心霊ドクターと消された記憶

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JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

心霊ドクターと消された記憶

 

「心霊ドクターと消された記憶」

原題:Backtrack

監督:マイケル・ペトローニ

2015年 オーストラリア映画 90分

キャスト:エイドリアン・ブロディ

     サム・ニール

     ジョージ・シェブソワ

     ロビン・マクリービー

     クロエ・ベイリス

 

最愛の娘を事故で亡くし、失意から立ち直れないで

いるピーターとキャロル。ピーターはかつて指導を

受けたダンカンから紹介された患者の診察をしている。

ある晩1人の少女が訪れ「12787」と書いた文字を

残して姿を消すのだった...。

 

<お勧め星>☆☆半 全般的に眠い。サスペンスという

よりホラーの要素が強いかも。

 

いつも参考にするRotten Tometoesでは25%。でも

他のサイトでは結構な評価を得ています。映画自体の

雰囲気やエイドリアン・ブロディの演技は素晴らしいです。

 

心霊ドクターと消された記憶

 

〇見どころ

始まりから暗く、雨が降り、娘を亡くして立ち直れないで

いるピーターとキャロルの心の内をそのまま描いているようです。

 

心霊ドクターと消された記憶

 

心霊ドクターと消された記憶

 

ある晩突然訪れ謎の数字を残して、これまた突然姿を消す

少女。この現れ方や、念動力で物が動いたり、突然消える様は

もうホラー映画みたい。かつて助手を務めたダンカンの紹介する

患者は、みんなおかしな人ばかりだし、夢で見る絵や、いつも

バタバタ開閉する自宅のドアの蝶番がキーという音を立てるのも

とても不気味です。娘イーヴィから目を放したピーターは一体

何に気を取られていたのか。

 

心霊ドクターと消された記憶

 

幾度となく映る列車の姿が、彼に20年前のある事故を

思い出させるのですが、それが何なのかなかなかわからず

少しずつ見せていく手法は、まあ上手いといえるのかな。

 

●惜しいところ

とにかく単調な展開が続くので眠い。エイドリアン・ブロディの

泣きべそ顔を見飽きてくる。それと真相までがかなり強引な

ストーリーです。ラストはいいとしても、あれこれ突っ込むと

納得できないことばかりです。

 

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1944 独ソ・エストニア戦線

4

JUGEMテーマ:洋画

 

1944

 

「1944 独ソ・エストニア戦線」

原題:1944

監督:エルモ・ヌガネン

2015年 エストニア=フィンランド映画 99分

キャスト:クリスティアン・ウクスクラ

     カスパール・フェルベルク

     マイケン・シュミット

     ヘンリク・カルメット

 

第二次大戦末期、ドイツ親衛隊エストニア隊は、ソ連赤軍

の猛攻に遭っていた。そしてカールはソ連軍のエストニア人

ユーリによって射殺されてしまう。ユーリは、カールが持って

いた手紙を宛先の人物に届けるのだが...。

 

<お勧め星>☆☆☆☆ 地味な映画ですが、戦争の不条理さを

丁寧に描いています。

 

1939年独ソ不可侵条約が締結されていたのに、ナチスドイツは

1940年、ソ連に併合されていたエストニアを軍事占領します。

そして敗戦色の濃い1944年、ソ連赤軍がエストニアのドイツ軍に

攻撃をする。このエストニアはこの辺り。

 

1944

 

いわゆるバルト三国と呼ばれ、1991年にソ連から独立後、

EU、NATOにも加盟し、極めてIT関係に強い国になっています。

しかし第一次大戦時にはドイツ軍側として戦い、勲章をもらった

人々が、ソ連による併合後処刑されたり、第二次大戦では、

ナチス親衛隊軍、ソ連赤軍と、同じエストニア人でも分かれて戦った

経緯があったのです。

この映画の戦争シーンはCGは一切なく、本物の火薬を使って爆発

させたそうで、ドンパチ、ドッカーンに派手さはないものの、

リアルな恐怖を感じます。

 

