれいな女優さんです。

 

ブラック・ハッカー

 

で、肝心のストーリーは、「ジル追っかけどっとコム」を

主宰するニックが、ブログコンテストのご褒美で彼女との

ディナーができると、ホテルでその時を待っているところから

始まります。突然パソコンの画面に何者かが侵入し、コードと

名乗りつつ、彼においしい映像を送るわけですよ。ジルの

携帯をハッキングし、彼女の私生活をどんどん見せてくる。

いけないと思っていても大好きなジル様のおいしい映像は

見たい。おまけにディナーはドタキャンされたし...。

てな具合にコードの指示に従っていると、どんどん危ない

シーンに遭遇し始めるわけです。そもそもなぜニックに

そんなことをさせるのか、その理由がわからない。さらに、

ニックを天才ハッカーと勘違いし、接触してくるハッカー集団

も登場し、ますます混乱するし、その映像が実は録画だよーん、

と言われてしまうと、何が今起きているのか、場所は?誰が?

と謎は深まるばかりです。パトカーとのカーチェイスはコード

の車の中のジルを、これまた監視カメラ映像で映し、まことに

よくできています。だけどラスト付近はなんだかよくわから

なくなってしまいました。どんでん返しの繰り返しについて

いけませんでした。あー残念。

 

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迷宮カフェ

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JUGEMテーマ:邦画

 

迷宮カフェ

 

「迷宮カフェ」

監督:帆根川 廣

2015年 日本映画 111分

キャスト:関 めぐみ

     市川由衣

     角田信朗

     藤原 薫

     大迫一平

 

群馬の山奥にある「訪れる客がいなくなるカフェ」

を取材するため、フリーのライター、榎木田が現地

へ向かう。マリコという女性が経営するカフェに通い、

その真相を探っていくが...。

 

<お勧め星>☆☆半 骨髄移植がメインテーマなら

別にミステリー仕立てにしなくてもいいのに。

 

 

<ネタバレ>

 

 

 

「明日いい天気だったら2人で一緒に死なない?」

と話す16歳のマリコとソラ。「死」を簡単に口にする

のは、その若さゆえでしょうか。そして次のシーンでは

ソラは電車が走って来る線路上に立っているのです。

 

迷宮カフェ

 

時は過ぎ、この題名通り群馬の山の中で訪れる客がいなく

なるというカフェ「キエザ・マジョーレ」についてその

噂の真偽を確かめるべく取材に行くフリーの記者、榎木田

が映ります。まるで「世にも奇妙な物語」のような始まり方

であり、『季節のメニュー』を注文し、バラの花を持って

いたら、オーナーのマリコが、客を2階に案内するなんて、

かなりミステリアス。2階に何があるんだろう。

 

迷宮カフェ

 

マリコはもちろん最初に制服姿で映ったマリコの成長した

姿でしょうね。ところがその「謎」が

*自殺志願者に骨髄バンクにドナー登録させ、適合者が

見つかり、骨髄移植をするまで生活の面倒を見て、その後

薬を渡す。

とあっという間にバラされると、あとはヒューマンドラマに

変わってしまうのです。骨髄移植の説明をするナースが吉井伶

というのも、この映画の本来の目的を物語るようです。

だったら敢えてミステリー風に仕立てなくてもよかったんじゃ

ないかなあ。

 

迷宮カフェ

 