1944

 

〇見どころ

ドイツ親衛隊エストニア隊と呼ばれながら、誰一人

「ハイル、ヒトラー」

と言いません。そこにはヒトラーのために戦う人間は誰も

いないのです。そして侵攻してくるソ連赤軍にとっては、彼らは

「敵」そのもので、互いを容赦なく攻撃するのです。何かいつも

手紙を書いているカールが主役かと思ったら、彼は赤軍のユーリに

よって射殺されます。このどちらもエストニア人なのです。

 

1944

 

1944

 

ユーリはカールの胸ポケットに入っていた例の手紙を宛先に

届けるとそこにいたのは美しいカールの姉。

 

1944

 

ユーリは彼女に心を惹かれるけれど、彼女から、カール以外の

家族はソ連赤軍’ヨギ’の指示で全員検挙されたことを聞くのです。

ユーリの名前は、ユーリ・ヨギ。彼は自らの罪の深さ実感し、

平時であったら彼女と普通に出会い、デートをしただろうと、

手紙を書くわけです。この姉をめぐる人々の決して重ならない

人生が、極めて短い時間に描かれていきます。エストニア人と

して生きたくても赤軍を裏切ることは、即強制収容所送りを意味し、

それは自分以外の家族の運命も左右するのは、「チャイルド44」

でも書かれていました。それが「ソ連の力」と口にする赤軍の大佐。

「戦争が人を殺した」というのは容易いけれど、罪なき人が罪を感じ、

罪深い人はそれを感じない、という姉の言葉は胸に刺さります。

映画内で前日にはドイツ親衛隊エストニア隊兵士に手料理をふるまった

農民夫婦が、翌日はソ連赤軍のエストニア人兵士に、何も気づかず

料理をふるまいます。そして、すべてを悟った時の表情が頭から

離れません。

 

●惜しいところ

特にありません。ここでの戦いを知らない人には是非見てほしいです。

 

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アナライザー

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JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

アナライザー

 

「アナライザー」

原題:Interrogation

監督:スティーブン・レイノルズ

2016年 アメリカ映画 87分

キャスト:アダム・コープランド

     C・J・”ラナ”・ペリー

     マイケル・ロジャース

 

FBIの優秀な捜査官ルーカスは、爆弾テロ犯の

取り調べを担当する。彼は次の爆破場所を知るために、

様々な方法で犯人に迫るが...。

 

<お勧め星>☆☆☆ ストーリーはさておき、ラストは

すっかり騙されましたー。

 

プロレス団体WWEが製作した映画なので、主役のFBI捜査官

ルーカス・ノーラン役は元プロレスラー、アダム・コープランド。

↓これが本当の姿。

 

アナライザー

 

この映画では、はち切れそうなシャツを素肌にまとってスーツを

着ている向かって左から2番目。

 

アナライザー

 

〇見どころ

ルーカスの生い立ちは恵まれず、彼の父の教育で視覚的記憶術を

磨いていたということが、途切れ途切れに映り、その記憶術を

駆使するとき、頭の中の図書館に入り込む映像は、なかなか面白い。

犯人の上を行こうと知恵を絞ると、さらに爆発は起こり、この

ノンストップ感は、結構好き。それとちょいちょい見られる

プロレス技も楽しいですよ。

 

●惜しいところ

FBIにも多くの捜査官がいるだろうに、ルーカスが独断で行動し、

勝手に犯人を連れ回しては、事件が起きる。そんなこと許される?

ストーリーはあまりにご都合主義です。

 

アナライザー

 

ラストのオチに気づかせないために、見る側に一切情報を

与えないという映画はこれっきりですね。次は違う話を作ろうね。

 

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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う

5

JUGEMテーマ:洋画

 

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う

 

「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」

原題:Demolition

監督:ジャン=マルク・ヴァレ

2015年 アメリカ映画 101分 PG12

キャスト:ジェイク・ギレンホール

     ナオミ・ワッツ

     クリス・クーパー

     ジューダ・ルイス

 

妻を事故で亡くしたデイビスは、自分が全く悲しんで

いないことに気づく。彼は義父の言葉を聞き、破壊から

再生していこうと考えるのだったが...。

 

<お勧め星>☆☆☆ 期待したほどではなかったけれど、

ラストには少しパワーが沸く映画です。

 

監督は「ダラス・バイヤーズ・クラブ」(2013)

「わたしに会うまでの1600キロ」(2014)の

ジャン=マルク・ヴァレ。どちらの映画の主人公もまとも

ではなかったから、今回も多分そうなんだろうと想像しつつ

試写会にて鑑賞。邦題が長いのはなぜだろう。ちなみに原題の

「Demolition」は破壊、崩壊、爆破などの意味。それは納得。

 

〇見どころ

「複製された男」(2013)「ナイトクローラー」(2014)

で怪演を見せたジェイク・ギレンホールが、主人公デイビスを演じ、

どう考えても周りに迷惑をかけている精神状態の悪い男がぴったり。

 

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う

 

彼の妻ジュリアが亡くなったことで心が壊れたのか、それとも

元々妻を愛していなかったのか、妻の父で会社の共同経営者

フィルに嫌われていたことが遠因なのか、そこは見る側が考える

しかありません。

 

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う

 

フィルに言われた「人の心を修理するのは、すべてを破壊し、

元の場所に戻すことが必要」を鵜呑みにして、そのまま行動に

移してしまうのです。

 

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う

 

ナオミ・ワッツ演じる自販機会社のカスタマーセンターの女性、

カレンもまた変な女で、デイビスのクレームの手紙に対し、深夜に

電話をかけてくるというありさま。変な人同士の組み合わせ。

ナオミ・ワッツのアバズレ感は「ヴィンセントが教えてくれたこと」

(2014)でも十分発揮されていました。

 

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う

 

さらにその子供クリスもまた学校で問題行動ばかり起こし、

f言葉ばかり話すんです。でも結構可愛い。これらの映像の中に

時折亡き妻ジュリアが張り込むのは、それがそのまま彼の頭の

中を描いているのでしょう。

 

●惜しいところ

予告編で映画のハイライトシーンを見てしまっているので、

そのシーンが現れてもほとんど驚かないんですよね。

 

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ファイナル・ガールズ

5

JUGEMテーマ:Horror

 

ファイナルガールズ

 

「ファイナル・ガールズ」

原題:The Final Girls

監督:トッド・ストラウス=シュルソン

2015年 アメリカ映画 91分

キャスト:タイッサ・ファーミガ

     マリン・アッカーマン

     アダム・ディバイン

     トーマス・ミドルディッチ

 

元スラッシャー映画女優だった母アマンダを事故で

亡くしたマックスは、3年後、友人の誘いでその母が

出演した映画鑑賞会に向かう。しかし上映中火災が起き、

アマンダたちはスクリーンの後ろに逃げ込むのだが、

なぜかそのまま映画の中に入ってしまうのだった。

 

<お勧め星>☆☆☆半 新感覚ホラー映画です。そして

そこに親子愛も描かれます。

 

「血まみれのキャンプ場」という20年前のスラッシャー

映画は、当時の定番、キャンプ、湖、エロく、グロくと

全てが懐かしい設定ばかりです。殺人鬼ビリーの経緯も

「バーニング」や「13日の金曜日」を彷彿とさせます。

股上の深いズボンや半ケツホットパンツ、ファラ・フォーセット

のような髪型...。いい時代だったなあ。

 

〇見どころ

亡き母が出演していたカルト的なスラッシャー映画の中

に入り込んだマックス役はタイッサ・ファーミガ。

「記憶探偵と鍵のかかった少女」(2013)の時より

少し大人の雰囲気になっています。

 

ファイナルガールズ

 