筋肉命の松浦、オデコがコンプレックスのあすか、誰かを

殺したい衝動を持つ家族に捨てられた早川と、全く個性の

異なる人物の毎日を笑いと涙で描いていくと、なぜか

「感動ポルノ」という言葉を思い出してしまいます。

骨髄移植は、本当に必要だし、そのドナー登録推進は逼迫

したものですが、あくまでも押し付けられるものではない。

映画内でも松浦はドナーとなった後に、別居していた妻の

元に戻っていくし、マリコがドナーとなった後にしたかった

ことなんて、とっくの昔にわかっているのに、敢えて説明

シーンを組み込み、ソラの妹トワの登場で、その覚悟は消える。

そもそもソラは「弟ができる」と言っていたはず。あの情報は

間違っていたのかしら。

唯一驚かされたのは、自分と同じ考えの男が、自分のしようと

した無差別殺人を目の前で行った、という早川の話が、実は

自分のことで名前も速水だったということ。彼を連行しに来た

警官に

「刑務所に入っても骨髄移植はできますか?」

などと抜かし、

「100万人救っても奪った命は戻らない」

と言われ、泣き崩れる。当たり前だ。彼は家族がいたけれど

誰一人側にいなかった孤独な境遇なんだとあすかに言われても

全然心に響かず、獄中結婚する意味をわかりません。第一あすか

のオデコなんて全然おかしくないじゃん。

生きようとする人と自殺を志願する人を対比させて描いた映画

とはいえ、あのカフェでいなくなった人は実際にはいないし、

取材させた編集者の娘があすかなんて、出来過ぎた話です。

とにかくモヤモヤした内容の映画でした。

 

 

 

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悪魔は闇に蠢く

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悪魔は闇にうごめく

 

「悪魔は闇に蠢く」

原題:Manhole

監督:シン・ジェヨン

2014年 韓国映画 101分

キャスト:チョン・ギョンホ

     チョン・ユミ

     キム・セロン

     チェ・ドンムン

 

ソウル市内で失踪事件が相次ぐ中、姉ヨンソを

迎えに行った耳の不自由な妹スジョンも行方不明

となる。警察には相手にされず、ヨンソは独自に

捜索を開始するが...。

 

<お勧め星>☆☆ ああだるい。説明が不十分すぎる。

 

 

あまりにつまらないので当然ネタバレ

 

 

始まり方はとても怖いのです。パパと携帯で通話している

女子高生が、街灯の点滅している場所のマンホールに

スルっと引きずり込まれるのです。ギョギョギョ!ちなみに

この女子高生は殴られたり髪を切られたりしたあげく、

ラップでぐるぐる巻きにされた遺体で、父親に発見されます。

かわいそうに...。

そして主役の登場。ヨンソとスジョン姉妹は、両親を亡くし、

2人で仲良く暮らしているのですが、スジョンは耳が不自由

なのです。その原因が姉に関係しているかのような映像が

あったけれど、あまり説明もなく、姉ちゃんは妹の保護者と

して責任感を感じまくっています。

「夜は危ないから家で待っててね」

こんなに失踪事件が相次いでいるから当然の心配をするのに、

スジョンは

「もう家を出ちゃった」

なんてヘラヘラ笑いながらメールを送信。スジョン役の

キム・セロンちゃんが、いつの間にか女の子らしくなって、

ばっちり二重になっています。耳が不自由な設定に何か意味が

あるかと思ったけれど、最後まで特にそれは関係なかったみたい。

そして冒頭に姿を消した少女の父は元警官で今はタクシー運転手

ジョンホであり、マンホールの奥の奥のその下の方で、彼女が

いたぶられる姿が映ります。

 

悪魔は闇にうごめく

 

犯人役は結構イケメン。とにかく暗くジメジメしたシーンが続き、

あまりに映像が暗くて見えづらいので、リプレイすることが

しばしばです。劇場で見たら意味不明だったな。

当然のごとくスジョンもマンホールに引きずり込まれます。ここも

含めて、危険を感じたら明るい所へ逃げればいいのに、どいつも

こいつも、立ち止まってじーっとしてます。だから捕まるんだよ。

 

悪魔は闇にうごめく

 

そこからいつも通り無能な警察の存在は無視して、ヨンソ、

ジョンホ、そしてジョンホの警察時代の同僚で、今は謹慎中の

警官が、マンホール内に不信を抱き、潜入し、捜索開始。

 

悪魔は闇にうごめく

 