彼女を含めた5人が現実ではない映画の中に入ってしまったと

気づくのは、92分ごとに例の映画のオープニングシーンが

登場するからで、これは誰でもすぐに理解できるという優れもの。

そして5人のうち、母が演じたナンシーを救おうとマックスは

頑張るんですが、その姿はとても健気なんです。

 

ファイナルガールズ

 

この手の映画につきもののアホキャラ、ティナ、性欲の塊カート

(「ピッチ・パーフェクト」(2012)のアダム・ディバイン)

を放り込むから、恐怖より笑えるシーンの方が多いです。元映画の

ようなグロいシーンもほとんどないので安心して見られます。

 

ファイナルガールズ

 

登場する殺人鬼ビリーもすごくおかしいマスクをかぶって

います。

 

ファイナルガールズ

 

このナンシー役を母アマンダだと知っているのは、マックスの

方だけで、ナンシーの方は知らないのでそこは胸がきゅんとなる。

マックスは愛情と思い、ナンシーは友情と思うんです。

 

●惜しいところ

エンドロールの時流れるNGシーンは不要だな。

 

ラストまでよくできていました。ルービックキューブ、ファービー...。

どれも懐かしいですね。映画内でティナが、ヴィッキーのスマホを

カセットテープだと勘違いするのもおかしかった。まさかあれで

電話やメールができるなんて思いもよらないですよね。メール自体

知らなかったか。

 

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マーゴット・ウェディング

3

JUGEMテーマ:洋画

 

マーゴット・ウェディング

 

「マーゴット・ウェディング」

原題:Margot at the Wedding

監督:ノア・バームバック

2007年 アメリカ映画 92分

キャスト:ニコール・キッドマン

     ジェニファー・ジェイソン・リー

     ゼイン・パイス

     ジャック・ブラック

     ジョン・タートゥーロ

 

妹の結婚式に参列するため、息子と実家を訪れた

マーゴットは妹の婚約者マルコムにイラつく。夫と

別れる決心をしているマーゴットは、旧知のディック

と浮気を重ねるが、息子が隣家の子供に噛まれたりと

次々にトラブルが起こるのだった。

 

<お勧め星>☆☆半 登場人物が誰一人好きになれず

ウンザリしますが、大なり小なり家族ってこんな感じと

思ってしまいます。

 

ヒロインでニューヨークに住む40代の小説家マーゴット

役はニコール・キッドマン。きれいだし、聡明そうで、

自信に満ちた女性役がぴったり。

 

マーゴット・ウェディング

 

一方疎遠だった実妹ポーリン役は「ヘイトフル・エイト」

(2015)でぼっこぼっこにされたジェニファー・ジェイソン・リー。

この映画でも可愛いけれど、ドン臭くて、いちいち姉の癪に

障るイタい女を演じています。彼女は最初の結婚生活を姉が

小説の題材に赤裸々に使ったせいで、壊されてしまい、それが

原因で姉とは疎遠になっていたのです。でも不仲というわけでは

ないんです。女子同士の会話では大笑いするから、そこは不思議。

 

〇見どころ

妹の結婚式のため息子クロードと実家を訪れたマーゴットが

長姉の立場以上に、いつも人を押さえつけるように発言します。

本人は気づいていないけれど、自分には甘く、他人には厳しい

皮肉屋という酷い欠点を持っているとすぐにわかっちゃう。

ニコール・キッドマンが長身だから余計に似合うんだな。

彼女の攻撃の矛先は、妹の婚約者マルコムに向かい、散々こき

下ろします。

 

マーゴット・ウェディング

 

彼を演じるジャック・ブラックがまたダメダメ男を演じたら

天下一品だから、もう笑いを通り越して哀れになって来ます。

さらには不仲のお隣の家族に意見をし、ますます反感を買うし、

いとこの息子が発達障害だと決めつける。あっちでもこっちでも

トラブルばかり起こすんです。

 

マーゴット・ウェディング

 

マーゴットが別れを決意しているダンナとの間には子供が

2人いて、今回連れてきたクロードがまあできた子なんです。

もしかしたらダンナのジムは唯一いい性格の大人なのかも

しれません。ディックなんて調子のいい男とちゃっかり浮気を

する母に気づいていても、それはそれで納得しているらしい。

ディックの娘メイジーが淫乱で、それに誘惑されるマルコムやら、

秘密のはずのポーリンの妊娠を速攻皆に話すマーゴットやら、

ろくでもない一族、知り合いの中でも健気に耐えるいい子。

 

●惜しいところ

いくつものエピソードが丸投げのままで終わっているので、

その先はどうなったのか知りたくなってしまう。それとなぜに

ラストは全速力で走ったのか、それをクロードに自慢する

マーゴットの胸の内もわからなかったです。

 

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12hours DEA特殊部隊

5

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

12hours

 

「12hours DEA特殊部隊」

原題:Crossing Point

監督:ダニエル・ジリーリ

2016年 アメリカ映画 92分

キャスト:ショーン・ロック

     ルーク・ゴス

     パウリナ・ガイタン

     トム・サイズモア

     ジェイコブ・バルガス

 

マイケルは恋人オリビアと友人2人でメキシコで

バカンスを楽しんでいた。しかしオリビアが誘拐され、

彼は彼女の命と引き換えに、コカインの運び屋を

させられることになる...。

 

<お勧め星>☆☆半 いつ気づくかと思うけれど恋は

盲目。内容は普通。

 

この映画ですら描かれているじゃない。「」だけ

じゃなくて「トンネル」もあるって。口から唾飛ばして、

人を指さしながら、ガーガー喚いたところで、

増えるのは「敵」ばかりだよーん。

↑どーでもいいことを言ってしまった。

邦題にあるDEA特殊部隊の出現は、映画も終盤で、そこに

ちらりと映るのがルーク・ゴス。あれ?今いたよね?程度。

またトム・サイムズモアも、密入国の手引きをする油断

できない悪い男として出てきて、威勢のいいことを言った

割には、素人のマイケルの足を撃たれヒーヒー言うの。

 

12hours

 

〇見どころ

 

12hours

 

主人公のマイケルがぞっこんの交際して半年の恋人オリビアが

スタイル抜群です。マイケルが結婚を考えるのも頷ける。いや

スタイルや顔で結婚を決めるもんじゃない!(一応正論を言う)

 

●惜しいところ

オリビアが誘拐され、コカインを運搬することで彼女が解放される

と言われると、めっちゃ怪しげにバックパックを運ぶマイケル。

ここに入ってますよ、大量の麻薬がー!と言って歩いているような

ものです。それと一緒に来た友人のアホ2人、麻薬ディーラー摘発を

目指すティファナ警察が、切れ切れに映るので、話に集中できません。

最も惜しいのは、オリビアについて早々に見る側に真相がわかること。

ここは最後にバラした方が楽しいと思う。

 

12hours

 

マイケルは本当にお人好しで、人を疑わないトンマだけど、やれば

できる子なんです。だからきっとこれからメキシコででも生きて

いけると確信しました。ガソリンをかけたマイケルに「マイケル〜」

とライターを持って近づくシーンはホラーみたいだったな。

 

 

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DEMON デーモン

5

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

demon

 

「DEMON デーモン」

原題:On the Me/Blackway

監督:ダニエル・アルフレッド

2015年 アメリカ映画 91分

キャスト:アンソニー・ホプキンス

     ジュリア・スタイルズ

     レイ・リオッタ

     アレクサンダー・ルドウィグ

 

実母が亡くなり、実家を相続したリリアンは、

故郷の田舎町で暮らし始める。しかし勤務先の

バーの客に絡まれてから、彼の執拗な嫌がらせを

受けてしまう。彼はブラックウェイと言い、

保安官も恐れる人物だったのだ。

 

<お勧め星>☆☆☆ 思ったほど悪くない内容です。

ラストも気分がいい。

 