メインは姉ちゃんヨンソとジョンホVS犯人の戦いという構図です。

犯人は父が家族に火をつけ無理心中を図った過去を持つものの、

監視カメラやら地下道に張り巡らされた罠やら、マンホールを

使っての人の拉致をする意味がいまいちわかりません。疑似家族を

作りたいなら殺すこともないだろうに。それに同じ場所であれほど

人が失踪したら、絶対に警察が捜索するよね。

姉妹は再会できても、すぐにどちらかが捕まり、そしてまた2人で

逃走、また捕まるの繰り返しで、本当に飽きるったらありゃしない。

犯人の元に鎖につながれて拘束されていた、意思疎通の出来ない

少年はいったい誰?

ラストは犯人の暗視ゴーグルをつけ赤い目をした誰かが、地下を

歩いていくと、鎖が引きずられる音がします。ふふーん、それを

使いたかったのね。

 

 

 

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トランストリップ

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トランストリップ

 

「トランストリップ」

原題:Magic Magic

監督:セバスティアン・スィルバ

2013年 アメリカ=チリ映画 98分

キャスト:ジュノ・テンプル

     エミリー・ブラウニング

     マイケル・セラ

     カタリーナ・サンディノ・モレノ

 

休暇を過ごすため、サンディエゴの大学に通う従妹

サラの元を訪れたアリシアは、サラの恋人たちと彼の

別荘へ向かう。しかしサラは急用で引き返し、一人

残されたアリシアは、不眠のせいで幻覚や幻聴に悩ま

されるのだった。

 

<お勧め星>☆☆半 全編に漂う不気味な雰囲気と不快さは

極めて個性的な映画を感じさせます。

 

評価が真っ二つの映画で、駄作という人もいれば、スリル

満点だという人もいます。こういうdangerousな映画は絶対に

チャレンジしたいので早速鑑賞。

オープニングから設定が分かりづらいのですが、それは、まず

「言語」によるものです。サラとアリシアは従妹で、サラは

サンディエゴの大学に通っているようで、現地の恋人アグスティン、

そして彼の姉バルバラ、サラ用に用意されたと思しき、

アメリカ人で外交官の息子ブリンク達がみんなスペイン語で話す

のです。アリシアは英語しか分からないから、彼らが彼女のこと

を卑猥な言葉でからかってもちんぷんかんぷん。サラも従妹の

ために英語を使ってあげればいいのに、ついスペイン語で話すから、

アリシアの孤独が最初から感じられるのです。こんな僻地を初めて

の海外旅行に選ばなくてもいいのにねえ。

さらに向かう先のアグスティンの別荘がある地区はマプチェ族の

村で、これがまた全然分からない言葉を話すのです。その上サラは

大学の試験を受けなくてはならず、急きょサンディエゴに戻って

しまう。これは試験が理由じゃなかったみたいね。

別荘に到着するまでの道のりで、子犬を拾ったものの再び捨てたり、

到着した別荘は携帯の電波が届きません。完ぺきアウェーなアリシア

は必死で電波の届く丘まで上るけれど、サラとは十分会話ができず。

 

トランストリップ

 

アリシア以外はスペイン語で話して、彼女の孤独感を募らせるし、

狩猟に出かけて、残酷にも美しい鳥を射殺します。

 

トランストリップ

 

ブリンク役の俳優さんがゲイっぽかったけれど、実はアリシアの

相手用にアグスティンが連れてきたところを見るとそうではない

のかな。こいつが本当に不快なことばかりしでかします。

幻覚や幻聴に悩み、不眠に陥ったアリシアにバルバラが与えたのは

筋弛緩剤。もう帰ったらいいのにねえ。それでも眠れず、今度は

アグスティンが催眠療法を試すと、あっという間にアリシアは

トランス状態となり、エロい踊りをしたあげく、暖炉の炭を握って

手にやけどを負ってしまいます。5時間かかっても病院へ行こうよ。

いやもう帰ろうよ。

 

トランストリップ

 

アグスティン役の俳優さんが結構イケメンです。

どんどん奇行を繰り返すアリシアは、目の下に隈ができているし、

唇だってカッサカサ。それなのに、バルバラの素人療法やら、現地の

薬草を貼ったり、そのお茶を飲まして治療していくんです。

画面からも彼女がどんどん追い詰められていくのが感じられるん

ですよ。最終的に病院に行くかと思いきや、現地の呪術登場。

そんなもので治るかい!散々薬やら薬草やらへんてこりんなお茶を

飲んだあげく、上半身をあらわにさせられて呪術を受けたってもう

無理!