アメリカの貧しい田舎町に漂う寂寥感や閉塞感は

「ファーナス 訣別の朝」(2013)

「ウィンターズ・ボーン」(2010)「グランド・ジョー」

(2013)など有名な映画以外でも数多く描かれています。

そこに巣食う「悪」は、極めてつながりの強い、小さな

コミュニティーだからこそ、巨大な力を持つわけで、銃、

ドラッグが絡むと、まさに「死」と隣り合わせの恐怖を感じて

しまうのです。

 

〇見どころ

ヒロイン、リリアン役は「ボーンシリーズ」のニッキーこと

ジュリア・スタイルズ。一目で彼女と気が付く特徴のある

顔立ちです。

 

demon

 

そして彼女を執拗に追いまわし、嫌がらせをする超悪い男

ブラックウェイ役は、レイ・リオッタ。もうぴったりなんだから。

日本で言うと時代劇で、登場した途端に「こいつ悪い」と

思ってしまう悪代官のような感じ。

そして保安官すら見捨てたリリアンに唯一助け舟を出すのが、

妻に出て行かれ、娘をドラッグで亡くしたレスター。

 

DEMON

 

いやいやあんたも結構悪人顔だよ。と思うけれど、この映画では

名前が「レクター」ではないので、人を食べませんよ。

(もうー、まぎらわしい名前)レスターの子分のような若者ネイトは、

言葉がもつれるせいか、ホームスクールで、友人もいないみたい。

この勝てそうにないトリオで、ブラックウェイに立ち向かうのです。

ブラックウェイの居所を捜すのも一苦労なら、怖い会計士マードック

の反撃に遭ったりして、危機一髪のシーンは何度も出てきます。

特に終盤の人里離れた森の中での素早い展開はスリルがあります。

 

demon

 

●惜しいところ

どれだけブラックウェイが怖いのかと思ったら、結構あっけなかった。

でも片田舎で威張り散らしている輩の実力はあんなもんだろうね。

井の中の蛙そのものです。

 

ラストに希望に満ちて微笑みあうネイトとリリアンの顔は、ズタボロ

だけれどすごく生き生きしています。それに引き換え、全てに決着を

つけたはずのレスターは、呆けたような顔で、窓から外を見ている

のです。「悪」を駆逐したところで、彼が失ったものは何も戻らない

という喪失感を表すようでした。

 

 

 

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完全なるチェックメイト

3

JUGEMテーマ:洋画

 

完全なるチェックメイト

 

「完全なるチェックメイト」

原題:Pawn Sacrifice

監督:エドワード・ズウィック

2015年 アメリカ映画 115分

キャスト:トビー・マクガイア

     リーブ・シュレイバー

     ピーター・サースガード

     マイケル・スタールバーグ

     リリー・レーブ

     ソフィー・ネリッセ

 

アメリカ人の天才チェスプレイヤー、ボビーは

現世界チャンピオンで、ソ連人のスパスキーとの

対局を願っていたが、時は冷戦時代。米ソの対立は

チェスの世界にもおよび、ボビーの精神は異常を

きたしていく...。

 

<お勧め星>☆☆☆☆ チェスについては全然わから

ないけれど、狂気に満ちたボビーの勝利への執念は

感じました。

 

ボビー・フィッシャー役は「とらわれて夏」(2013)

「華麗なるギャツビー」(2013)のトビー・マクガイア。

子役出身のせいか年齢の割に童顔で、リラックスした姿は

可愛いという感じです。でもこの映画では、そんな姿は全然

見られません。

 

完全なるチェックメイト

 

一方ソ連人プレーヤー、ボリス・スパンスキー役は

「スポットライト 世紀のスクープ」(2015)で

編集長を演じたリーヴ・シュレイバー。

 

完全なるチェックメイト

 