「魂は浄化された。あとは魂が戻るのを待て」

え〜!アリシアの息は止まっているよ。それでも呪術師の言いつけ通り

サラがアリシアの鼻の下を葉っぱでこすりつつ、病院へ向かう車でend。

とっても不気味な映画でしたね。そしてなかなかお目にかかれない展開

だったと思います。それほど嫌いではありません。

 

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クーデター

4

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クーデター

 

「クーデター」

原題:No Escape

監督:ジョン・エリック・ドゥードル

2015年 アメリカ映画 101分

キャスト:オーウェン・ウィルソン

     レイク・ベルス

     ターリング・ジェリンズ

     クレア・キア

     ピアース・ブロスナン

 

テキサスからアジアの棒国へ水道関係の仕事のため

赴任したジャック一家。しかし突然のクーデターに

巻き込まれ、ホテルは暴徒に襲撃され、一家はひたすら

逃亡を続けるが...。

 

<お勧め星>☆☆半 緊張感がある割には、時々イライラ

する無駄な人間ドラマやセリフがあります。

 

「10歩先を行く」が主人公ジャックのモットーらしい

けれど、どうもそれが実践されているとは思えません。

東南アジアの某国に赴任したアメリカ人のジャックは、

妻アニー、娘ルーシー、ビーズと共に飛行機で移動中。

お行儀の悪い娘に冒頭からイラつきます。こんな席の側に

座りたくないわね。

 

クーデター

 

そして空港に到着したものの迎えはおらず、ハモンドという

ジョシュ・ブローリン演じる旅慣れた男の車でホテルに向かう

わけです。あれ〜、ホテルの周りに軍隊が結集しているし、

部屋のテレビは映らない上、会社からの連絡は来ず、ネットも

携帯もつながりません。そう、この国では首相が暗殺され

クーデターが起きているのです。

序盤から思うのですが、娘ルーシーがとても足手まとい。勝手に

プールに行ったり、向こうのビルに飛び移れ、という父の指示

にも従えません。

 

クーデター

 

アメリカ映画なので、きっと子供の命を奪うことはないから、

そこは安心して見られます。さらにこの某国アジアの国の国民を

悪く描きすぎです。欧米人の権益のために途上国が利用され、

すべてを奪われていく民衆の怒りも理解できるのです。なのに、

まるで無学で貧しくて暴力的に一方的に描くのはどうかと思う。

 

クーデター

 

ホテルが攻め込まれ、救出に来たと思ったヘリからの攻撃で

次々に射殺されていく欧米人。一般人を無差別に殺している

大国は、これよりももっとすごい空爆をしているからね。

頼みの綱のアメリカ大使館は既に敵に焼き打ちに遭っている

のです。

4人で一緒に行動すればいいのに、なぜかジャックが銃を

奪いに行ったり、それを救うためにアニーが囮になったりと

無駄なシーンの連続は、緊張感を途切れさせます。家族の

ために、敵を殺害し、生き残りをかけ国境を越えようと川を

下る一家は、さて無事に生還できるのでしょうか。この時も

身を隠すために、現地の人にジャックは腕時計や靴を上げて

います。そこまで貧しいかもしれないけれど、ここはやや

気分が悪くなる。アジア人をバカにし過ぎているわ。 

終盤にハモンドの素性が分かるけれど、そんな簡単に民間人に

身分を明かしてもいいのね?ラストは特に感動しなかったです。

 

 

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