両親ともに様々な国の血をひいているけれど、出身はアメリカ、

サンフランシスコだそうで、彼のロシア語が上手いのか全く

分かりませんが、映画内ではロシア語を話しています。彼は

ナオミ・ワッツと事実婚状態で2人の息子もいるそうです。

 

様々な移民の国がアメリカなのだよ。

 

〇見どころ

少年時代のボビーが共産党員の母親を持ったために、赤狩りに怯え、

常に監視の目を恐れていた。これがその後のボビーの精神状態に

多少なりとも影響を与えていたのかもしれません。ただチェスの

腕前は群を抜いており、彼は「ドロー」は許さないのです。

「静寂」が欲しいと、母親と恋人を追い出す時には、もうチェスの

世界にとりこまれ、狂気に満ちた表情を浮かべ始めます。

成年してからのボビーを演じるトビー・マクガイアが、この姿を熱演。

スパスキーとの対局を迎える前での、彼の被害妄想、強迫神経症ぶりは、

実の姉だけが心底心配するのです。チェスがそこまで神経をすり減らす

のかと、チェスの駒の名前すら知らない私は驚きます。

 

完全なるチェックメイト

 

●惜しいところ

結構好きな映画なんですが、序盤の30分位はすごく眠い。そこを

乗り越えると映画の中に入り込めます。

 

「理論と記憶」が勝負の決め手と語ったボビーのその後の人生が

実際の映像で流れ、天才と狂気は紙一重だと実感させられるのです。

 

完全なるチェックメイト

 

幼少期のボビーの姉ジョーン役で「やさしい本泥棒」(2013)の

ヒロイン、リーゼを演じたソフィー・ネリッセが出演しているのも

見もの。これからどんどん映画に出てほしい美人さんです。

 

 

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ザ・ブリザード

2

JUGEMテーマ:洋画

 

ザ・ブリザード

 

「ザ・ブリザード」

原題:The Finest Hours

監督:クレイグ・ギレスピー

2016年 アメリカ映画 118分

キャスト:クリス・パイン

     ケイシー・アフレック

     エリック・バナ

     ホリディ・グレインジャー

     ベン・フォスター

 

沿岸警備隊員、バーニーは、上司に婚約を報告する日、

大嵐で大破したタンカーの乗組員を救出に向かう任務を

与えられる。しかし沖には砂州と呼ぶ難所があり、彼ら

の船は荒波にのまれていく...。

 

<お勧め星>☆☆☆ 劇場3D鑑賞ならば迫力があった

ことでしょう。ストーリーは普通。

 

1952年に起きたペンドルトン号T2タンカーの乗員を

救出したアメリカ沿岸警備隊4人の実話をベースに

描かれています。強いリーダーシップが、正しい道へ

人々を導いていく、というお手本のような作りになって

いて「いいお話」という感じです。

 

〇見どころ

VFXを駆使した嵐波にもまれる船の映像が、本当に船酔い

をしそうになります。

 

ザ・ブリザード

 

ペンドルトン号内のアウトロー、シーバート役の

ケイシー・アフレックと、前年に救出に失敗し、トラウマを

抱えている沿岸警備隊、甲板手バーニー役のクリス・パインが

それぞれとてもいい味を出しています。

 

ザ・ブリザード

 

ザ・ブリザード

 

たった4人でまるでプレジャーボートのような船で救助に

向かう沿岸警備隊。羅針盤を失った後に、目的のタンカーに

到達し、32名も救出し、ちゃんと陸まで戻ってきた時には

やはり感動します。

 

●惜しいところ

実際はどうかわからないけれど、バーニーに逆プロポーズし、

男の職場である沿岸警備隊の支局まで押しかけるミリアムには

好印象が持てません。

 

ザ・ブリザード

 

それと救助に向かうまでの苦闘に比べ、32名乗せた船が

戻るまでがあまりに簡略に描かれ過ぎです。嵐が止んだとはいえ、

羅針盤もない乗員オーバーの小さな船が、無事に例の砂州を

超えたのがあっけないし、最後の感動のシーンが長すぎました。

 

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